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2024年03月04日

ボディ側アンカーの補修方法 につきまして。

ボディ側アンカーの補修方法 をご案内申し上げます。

アイズ-ブロッカーのショックコード(ゴム紐)は、ボディ側アンカーの紐部分に固定されている状態です。
(下画像では、ウェザーストリップモール’(ゴムクッション材)を外した状態で撮影しています)


タープ布が強く押される(あるいは引っ張る)ようなことがあると、内臓されているショックコード(ゴム紐)が伸び切ってしまいます。
伸び切ってしまったあとは、ボディ側あるいはドア側のアンカー部分に直接の力が働くこととなり、ボディ側アンカーループ紐が切れてしまったり爪付きクリップが抜けたりの支障につながることがあります。
(下画像では、ループ紐が切れてしまった状態です)


そんな場合には、強めの糸を使うことで補修が可能です。


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補修方法のご案内です。

1)まず、ボディ側アンカーを固定している爪付きクリップ を抜き出して、ボディ側アンカーを外してしまいます。


2)画像のような 釣り糸など(PEラインですと十分な強度があります。100均ショップでも販売されています)を 輪っか状態を作ります。


3)輪っか状にした釣り糸を、爪付きクリップを再利用して固定します。



4)下画像のように、輪っか部分に ショックコード端部のフックをつないで、タープ布を元どうりに接合していただければ補修完了です。




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ショックコードがタープ布の中に入ってしまっている場合は、一度引き出してから、ゴム通しなどを使って タープ布の中に入れ直す必要があります。ショックコードを 通し直す作業は、下記のブログを参考にして下さい。
https://aizurv2.hamazo.tv/e9265016.html
ショックコードを通し直す作業では、ゴム通しのようなものが必要なのですが、下記のブログにありますように 色々なもので代用できます。
https://aizurv2.hamazo.tv/e9263942.html

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なお、ボディ側アンカーは、


下記のサポート商品販売ページでも ご購入いただけます。
https://www.aizu-rv.co.jp/aizufr/haab#support_goods
●ボディ側アンカー(2個)セット <送料無料>   商品価格550円(税込)  












Posted by AIZU at 12:46

2024年01月06日

ゴム(ショックコード】が切れてしまった場合の 補修方法です。

「ゴム(タープ布の中に内臓されているショックコード) が切れてしまった」  と ご報告くださる方がの多くの場合では、  ゴム自体が切れたのではなく
①ボディ側アンカーのループ紐が切れてしまっている場合 (タープ布を展開していて 大きな力が加わった際には、たいていは このループ紐部分が切れる仕様になっています)
あるいは
②ショックコード端部のフックが ショックコードから外れてしまっている場合
がほとんどです。
それぞれの場合の補修方法を ご案内申し上げます。
なお、正常な状態は下画像のように、 ボディ側アンカーのループ紐に ショックコードの端部についている金属製のフックがつながっている状態です。


アイズ-ブロッカー各部の名称につきましては、 装着ブログの 「各部の名称」 (ページ内の 上から4番目のイラスト図)を参考にしてください。
ハイエースの装着ブログは こちらですが、 https://aizurv2.hamazo.tv/e9683053.html  他の車種につきましては、該当する車種ごとの装着ブログをご覧ください。
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①ボディ側アンカーのループ紐が切れてしまっている場合
ループ紐に代えて 強めの釣糸などを結んでいただくことで、ボディ側アンカー と ショックコードを つなげることが出来ます。
釣糸は、 PEライン  がしなやかで結び易く 扱いやすいです。https://amzn.to/3MWOAsP 
100均ショップにもあります。 15KG以上の引張強度がある方がよろしいので、 1.5号ラインの場合には、 2重にして使われる方がベターです。
PEラインは少し滑りますので、結び目には瞬間接着剤で固めておく方法がよろしいかと存じます。 

1)ます、PEラインなどで 指3本くらいの大きさのループを作っておきます。


2)作ったループを 下画像のように、ボディ側アンカーに 「ひばり結び(カウ・ヒッチ)」します。


3)ループをアンカーの後ろ側から出した状態でシッカリと締め込んでおき、ループにフックを繋げます。


なお、  抜け出てしまっている ショックコードを 通し直す作業は、下記のブログを参考にして下さい。
https://aizurv2.hamazo.tv/e9265016.html
ショックコードを通し直す作業では、ゴム通しのようなものが必要なのですが、下記のブログにありますように 色々なもので代用できます。
https://aizurv2.hamazo.tv/e9263942.html


②ショックコード端部のフックが ショックコードから外れてしまっている場合
1)まず、バックドア側のアンカーとショックコードとを切り離しておきます。


2)フックが外れてしまっているショックコード端部に PEラインなどを巻き付けてから瞬間接着剤を浸み込ませておきます。


3)巻き付けたPEラインを ボディ側アンカーのループ紐につなげて結びます。



4)外してあったバックドア側のアンカーとショックコードとを つなげます。


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たいていは ユーザー様ご自身で、100均ショップにもあるPEラインなどを使って 上述の方法で 補修されている場合が多いですが、補修部品の「ボディ側アンカー」が ご入用でしたら  下記ページにて ご購入いただけます。
 https://www.aizu-rv.co.jp/aizufr/haab#support_goods
ページの中ほどにありますところの、 ボディ側アンカー【小】(2個)セット<送料無料>  商品価格550円(税込)  です。


3、ショックコード と アンカーのワイヤー部分とをつないでいるフックが ショックコード端部から外れてしまった  場合について。
 
また、交換用の ショックコード自体(ゴム紐の両端に接続用フックが付いているものを用意いたします)をお送りすることもできます。
サポート商品販売ページにて ご購入いただけます。  https://www.aizu-rv.co.jp/aizufr/haab 

抜け出てしまっている ショックコードを 通し直す作業は、下記のブログを参考にして下さい。
https://aizurv2.hamazo.tv/e9265016.html
ショックコードを通し直す作業では、ゴム通しのようなものが必要なのですが、下記のブログにありますように 色々なもので代用できます。
https://aizurv2.hamazo.tv/e9263942.html

ショックコードの関連する不具合のほとんどは、前述の 1、や 2、や 3、です。 
たいていは ユーザー様ご自身で、100均ショップにもあるPEラインなどを使って 上述の方法で 補修されている場合が多いですが、弊社からの 補修部品が ご入用のようでしたら お申しつけください。たいていは 翌営業日に お送りできます。


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アイズ-ブロッカーは、 発売開始してから 2年ほど過ぎたあたりから、「ボディ側アンカーが 切れてしまった」「ゴムが切れてしまった」 のお申し出が増えました。
アイズブロッカーは、5m/秒 ほどの風にも 大丈夫ですが、
https://www.aizu-rv.co.jp/aizufr/reviewdetail/1014
タープ布が強く押される(あるいは引っ張る)ようなことがあると、内臓されているショックコード(ゴム紐)が伸び切ってしまいます。
伸びで追随できないほどになると、ボディ側あるいはドア側のアンカー部分に 直接の力が働くこととなり、ループ紐が切れたり アンカーが抜けたりの支障につながることがあります。ご注意いただければと存じます。
 夜の暗さの中で、タープ布の存在に気づかれない方がタープ布に衝突(?)してしまって、( ユーザー様以外の場合が多いです。弊社スタッフも よくやります・・・ )ショックコードの不具合につながったりもします。夜中でもタープ布の存在に気づけるように、ショックコード(ゴム紐)部分に、蓄光性の目印 や https://onl.tw/uWC46QG、小さな ランタン https://onl.tw/EGdALBv などを吊り下げることをされているユーザー様もいらっしゃいます。

Posted by AIZU at 16:47

2023年06月01日

E26 / NV350キャラバン スーパーロング 標準/ワイド 【ハイルーフ車用】 アイズ-ブロッカーの 取付説明書

E26/NV350キャラバン スーパーロング 標準 / ワイド 【ハイルーフ車用】 アイズ-ブロッカー取付説明書
(特許第6862023)
2023年6月1日以降に生産した製品用




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【必要工具類】



①:テッシュ
②:ハサミ
③:メジャー 
④:ハンマーの類(フツーのトンカチでokです)
⑤:パーツクリーナーの類(脱脂処理に使用します。ベンジンなどの石油系溶剤がお勧めです。シンナーなどの溶剤は塗装面を痛めます)
⑥:ドライヤー(寒冷時や多湿の場合に使用)

※先の細いプライヤーやペンチの類
※水性ペン
※踏み台
があると便利です。 

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【商品内容】を ご確認ください。






①:アイズ-ブロッカー本体タープ布:左右2枚(ショックコード付き)
※運転席側のタープ布には、緑色の「Aizuのタグ」が縫い付けています。助手席側にはタグはありません。
※ショックコードの片側には、補助アンカー(布テープタイプ)が付いています。

②:バックドア側ホールドテープ:2本
③:バックドア側アンカー(貼付タイプ):2個 
④:脱脂確認用 ためし貼りテープ:2枚
⑤:バックドア側ホールドテープ用プライマー液:1 個+シート:1 袋(最新仕様は袋無し)  
⑥:ボディー側ホールドテープ
  長いテープ:2本(ボディー上側に使用)
  短いテープ:2本(ボディー下側に使用・切り込み付き)
⑦:ボディー側ホールドテープ固定用 爪付きクリップ :12個
⑧:ボディー側アンカー
  紐付きの短いテープ状のもの:2個 + 爪付きクリップ 小2個付き
⑨:ロープ(バックドアを半開き状態にしておく場合に使ってください)

以上、9点です。


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【各部の名称】です。



【作業時間】
作業自体は約1時間ほどですが、粘着材貼付け後に最低1時間(できれば3時間)以上、養生時間をおいてください。

【作業環境について】
粘着材貼付け作業には、気温が20℃以上、乾燥した状況下が望ましいです。寒冷時や雨天等の多湿時等は、ドライヤー(家庭用のものでOKです)を使用しながら作業をしてください。
気温が15℃以下の気温下では、十分な貼り付け強度が実現しない可能性があります。
家庭用のヘアードライヤーでOKですので、粘着面と貼り付け面との両方を40℃くらいに温めながらの作業をお勧めします。ヘアードライヤーなどが使えない作業環境の場合には、 車のリヤヒーターを稼働させて、バックドアの貼り付け面をできるだけ温めておき、テープ自体も温めた状態にしておいてからの貼り付け作業が よろしいかと存じます。
【装着作業の流れ】

■1.バックドアの脱脂とプライマー塗布を行う
スクラッチシールド塗装車など、※場合によっては磨き落とし処理が必要です


■2.バックドアにアンカー(貼付タイプ)とホールドテープを貼り付ける



 
■3.ボディーにアンカーとホールドテープを装着する。



※次のタープ布を取り付ける前に、最低1時間(できれば3時間)以上、養生時間をおいてください。養生中に粘着材の接着力が増します。

■4.タープ布を取り付ける。


 
■5.タープ布の貼り具合を調整して、ドアの閉まり具合を確認する。


このブログや取付け説明書を、最後までお読みいただいたうえで作業を開始してください。


以下、取り付けの詳細手順です。
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重要!!

▼作業時の温度・湿度について
気温が20℃以上あり、乾燥した状況下での作業が望ましいです。

寒冷時や多湿時等は、ドライヤー(家庭用のものでOKです)を使用してください。
↓↓
ドライヤーを使い、貼り付ける箇所とテープの粘着面を温めながら(50℃程度)貼り付けることで、強力に貼り付けることができます。
雨天時はどうしても、貼り付け面が湿ってしまいます。ドライヤーを使用できない場合は、晴れた日に作業を行ってください。
寒冷時にドライヤーをお使いになれない環境の場合には、バックドアを閉めた状態で車のヒーターを稼働させて、バックドアの表面温度が、できれば20℃以上になっている状態にしてから 作業されることをお勧めします。 


▼使用している粘着テープについて
ホールドテープの粘着材は、高性能な粘着テープですが、その性能を発揮させるには、

・接着する面へのしっかりとした脱脂
・十分な加圧(5kgf/㎠) → 強い指圧をするくらいの押し付け力
・十分な養生時間

が必要です。

スリーエムジャパン株式会社様が公開している
「3M VHB 接着マニュアル」
をできればご一読ください。



1.バックドアの、アンカーやホールドテープの貼り付ける面をしっかりと脱脂処理する

ウェザーストリップモールがバックドア側に当たる部分の内側にホールドテープとアンカー(貼付タイプ)を貼り付けますので、それらを貼り付ける場所の周辺を広めにしっかりと脱脂処理してください。
(ウェザーストリップモールについては、上で記載した【各部名称】や 4-1.ウェザーストリップモールの取り外し を参照ください)

脱脂処理する場所は下画像の赤で記したあたりです。








1-1.脱脂処理をする
貼り付ける部分に、カーワックスの成分などが残っていると、粘着材はしっかりと貼りつきません。パーツクリーナーやベンジンなどを使って、しっかりと脱脂処理してください。
バックドアの左右とも脱脂処理をしてください。

なお、2021年11月のビッグマイナーチェンジ以降に追加された、スクラッチシールド塗装が施工されている場合、粘着強度が発揮できませんので、研磨スポンジなどで貼り付け面を磨いていただく事をおススメいたします。








脱脂作業のコツ
※ パーツクリーナーなどで濡らしながら、ティッシュで ”磨くイメージ” で拭く。
(1枚の布で前端だけ溶剤を含ませ、後半分は乾いた状態で、一方向に拭くのは良い方法です。)

※ 拭き取り方は一方向とし、往復や丸く拭かない。

※ 拭き取る紙や布は汚れの無い物を使用し、常に新しい面で拭う拭う。(汚れた面で拭くと、汚れをただのばしているだけになってしまします。)


ご注意下さい
ボディコーティングがされている場合
粘着材を貼り付ける部分に 「ボディコーティング処理」がなされていると、上述の脱脂処理では不十分で、粘着材がしっかりと貼り付きません。最近の洗車用シャンプーの中には、ワックス成分やコーティング成分が配合されていて、汚れを落とすのと同時にボディに艶を出してくれる製品があります。ドアの内側にワックス成分やコーティング成分が残っている場合には、表面の被膜を磨き落とす必要があります。1200~1500番くらいの耐水ペーパーや研磨スポンジ(キッチンなどで使うメラニンスポンジでも研磨できます)を使えば磨き落とせます。貼り付け面だけを磨き落とせるように、貼り付け面以外の箇所をマスキング処理をしてから磨き作業をされることをお勧めします。

※スクラッチシールド塗装車の場合
下画像では スクラッチシールド塗装車に、ガムテープでマスキングをしておいて、研磨スポンジ(3M マイクロファイン)で 貼り付け面を 軽く磨いています。

 
各種のクリーナーを使って作業する場合 
ガラスクリーナーやプラスチッククリーナーなどには、汚れを落とす成分の他に、汚れが再度付着することを防止する成分が含まれている場合が多いです。この汚れ付着防止成分(シリコンやワックス等)が表面に残っていると粘着材がしっかりと貼り付いてくれません。また 汚れ付着防止成分(シリコンやワックスなど)が残っている部分に一度貼り付けてしまいますと、汚れ付着防止成分が粘着材側にも移行しますので、再使用することができません。新しい粘着テープを使う必要があります。各種のクリーナーなどを使って作業をされた場合には 汚れ付着防止成分が表面に残らないよう、クリーナーを使用後に入念な脱脂処理してください。


1-2.脱脂状態を確認する
脱脂作業が終りましたら、ホールドテープを貼る前に脱脂が十分にできているかの確認をしてください。脱脂作業をした箇所に、テストピース(小さな試し貼りテープ)を貼ってみてください。

▼貼った上から強く指圧をするくらいの力で数秒間加圧してください。 


5分ほど経過させたのち剥がそうとしてみてください。

▼ガムテープを貼ったときのように、剥がすのに抵抗感があるようでしたらOKです。 


▼さほどの抵抗感なく剥がれてくるようですと、脱脂が十分にできていませんので、再度脱脂作業を行ってください。


2. 貼り付け面にプライマー処理をする
付属のプライマーを、貼りつけ部周辺に必ず塗ってください。
プライマーによる下地処理をすることで、テープをより強固に接着させることができます。

小さく折りたたんだテッシュ(3~4cm四方)に 小瓶に入っているプライマー液を浸みこませながら、


脱脂済みの貼り付け面を拭くようにして プライマー液を塗布します。






プライマー液は十分な量が入っていますが少量ですので こぼさないようにご注意ください。

続けて反対側(助手席側)にもプライマーを塗ってください。


ドアの左右を続けて作業し、10分ほど乾燥させたのちに次の「手順3」へ進んでください。

3.バックドア側ホールドテープを貼り付ける
作業の前準備として、ホールドテープやアンカーを貼り付ける位置を今一度ご確認ください。なお 以下の画像やイラストは 運転席側の装着例となります。
ホールドテープの貼り直しはできませんのでご注意ください。


3-1.バックドア側アンカーを貼り付ける
まず、バックドア下部に、アンカーを貼り付けます。
この部分だけでもドライヤーで、貼り付け面と粘着材の両方を十分に暖めながら貼り付けるようにしてください。
貼り付け位置は、下の図を参考にしてください。位置は厳密でなくとも、おおむね画像と同じような位置でかまいません。
下画像は全て運転席側です。助手席側も同様に貼ってください。

下画像の「× 印」をつけたあたりを向く角度にアンカーを傾けて貼ります。



真ん中にある、ループが車内側になるようにします。
(キャラバンではループは使用しません。)


貼り付けた後で、空気を抜くようにシッカリと圧着させてください。指圧をするイメージです。
バックドアの凸凹に沿うように貼り付けてください。


失敗してしまった場合の対処方法
貼り付け後、数秒~数十秒経過すると まともには剥がせません。

 
※貼り直しをする場合、貼り付けたテープはとても強力に接着されていて剥がしとるにも大変ですが、石油系溶剤を用いると剥がしやすいです。下記blogを参考にしてください。
https://aizurv2.hamazo.tv/e9665705.html
※補修用部材も用意しています。左右2枚で660円(送料・税込み)です。
https://www.aizu-rv.co.jp/aizufr/abdetail/336
※アンカーを貼り付ける方法に代えて、鉄板にビス止めする方法もあります。タープ布を接合後に ビス止めをしている画像です。




ドリルビスを充電ドライバーで取り付けます。ドリルビス(ドリルネジ、ピアスビス)は、100均でも販売されていたりもします。
穴あけ後にビスはステンレス製に替えた方がベターです。
(引用元)
https://ruru-syu.com/daiso-screw
⑮ドリルネジセット 110円(税込) 




3-2.バックドア側ホールドテープを貼り付ける
ホールドテープは、ウェザーストリップモールがバックドア側に当たる部分の内側に貼り付けます。※手順1をご参照下さい。
テープも貼り直しはできません、ほぼ一発勝負ですので貼り付け作業の前準備として、テープを貼り付ける位置を 今一度確認したうえで貼り始めてください。

貼り付けてから、数秒経過すると まともには剥がせませんので ご注意ください もし、貼り直しをせざるを得ない場合には、元の粘着材は、使えない状態になっているかと思います。その場合は、いったん使えない状態部分の粘着材をはがし取っていただき(石油系溶剤を用いると剥がしやすいです)市販の両面テープ(高耐熱仕様のテープが少量で販売されています)を貼り直してから 再貼り付けていただくか、補修用のテープを販売しております。(左右2本で1430円 です) https://www.aizu-rv.co.jp/aizufr/abdetail/336

作業のポイント
寒い日や、雨の日には ドライヤーを使いながらの作業をお勧めします。貼り付け面と粘着材の両方を温めながら(40~50℃)貼り付けていきます。






ホールドテープは、アンカーのすぐそばから貼り始めます。曲線部分はシワ(ひだ)になっても問題ありません。(テープの上にタープ布が接合されるのでシワは隠れます)

テープの貼り始めは、3-1 で貼りつけたアンカーの車内側の方(下イラスト・画像を参照ください)に続けて貼っていきます。
※テープの端同士が、ピッタリくっついてなくても構いません


テープの貼りはじめ位置にご注意ください↓


プレスラインの内側を 貼り進めていきます。


テープの長さ分、全部を貼ってください。あとから 余った部分をハサミで切り落とすこともできます。なお、切らずにそのまま残しても機能的には問題ありません。


貼り終えた全体図です↓


3-3 十分に加圧する
上から しっかりとテープを押し付けてください。
「貼り付けたテープが剥がれてきてしまった・・・」 の原因には、この加圧が 不十分だった ことによる場合が 少なくありません。業者さんでも、「貼り付けて おしまい」 にしてしまう場合もあります・・・粘着テープは「感圧接着剤」とも呼ばれていて、圧力を加えないと 十分な接着力(粘着力)を発揮しません。高性能なテープほど しっかりと圧力を加える必要があります。テープの上から 1㎝ごとに 指圧をするつもりで加圧していってください。特に アンカーと、ホールドテープの一番下側のアンカー付近と、一番上側の端部付近は、入念に押し付けてください。



繰り返しになりますが、「テープを単に貼っただけでは、剥がれてきてしまいます。しっかりと押し付けてください」

助手席側にも、同様の手順でバックドア側ホールドテープを貼り付けてください。

4.ボディー側アンカーを取り付ける



※作業前中に、リアスカッフプレートやホールドテープが付け外ししずらい場合は、リアの床プレートを、一時的に緩めて浮かせるなど工夫してみてください。



4-1.ウェザーストリップモールの取り外し
まず、ウェザーストリップモールを後方に引き出して外します。


下部はこの辺りから


上部はこの辺りまで外しておきます。


4-2.取り付け位置の確認
次に、車体中央を基準に ボディー側アンカーを取り付けます。ワイド幅のお車はドアロック金具の中央から爪付きクリップの内側までが68cmあたりに、標準幅のお車は61cmあたりに取り付けます。



↓ ちょうど鉄板の重なり枚数が2枚の部分にアンカーを取り付けます。(3枚ではなく重なりの薄い方)※画像はワイド幅のものです。




アンカー(ループ紐の付いた短いテープ)を、「爪付きクリップ」を使って鉄板に固定します。テープの端と鉄板の端を合わせるようにします。


先に、テープを「爪付きクリップ」に差し込んでから
この時アンカーの端を、鉄板3枚側へ5ミリほどはみ出させて固定してください↓


4-3.アンカーの打ち込み
ハンマーを使って奥までしっかりと打ち込みます。引っ張っても抜けてこなければOKです。


隙間の狭い方(薄い鉄板用)の「爪付きクリップ」だと狭すぎる場合には、付属させている広い方(厚い鉄板用)のクリップをお使いください。広い方だと広すぎる・・・といった場合では、広い方のクリップの隙間をペンチで狭めてから装着する方法をお試しください。また、床を架装されているお車の場合などでは上記以外の方法(ビス止めなど)で、ボディー側アンカーを設けるのが望ましい場合もあります。お車の状態に合わせて、適宜 ご判断ください。その場合のアンカー位置にありましても、車体中央からおおむね69cmまたは62cmあたりがベターです。


5. ボディー側ホールドテープを装着する
下画像では、付属の「爪付きクリップ」を利用して、 ホールドテープと網戸とを 一緒に固定しています。

 
その1、下の動画では、キャンピング架装されている車に、網戸も同時に装着しています。
 

その2、下側付近は、引き出されようとする力がより強く働きます。「爪付きクリップ」を細かく打ち込んで、入念に固定しています


その3 市販されている網戸とアイズ-ブロッカーの両方を装着する場合に、網戸の生地端部と、アイズ-ブロッカーのホールドテープとを 一緒に固定する部材として 「爪付きクリップ」を利用しています。

また、網戸のファスナーを開閉する際に、網戸の下部が モールから抜け出さないように「爪付きクリップ」で補強しています。


動画内で使っている「爪付きアンカー」は、製品に12個 付属させています。追加でお求めいただくこともできます。
https://www.aizu-rv.co.jp/aizufr/mssupport

アイズ-ブロッカーのタブをクリックし、表示されたメーカー一覧から車種をご選択ください


■ ボディー側ホールドテープ装着の手順 ■
①引き出して外してあるウェザーストリップモールの溝に、ボディー側ホールドテープの幅の狭いほうを差し込みます。


②テープを差し込んだ状態のまま、元通りにボディーの鉄板へ はめ込みます。


この作業をすこしずつ繰り返して装着していきます。

お間違いのないように注意
※注意1:テープはV字に折ってあり、折り幅の狭い方をウェザーストリップモールの溝に差し込みます

※注意2:テープを差し込む場所を間違えないように気を付けてください ↓



作業前に ウェザーストリップの鉄芯の状態を確認してください。
CHECK!
ウェザーストリップの鉄芯が開いている(溝に隙間ができている状態)場合は(布地を内張りしているキャンピングカーや、バックドアに網戸を付けている車などに 多く見受けられます)
手で鉄芯を閉じて、溝に隙間がない状態にしてから、ボディ側ホールドテープを差し込んでください。鉄芯(溝)が開いたままだと、ウェザーストリップモールが外れやすいです。
特に、ボディー側アンカー付近は、ウェザーストリップモールが外れる方向に力が、他の部位よりも加わりますので、しっかりと鉄芯が閉じている状態(溝の隙間がない状態)で 元通りに戻し入れてください。

◎ 鉄芯が閉じている(溝の隙間がない状態)


✖ 鉄芯が開いている(溝に隙間ができている状態)


鉄芯を手で閉じて、溝に隙間がない状態にしてから 装着してください。


なお、布地を内張りしているキャンピングカーなどでは、鉄芯(溝)を閉じた状態で、戻し入れるのが困難だったりします。その場合には、鉄芯(溝)を開いた状態で ホールドテープを差し入れながら ウェザーストリップモールをボディ側に元通りに戻し入れ、戻し入れた後から、プライヤーなどを使って しっかりと鉄芯を締めて、ウェザーストリップモールが抜けてこないようにします。


それでは、ボディ側ホールドテープを装着していきます。テープは長さが異なる2種類のテープが付属されています。

5-1.長いホールドテープを取り付ける起点を決める

まず長いテープから装着を行います。装着は装着は、上側曲線部の中央付近から装着し始めます。厳密でなくても、おおよそで大丈夫です。



テープの始まり部分を「爪付きクリップ」で固定します。先に、クリップにテープを差し込んでから、その位置に打ち込んで固定します。


※所々に、付属の「爪付きクリップ」を使うことで、テープがズレるのを防いで装着がしやすくなります。

5-2.長いホールドテープを取り付ける

先ほど説明した基本の手順に沿い、下へ向かってテープ全てを装着していってください。
 

テープの折り目までしっかり差し込んだら…


しっかりと手のひらで叩き込む


ウェザーストリップモールとボディーの境目を車外側から見てみると、シッカリ奥まで入っているかの判断がつきます。


5-3.短いホールドテープを取り付ける

次に短いテープを装着します。
画像の手順で装着したら、長いテープの時と同様に、最後にウェザーストリップモールをはめ込んで、手のひらで しっかりと叩き込んで下さい。
まず、長いテープの下端と短いテープの端を5ミリほど重ね、重ねた部分を「爪付きアンカー」で固定します。
※以下の画像は違う車種のものですが、行う作業内容と手順は同じです。

「爪付きアンカー」を細かく打ち込んで、入念に固定しています







短いテープの中間あたりも「爪付きアンカー」で固定します


ボディー側アンカーに5ミリほど重なるようにカットし…


重ねた付近をクリップで固定します



5-4.ウェザーストリップモールをハンマーで打ち込む
ウェザーストリップモールの上から ハンマーで 奥いっぱいまで打ちこみます。
この作業が大事です。
軽い力でも奥まで打ち込めますが、一部でも打ち込みが甘いと、ウェザーストリップモールが浮き上がっていることで バックドアの閉まりが悪くなってしまいます
しっかりと打ち込まれているかの判断は、目視では難しいので 打ち込んでいるときに出る音や、感触で判断します。

★鈍い音・柔らかな感触 → 高い音・硬い感触 になっていればOKです



アイズ-ブロッカーを装着後「バックドアの閉まりが固くなった」感じがする場合や、半ドアになりやすくなってしまった場合には、上記のウェザーストリップモールの浮き上がりを再度確認してください。
※特に上側あたりに浮き上がりがあると 閉まり具合への影響が大きいですので、上側は入念にチェックしてください。

6. タープ布を取り付ける

=================================

養生時間を経過させてください。

ホールドテープを装着後、1時間以上、できれば3時間ほど養生時間が経過していることを確認してください。その間に バックドア側に貼ったテープの接着力が増し、本来の性能の80%ほどの接着力になります

夏場の晴れた日の作業でしたら、テープを貼って シッカリと加圧ができていれば 1時間後には大丈夫な接着強度になっていたりしますが、できるだけ上記の養生時間を経てから タープ布を装着してください。特に寒冷時や雨の日の作業では 十分な養生時間を経過させてください。

=================================

※ 作業をしやすくするために、付属のロープを使ってバックドアを半開にさせておく方法もあります。適宣ご使用ください。



6-1.タープ布の判別

タープ布の車外側になる面には撥水加工処理を行っていますので、以下の方法で車外側を判別し、間違えないように装着してください。

▼タープ布の 運転席側/助手席側 の判別方法▼
運転席側の車内側だけに緑色のAizuのタグがついています。


▼装着時の目印▼
左右のタープ布とも、車内側になる面には薄茶色の面ファスナーが付いています。
これがバックドアの上部(首元)へ来るように装着してください。
(装着終了後は取り外してください)


6-2.ショックコードの接合

▼バックドア側の取付▼
タープ布の袖口(上側)から出ているショックコードの端部についている補助アンカーを、バックドアの水抜き穴へ取り付けます。補助アンカーについているステンレス棒を、バックドアの水抜き穴(約10ミリの四角い穴)に差し入れます。
ステンレス棒は、穴よりも長いので、ステンレス棒のすべてを穴に押し入れてから戻すようにします。穴の中で、棒の両端が引っかかって抜けない状態にします。

バックドアの水抜き穴はここです↓










T字型金具の抜き出し方
一度はめたステンレス棒を取り外すにはコツが要ります。下記手順を参考にしてください。

① 横に引っ張りながら指で押さえて、T型形状からイ型形状に変形させます。


② 変形させた状態で穴の奥に押し込み もう一方の端部を穴から出します。



▼ボディー側アンカーへ▼
ボディー側アンカーから出ている紐をループ状に広げておき、接合します。接合後はフックの開きを閉じ、タグを取り外してください。先の細いプライヤーで作業するとつなげやすいです。






ショックコードを接合し終えバックドアを全開にすると、このような状態になり ます。



6-3.タープ布の接合

タープ布をホールドテープに接合していきます。①~⑩の順に取り付けを行ってください。
 
▼まず①~⑤です▼


①.アンカー側端部(袖口)を接合します。
端部から15cmほど接合します。タープ布の端はアンカーに接合し、そこから15cmほどです。


タープ布の先端をアンカーの端まで伸ばしてしっかり貼り付けてください。ホールド力が増します。


ステンレス棒の付いた補助アンカーとショックコード本体が接合されている金具部分は、筒状になっているタープ布の中に入れてしまいます。
下画像のような状態になります。運転席側の外側から見た画像です。




②.反対側の端部(首元)を接合します。
15cmほど接合します。タープ布は伸縮性の高い生地ですので1.2倍ほどに伸びます。
強く引き伸ばしていただいても大丈夫です。


③.次に真ん中あたりを接合します。
5cmほど接合します。この時点では仮装着ですので、軽く付いている程度でOKです。


残りの④と⑤の辺りを、シワが無いように接合します。

▼次に⑥~⑩です▼


⑥.ボディー側の端部(首元)を接合します。
15cmほど接合します。
バックドア側と同様に、生地を引き伸ばして接合します。
その際に、首元ありのタープ布に張り感が出るように、なおかつあまり張りすぎない程度に接合してください。

ホールドテープの終端部とタープ布の終端部は、一致しません。テープの方が少し(1~2cm)余り気味になるはずです。余ったテープはのちほど切り取れますし、そのまま残しても問題ありません。


この辺りに適度な張り感

↑※この部分の張りが強すぎますと、バックドアを引き下げる力が強く働き ドアが全開位置に保持しずらくなります。張りが強すぎる場合には、上側方向に装着位置をずらしていく(ボディ側とバックドア側との距離を縮める)ことで 張り具合を 弱めることができます。

⑦.下側端部(足元)を接合します。
端部から15cmほど接合します。


⑧.次に真ん中あたりを接合します。
5cmほど接合します。
この時点では仮装着ですので、軽く付いている程度でOKです。


残りの⑨と⑩の辺りを、シワが無いように接合します。

※もしこの時点でシワが無くキレイに張れていれば、次の「手順7-1」は飛ばしてもらっても構いません※


7. 貼り具合を調整します

7-1.タープ布の調整

シワっ気が 残るようでしたら、何度も 剥がしては接合を繰り返して 貼り直してみてください。


テープ接合を剥がすには、タープ布の内側と外側の両方から 行うとやりやすいです。





シワが出ないようにするコツとしては、生地の一部に たるみが出ないように タープ布の接合部全体にわたって、 同じような引っ張り加減にすることです。

おおむね シワが取れました。



7-2.タープ布を強く接合する

具合よく張っている状態が確認できたら、タープ布とバックドア側、タープ布とボディー側の 各ホールドテープとの接合部を しっかりと押さえて、接合を強くします





7-3.はみ出しているテープの処理

もし 上側端部のホールドテープが余っているようでしたら、ハサミで切り取って整えて下さい。なお、切らなくても機能的には問題ありません。

↓バックドア側(まっすぐ切ります)


↓ボディー側(角の部分は丸く切っておくと安全です)



8. バックドアの閉まり具合をご確認ください

バックドアを閉めてみてください。
ドアの閉まり具合が固くなった感じがする場合や、半ドアになりやすくなってしまった場合には、5-4 の「ウェザーストリップモールの浮き上がり」を 再度 確認してください。パッと見では浮き上がりがないように見えても、ハンマーでたたいてみると 鈍い音がする場合もあります。
特に上部はわずかな浮きでも閉まり具合に影響します。(下部の浮きは さほどの影響はありません)



タープ布がドアに はさまれないかを ご確認ください。
バックドアを勢いよく閉めようとすると、タープ布の内側にある空気塊が 車外側へと押し出される際にタープ布も外側に押し出してしまい 挟まれやすくなります。
試しに スライドドアや小窓等を少し開けた状態でバックドアを閉めてみてください。空気の逃げ道ができることでタープ布が挟まれにくいだけでなく、バックドアの閉まり具合も軽くなります。ぜひ お試しいただき、実感してみてください。タープ布がスムーズに閉じていくには、タープ布の内側にある空気塊がスムーズに流れ出る必要があることが実感いただけると存じます。特に、バックドアに網戸を装着していたり、キャンピング架装車などで 後端部に収納棚等が装備されていたりすると、タープ布が挟まれる作用が出やすいです。バックドアをゆっくりと閉めるようにしてみてください。空気がドア下側へと流れ出てくれることで、はさまれにくくなります。 より詳しくは 「ご使用上のご注意」 https://aizurv2.hamazo.tv/e9170018.html  を参照ください。



バックドアが元通りの全開状態になるかどうかを、ご確認ください。
・バックドアダンパーが経年劣化で反力が弱まっていると、アイズ-ブロッカーを装着されたことで、ドアが全開しなくなる場合もありますし、もし「強化ダンパー」などに交換されていると、ドアの開口具合が純正状態よりも、より開く仕様になっている場合もあります。

・バックドアを開けた後端の高さが、純正状態よりも10cmほどの高さまでは、タープ布は追随できるようになっていますが、張りが強すぎる部分があると、全開にならなかったり、ウェザーストリップモールが引き出される場合があります。

★タープ布に、張りすぎ感があるようでしたら、タープ布の上部付近を上側方向に移動させてみて下さい。


取り付け方法のご案内は、以上となります。

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■バックドア側のホールドテープが剥がれてきてしまう場合について
最下部の曲線部が一番 剥がれようとする力が働きます。 
「この部分だけが剥がれてしまった・・・」場合には、剥がれた部分だけを貼り直すことで補修ができます。
20cm+20cm(合計40cm)の長さのホールドテープ と、 下地処理用のプライマーを、補修用品として用意しています。
郵便にてお送りする費用も含めて 440円(送料・税込み) です。

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■カーテンが装着されている場合

下画像は、カーテンの横を止めているホックをはずしたところの画像です。


ホールドテープは ホックをかわして貼り付けています。




上の画像の車では 装着方法はホックになっていますので、比較的簡単にアイズ-ブロッカーを装着できて、カーテンの再取り付けも 簡単です。しかし、カーテン生地が ビス止めされている場合などでは、装着したアイズ-ブロッカーの生地の カーテン生地と同じ位置に ビス穴を空けてから、カーテンを再取り付けする必要が あるかもしれません。その場合の穴あけ作業では、熱した はんだゴテなどで、4mmほどの穴を タープ布にあける方法がよろしいかと思います。

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そのほかの ご使用上のご注意につきましては  こちら  をご確認ください。 

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最後になりますが、
ご使用上で 気になることが ございましたら ご報告いただけますと
今後の改良などへと つなげることができて、ありがたく存じます。
弊社レビュー投稿ページはコチラにあります。
https://www.aizu-rv.co.jp/aizufr/reviewlist
どうぞ よろしくお願いいたします。


株式会社 アイズ
 アイズ-ブロッカー 開発・製作担当者 一同
TEL 053-422-7608
FAX 053-422-7178
info@aizu-rv.co.jp

============================

アイズ-ブロッカーは、 特許取得済です(特許第6862023)
また、上記説明書の営利目的利用はご遠慮下さい。(©aizu2021)
よろしくお願いいたします。

Posted by AIZU at 09:53

2023年02月03日

NV350キャラバン アイズ-ストッパー 取り付け説明

NV350キャラバン アイズ-ストッパー 装着・ご使用の説明書です ( 2023年1月以降の製品用です)

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≪ご注意≫
※アイズ-ストッパーは、日産純正のダンパー用となります。
社外品の強化ダンパーやハイリフトダンパーなどには、適合しない可能性があります。

※バックドアの重さが10kg以上増えている状態で全開位置で固定しないで下さい。
バックドアに自転車を積載した場合など、重量が増えたドアを全開位置で固定すると、テコの原理でドアを支えるダンパーには とても大きな荷重が加わります。ダンパーの取り付け部分の強度が耐えられず 破損する恐れがあり大変危険です。詳細は当説明書の一番最後の「ご使用方法・ご注意」をご覧下さい。


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≪商品内容≫

上画像の部品の他に、キズ付き防止用テープ(厚手のタイプ) 2枚 が付属しています。

真鍮スペーサーの紛失にご注意ください!!
上画像の本体Bの黄色テープの中に、ダンパーロッドを固定するための真鍮製スペーサー入っています。小さな部品ですので、紛失にご注意ください。

紛失時には補修部品としてのご用意はありますが、全ての部品をセットで弊社に返送いただき再調節する必要があります。

≪必要工具≫
使用工具は、商品に付属されている 4mm六角レンチの他に「プラスドライバー」と「マイナスドライバー」が必要です。


≪各部の名称≫



≪装着動画≫
キャラバン・ハイルーフ車への、5分ほどの装着動画です。標準ルーフの場合も装着方法は同じです。 下記の装着説明に先立ち、一度ご覧いただければと存じます。

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本製品は運転席側のバックドアダンパーに装着します。 
 
1.キズ付き防止用テープ(厚手のタイプです)を貼ります。
装着作業の際に、ボディ側に当たって キズが付くことを防ぐために、下画像の付近にキズ付き防止用テープ(厚手のタイプです)を貼っておきます。
作業終了後には 剥がし取ってください。 

 

2.保護テープと本体固定用クランプの取り付け
2-1 シリンダーの最下部に保護テープ(薄いタイプです)を貼ってから、


2-2 保護テープの上付近に本体固定用クランプを仮固定しておきます。
クランプは、下画像のように ボルト頭部分を右側にした状態で ロッド部分で装着してから、


シリンダー部に移動させ、マイナスドライバーを使って 下画像のあたりに クランプを仮固定しておきます。 
ボルト頭部分は、シリンダーの左側に位置します。


3.本体Aの仮固定

本体Aを上側(シリンダー側)へとシッカリと押し上げて、爪部(カギ状になった部分)がシリンダーの溝部分にしっかりとハメ入れてから(ココが重要です



 

※爪部(シリンダーの溝部分)が、 クランプ幅の中央付近になるように 固定してください。

 
爪の上を固定用クランプで仮固定してください。まだ ガッチリとした固定でなくてもOKです。



4.本体Aに本体Bを固定
仮固定された本体Aに、本体Bを抱き合わせます。

 
真鍮スペーサーを紛失しないよう注意しながら、紛失防止用の黄色テープは取り除いてください。
※本体Bの赤いポンチマークは必ず下側にします。
※真鍮スペーサーは下図のように  ロッドに対して、面で当たっているようにしてください。

 

抱き合わせ固定用の5mmボルト2本を 六角レンチを使ってシッカリと締め込み、本体Aに本体Bをガッチリと固定します。


5.ハンドルの取り付け
本体Bのナット穴にハンドルを装着し、右回転させていって軽く止めます。


※軽く止めた際にハンドルが止まる位置
下画像のような位置になるハズです。もし、このあたりで止まらない場合は、 「手順5、※本体Bの赤いポンチマークは下側にします。」 を今一度確認して、赤いポンチマークが下側になるように付け直してください。



6.保護テープ(上側ホルダー用)の貼付け
シリンダーの下画像の位置に、保護テープを貼ります。
※貼る位置は、ハンドルの黒色キャップと保護テープの上端がおおむね揃う高さにします。


⑦上側ホルダーの仮固定
上側ホルダー用のクランプを、シリンダー部に仮固定します。



※保護テープの上に プラスドライバーを使って 仮固定します。


※四角ナットの向きに ご注意ください。



 
8.上側ホルダーの高さ調整
仮固定状態にしている、上側ホルダー用のクランプを少し緩めて、高さ位置を調整します。
 ※ハンドルをホルダーに入れた際に、黒色キャップの下端とホルダーの下端が おおむね揃う高さに調整します。



9.上側ホルダーの調整
上側ホルダーへの、ハンドルの出し入れがスムーズで格納もしっかりできるように、ホルダー位置を回転させて調整します。 
※ホルダーを手前に少し開きながら 同時にハンドルを少し押しつつ 右回転させると ハンドルをホルダーからスムーズに出せて、
 少し押しながら戻し入れると、クリック感を伴いながら格納できる。このような操作具合になるように ホルダーを回転させながら調整します。
 ※ハンドルを格納し 簡単に出てこない状態にあることを確認してください。



※ホルダーのステンレス板は手で曲げることもできます。適宜 板の曲がり具合も 調整してみてください。


操作具合については、次の動画を参考にしてください。YouTubeでご覧いただくと、説明用の字幕も見れます。車はハイエースですが 操作状況は同じです。


10.上側ホルダー用クランプの本固定
ハンドルの出し入れの操作具合が良いことが確認できましたら、上側ホルダーが動かないように プラスドライバーでしっかりと固定します。


 
11.装着具合の確認 
11-1 
ドア全開時に、各ボルトの頭が車体の真後ろ~少し左側方向を向いている状態になっていることを 今一度確認願います。


下画像は、車体の真うしろ方向から撮影したものです。


11-2
 ドアをゆっくりと閉めていって、本体やホルダーの各部がボディやドアに当たらないことを確認してください。

11-3
ドアが閉まり切る直前で止めて、本体や上側ホルダーがバックドア側の当たりそうな位置に、付属のキズ付き防止のスポンジテープを貼ってから、ドアを最後まで閉めてみて、本体がバックドア内側に当たっていないかを確認してください。(下画像は 標準ルーフの画像です)


下画像は、ドアが閉まり切る直前で止めて、下側から覗き上げて ドア内側に当たっていないかを確認しています。 


11-4
最初に貼ったキズ付き防止用テープに 本体が当たっていないかを確認してください。 



11-5
ドア半開時の固定では、外側に突き出ているハンドルが ボデイ側に当たらないか 確認してください。
支障があるようでしたら、「10.上側ホルダー用クランプの本固定」を緩めて、方向を修正してください。 

 
※お車によっては、また、装着具合によっては ドア側に貼ったスポンジテープが凹んでしまう状況になります。 アイズ-ストッパーを装着しても ドア側の塗装をキズ付けるなどの問題が出ないかどうかは スポンジの凹み具合でご判断ください。本体や上側ホルダーの装着位置を回転させながら調整することで ドアに当たらないようにできる場合がほとんどですが、装着を断念される場合には、ご返品・ご返金を承りますので お申し出くださいますよう お願い申し上げます。
スポンジが凹んだ状態(本体や上側ホルダーがバックドア側に接触している)のまま走行をされますと、接触部分がスポンジを突き破ってドア側の塗装面をキズ付ける状態になる場合もあります。ご留意ください。なお、装着作業に起因する塗装面へのキズなどの支障につきましては、免責とさせていただいております。ご了承のほど お願い申し上げます。

12.本体用クランプの本固定 本体のクランプのボルトを、マイナスドライバーで本固定します。下記の点を今一度ご確認ください。
※・シリンダーの溝部分に爪部(カギ状になった部分)が しっかりと入っていること(説明③参照ください)、・クランプの真ん中あたりで爪部を締め付けている状態になっていること、 の2点を 今一度確認してから 本固定してください。


 【溝部分に爪部が入り込んでいないと、ドアを半開固定した際にズレ動いてしまします!! 】
ドアが開いていかないように アイズ-ストッパーで固定してもズレ動いてしまう場合には、溝部分に爪部が入っていないことが原因であったりします。
クランプを強力に締め付けることでは、ズレ止めはできません。必ず爪部が溝部分に入っている必要があります。爪部が溝部分に入っていれば、マイナスドライバーで適度に締め付ける程度でOKです。モンキーレンチなどを使って 必要以上にクランプを強力に締め付けすぎると、クランプが破損してしまい、使えなくなりますのでご注意ください。
なお、本体固定用クランプは、ホームセンターなどでも「ホースバンド」として販売しています。直径24mmをクランプするための ステンレス製が適合します。
https://www.monotaro.com/p/4554/6444/




本体を抱き合わせているボルト2本も、しっかり固定されているか 今一度確認してください。 


 
装着作業は 以上で終了です。

≪装着動画です≫
動画では「装着具合の確認作業」が抜けていますが、 必ず、「11.装着具合の確認」をして ドア内側などに干渉しないことをご確認ください。
YouTubeサイトでご覧いただくと、説明用の字幕も見れます。

 
≪操作状況の動画です≫
40センチほどまでの半開状態では、どれほど強く固定をしたとしても グラグラした固定状況になてしまうことを説明しています。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ご使用方法・ご注意
【 ご使用方法 】
バックドアの開き位置を決めて押さえておき、アイズストッパーのハンドルを締め込んで固定します。
ハンドルの締め込み具合は、ドアを固定できる必要最低限の締め込み具合を心がけてくださいドアは動かないけど、押せば動く状態(がっちりと固定され過ぎていていない状態)が望ましい状態です。
ハンドルを強力に締め込むことで、ドアが強固に固定されていますと、下記に説明している危険が生じます

ハンドルは軽めに固定してご使用ください
下画像では、全開位置のドア先端部に10kgほどを 吊り下げた状態で固定しています。バックドアにリヤキャリアや、はしごなどの重量物が取り付けられていたりして、バックドアの重さが10kg以上重くなっていると、アイズ-ストッパーでがっちりと固定することは危険を伴います。

 
もし、10kg以上重くなっているバックドアを(例えばリアキャリアに自転車を積載している場合など)、全開位置で固定したとすると、純正ダンパーの付け根部分が破壊してしまう可能性があり、とても危険です。
ダンパーの付け根部分には、テコの原理と同じ作用により、ドア先端部に加えた荷重の10倍以上の力が働きます。バックドアが10kg以上重くなっている場合では、ダンパー付け根部分には 300kg近い 大きな力が掛かっていることになります。

試しに、 ドアを全開位置に ガチッと固定した状態にして、少し力を加えて(あまり大きな力は加えないで) ドアを押し下げようとしてみてください。ダンパーの付け根部分 や バックドアのルーフ側にあるヒンジ を注視していただくと、ボディの鉄板部分が歪んできて、とても大きな力が加わっている様子を 実感していただけると思います。

自転車を積載しているなど 10kg以上重くなっている場合では、半開位置での固定にとどめてください。その場合にありましても、ドアを押せば、動いてしまう程度の必要最低限の固定具合にしてお使いください。押せば動く状態(がっちりと固定されていない状態)が望ましい状態です。ドアを押しても動かないほどに ガッチリと固定し過ぎることは危険です!! 
アイズ-ストッパーでドアを軽く固定されている限りでは、ドアに大きな力が加わった際でも、ドアがズレ動いてくれることで、ダンパーの付け根部分が破壊されることはありませんが、ドアをガッチリと固定していて 大きな力が加わった際には、ダンパーの付け根部分が破壊してしまう可能性があります。十分にご注意ください。
そのような危険性を回避するためにも、必要最低限の軽めの固定でお使い下さい。 ユーザー様以外の方がドアを固定される場合でも、ご注意してもらってください。

ガチッと固定されているドアを、 他のどなたか や お子さんだとか が 強く押したり、引いたり、ぶら下がったり されることの無いように、十分にご注意いただけますよう お願い申し上げます。

【 ドア全閉から40センチほどまでの半開状態につきまして】
バックドア全閉から40センチほどまでの、わずかな開き位置ではグラグラした固定状況になります。どれほど強く固定をしたとしても、ダンパー付け根部分の遊びがあるため、かっちりとした固定具合にはなりませんことを ご了承ください。

【固定しづらい場合につきまして】
ドア全開時には ハンドルを軽く締め込んで固定ができても、開き具合が中間位置では(特に夏場には ガス反力が強くなることから) 強めに締め込まないとしっかりと固定できない場合もあります。
また、ロッド部分に潤滑剤などの油分やワックス成分などが残っていると、しっかりと固定できない場合があります。ロッド部分ならびに真鍮スペーサー部分を脱脂してみてください。

【 ハンドルの位置にご注意ください 】
ドアを固定している際には、ハンドルは車外側に飛び出ている状態になります。
適度に固定をした状態では、強めの力でドアを閉めていくこともできてしまいますが、バックドアが閉まりきるより前に、ハンドルがドアの内側面に当たってしまうことになります。 
特にユーザー様以外の方が バックドアを開閉される場合などには、半固定状態に気付かない場合もありますのでご注意ください。

 
【 ハンドルの外し方について 】
ハンドルは左回転させていくと、外すことができます。ハンドルを外した状態でも、中にある部品(真鍮スペーサー)が出てくることはありません。
ユーザー様以外の方がバックドアを開閉される機会が多いような場合などでは平素はハンドルを外しておくといった使い方もありますが、ハンドルの紛失にはご注意ください。
ハンドルのボルト部分の長さは、個別に調整して組んでいます。もしハンドルを紛失された場合、補修部品としてのご用意はありますが、調整は必要ですので弊社までご連絡ください。

【 ドア半開状態の際の、排気ガス流入の危険性について 】
バックドアを半開状態にしている際に、エンジンがかかっておりますと、排気ガスが車内に流入しやすい状況となり、排気ガス中毒の危険性があります。十分にご注意ください。
フロントエアコンを外気導入にして稼働させると、室内側から常にバックドア側へと空気が流れることで、室内側への排気ガスの流入を避けることが出来ます。なお、リヤエアコンやリヤヒーターを稼働させても、車内循環空気ですので排気ガスの流入を防ぐ効果がありません。

【 ボルトのゆるみについて 】
使用していると、固定した際のハンドル位置が、装着当初よりも固定位置が変化していたり、固定力が弱くなったように感じられた場合には、
本体AとBを抱き合わせ固定しているボルトが緩んでしまっている可能性があります。付属の4mm六角レンチを使って、しつかりと固定し直してください。
また、頻繁にそのボルトが緩んでしまうようでしたら、いったん外して、ボルトの先に「ボルト緩み防止剤」を塗付してから 固定されることをお勧めします。
「ボルト緩み防止剤」の代わりに瞬間接着剤でも代用できますが、強く固定されすぎますので、ボルトを外す際には 本体を小型バーナーなどで熱しながら外すことになります。


最後になりますが、ご使用上で気になることがあれば、ご報告いただけると 今後の改良などへとつなげることができて、ありがたく存じます。
弊社レビュー投稿ページは下記URLからアクセスできます。どうぞよろしくお願いいたします。
https://www.aizu-rv.co.jp/aizufr/reviewlist

===============
本 取扱説明書の内容は、製品の仕様変更などで予告なく変更される場合があります。ご了承ください。
なお、この説明書につきましては、個人様の非営利目的以外の使用は ご遠慮くださいますよう お願い申し上げます。
また、アイズ-ストッパー は、特許出願中です(特願2021-142319) ご留意の程 お願い申し上げます。


Posted by AIZU at 10:15

2022年04月25日

アイズ-ブロッカー,新しいボディ側アンカーにつきまして。

アイズ-ブロッカーのボディ側アンカーを、新しいタイプに変更いたしましたが、
現時点では、新しいタイプの画像を使っての説明書の用意がありません。申し訳ありません。
下記に、新しいタイプのボディ側アンカーによる装着を、補足説明いたします。


製品に付属の説明書や、下記説明ブログでは、
ハイエース
・ロールーフ  https://aizurv2.hamazo.tv/e9268546.html
・ミドルルーフ https://aizurv2.hamazo.tv/e9265660.html
・ハイルーフ  https://aizurv2.hamazo.tv/e9271426.html

キャラバン
・ロールーフ  https://aizurv2.hamazo.tv/e9274452.html
・ハイルーフ  https://aizurv2.hamazo.tv/e9185105.html

各説明の中の 、「 ボディー側アンカーを取り付ける 」  では、
下記画像のアンカー部品が使われていますが、


新しいタイプのボディ側アンカーは
下記画像のように、抜け防止用の爪(かえし)が付いているステンレス製になります。


装着の仕方は、 以前のタイプと ほとんど同じで、ハンマーなどで打ち込んで装着します。



装着部位の鉄板の厚みには車両個体差がありますので、隙間の大きさが違う2種類を 付属させています。
ほとんどの場合では、隙間の狭い方(3~4mmの鉄板厚対応用)を使うことで、大丈夫かと思いますが、
鉄板の厚い箇所に装着する場合では、隙間の広い方(4~6mmの鉄板厚対応用)を 適宜お使いください。
アンカーをハンマーで打ち込み装着したあとで、ワイヤーを引っ張ってみて 抜けてこなければOKです。
狭い方だと狭すぎて、広い方だと広すぎる・・・といった場合では、広い方の隙間をペンチで狭めてから装着する方法や
あるいは、装着箇所の鉄板を脱脂して、ガムテープなどを重ね貼りした上から、広い方をハンマーで打ち込み装着してください。

下記YouTube動画を ご覧いただき、装着作業をしていただければと存じます。
(動画は ハイエースに装着していますが、装着方法は キャラバンも同様です)

1,新しいタイプのボディ側アンカー 打ち込み装着。 
動画では、スカッフプレート(アンカーの上にかぶさっているプラスチック製のカバー)を 外さないで作業していますが、通常ではスカッフプレートが外している状態で アンカーを打ち込みます。その方が作業がしやすいです。手際よくない作業動画で申し訳ございません・・・


2,続けて、ボディ側ホールドテープとウェザーストリップモールの装着。
 装着後に、ストリップモールがしっかり奥まで入っているか必ず確認してください(浮きがあるとドアの閉まり具合に大きく影響します)

また、 余った2個のアンカー(たいていは広い方が 余るハズです)は、 下画像のように ボディ側ホールドテープの下側曲線部を固定する部材として利用したり、


次の画像では、市販されている網戸とアイズ-ブロッカーの両方を装着する場合に、
網戸の生地端部と、アイズ-ブロッカーのホールドテープとを 一緒に固定する部材として利用することもできます。


3,このたびの ボディ側アンカーの装着とは、直接関係ないのですが、
タープ布を装着する際に 参考にしていただける動画です。 


装着作業者と撮影者との 息の合わないやりとりは、笑ってスルーしてください(o^。^o)
撮り直さねば・・・ と思いながら 忙しさにかまけてしまったままで コレしかありません。
お恥ずかしい限りの動画ですが、参考には していただけるかと・・・
(なお、ドアを半開にしておくロープは使わず、椅子を使っての作業をしています)
なかでも 4分55秒あたりの、首元付近の張り具合を確認しているところを ご覧ください。
首元付近は、張り過ぎていると バックドアの上がり具合に影響します。
各説明書や上記説明ブログの中の、「装着具合の調整」 項目の 
ご注意
首元あたり(B↔②あたり)の張り具合が重要です。 バックドアの上がり具合に影響します。
の説明部分を参照ください。

================
このたびは、 使用部材を変更したにもかかわらず 装着説明が不十分で 申し訳ありません。

なお、装着作業を進めていただくうえで ご不明なところが ございましたら
お問い合わせくださいますよう よろしくお願いいたします。

Posted by AIZU at 15:11

2021年10月16日

アイズ-ブロッカーNV350キャラバン・ハイルーフ車用 取付説明書(2021年10月以降 )

NV350キャラバン・ハイルーフ車用
アイズ-ブロッカー(特許第6862023) 
取付説明書
2021年10月以降の装着方法となります。


(タープ布には撥水加工がされていますが、プリント可能です。プリントは、弊社では承っておりません。)
===================
■必要工具類
・パーツクリーナーの類、テッシュ
・ハンマーの類(フツーのトンカチでokです)
・ハサミ 
・メジャー か 物差し
・寒い日や雨の日の作業では、ドライヤーの類

・カーテンなどがビス止装着されているような場合は
 ビスを外すためのドライバーなど。
 

★あると便利なもの
  ・踏み台や椅子
  ・プライヤーやペンチの類




======

【商品内容】を ご確認ください。

・アイズ-ブロッカー本体タープ布:左右2枚
・バックドア側アンカー(プラスチック棒付きテープ):2本
※タープ布のショックコードに装着済みです。

【付属部品】
 ・バックドア側ホールドテープ:2本
  脱脂確認用 ためし貼りテープ:2枚

 ・ボディー側ホールドテープ
  短いテープ:2本
  長いテープ:2本
 ・ボディー側アンカー(ワイヤー付き):2個
  アンカー用両面テープ:2枚
  アルミクリップ:2個

 ・粘着テープ用プライマー :1袋

 ・ロープ:1本(バックドアを半開にする際に使用します)


 

========

【装着作業の流れ】
1. バックドア側ホールドテープの貼り付け面を しっかりと脱脂する
     ↓
2. 貼り付け面にプライマーを塗る
     ↓
3. バックドア側ホールドテープを貼り付ける
     ↓
4. ボディー側アンカーを取り付ける
     ↓ 
5. ボディー側ホールドテープを装着する
     ↓

最低1日、できれば3日間ほど放置してください。
その間にテープの粘着材の接着力が増します。

     ↓
6. バックドア側アンカーを取り付ける 
     ↓
7. タープ布を取り付ける
     ↓
8. 張り具合を調整・確認して終了


各部の名称です。(画像の車種はハイエースです)
 




★下記の取り付け説明書(長くて申し訳ありません)をご熟読、ご理解いただいたうえでの作業を お願い申し上げます。
NV350キャラバン・ハイルーフ車の画像が乏しく、判りにくいところや至らぬ点があり、申し訳ありません。
ご不明点、ご不安点がございましたら、お気軽に お申しつけいただけますよう お願い申し上げます。

==================
※ 下記ご案内の バックドア側ホールドテープの貼り付け作業は、
気温が20℃以上あり、乾燥した状況下が望ましいです。
寒冷時や多湿時等は、必要に応じてドライヤー(家庭用のヘアードライヤーでOKです)を使用してください。

貼り付ける所とテープの粘着面を、ドライヤーで温めながら(40℃程度)取り付けることで、強力に貼り付けることができます。
雨天時はどうしても、貼り付け面が湿ってしまいます。ドライヤーで粘着面を乾燥させながら貼り付け作業をしてください。
ドライヤーを使用できない場合は、晴れた日に作業を行ってください。寒冷時にドライヤーをお使いになれない環境の場合には、バックドアを閉めた状態で車のヒーターを稼働させて、バックドアの表面温度が、できれば20℃以上になっている状態にしてから 作業されることをお勧めします。

また、テープには高性能な粘着材を使っていますが、適切な作業が行われないと、十分な性能が発揮できません。
その性能を発揮させるには
シッカリとした脱脂
・十分な加圧(5Kgf/㎠)
・十分な養生時間(経過時間)→(24時間~72時間)
 

が必要です。
そのため、アイズ-ブロッカーの装着作業自体は1時間ほどですが、終了までには 最低24時間(できれば72時間)ほど 時間がかかってしまいますことを ご承知ください。

===================================
1. バックドア側ホールドテープの貼り付け面をしっかりと脱脂する
1-1ホールドテープを貼りつける位置をご説明します。
テープは、ウェザーストリップ(ゴムモール)が バックドアに当たる部分には 貼りません。
バックドア側のどの部分に ウェザーストリップ(ゴムモール)が当たるのかを しっかりと ご確認いただき、
その内側になる部分の周辺を脱脂してください。

ホールドテープを貼り付ける始点は、バックドア下端部の下画像部分からです。貼り付け開始位置は、曲線部分の真ん中あたりから貼りはじめることになります。
下画像は、運転席側のバックドア下端部です。黄色い線 が 貼り付け面になります。
 

 
ウェザーストリップが当たる部分の内側を 上に向かって貼り付けていきます。黄色い線 が 貼り付け面になります。

 
カーテン装着用ホックなどがある場合には、ホックをかわしながら貼る場合もあります。


上部付近は


装着後の 外側からの画像です。
テープは、ウェザーストリップ(ゴムモール)がバックドアに当たる部分(ウェザーストリップは、凸形状になっている部分に当たります)には貼りません。(タープ色グリーンは、かつての仕様のものです)



 

1-2
ホールドテープを貼り付ける場所を ご理解いただきましたら、パーツクリーナーなどを使って、貼り付け面周辺を広めに しっかりと脱脂処理してください。
(下画像の車種は、ハイエースです)



 
貼り付ける部分に、油分やカーワックスの成分などが残っていると、粘着材はしっかりと貼りつきません。粘着材を貼り付ける際の脱脂処理は とても重要な作業となります。脱脂作業のコツとしては
※ 拭き取る紙や布は汚れの無い物を使用し、常に新しい面で拭う。
 (汚れた面で拭くと、汚れをただのばしているだけになってしまします。)
※ 拭き取り方は一方向とし、往復や丸く拭かない。
※ 溶剤で濡らしてから乾かないうちに乾いた布で拭くことが基本です。
 (1枚の布で前端だけ溶剤を含ませ、後半分は乾いた状態で、一方向に拭くのは良い方法です。)

右側 と 左側 の両側を 脱脂処理してください。

===========
ご注意下さい
ボディコーティングがされている場合
粘着材を貼り付ける部分に 「ボディコーティング処理」がなされていると、上述の脱脂処理では不十分で、粘着材がしっかりと貼り付きません。最近の洗車用シャンプーの中には、ワックス成分やコーティング成分が配合されていて、汚れを落とすのと同時にボディに艶を出してくれる製品があります。ドアの内側にまでワックス成分やコーティング成分が残っている場合には、表面の被膜を磨き落とす必要があります。1200~1500番くらいの耐水ペーパーや 研磨スポンジを使えば磨き落とせます。貼り付け面だけを磨き落とせるように、貼り付け面以外の箇所をマスキング処理をしてからの磨き作業をお勧めします。
下画像では スクラッチシールド塗装車に、ガムテープでマスキングをしておいて、研磨スポンジ(3M マイクロファイン)で 貼り付け面を 軽く磨いています。

 
各種のクリーナーを使って作業する場合 
ガラスクリーナーやプラスチッククリーナーなどには、汚れを落とす成分の他に、汚れが再度付着することを防止する成分が含まれている場合が多いです。この汚れ付着防止成分(シリコンやワックス等)が表面に残っていると粘着材がしっかりと貼り付いてくれません。また 汚れ付着防止成分(シリコンやワックスなど)が残っている部分に一度貼り付けてしまいますと、汚れ付着防止成分が粘着材側にも移行しますので、再使用することができません。新しい粘着テープを使う必要があります。各種のクリーナーなどを使って作業をされた場合には 汚れ付着防止成分が表面に残らないよう、クリーナーを使用後に入念な脱脂処理してください。


===========
1-3
脱脂作業が終りましたら、ホールドテープを貼る前に脱脂が 十分にできているかの 確認をしてください。
脱脂処理がシッカリとなされているかを簡単な方法で確認するのは、難しいのですが下記の方法を参考にしてみてください。

脱脂作業を終わらせている箇所に、同梱しております 試し貼り用のテープ(2枚あります)を1枚 貼ってみてください。貼った上から強く指圧をするくらいの力で 数秒間 加圧してください。 



5分ほど経過させたのち 剥がそうとしてみてください。下画像のように、ガムテープを貼ったときのように 剥がすのに抵抗感があるようでしたらOKです。 
 


下画像のように 引っ張れば抵抗感なく 簡単に剥がれてくる程度ですと脱脂が 十分にできていませんので、再度 入念に脱脂作業をし直してください。




2. 貼り付け面にプライマーを塗る
運転席側と、助手席側の脱脂処理が済みましたら、1-1で確認をしていただいた貼り付け部分に、付属のプライマーを塗ってください。(必ずこのプライマー処理を行ってください)
プライマー含侵布で 塗装面を拭くようにしていただければOKです。 付属のプライマーは、一見すると 乾いてしまっているようにも見受けられますが(石油系の臭いがするハズです)、
左右に塗るだけの充分な量があります。テープの貼り付け幅は15mmですが、広めに塗ってください。ただ、少量ですし、開封後 少し時間が経つと 揮発してしまいますので左右の貼り付け面を、同時に続けて作業してください。

(下画像の車種は、ハイエースになっています)




  
スグ続けて、助手席側の貼り付け面にもプライマーを塗ってください。


もし、プライマー含侵布の油性分が 揮発してしまった場合の窮余策としては、乾いたプライマー含侵布に 少量のパーツクリーナーを湿らせてから貼り付け面を拭くようにして プライマーを塗ってください。
(乾燥状態が 数十分ほど経過してしまうと、この方法でも プライマー処理の有効性が出ませんので ご注意ください)

3.バックドア側ホールドテープを貼り付ける

テープの貼り直しはできません、一発勝負ですので貼り付け作業の前準備として、テープを貼り付ける位置を 今一度 ご確認ください。
ボディー側のウェザーストリップ(ゴムモール)が 当たる部分には ホールドテープは貼りません。 ウェザーストリップ(ゴムモール)が 当たる部分の、すぐ内側部分に テープを貼り付けることになります。黄色い線 が 貼り付け面になります。

3-0  NV350キャラバン 貼り付け位置の確認画像です。



 
カーテン装着用ホックなどがある場合には、ホックをかわしながら貼る場合もあります。


 

テープはギザギザ面が車内側を向くように貼り付けます。


外側からのタープ布装着後の画像です。ウェザーストリップ(ゴムモール)が 当たる部分には、ホールドテープは貼りません。





3-1
テープの端部に切り切り込みを入れます。 ドア下部の曲線部を回りやすくするため、テープの端部から5cmほどまでの部分に ハサミを使って 粘着材の面に 切り込みを 2~3か所入れておきます。 
(下画像の車種は、ハイエースになっています)


 
テープのギザギザ状の面が内側になります(下画像では親指で触っている面)。ツルツルしている面が外側になります。

 
下画像はタープ布を接合したところです。ギザギザ状の面に接合されることになります。

 
 
3-2 
プライマーを塗ってから 10分ほど乾燥させたのちに、バックドア側ホールドテープを 貼ってください。
実は、NV350キャラバンで 新しいテープを貼った画像がありません。下の説明画像では、ハイエースに新しいテープを貼った画像になっています。申し訳ございません。
貼り付け位置につきましては、前出の「 3-0  NV350キャラバン 貼り付け位置の確認画像です 」でご案内した位置になりますが、貼り付け方法につきましては、下の画像では 恐縮ながら ハイエースで ご案内しております。
貼り直しができません! 
テープの貼り付け位置を しっかりと確認していただいて 一発勝負で貼りつけて.ください。(貼り付け直後だと 剥がして再貼り付けできますが、数十秒経過すると まともには剥がせませんので ご注意ください)

もし、貼り直しをせざるを得ない場合には、元の粘着材は、使えない状態になっているかと思います。その場合は、いったん使えない状態部分の粘着材をはがし取っていただき(石油系溶剤を用いると剥がしやすいです)
市販の両面テープ(高耐熱仕様のテープが少量で販売されています)を貼り直してから 再貼り付けしてください。
 
3-3
運転席側の バックドアの下側から上側に向かって貼っていきます。テープのギザギザ状の面が内側になるように貼ります。(ツルツルしている面が外側になります)




テープの長さ分 全部を貼ってください。テープは、長めのサイズになっています。装着終了後、タープ布接合端部よりも余っているテープが 見苦しい状態でしたら 剥がし取ることもできます(石油系溶剤やパーツクリーナーを使うと、剥がしやすいです)

  

3-4
テープを貼り終えましたら 十分に加圧してください。
L字形状になっているテープを 半分に重ねた状態にした上から しっかりとテープを押し付けてください。
  


「貼り付けたテープが剥がれてきてしまった・・・」 の原因には、この加圧が 不十分だった ことによる場合が 少なくありません。
業者さんでも、「貼り付けて おしまい」 にしてしまう場合もあります・・・
粘着テープは「感圧接着剤」とも呼ばれていて、圧力を加えないと 十分な接着力(粘着力)を発揮しません。
高性能なテープほど しっかりと圧力を加える必要があります。テープの上から 1㎝ごとに 指圧をするつもりで加圧していってください。
特に 一番下側のアンカー付近(曲線の部分)と、一番上側の端部付近は 入念に押し付けてください。

繰り返しになりますが、「テープを単に貼っただけでは、剥がれてきてしまいます。しっかりと押し付けてください」
(下画像の車種は、ハイエースになっています)


 




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4. ボディー側アンカーを取り付ける 

上画像は、ハイエースにアンカーを装着した画像になります。 実は、10月から この部品をステンレスに変更をしましたが、まだ、NV350キャラバンで装着した画像がありません。
以下の画像では、ハイエースの装着画像を多用していますが、ボディー側アンカーの装着位置や装着方法は同じです。
なお、キャンピングカなどで、床を架装されているお車の場合などでは、下記の説明以外の方法(ビス止めなど)で、ボディー側アンカーを設ける必要がある場合もあります。その場合の装着位置は、このご案内と同じか、近傍位置に設けてください。お車の状態に合わせて、適宜 ご判断ください。

4-1
まず、運転席側のボディから ウェザーストリップを引き出すようにして、外します。
ウェザーストリップとボディの間には、シール材が付着しています。手に付きやすいのでご注意ください。(パーツクリーナーや石油系溶剤で落とせます。手元にティッシュを備えておくのがベターです )





 
アンカー取り付け後の 次の作業に向けて、上部は、下画像のあたりまで外しておきます。
(下画像は、NV350キャラバン・ハイルーフ キャンピング架装車です) 

 
なお、助手席側のウェザーストリップについては、 運転席側のアンカーやホールドテープの取り付け作業をひとまず終了させてから、助手席側の作業を始める際に外します。(両側を同時に外すと 作業がやりづらいです)


4-2
ボディー側アンカーを取り付ける位置は、ワイドボディ車の場合には、車体中央からの寸法が約68cm付近です。標準幅ボディ車の場合には、車体中央からの寸法が約61cm付近です。
鉄板の重なりが2枚のところ(3枚ではなく重なりが薄い方)に装着します。(下画像は、NV350キャラバンに、 旧タイプのアンカーを装着しています) 



(下画像は、NV350キャラバン ワイドボディ キャンピング架装車です)

 
(下画像は、NV350キャラバン 標準ボディ車です)鉄板の重なりが2枚のところ(3枚ではなく重なりが薄い方)に装着します。


ボディー側アンカー取り付け付近の脱脂処理をします。(画像はハイエースです)


 
4-3
脱脂処理後、付属の両面テープを貼り付けます。鉄板の裏側にも回り込ませて貼ってください(画像はハイエースです)



4-4
製品に付属している ステンレス製のボディー側アンカーを、両面テープの上から ワイヤーが上側になるようにして、かぶせるように装着します。(画像はハイエースです)  




4-5
ボディー側アンカーの上から アルミクリップを差し込み、



ハンマーを使って奥までしっかりと打ち込みます。下画像は、ハイエース車に「新タイプのステンレス製のアンカー」を装着した例です。


 
 
下画像は、NV350キャラバン・ハイルーフのキャンピング架装車に、旧タイプのアンカーを装着した例です。
実装着作業では、上画像と同じ「新タイプのステンレス製のアンカー」を装着してください。


下画像は、床架装をしていない標準仕様車に 旧タイプのアンカーを装着した例です。
実装着作業では、上画像と同じ「新タイプのステンレス製のアンカー」を装着してください。 


既述しておりますが、床を架装されているお車の場合などでは 上記以外の方法(ビス止めなど)で、ボディー側アンカーを設けるのが望ましい場合もあります。お車の状態に合わせて、適宜 ご判断ください。その場合のアンカー位置にありましても、このご案内と同じか、近傍位置に設けてください。

5. ボディー側ホールドテープを装着する



ボディー側ホールドテープを、ウェザーストリップモールの溝の中に 差し込みながら装着していきます。
※動画を見ると 分かりやすいです(下の動画は、ハイエース ロールーフですが作業は同じです)


確認する
※動画は1本の長いボディー側ホールドテープを使用していますが 装着方法は同じです。(付属品では 装着しやすいように長短2本に分けています)

CHECK!
ウェザーストリップの鉄芯が開いている(溝に隙間ができている状態)場合は(布地を内張りしているキャンピングカーや、バックドアに網戸を付けている車などに 多く見受けられます)
手で鉄芯を閉じて、溝に隙間がない状態にしてから、ボディ側ホールドテープを差し込んでください。鉄芯(溝)が開いたままだと、ウェザーストリップモールが外れやすいです。
特に、ボディー側アンカー付近は、ウェザーストリップモールが外れる方向に力が、他の部位よりも加わりますので、しっかりと鉄芯が閉じている状態(溝の隙間がない状態)で 元通りに戻し入れてください。

◎ 鉄芯が閉じている(溝の隙間がない状態)


✖ 鉄芯が開いている(溝に隙間ができている状態)


鉄芯を手で閉じて、溝に隙間がない状態にしてから 装着してください。



なお、布地を内張りしているキャンピングカーなどでは、鉄芯(溝)を閉じた状態で、戻し入れるのが困難だったりします。その場合には、鉄芯(溝)を開いた状態で ホールドテープを差し入れながら ウェザーストリップモールをボディ側に元通りに戻し入れ、戻し入れた後から、プライヤーなどを使って しっかりと鉄芯を締めて、ウェザーストリップモールが抜けてこないようにします。



5-1
ボディー側ホールドテープは、長いテープと十数センチほどの長さの 短いテープとの2種類があります。
短いテープは、ボディー側アンカー近くの曲線部用です。短いテープに、曲線部に沿って曲げながら装着しやすくするために ハサミで、4~5か所に切り込みを入れておきます。
ホールドテープは二つ折り形状になっており、幅の広い側と狭い側があります。幅の広い側に切り込みを入れます。 


  
 
5-2
まず 切り込みを入れた短いテープを、ボディ側アンカーにかぶせるようにして 上側に向かって装着します。 
折り幅が少ない方を 溝に差し込みます。ギザギザ面が外側になり、タープ布と接合されることになります。

基本的な流れはコチラ↓

①ウェザーストリップモールを引き出して外します。


②テープの幅の狭いほうを差し込みます。


③元に戻します。



このとき、テープの折筋を指で広げて、平らな状態にしながら 差し込んでいくと、やりやすいです。


※動画を見ると 分かりやすいです(車種が違いますが作業は同じです)
確認する


 



5-3
十数センチの短いテープにつなげて 長いテープを装着していきます。(5ミリほど重ねてつなげてください)


 

ウェザーストリップの溝にホールドテープを差し込みながら、ウェザーストリップを元通りに ボディ側に戻し入れて、手のひらで押し込んでいきます。
 


テープが終わるところまで装着してください。(画像は、NV350ハイルーフです)

 

5-4
ウェザーストリップの上からハンマーで奥まで打ちこみます。この作業が大事です。
軽い力で奥まで打ち込めるのですが、一部でも打ち込みが甘いと、ウェザーストリップが浮き上がっていることで バックドアの閉まりが悪くなってしまいます。
打ち込み具合の判断は目視では難しいので、打ち込んでいるときに出る、音や感覚で判断します。★鈍い音・柔らかな感触 → 高い音・硬い感触になっていればOKです



もし、アイズ-ブロッカーを装着後に 「バックドアの閉まりが固くなった」感じがする場合には上記のウェザーストリップの浮き上がりを 再度 確認してみてください。ハンマーでウェザーストリップをたたいてみて、硬質感のある感触や音になっていればOKです。特に上部はわずかな浮きでも閉まり具合に影響します。下部での浮きあがりは さほどの影響はありません。上側付近は入念にチェックしてください。

~~~~~~
運転席側のボディ側アンカーとホールドテープの装着が終わりましたら、続けて、助手席側も同様の装着作業を行ってください。


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養生時間を経過させてください。

そのままの状態で 24時間以上、できれば3日間ほど放置してください。その間に接着力が増し、本来の性能の90%ほどの接着力になります

夏場の晴れた日の作業でしたら、テープを貼って十分な加圧をすれば 1時間後には 大丈夫な接着強度になっていたりしますが、できるだけ上記の養生時間を経てから タープ布を装着してください。特に寒冷時や雨の日の作業では 十分な養生時間を経過させてください。



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バックドア側ホールドテープを貼り付け後 翌日以降にタープ布を装着する作業に進んでください。

前準備として、 付属のロープを使って、バックドアを半開状態にして固定します。
ロープを ドア引き下げベルトの中に通して


車体側のドアストライカーにも通して


適当な位置まで ドアを引き下ろして
引き解け結び で 仮固定することで


バックドアを半開状態にホールドできます。



※バックドアを半開にしておきたいシーンでは、こういったロープを使う方法もありますが、どの位置にでもバックドアを半開状態に固定できたり、バックドアに用具類を吊り下げても、ドアが下がってこないようにも支えることができる「アイズ-ストッパー」 を近々発売予定です。

6. バックドア側アンカーを取り付ける  6-1 まず、運転席側のタープ布を用意します。
   タープ布には、運転席側・助手席側の区別があります。運転席側のタープ布だけに付いている緑色の「Aizuのタグ」を見つけてください。(助手席側のタープ布に タグはありません)

(上画像は、NV350ハイルーフ用ではありませんが、Aizuのタグは 同じです)

6-2 タープ布から出ているバックドア側アンカー(端部にステンレス棒が付いています)を、バックドアの水抜き穴(約10ミリの四角い穴)に差し入れます。
ステンレス棒は、穴よりも長いので、ステンレス棒のすべてを穴に押し入れてから戻すようにします。そして、棒の両端が穴に引っかかって抜けない状態にします。
※このT字型金具を抜き出すのはコツが要ります。詳細はブログの最後にご案内しています。確認する

NV_水抜き穴1

NV_水抜き穴2

NV_水抜き穴3

NV_水抜き穴4

6-3 バックドアを半開状態にしていたロープを解いて、バックドアを全開状態にします。タープ布がバックドアから垂れ下がった状態になります。タープ布が垂れ下がった、このような状態になります。(画像はハイエースです)



7. タープ布を取り付ける
7-1 垂れ下がった状態になっている運転席側タープ布の、「足元(下側)」から出ている ショックコード(ゴム紐)の端部に付いているフック( 【右】運転席側ボディアンカーへ 小片紙が付いています) を、ボディ側アンカーに ワイヤーに接合します。(納品時、フックは開いてあります。)
このとき、ショックコード端部についている小片紙のタグは付けたたままで作業し、連結した後で 取り除いてください。 作業中に、タープ布の中にショックコードが 入りこんでしまうのを防止する役割があります。(画像はハイエースです)



連結後、フックをを閉じます。
※必ずフックを閉じてください。開いたままだと、十分な強度が得られません。※

接合後は、下画像のような状態になります。(画像はハイエースです)



なお、内側上部の(首元側の端)に装着する部分には位置関係を分かりやすくするために薄茶色の面ファスナーを付けてあります。装着終了後は取り外してください。




7-2 まず、バックドア側の袖口部分から タープ布をホールドテープに接合していきます。L字形状に曲がっているホールドテープの下側半分側に接合していきます。ひとまず 端部から10cmほどだけを 接合します。(画像はハイエースです)



7-3 次に、タープ布の首元側( 薄茶色の面ファスナー部分)に向かって タープ布を1.2倍ほどに 引き伸ばしながら(しっかりと引き伸ばさないと テープの端まで届きません)仮接合します。
ホールドテープの首元側の端あたりに、タープ布の端(薄茶色の面ファスナー部分)を仮接合し、端部から10cmほどだけを 仮接合しておきす。
(画像はNV350ハイルーフ車ですが、バックドア側のテープは旧タイプです) 

 

7-4  下図のABCDEの 順番で タープ布を仮接合します。(画像はハイエースです)


接合部分にシワがあってもかまいません。後ほど張り具合を調節するので、 ここでは仮固定です。

7-5  続いて、タープ布をボディ側にも装着していきます。ボディ側アンカー部分から ホールドテープに仮接合していきます。足元端部から10cmほどだけを 接合します。 (画像はハイエースです)


次に首元端部の10cmほどだけを 接合します。 (画像はハイエースです)



下図の順番で進めると、スムーズです。伸縮性の高い生地ですから、強めに引っ張っても大丈夫です。(画像はハイエースです)




7-6 運転席側 に続いて、助手席側も 同様に装着します。(画像はハイエースです)


8. 装着具合の調整
8-1 シワが少なく、張り感がある状態になるように調整します。(画像はNV350 標準ルーフ車です)


ボディ側の装着を 下側から上側に向かって  ①→⑤→③→④→② の順に接合を剥がしながら、タープ布を伸ばてシワが出ないようにしながら 再度 接合し直していきます。(接合を剥がすには、両手を使って、内外の両側から剥がすと、やりやすいです)
バックドア側の装着も、 下側から上側に向かって A→E→C→D→B の順に接合を剥がしながら、タープ布を伸ばてシワが出ないようにしながら 再度 接合し直していきます。

ご注意
首元あたり(B↔②あたり)の張り具合が重要です。 バックドアの上がり具合に影響します。
アイズ-ブロッカー装着後には、装着前に比べて、ドア全開時の位置が下がってしまう場合には、この部分の張りが張りが強過ぎていることが原因の場合もあります。
首元あたりの貼り具合は、シワにもならず張り過ぎずの状態にしてください。張り過ぎの場合には、タープ布をもっと上側の位置(B↔②の距離が より短くなる位置)へと移動させて接合し直すと、タープ布に余裕が出て張りが緩みます。
また、その際には、タープ布を上側へと しっかり伸ばしながら接合し直してください。伸縮性の高い生地ですから、強めに引っ張っても大丈夫です。
逆に、首元あたりにシワ・弛みが出る場合にはボディ側の接合終端位置や、バックドア側の接合終端位置を 、もっと下側の位置へと(②→④やB→D)変えてみてください。
なお、張り具合を優先していただき ホールドテープの終端部とタープ布の終端部が一致しなくても構いません。余ったテープ終端部が見苦しいようでしたら、最終確認後に切り取ってください。
(画像はハイエースです)



(テープの粘着材は、石油系溶剤ではがし取ることができます)
 
8-2 具合よく張っている状態が確認できたら、バックドア側・ボディー側の、タープ布とホールドテープとの接合部を しっかりと圧着させて、接合を強くします
 (画像はハイエースです)

9. 今一度 装着具合を確認して完了です

バックドアを勢いよく閉めようとすると、車内の空気が車外側へと流される際にタープ布も外側に出されてしまい、タープ布がドアに挟まれやすくなります。特に、バックドアに網戸を装着していたり、キャンピング架装車などで 後端部に収納棚等が装備されていたりすると、風の流れの作用が出やすいです。
 また、お車がキャンピング車や同様の架装がなされている車の場合では、車内空気を排出する為のダクトの通気量が少なくなっていることでタープ布の挟み込みが起きやすくもあります。
少し面倒ですが スライドドアを開けた状態にしてから、バックドアを閉めるとタープ布が挟み込まれにくいですし、閉まり具合が軽くなります。 ぜひ お試しください。

これもチェック!→バックドアが元通りの全開状態になるかどうか
バックドアダンパーを、「強化ダンパー」などに交換されていると、ドアの開口具合が純正状態よりも より開く仕様になっている場合もあります。
バックドアを開けた状態での後端の高さが、純正状態よりも10cmほど高くなるくらいまでは タープ布は追随できるようになっていますが、張りが強すぎる部分があると、バックドアが元通りの全開状態にならなかったり、ウェザーストリップモールが引き出されてきたりする場合があります。張りすぎ感があるようでしたら、タープ布を上側方向に移動させてみて下さい。


 


■カーテンが装着されている場合

下画像は、カーテンの横を止めているホックをはずしたところの画像です。


ホールドテープは ホックをかわして貼り付けています。





上の画像の車ではホックになっていますので、比較的簡単にアイズ-ブロッカーを装着できて、カーテンの再取り付けも簡単です。
しかし、カーテン生地がビス止めされている場合などでは、装着したアイズ-ブロッカーの生地のカーテン生地と同じ位置にビス穴を空けてからカーテンを再取り付けする必要があるかもしれません。
その場合の穴あけ作業では、熱した はんだゴテなどで、4mmほどの穴を タープ布にあける方法がよろしいかと思います。

取り付けのご案内は、以上となります。


■T字型金具を抜く方法

① 横に引っ張りながら指で押さえて、T型形状からイ型形状に変形させます。



② 変形させた状態で穴の奥に押し込み もう一方の端部を穴から出します。


■バックドア側のホールドテープが剥がれてきてしまう場合について
最下部の曲線部が一番 剥がれようとする力が働きます。 
「この部分だけが剥がれてしまった・・・」場合には、剥がれた部分だけを貼り直すことで補修ができます。
20cm+20cm(合計40cm)の長さのホールドテープ と、 下地処理用のプライマー1袋を、補修用品として用意しています。
郵便にてお送りする費用も含めて 440円(送料・税込み) です。

==============
アイズ-ブロッカー ご使用上のご注意につきましては  こちら  をご確認ください。

=======================
最後になりますが、ご使用上で 気になることが ございましたらご報告いただけますと今後の改良などへと つなげることができて、ありがたく存じます。
弊社レビュー投稿ページはコチラにあります。どうぞ よろしくお願いいたします。
https://www.aizu-rv.co.jp/aizufr/reviewlist

株式会社 アイズ
 アイズ-ブロッカー 開発・製作担当者 一同
TEL 053-422-7608
FAX 053-422-7178
info@aizu-rv.co.jp

===================

アイズ-ブロッカーは、 特許取得済です(特許第6862023)
また、上記説明書の営利目的利用はご遠慮下さい。(©aizu2021)
よろしくお願いいたします。 

Posted by AIZU at 13:34

2021年09月24日

【高耐熱仕様のテープ(L字形状)】への タープ布の装着方法

<はじめに>
この、新しくしたホールドテープへの タープ布の装着説明は、
ハイエース200系ロールーフ車を例にして ご説明しています。
他のミドルやハイルーフやNV350についても 作業や装着方法は同様ですが、
バックドア側ホールドテープの長さなどが車種ごとに違いますので
各車種ごとの取説も ご参照いただくと よろしいかと思います。

各車種ごとの説明書(旧仕様のバックドア側ホールドテープ)は
弊社ブログのトップページからアクセスするのが早いです。

■スマホの場合:ページ下部の「カテゴリ」 

■PCの場合:弊社ブログのトップページ 
右側に表示されている「カテゴリ」

から該当車種をご選択ください。

※ブログタイトルである
アイズ製品の装着説明用ブログです
クリックするとトップページに飛べます


================
それでは、新しくしたホールドテープへの
タープ布の装着方法です。
なお、
ショックコードのボディ側端部と、
ボディ側のホールドテープにタープ布は 
すでに接合されているものとして
ご説明しています。

1.
ショックコードのバックドア側端部を接合します。




2.
L字形状のテープの下半分
タープ布の下側端部(曲線部)から接合していき
10cmほどを、接合します。


3.上側端部を10cmほど接合します。


4.次に 真ん中あたりを接合します。


全体をシワが
出ないように接合します。




★シワっ気が残るようでしたら、
何度も剥がしては接合を
繰り返して貼り直してみてください。
シワが出ないようにするコツとしては、
生地の一部に
「たるみ」が出ないように
タープ布の接合部全体にわたって、 
同じような引っ張り加減にすることです。
※タープ布が「伸びない布=紙」だと思いながら
調整すると、布を引っ張る際の
力加減がうまくいくかもしれません。


5.上側端部の余っている不要な
ホールドテープを ハサミで切り取ってください。


以上で、・新しいホールドテープへの交換・ステンレスアンカーへの交換・タープ布の再装着 のご説明となります。
ご不明点などございましたら、弊社宛 お申しつけください。
よろしくお願いいたします。

Posted by AIZU at 18:27

2021年06月25日

NV350 キャラバン ハイルーフ 新しい取り付け説明書

NV350 キャラバン  ハイルーフ用  
AIZU-BLOCKER 取付説明書
2021年6月以降の 新しい装着方法となります。

===================
■必要工具類
・パーツクリーナーの類、テッシュ
・ハンマーの類(フツーのトンカチでokです)
・ハサミ 
・寒い日や雨の日の作業では、ドライヤーの類

・カーテンがビス止めなどの場合は
 ビスを外すためのドライバーなど。

★あると便利なもの
  ・プライヤーやペンチの類
  ・踏み台
  ・メジャー


======

【商品内容】を ご確認ください。

 ・アイズ-ブロッカー本体タープ布:左右2枚

【付属部品】
 ・ボディー側ホールドテープ:2本
 ・ボディー側アンカー(ワイヤー付き):2個
 ・バックドア側ホールドテープ:2本 +脱脂確認用(短)1枚
 ・バックドア側強力ホールドテープ:2枚
 ・ロープ:1本(バックドアを半開にする際に使用します)

NV_ロールーフ_ハイルーフ
========

【装着作業の流れ】

1. バックドアウェザーストリップを外す
     ↓
2. ボディー側アンカーを取り付ける
     ↓
3. ボディー側ホールドテープを装着する
     ↓
4. バックドアを半開状態にする
     ↓
5. バックドア側ホールドテープを貼り付ける
     ↓
6. タープ布を取り付ける
     ↓
7. 調整して終了


★個人差はありますが
1時間ほどの 作業時間になるかと存じます。

==========================
NV350 ハイルーフの画像データが少なく、この説明ブログは
NV350ロールーフやハイエースの画像を使用している部分があります。
大変申し訳ございませんが何卒宜しくお願い致します。





1.バックドアウェザーストリップを外す

運転席側のボディからウェザーストリップを
引き出すようにして、外します。
画像の水色のビニールは車両の架装物です。

NV_ハイルーフ_ウェザーストリップ外す

画像はNV350 ロールーフです
NV_ウェザーストリップを外す.2

2. ボディー側アンカーを取り付ける
動画を見ると分かりやすいです→確認する
(動画の実施車はハイエースです。作業は同様ですが
装着位置は異なります。申し訳ございません)


下図を参考に、ボディ側アンカーを
ウェザーストリップを押し入れる鉄板部に差し込みます。
位置を確定させたら、ハンマーで奥までしっかり叩き入れます。



車体中央からおおむね68センチのところが目安になります。
ボディ側アンカーが、どうしても入らない場合は 
ペンチ等でアンカーを少し開いてから
差し込むと良いです。 



ハンマーでしっかりと奥まで
叩き入れてください。
※画像はNV350ロールーフです
NV_アンカー_ハンマーで奥までたたき入れる

3.ボディ側ホールドテープを装着する
■脚立や踏み台があると作業がスムーズです■


ウェザーストリップの溝の中に下画像のように
装着していきます。※動画を見ると 分かりやすいです→確認する
※実施車両はハイエースです。作業は同様です。

CHECK!
ウェザーストリップの鉄芯(溝)が開いている場合は、
(布地を内張りしているキャンピングカーや
バックドアに網戸を付けている車などに見受けられます)
手で閉じてから、ボディ側ホールドテープを
差し込んでください。
鉄芯(溝)が開いたままだと、ウェザーストリップが
外れやすいです。

※ご案内画像はハイエースです

◎ 鉄芯(溝)が閉じている


✖ 鉄芯(溝)が開いている


鉄芯(溝)を手で閉じてから 装着してください。


なお、布地を内張りしているキャンピングカーなどでは
鉄芯(溝)が閉じた状態で、戻し入れるのが困難だったりします。
その場合には、鉄芯(溝)を開いた状態で 
ホールドテープを差し込んで ボディ側に 元通りに戻し入れ、
戻し入れた後から、プライヤーなどを使って 鉄芯(溝)を閉めます。
しっかりと 鉄芯(溝)を閉めてください。


まず足元曲線部から始めます。
ボディー側ホールドテープの
折り幅が少ない方を
溝に差し込みます。
このとき、テープの折筋を指で広げて
平らな状態にしながら
差し込んでいくと、やりやすいです。

ボディー側ホールドテープを溝に差し込みながら
ウェザーストリップをボディ側に 
元通りに戻し入れて
手のひらで押し込んでいきます。


※画像はハイエース ロールーフです




NV_ボディー側ホールドテープ装着_1

NV_手のひらで押し込む

最終的には 
このホールドテープには、タープ布の端と
下画像のように接合されることになります。
※画像はNV350ロールーフです


バックドアウェザーストリップをすべて、ボディに戻したら
ハンマーで奥まで打ちこみます。この作業が大事です。
一部でも打ち込みが甘いと、バックドアの閉まりが悪くなって
しまいます。 打ち込み具合の判断は目視では難しいので、
打ち込んでいるときに出る、音や感覚で判断します。
★鈍い音・柔らかな感触
から
高い音・硬い感触になればOKです

※画像はハイエースです


4.バックドアを半開状態にする

付属のロープを使用して、バックドアを半開状態にして固定します。
※ご案内画像はNV350ロールーフです

NV_ロープ1    NV_ロープ2    
NV_ロープ3    
NV_ロープ4    
NV_ロープ5完成


※出先などで、バックドアを半開にしておきたいシーンは
意外とありますので、ロープを車内に常備しておくと便利です。


5.バックドア側強力ホールドテープと
バックドア側ホールドテープを貼り付ける


重要
貼り付け面は、必ずパーツクリーナー等で 
脱脂 をしてから作業を行ってください

貼り付ける部分に、カーワックスの成分などが
残っていると、粘着材はしっかりと貼りつきません。
ワックスの成分などをパーツクリーナーなどを
使って、しっかりと脱脂処理をしてください。
なお、貼り付ける部分に「ボディコーティング」処理がなされていると
(通常は、こういった部分にまでコーティング処理は なされませんが・・・)
一般的な脱脂作業だけでは 粘着材を貼り付けられる状態にはなってくれません。
コーティング被膜を コンパウンドで磨き落とすなどの作業が必要な場合があります。
ご留意ください。

■付属の 脂処理確認用の短いテープを 使って
一度 粘着性を確認することをお勧めします。
粘着性が低いようなら、再脱脂処理を行ってください。


気温が15℃以上あり、乾燥した状況下が望ましいです。
寒冷時や多湿時等は、必要に応じてドライヤーを使用してください。
ドライヤーで貼り付ける所とテープの粘着面を温めながら(40℃程度)
取り付けることで、強力に貼り付けることができます。
※雨天時はどうしても、貼り付け面が湿ってしまいます。
ドライヤーを使用できない場合は、晴れた日に作業を行ってください。

●カーテンを装着されている方はこちらをご確認ください●



(1)バックドアの下側、曲線部の中心位置あたりに
バックドア側強力ホールドテープ(約40ミリの、きのこ状 面ファスナー)
を貼り付けます。



(2) (1)のテープに続けるようにして、
上に向かってバックドア側ホールドテープ(粘着剤つき)を
貼り付けます。位置は、ウェザーストリップが
当たる部分の内側です。
曲線部分はテープにシワが寄りますが、
タープ布を装着すると隠れる部分です。
気にせず貼ってください。

※画像はNV350ロールーフです
NV_バックドア側ホールドテープ.1

※画像はNV350ロールーフです
NV_バックドア側ホールドテープ2







重要
必ず圧着してください!!
テープを貼り終えたら、上から強めにこすり
しっかりとバックドア側に圧着させます。
この作業が重要です。
粘着性の強いテープですので、
バックドア側に貼ったただけでも
貼りついている状態にはなりますが、
単に貼り付けただけでは、
本来の強度、耐久性が得られません。
圧着が不十分だと、時間がたつと
剥がれてくる場合があります。

テープの上からバックドア側に
強く押しつけて、
しっかりと圧着させてください。


6.タープ布を装着する ※画像はNV350ロールーフです
(1)バックドアの水抜き穴(約10ミリの四角い穴)に、
タープ布のバックドア側ショックコード端部についている
T字型金具を、水抜き穴に差し入れます。
T字型金具の方が穴よりも長いため
片側から、すべてを穴に押し入れてから戻すようにします。
そして、棒の両端が穴に引っかかって抜けない状態にします。
※このT字型金具を抜き出すのはコツが要ります。
詳細はブログの最後にご案内しています。確認する

NV_水抜き穴1

NV_水抜き穴2

NV_水抜き穴3

NV_水抜き穴4


(2)バックドア側からタープ布を装着します。
(画像は運転席側)
上下が分かりやすいように、バックドア内側上部に装着する
部分には 薄茶色の面ファスナーを付けてあります。
装着後は取り外してください。

まず、袖口から装着します。
ドア下側の強力ホールドテープにタープ布を接合し、
約10センチほどを固定します。

※画像はNV350ロールーフです


タープ布の首元( 薄茶色の面ファスナー部分)を
タープ布を 1.2倍ほどに 引き伸ばしながら
おおむね画像の位置にくるようにして
約10センチほどを固定します。 





こんな感じの装着状態になっていればOKです。
NV_バックドア側タープ布完成

後ほど張り具合を調節するので、 ここでは仮固定です。
接合部分にシワがあっても構いません。


(3)ボディ側にタープ布を装着していきます。
まず、ボディ側アンカー のワイヤーに
ショックコード端部(納品時、フックは開いてあります。)
を連結させます。このとき、
ショックコード端部についている
紙製のタグは付けたたままで作業し、
連結した後に取り除いてください。
袖口にショックコードが入りこんでしまうのを
防止する役割があります。
連結後、フックをを閉じます。
※必ずフックを閉じてください。
開いたままだと、十分な強度が得られません。※



NV_アンカーと結合


次に、タープ布を
ボディ側アンカー部分から
ホールドテープに接合していきます。
足元約10センチほどを、しっかりと固定します。NV_ボディ側タープ布1

②首元の部分は、カーブの中心部ほどに来るように
位置決めします。伸縮性の高い生地ですから、
強めに引っ張っても大丈夫です。
※画像はNV350ロールーフです
NV_ボディ側タープ布2


NV_ボディ側タープ布3




運転席側に続いて、
助手席側も同様に装着し
ひとまず、タープ布が装着できましたら
バックドアを全開状態にします。
NV_ボディ側タープ布完成


7.シワが少なく、張り感がある状態になるように調整


【シワが出やすい部分】
・首元(画像Bや②)
・画像⑤のあたり

シワが出ている部分は
シワが出なくなるように、接合を
少しずつ剥がしながら
タープ布を伸ばして調整します。

接合を剥がすには 布の裏側から剥がすと
やりやすいです





首元のシワがどうしても解消できない場合、
バックドア側ホールドテープの貼り付け位置を
タープ布がより広がるような位置に変えてみる
のも有効です。


具合よく張っている状態が確認できたら、
タープ布とバックドア側・ボディー側の
ホールドテープとの接合部を
しっかりと圧着させて、接合を強くします。
特にバックドア側は、バックドアを開けた際に
剥離する力が働きます。
グリグリと互いを食い込ませるようなイメージで、
しっかりと接合させてください。
また、バックドア側ホールドテープの粘着材を
シッカリと定着させるためにも
特にバックドア側は、
今一度、強くしっかりと 
圧着させてください。
圧着については、本取説「5.」の最後に記載していますので
それをご参照ください。確認する


そして、何度かバックドアの開閉をして、
タープ布が挟み込まれていないか、確認してください。
なお、バックドアを勢いよく閉めようとすると、
車内の空気が車外側へと流される際に
タープ布も外側に出されてしまい、
タープ布の挟み込みの原因になります。
特に、バックドアに網戸を装着していたり、
キャンピング架装車などで
後端部に収納棚等が装備されていたりすると、
その作用が出やすいです。
バックドアをゆっくり閉めるようにするか、
スライドドアや小窓等を開けて空気の逃げ道を作ると良いです。

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■カーテンが装着されている場合の対応策

下の画像を参考にしてください。
(車種が異なっております。申し訳ございません。)

①カーテンの横側の取り付けを
一度、外します。

②アイズ-ブロッカーを装着して
カーテンを元通りに取り付けます。








上の画像の車では
ホックになっていますので、
比較的簡単にアイズ-ブロッカーを
装着できて、カーテンの再取り付けも
簡単です。

しかし、カーテン生地が
ビス止めされている場合などでは、
装着したアイズ-ブロッカーの生地の
カーテン生地と同じ位置に
ビス穴を空けてから
カーテンを再取り付けする必要が
あるかもしれません。

その場合の穴あけ作業では、
熱した はんだゴテなどで、4mmほどの
穴をあける方法がよろしいかと存じます。

■T字型金具を抜く方法

① 横に引っ張りながら指で押さえて
  T型形状からイ形形状に変形させます。



② 変形させた状態で穴の奥に押し込み
  もう一方の端部を穴から出します。

 
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使用上の注意はこちらから確認いただけます。


Posted by AIZU at 12:33

2020年10月30日

「NV350ハイルーフ用アイズ-ブロッカー」取り付け説明です。

このたびは、アイズ-ブロッカーを お求めくださり
ありがとうございました。

各車種の説明書は、
ぺージの右側最上部にある 
カテゴリーメニュー内 で
車種を選択していただくと
目的の車種を表示します。


「NV350 スーパーロング ワイドボディ車用アイズ-ブロッカー」の
取り付け説明を 下記に ご案内申し上げます。
至らない点、ご不明の箇所がございましたら
お申しつけ下さい。
よろしくお願いいたします。

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付属部品です。
・アイズ-ブロッカー本体生地
(ブラック あるいは グリーン)…左右2枚

Ⓐ ボディ側ホールドテープ…4本(短い2本、長い2本)
Ⓑ バックドア側ホールドテープ…2本
Ⓒ バックドア側強力ホールドテープ…2枚
Ⓓ ボディ側アンカー…2個
Ⓔ 事務用クリップ…2個
Ⓕ ドアを半開状態にするためのロープ…1本

装着作業時に 必要な工具類は、
・50cmほどの高さの 踏み台や椅子など
・プライヤー あるいは ペンチの類
・メジャー (あったほうが・・・ です)
・プラスチックハンマーの類(フツーのトンカチでもokです)
・パーツクリーナーの類、テッシュ
・ハサミ
・寒い日や雨の日の作業では、ドライヤーの類
・カーテンがビス止めなどの場合は
 ビスを外すためのドライバーなど。

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1。まず バックドアを半開状態になるように準備します。

ロープを ドア引き下げベルトの中に通して


車体側のドアストライカーにも通して


適当な位置まで ドアを引き下ろして
引き解け結び で 仮固定することで


バックドアを半開状態にホールドできます。



==================
1.まず、右側の バックドアウェザーストリップを
 ボディから引き出すようにして はずします。
 


 ボディ側の下端部アンカー
 (スピードナットに0.4㎜径ワイヤーが付いています)を、
 バックドアウェザーストリップを押し入れる鉄板部分に
 押し込みます。



 下端部アンカーは、アイズ-ブロッカー本体の
 ショックコード端部に付けていますので
 ワイヤーとフックの部分で、下端部アンカーを外してから
 装着してください。
 その際、ショックコード端部がアイズ-ブロッカーの袋状の
 生地内に入ってしまわないように ご注意ください。

 画像は、右側(運転席側)です。鉄板重なり部分から
 20~25ミリくらいのところに 押し込んでください。
 場合にとっては、ハンマ代わりになるようなもので
 軽く叩きながら 押し込んでください。











2.ボディ側にホールドテープを装着しながら、 
 ウェザーストリップを 元通りに
 装着していきます。こぶしでも入りますが、
 より確実に入れ込むには、
 ハンマーの類を使われた方がベターかと。




まず、ボディ側の下端部アンカーの位置から始めます。
 ホールドテープは、長さ30cmほどの短いものと、
 長いものとに分かれています。
 まず、短い方のテープの端を、
 下端部アンカーに被せるようにして装着し、 
 次に、テープの上から ウェザーストリップを
 元通りに装着していきます。
 短いテープに続けて、長い方をつなげる際には、
 1.5~2cmほど重ねてください。




ホールドテープを、同梱の事務用クリップ2個を
 交互に使って、テープの仮止めをしつつ、
 ウェザーストリップを押し入れる作業を
 20~30cmきざみで進めて行きます。









ウェザーストリップを しっかりと奥まで入れて下さい。
できれば プラスチックハンマーの類で 軽く叩き入れる
のが よろしいかと思います。
一部分だけでも押入れが甘いと、
バックドアの閉まりが悪くなってしまいます。

 テープの上側の終わり位置は、
 画像のような位置ですが 
 少し長めな位置に終わらせておきます。
 ブロッカー装着後に、余ったホールドテープを
 切り落としてしまいます。












3.バックドア側にホールドテープを貼り付けます。
 粘着材の貼り付け作業は、気温15℃以上の
 乾燥した雰囲気下で行う必要がありますので、
 必要に応じてドライヤーなどを使ってください。
 また、貼り付ける部分をパーツクリーナーなどで
 脱脂処理をしてください。
 貼り付ける始点は、ドア下端部の直線部分からです。
 曲線部分(半円部)には
 強力ホールドテープ(約10cm長の、
   薄緑色のキノコ状面ファスナーです)
 を貼り付けます。






 カーテンが付いている部分につきましては、
 一度カーテンを外したあと、鉄板部分に
 ホールドテープを貼り付けます。
 (画像の車では、カーテンはボタンホックで
 取り付けられていたので
 アイズ-ブロッカーを装着後、簡単にカーテンを
 再装着できましたが、
 お車のカーテン装着方法によっては、
 ビス止め作業などが必要かも知れません)








 テープの上側の終わり位置は、画像のような位置ですが 
 少し長めな位置に終わらせておきます。
 ブロッカー装着後に、余ったホールドテープを剥がしてしまいます。






4.同様に 左側(助手席側)も
 ・ボディ側のホールドテープ を装着し、 
 ・バックドア側に、ホールドテープと強力ホールドテープを
  貼り付けます。


=====================
いよいよ アイズ-ブロッカー本体の装着です。
 アイズ-ブロッカーを外す際(ショックコードは
 数年に1回は交換する必要が
 あるかと思います。(交換品を用意いたします)
 交換にはここからの作業だけを行うこと
 になりますので 
 ご記憶にお留め置きください。
  
アイズ-ブロッカー本体には、左右の区別があります。
(株) アイズのグリーン色のタグが付いている方が、
右側(運転席側)です。
また、 タグは ショックコードの
下側に位置しています。
下画像のような状態になります。

 


 


①アイズ-ブロッカー本体を、
 ボディ側のホールドテープ下端部アンカー部分から
 装着していきます。
 まず、アンカーからでているフックに、
 ブロッカー本体のショックコード端部を連結します。


その後
 ブロッカー本体の面ファスナー(メス) と 
 ボディ側ボディ側のホールドテープとを
 貼り合わせるようにして接合していきます。 
その際、上側方向に少し引張り気味にしながら
 張り合わせを進めて行きます。
 この接合は何度でも繰り返すことが
 簡単にできますので
 最初は 少し引張り気味にしつつ 
 上側の端まで仮固定のつもりで
 作業してください。


(上画像では、バックドア側も貼り付け後の状態です)

次に、
 バックドア側のホールドテープにも 
 ブロッカー本体を接合しますが、
まず、ショックコードのバックドア側端部に付いている、
小さなT型金具を 
バックドアの水抜き穴(左右幅10㎜ほどの細長穴)に
差し込みます。
穴の中でステン棒部分を引っ掛けて、
穴から抜けないようにします。
 (抜く方法は 後述します)










バックドアの曲線部分(半円部)に貼り付けた 
強力ホールドテープと
ブロッカー本体端部に縫い付けてある、
10cmほどの長さのループタイプの面ファスナーを
接合させてから、



上部に向かって、少し引張り気味にしながら 
張り合わせを進めて行きます。








車体側とバックドア側のホールドテープの仮接合を
し終えた段階で、
半開状態にしていたバックドアを開放して
全開状態にします。




全体的に、シワがなく張り感がある状態
かといって、あまり張りがありすぎると
ホールドテープとの接合が剥がれてしまう
可能性が出てきます。
車体側とバックドア側のホールドテープの
仮接合の一部を接合しなおしながら、
具合が良い状態にしてください。
車体側ホールドテープの接合は、
最終的に 5mmほどの接合幅になっていても
十分な 接合力があります。






右側が 終わりましたら、
左側も 同様に装着してください。
左右は 同じサイズ形状で製作しておりますが、
同じように装着しても、なかなか同じような
張り具合にならず、具合よくするには 
何度か調整を繰り返す必要があります。
アイズ-ブロッカーの生地は、
傘に使われている生地と同じで
ストレッチ性を持っています。
バックドア側の強力ホールドテープの
接合部分と
ボディ側の下側端部の接合だけは
そのままにして
上側への引っ張りの強弱を加減するだけで
張り具合が変わってきます。

お送りした製品は 下記画像で装着していた
物でして、基本的には同じような 
張り具合にできるハズですので
張り調整を よろしくお願いいたします。



16.バックドアの開閉を数回お試しいただき、生地の挟み込みが無いことなどをご確認ください。
 バックドアの開閉を数回 お試しいただき、
 タープ布の挟み込みがないことなどを ご確認ください。


バックドアが閉まる際には、ドアが閉まっていくに合わせて、
車内の空気が、車外に排出されていく必要があります。
バックドアを勢い良く閉めようとすると、
ドアとボディとの間から車外に排出されていく空気が
収納されつつあるアイズ-ブロッカーのタープ布を
外側に押し出そうと働きます。その結果、
タープ布がウェザーストリップのゴムに挟まってしまいやすくなります。
タープ布の挟み込みが起きてしまう場合の対処方法としては
・バックドアにイージークローザーが装着されている車の場合には、
 ドアをゆっくりと閉めて行って、最後の締め込みは、
 イージークローザーに任せるようにしてください。
・バックドアにイージークローザーが装着されていない車の場合には、
 ドアをゆっくりと閉めて行って、最後の10cmくらいで
 勢い良く閉めてみてください。
お車が、キャンピング車や同様の架装がなされている車の場合には
車内空気を排出する為のダクトの通気量が少なくなっていることで
タープ布の挟み込みが起きやすくもあります。少しご面倒ですが
スライドドアを開けた状態にしてから、バックドアを閉めると
タープ布が挟み込まれにくいです。お試しください。

 また、
 バックドアが元通りの全開状態になるかも再度 ご確認ください。
 張りが強すぎる部分があると、バックドアが元通りの全開状態にならなかったり、
 ウェザーストリップモールが引き出されてきたりする場合があります。
 張りすぎ感があるようでしたら、タープ布を上側方向に移動させて下さい。




うまい具合に収まったことを 
ご確認の上、
余ったいるホールドテープを剥がしたり、
切ったりして
不要部分を取り除いてください。
カーテンを 取り付け直して下さい。




============

最後に
小さなT型金具を 抜く方法につきまして
T型形状になっている金具を
イラスト・画像のように
・横に引っ張りながら 指で押さえて
 T型形状からイ形形状に変形させます。
・変形させた状態で 穴の奥に押し込み
 もう一方の端部を穴から出します。








=======================
ご使用上の 注意。

5M以上の強風下のご使用では
壊れることはありませんが、
バックドアを閉める際に
生地がドアに挟まれる可能性もあります。
その場合は、右か左どちらかが
挟まれますので、
生地を車内側に押し入れながら
バックドアを閉めることで
ご対応ください。
また、強風下でドアを
開けっぱなしにしていると
面ファスナーの一部分が剥がれたりするかも
ですので、貼り直しなどで ご対応ください。

雨や雪で濡れたりした後は、
できれば バックドアを開放して
生地を乾いた状態にしていただくほうが
よろしいかと 思います。

閉めた状態で長期間 駐車をする場合も
たまに  バックドアを開放していただいた方が
よろしいかと 思います。
傘の生地を使っていますので、
傘のイメージで ご対応いただければと存じます。

他にも ご使用上で
気になることが ございましたら
ご報告いただけますと
今後の改良などへの つなげることが
できて、ありがたく存じます。
どうぞ よろしくお願いいたします。












Posted by AIZU at 14:07