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2023年10月30日

アイズ-ストッパー のハンドル位置調整の方法

アイズ-ストッパーをお使いいただいていると、ハンドルレバーの固定位置がだんだんと進んで行きます。
装着当初は 2時(軽い固定)~時(強い固定)付近の固定位置だったものが


長らくお使いいただく中で、目いっぱい締め込むと 4時くらいの位置へと進んでしまう場合があります。


4時くらいまでは支障なくお使いいただけるかと存じますが、5時を過ぎてくるとハンドル固定がしづらくなりますので、以下に対策をご案内いたします。

対策1:固定ボルトの緩みの有無を確認してください。

本体Aと本体Bを固定している 2本のボルトが、緩んでいないかをご確認ください。
このボルトが緩んでいると、ハンドルを固定した際の位置が進んでしまいます

↓↓
2本のボルトがしっかりと固定されていても、ハンドル固定位置が進んでしまっている場合には対策2を実施ください。
↓↓
対策2:「調整用シム」を使用する
ハンドルボルトと真鍮スペーサーとの間に入れることで、進み過ぎた固定位置を戻すことができます。
「調整用シム」は、0.1mmの厚さのステンレス製の小さなスペーサーです。
下記のサポート商品販売ページにて お求めいただけます。予備も含めて3枚で440円(送料・税込)郵送にてお届けいたします。
https://www.aizu-rv.co.jp/aizufr/mssupport#6099

●使い方
ハンドルを外して、ハンドル穴(ナット穴)の中に「調整用シム」を入れてから、ハンドルを戻し入れるだけでOKです。
「調整用シム」には、薄い粘着材が付いています。白いシールをはがしてから 穴の中の真鍮スペーサーに貼り付けてください。




ハンドルレバーのボルトの先に貼り付けておいてから、ハンドルを戻し入れる方法でもかまいません。



4時の位置から 3時前の位置に戻すことができました。


「調整用シム」は、とても薄くて小さな部品ですが、ハンドル固定位置を戻していくことで、操作感を向上させることができます。

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★調整用シムの代用方法

「調整用シム(スペーサー)」は、0.1mm厚のステンレス製シートに薄い粘着材を張り付けて、直径7mmの円形状にしたものです。
他の素材で代用することもできます。

例えば 
・アルミ缶(0.2㎜~0.3mm厚)
・ペットボトル(0.2㎜~0.3mm厚)
・クリアホルダー(0.2㎜厚くらい)
などを 直径7mmくらいの円形状に小さく切って使っても 上記と同様の調整ができます。


粘着材を付けなくてもOKです。アルミ缶やペットボトルは、0.2mm厚くらいありますので、ハンマーでたたいて薄くしておいてから挿入する方がアルミ板が硬く・薄くなってくれるので具合が良いです。
なお、アルミやプラスチックなどの素材よりも、真鍮やステンレスなどの硬い素材の方が、固定具合にカチッと感が出るのでベターではあります。


Posted by AIZU at 15:49

2023年09月20日

アイズ-ストッパー(ハイエース用)の装着・ご使用の説明書(2023年9月19日以降)

≪はじめに≫
本コンテンツは2023年9月19日以降の生産のアイズ-ストッパー(ハイエース、標準ルーフ、ミドルルーフ、ハイルーフ 車用)の装着・ご使用の説明書です。




≪ご注意≫
※アイズ-ストッパーは、トヨタ純正のダンパー(純正強化ダンパー含む)用です。
社外品の強化ダンパーやハイリフトダンパーなどには、適合しない可能性があります。
また、ハイエースⅠ型で装着されていた仕様のダンパー(下画像参照)には、ステー部分を加工しないと装着できません。



ロッドとステーのジョイント部分が車外側を向いているタイプのダンパーです。赤丸部分が干渉します。

ステー部分を 下画像のように加工(ステー部分を削っています)することで、装着が可能になります。




※バックドアの重さが10kg以上増えている状態で全開位置で固定しないで下さい。
バックドアに自転車を積載した場合など、重量が増えたドアを全開位置で固定すると、テコの原理でドアを支えるダンパーには、100kg・f 以上のとても大きな荷重が加わります。ダンパーの取り付け部分の強度が耐えられず 破損する恐れがあり大変危険です。詳細は当説明書の一番最後の「ご使用方法・ご注意」をご覧下さい。

※装着後は各箇所、ボルトが緩んでいないかなどの定期的な確認をお願いいたします。

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≪商品内容≫


真鍮スペーサーの紛失にご注意ください!!
上画像の本体Bの黄色テープの中に、ダンパーロッドを固定するための真鍮製スペーサー入っています。小さな部品ですので、紛失にご注意ください。
 

万一の紛失時には、補修部品としてのご用意はありますが、全ての部品をセットで弊社に返送いただき再調節する必要があります。


≪各部の名称≫



≪装着動画≫
10分弱の装着動画です。 標準ルーフ車ですが、ミドルルーフ車、ハイルーフ車も装着方法は同じです。
下記の装着説明と併せて、一度ご覧いただければと存じます。YouTubeでご覧いただくと、説明用の字幕も見れます。
 


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【装着作業に先立ちまして】
本製品は、基本的には運転席側のバックドアダンパーに装着します。
●運転席側での操作状況は 下画像のようになります。


ハンドルを車外側へ回して固定し、解除時はハンドルを上側でホールドさせます。



●助手席側への装着も可能ですが、操作状況が運転席側とは違ってきますのでご注意ください。
助手席側での操作状況は 下画像のように 2通りの操作状況があります。一般的には運転席側での操作状況の方がお勧めです。

①固定時には、ハンドルが車内側になる操作状況にする場合。解除時は上側でホールドします。



②固定時には、ハンドルが車外側になる操作状況にする場合。解除時には3/4回転させてから上側でホールドします。

 

下記説明書では、まず運転席側への装着をご説明しています。助手席側への装着説明は、この説明書の一番最後で、補足説明的にご案内しております。
助手席側への装着される場合には、まず 運転席側への装着説明をご一読いただいた後で、助手席側への装着の補足説明をご覧下さい。


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1.シリンダー位置の回転
運転席側バックドアダンパーのシリンダーをつかんで、反時計方向(上側から見て左回転)に止まるまで回しておきます。






2.保護テープと本体固定用クランプの取り付け

2- ①
シリンダーの最下部に保護テープを貼ります。(テープの下端と、シリンダーの下端を揃えます)

保護テープの上から爪でシリンダーの溝をなぞり、しっかりと溝を作ってください。(重要)


2- ②
本体固定用クランプのボルトを付け替えます。
元から付いているボルトを外します。ボルト頭側についているスペーサーも一緒に外します。


ボルトを抜く際に、受け側のナットが外れますので、落として無くさないように注意してください。



六角穴付きのボルトに付け替えます。差し込んだだけだと長さが足りていませんが大丈夫です。


2- ③
本体固定用クランプを 、ロッドの部分で取付けて、その後で シリンダーの保護テープの上側付近で仮固定します。

クランプは、最終的にはシリンダーの位置で締め付けるものですが、まずはロッドの位置でハメ入れます。ハメ入れたら、クランプを握り、締め付けて癖をつけてください。
※シリンダーの位置で輪っか状態にするのは大変なので、ロッド位置で輪っかにしてからシリンダーの位置へスライドさせます。


Aとナットとの間隙を「ギュッ」として縮めておきます。広いままですと ボルトがナット側に届きません。


ボルトを 右側から左側のナットへと入れて、少しだけ回してクランプを輪っか状態にしておきます。 斜めに入らないように注意しながら手で回し入れます。もし斜めに入ると数回転させた時点で固くなります。入れ直してください。


クランプをシリンダーの位置へと移動させます。落ちてこないように、付属の六角レンチで軽く締め付けておきます。この時、ボルト頭の位置はシリンダーの左側(車内側)になるようにします。


※もし短いボルトでの締め付けが難しいようでしたら、元の長いボルトを 8mmレンチを使って締めこみ、ナットとⒶ(上から2枚目の画像に記載)との間隔を狭めて形状に癖を付けておいてから、六角穴付きボルトで締め付けます。

3.本体Aの仮固定

3- ①
本体Aを、本体固定用クランプで仮固定していきます。まず、本体Aの爪部分をシリンダーの溝へしっかり ハメ入れます。その際、下記注意事項を必ずご確認ください。



3- ②
本体Aを仮固定する際の向きは、本体Aのボルト穴や 固定用クランプのボルト頭が、車体の真後ろ~少し右側方向(車外側方向)を向いている状態にします。


↓※画像では本体Aに本体Bがすでに接合されていますが、この段階では本体Aのみの固定となります。



3- ③
本体Aを、本体固定用クランプで仮固定します。

爪部の上をクランプで固定します。左画像の赤線付近に、シリンダーの溝部分がくるようにします。
ボルト頭は、シリンダーの左(車内側)で締めます。ボルト頭が、「車体の真後ろ」を向いている状態で固定します。


下図のように必ず爪部の上をクランプで押さえている状態になるように固定してください。
爪が外れていないかいま一度、確認してください。


固定時の注意(ダメな例)



付属の六角レンチを使って、この段階では緩めに固定しておきます。
※本体Aが落ちてこない程度には締め付けてください。




4.本体Aに本体Bを固定
仮固定された本体Aに、本体Bを抱き合わせて、5mmボルト2本で六角レンチを使って、しっかりと固定します。


固定時の注意事項

【 注意 1 】真鍮スペーサーの脱落防止用に貼ってあるテープは取り除いてください。真鍮スペーサーの紛失にご注意ください!

【 注意 2 】本体Aに本体Bを合わせる際には、。必ず、本体Bの 赤いポンチ マークを下側にして、抱き合わせてください。
(運転席側へ装着する場合です)

【 注意 3 】真鍮スペーサーの凹面がダンパーロッドの凸面に必ず面で当たるように調整して固定してください。※下図参照(真鍮スペーサーは、中で回転させることができます)


上の注意事項を守りながら固定します。


 
5.ハンドルの取り付け
本体Bのナット穴に、ハンドルのボルト部を回し入れ右回転させていって軽く止めます。斜めに入らないようにご注意ください。
 ハンドルの回転中心部を、下画像のように親指で押えながら回し入れていくと 斜めにならないで入ってくれやすいです。
斜めに入った場合には、少し回した時点で固くなります。そのまま締めてしまうと固着してしまいます。最初から入れ直してください。




軽く止めた際のハンドルの傾きは下画像のようになるハズです(2時の方向)。もし、このような位置で止まらない場合は…、

①:ひとつ前の項目「手順4」の 「【 注意 2 】本体Aに本体Bを合わせる際には、必ず、本体Bの 赤いポンチマークを下側にして抱き合わせてください。」 を今一度確認して、赤いポンチマークが下側になるように付け直してください。

②:ひとつ前の項目「手順4」の 「【 注意 3 】真鍮スペーサーの凹面がダンパーロッドの凸面に必ず面で当たるように調整して固定してください。」 を今一度確認してください。




6.各部がドアに当たらないことを確認してください 

アイズ-ストッパーを装着後、ドアをゆっくりと閉めていって、本体やクランプやハンドルの各部がドアに当たらないことを確認してください。

まず始めに確認
まずドアを全開にして、シリンダーを反時計方向(上側から見て左回転)に止まるまで回した時に…
※「1.シリンダー位置の回転」でもご説明したように


↓↓↓
各ボルトの頭が車体の真後ろ~少し右側方向を向いている状態になっていることを、今一度確認願います。




この段階では、ドアを固定しようとしないでください!! 本体がまだ仮固定の状態ですのでドアを固定できません。固定しようとすると不具合の原因となりますので、ご注意ください。 

6- ①
ハンドルの黒色キャップの中には、磁石が内臓されていてハンドルを真上方向にした際には、磁石の吸着力によりハンドルを真上方向位置で仮ホールドできます。ハンドルを真上方向位置で仮ホールドした状態にしてから、ドアをゆっくりと閉めて行ってください。


6- ②
ドアが閉まり切る直前でいちど止めてみて、本体やハンドルがバックドア側の当たりそうな位置に、付属のキズ付き防止のスポンジテープを貼ります。次に、ドアを最後まで閉めてみて、各部がバックドア側に当たっていないかを確認してください。


6- ③
シリンダーは、ドアの開閉に伴って、わずかに回転するようになっています。シリンダーの「ドアの開いた状態での回転位置」「ドアの閉じた状態での回転位置」それぞれに対し、ドア内側に当たらないことを確認してください。



手首の角度に注目。これくらい回転するマージンがあります。

ほとんどの お車では、全開からドアを閉めていくに従い、シリンダーは時計回り(上から見て右回転)に回りますが、ハイエースの中には、閉めていくに従い、シリンダーが反時計回り(上から見て左回転)に回る お車もあります。本体やホルダーの各部がボディやドアに当たらない、車両個体差を考慮した最大公約数的な位置として、「ドア全開時に シリンダーを反時計まわりに回して止めた位置で、各ボルトの頭が車体の真後ろ~少し右側方向」と しておりますが、お車によっては、「車体の真後ろ~少し左側方向」が具合が良い場合もあります。 お車の状況に応じて本体の方向を 具合が良い位置に調節してください。

ご確認下さい
※お車によっては、ドア側に貼ったスポンジテープが凹んでしまう状況になります。特に、ミドルルーフ(ロング・ワイドボディ)車では、ハンドル部分がドアの内側に当たってしまうというご報告があります。アイズ-ストッパーを装着しても ドア側の塗装をキズ付けるなどの問題が出ないかどうかは ドアの内側に貼った キズ付き防止スポンジの凹み具合でご判断ください。本体を回転させて調整することで ドアに当たらないようにできる場合が多いですが、装着を断念される場合には、ご返品・ご返金を承りますので お申し出くださいますよう お願い申し上げます。
スポンジが凹んだ状態(本体がバックドア側に接触している)のまま走行をされますと、接触部分がスポンジを突き破ってドア側の塗装面をキズ付ける状態になる場合もあります。ご留意ください。なお、装着作業に起因する塗装面へのキズなどの支障につきましては、免責とさせていただいております。ご了承のほど お願い申し上げます。



7.本体固定用クランプの本固定 

7- ①
各部がボディやドアに当たらないことをご確認いただいた後に、その位置で本体固定用クランプのボルトを付属の六角レンチを使って、シッカリと本締めしてください。

※その際に、下に記載した注意2点を、今一度確認してから本固定してください。

①:シリンダーの溝部分に爪部(カギ状になった部分)が、しっかりと入っていること(手順 3 を参照ください)
②:爪部の上をクランプでしっかり締め付けている状態になっていること(手順 3-③ を参照ください)


 【溝部分に爪部が入り込んでいないと、ドアを半開固定した際にズレ動いてしまします!! 】
ドアが開いていかないように アイズ-ストッパーで固定してもズレ動いてしまう場合には、溝部分に爪部が入っていないことが原因であったりします。
クランプを強力に締め付けることでは、ズレ止めはできません。必ず爪部が溝部分に入っている必要があります爪部が溝部分に入っている状態(本体をしっかりと押し上げている状態)で しっかりと力いっぱい締め付けてください。

7- ②
固定具合を 必ずご確認ください !!
ここで一度、ドアを少し開いたところで、アイズ-ストッパーのハンドルを 時計の針でいうところの 2時~3時くらいの位置まで締め込み、 ドアをしっかりと固定してみてください。



ドアを固定した状態で、ドアを開く方向に少しゆり動かしてみたときに、本体がズレ動かないことを確認してください。


下画像のように 本体とシリンダーとの間に ほとんど 隙間がないのが正常な(ズレ動いていない)状態です


下画像のように 本体とシリンダーとの間に隙間が生じていると、本体がズレ動いてしまっている状況です!!!
なお、シリンダーの溝部分に爪部が、しっかりと入っている状態でしたら、2mmくらいの隙間があっても大丈夫です。


もし、ドアを開く方向に少しゆり動かしてみたときに 隙間が2mm以上に広がっていくようでしたら、、シリンダーの溝部分から爪部が出てしまっています。
それ以上 ドアを開くことを止めて、もう一度本体Aを上側(シリンダー側)へとしっかりと押し上げて爪部(カギ状になった部分)がシリンダの溝部分に確実に入っている状態で、ボルトを強く締めあげてください。




7- ③
ドアを半開状態に固定した際に外側に突き出ているハンドルがボディー側に当たらないかを確認してください。


支障があるようなら本体固定用クランプを緩めて、本体の方向を修正してください。



定期的な確認をお願いします
装着して1か月ほどしてから、本体やクランプの各ボルトの増し締めを行ってください。
また、また、各箇所やボルトなど、緩みが無いかを定期的にご確認下さい。気温の低い時期では、ドアを問題無く固定できていたとしても、気温が上昇して ダンパーの反力が強くなることで ドアを固定しきれなくなるケースもあります。
締め付け具合が不十分なことで、本体がズレ動いてしまって 爪部がシリンダーの溝部分から外れてしまいますと、爪部の形状が変形してしまいます
下画像は、正常な状態の爪部の形状です。


下画像は、爪部が変形してしまっている画像です。


上画像のような状態に変形してしまいますと、 固定具合がさらに悪化してしまいますので、再度装着をし直しても ドアをしっかりと固定できなくなります。クランプのボルトの緩みに ご注意ください。
なお、変形してしまった爪部の補修を承ることが出来ます。
サポート商品販売ページ  https://www.aizu-rv.co.jp/aizufr/mssupport  の 一番下から3番目の 「変形した爪部分の修正」をご購入ください。



8.上側ホルダー用磁石の貼付け
 
8-1 
ハンドルの黒色キャップの中には、磁石が入っています。その磁石に対して、付属の「上側ホルダー用磁石」を吸着させます。


8-2 
ハンドルを真上方向にした位置で、ハンドル側に吸着させている「上側ホルダー用磁石」を、シリンダー側へと吸着替えします。
「上側ホルダー用磁石」を ハンドルの黒色キャップ側から シリンダー側へと移し替えます(磁力でシリンダーに貼りつかせます)



8-3
ハンドルは左回転させて下側に垂らしておき、シリンダーに貼りつかせている磁石の上から、「上側ホルダー用テープ」を貼ります。

※もし貼るのを失敗してしまったり、紫外線等で痛んできてしまった場合は、ビニールテープで代用して下さい。

8-4
「黒色キャップの中の磁石」と、「上側ホルダー用磁石」とが引き合う磁力により、ハンドルを真上方向にホールドすることができます。


※2023.7.21以降に出荷したアイズ-ストッパーにつきましては、本体をよりコンパクトにした関係で、ハンドルとシリンダーの距離が近くなっております。調整が必要な際はコチラをご覧ください。
https://aizurv2.hamazo.tv/e9695149.html


≪装着動画≫
10分弱の動画です。YouTubeでご覧いただくと、説明用の字幕も見れます。 



操作具合の動画 
上側ホルダーは 従来の仕様のものですが、操作具合は 磁石式の最新仕様のものと 同じになります。
YouTubeでご覧いただくと、説明用の字幕も見れます。 




運転席側への装着のご説明は以上です。

 
補足.助手席側へ装着する場合
なお、この説明書の冒頭にある【装着作業に先立ちまして】 で ご説明したように、操作状況が運転席側とは違ってきます。【装着作業に先立ちまして】 の内容をご覧いただき、 助手席側への装着をご検討ください。

1.シリンダー位置の回転
運転席側バックドアダンパーのシリンダーをつかんで、時計方向(上側から見て右回転)に止まるまで回しておきます。


 

2.保護テープと本体固定用クランプの取り付け
シリンダーの最下部に保護テープを貼ってから、

 

保護テープの上付近に本体固定用クランプを仮固定しておきます。クランプは、ロッド部分で装着してから、シリンダー部分へ移動させて六角レンチを使って仮固定しておきます。 
ボルト頭は、画像のように車内側(シリンダーの右側)で締めます。



3.本体Aの仮固定
本体Aを、本体固定用クランプで仮固定します。詳細は 運転席装着の「3.本体Aの仮固定」 を参照ください。 
本体Aの向きは、ボルト穴が 車体の真後ろ~少し左側方向を向いている状態で仮固定してください。




4.本体Aに本体B固定
以下のように、2種類の操作状況のいずれかを選んで 抱き合わせ固定をしてください。
①本体Bの赤いポンチマークを下側にして抱き合わせると、ドアを固定時には ハンドルが車内側になります

下画像は 固定した際のハンドル位置です。

 

②赤いポンチマークを、上側にして抱き合わせると、ドア固定時には ハンドルが車外側になります

下画像は 固定した際のハンドル位置です。


 
①、②、 いずれにありましても、ハンドル固定を解除した際のホールドは、運転席側と同様に 上方向にホールドします。
①の場合では、1/4回転ほど左回しをして、②の場合では、3/4回転ほど左回しをしてから 上方向に磁石でホールドすることになります。



5.ハンドルの取り付け
6.各部がボディやドアに当たらないことを確認 
7.本体固定用クランプの本固定
8.上側ホルダー用磁石の貼付け

の、  5、~ 8、 につきましては、運転席側装着の説明内容を参考にしてください。


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ご使用方法・ご注意
【 ご使用方法 】
バックドアの開き位置を決めて押さえておき、アイズストッパーのハンドルを締め込んで固定します。
ハンドルの締め込み具合は、ドアを固定できる必要最低限の締め込み具合を心がけてくださいドアは動かないけど、押せば動く状態(がっちりと固定され過ぎていていない状態)が望ましい状態です。
ハンドルを強力に締め込むことで、ドアが強固に固定されていますと、下記に説明している危険が生じます

ハンドルは軽めに固定してご使用ください
下画像では、全開位置のドア先端部に12kgほどを 吊り下げた状態で固定しています。バックドアにリヤキャリアや、はしごなどの重量物が取り付けられていたりして、バックドアの重さが10kg以上重くなっていると、アイズ-ストッパーでがっちりと固定することは危険を伴います。

もし、10kg以上重くなっているバックドアを(例えばリアキャリアに自転車を積載している場合など)、全開位置で固定したとすると、純正ダンパーの付け根部分が破壊してしまう可能性があり、とても危険です。
ダンパーの付け根部分には、テコの原理と同じ作用により、ドア先端部に加えた荷重の10倍以上の力が働きます。バックドアが10kg以上重くなっている場合では、ダンパー付け根部分には 300kg・f 近い 大きな力が掛かることになります。トヨタ純正のダンパー付け根部分の強度は、300kg・f 以上の力に耐えることを想定していません。
試しに、 ドアを全開位置に ガチッと固定した状態にして、少し力を加えて(あまり大きな力は加えないで) ドアを押し下げようとしてみてください。ダンパーの付け根部分 や バックドアのルーフ側にあるヒンジ を注視していただくと、ボディの鉄板部分が歪んできて、とても大きな力が加わっている様子を 実感していただけると思います。

自転車を積載しているなど 10kg以上重くなっている場合では、半開位置での固定にとどめてください。その場合にありましても、ドアを押せば、動いてしまう程度の必要最低限の固定具合にしてお使いください。押せば動く状態(がっちりと固定されていない状態)が望ましい状態です。ドアを押しても動かないほどに ガッチリと固定し過ぎることは危険です!! 
アイズ-ストッパーでドアを軽く固定されている限りでは、ドアに大きな力が加わった際でも、ドアがズレ動いてくれることで、ダンパーの付け根部分が破壊されることはありませんが、ドアを強力に固定して、大きな力が加わった際にも、ドアがガッチリと動かないほどに固定されていると、ダンパーの付け根部分が破壊してしまう可能性があります。十分にご注意ください。
そのような危険性を回避するためにも、必要最低限の軽めの固定でお使い下さい。 ユーザー様以外の方がドアを固定される場合でも、ご注意してもらってください。

ガチッと固定されているドアを、 他のどなたか や お子さんだとか が 強く押したり、引いたり、ぶら下がったり されることの無いように、十分にご注意いただけますよう お願い申し上げます。

【 ドア全閉から30センチほどまでの半開状態につきまして】
バックドア全閉から30センチほどまでの、わずかな開き位置ではグラグラした固定状況になります。どれほど強く固定をしたとしても、ダンパー付け根部分の遊びがあるため、かっちりとした固定具合にはなりませんことを ご了承ください。

【 定期的に、本体がズレ動いていないかを 確認ください】
バックドアを全開位置に保持しておく際(降りてこないようにする)には たいした固定力を必要としません。バックドアを半開位置から開いていかないように保持する際に 強力な固定力が必要になります。また半開位置に固定しているバックドアを、どなたかが無理矢理 開こうとした場合には、とても大きな力が働きますので、本体がズレ動いてしまう可能性があります。爪部が溝部分から出てしまうようなことがありますと、爪部分の形状が外側に曲がってしまいます。 爪部分の形状が外側に曲がってしまいますと、シリンダーの溝部分から外れやすい状態になりますことから、再装着をし直しても しっかりと固定ができなくなります。
定期的に 本体がズレ動いていないかを 確認されること(シリンダーと本体との隙間の具合で確認できます)を お勧めいたします。
なお、 爪部分の形状が外側に曲がってしまった場合の対策として、「強力タイプのクランプ」を用意しております。(送料・税込み 880円です)
https://aizurv2.hamazo.tv/e9706824.html 


【固定しづらい場合につきまして】
5型以降の寒冷地仕様車では、寒冷時でも強い反力が出る強化されたダンパーが付いています。逆に夏場にはガスダンパーの反力は とても強くなります。
夏場に、ドア全開時には ハンドルを軽く締め込んで固定ができても、開き具合が中間位置では 強めに締め込まないとしっかりと固定できない場合があります。
また、ロッド部分に潤滑剤などの油分やワックス成分などが残っていると、しっかりと固定できない場合があります。ロッド部分ならびに真鍮スペーサー部分を脱脂してみてください。

【 ハンドルの位置にご注意ください 】
ドアを固定している際には、ハンドルは車外側に飛び出ている状態になります。
適度に固定をした状態では、強めの力でドアを閉めていくこともできてしまいますが、バックドアが閉まりきるより前に、ハンドルがドアの内側面に当たってしまうことになります。 特にユーザー様以外の方が バックドアを開閉される場合などには、半固定状態に気付かない場合もありますのでご注意ください。



【 ハンドルの外し方について 】
ハンドルは左回転させていくと、外すことができます。ハンドルを外した状態でも、中にある部品(真鍮スペーサー)が出てくることはありません。
ユーザー様以外の方がバックドアを開閉される機会が多いような場合などでは平素はハンドルを外しておくといった使い方もありますが、ハンドルの紛失にはご注意ください。
ハンドルのボルト部分の長さは、個別に調整して組んでいます。もしハンドルを紛失された場合、補修部品としてのご用意はありますが、調整が必要ですので弊社までご連絡ください。

【 ドア半開状態の際の、排気ガス流入の危険性について 】
バックドアを半開状態にしている際に、エンジンがかかっておりますと、排気ガスが車内に流入しやすい状況となり、排気ガス中毒の危険性があります。十分にご注意ください。
フロントエアコンを外気導入にして稼働させると、室内側から常にバックドア側へと空気が流れることで、室内側への排気ガスの流入を避けることが出来ます。なお、リヤエアコンやリヤヒーターを稼働させても、車内循環空気ですので排気ガスの流入を防ぐ効果がありません。

ボルトのゆるみについて
装着して1か月ほどしてから、「爪の上を固定しているクランプのボルト」(7.本体固定用クランプの本固定 を参照) と 「本体AとBを抱き合わせ固定している ボルト」 を増し締めしてください。特に、「爪の上を固定しているクランプのボルト」の増し締めを 必ず行ってください。
固定力が弱くなったように感じられた場合には、
本体AとBを抱き合わせ固定しているボルトが緩んでしまっている可能性があります。付属の4mm六角レンチを使って、しつかりと固定し直してください。
頻繁にそのボルトが緩んでしまうようでしたら、いったん外して、ボルトの先に「ボルト緩み防止剤」を塗付してから 固定されることをお勧めします。
「ボルト緩み防止剤」の代わりに瞬間接着剤でも代用できますが、強く固定されすぎますので、ボルトを外す際には 本体を小型バーナーなどで熱しながら外すことになります。

固定した際のハンドル位置が、装着当初よりも進んでしまった場合の調整方法
このブログ https://aizurv2.hamazo.tv/e9754207.html を参照してください。

最後になりますが、ご使用上で気になることがあれば、ご報告いただけると 今後の改良などへとつなげることができて、ありがたく存じます。
弊社レビュー投稿ページは下記URLからアクセスできます。どうぞよろしくお願いいたします。
https://www.aizu-rv.co.jp/aizufr/reviewlist

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本 取扱説明書の内容は、製品の仕様変更などで予告なく変更される場合があります。ご了承ください。
なお、この説明書につきましては、個人様の非営利目的以外の使用は ご遠慮くださいますよう お願い申し上げます。
また、アイズ-ストッパー は、特許出願中です(特願2021-142319) ご留意の程 お願い申し上げます。


Posted by AIZU at 12:08

2023年08月09日

「強力タイプのクランプ」の装着方法です。

「強力タイプのクランプ」を用意しました。


標準のクランプでの装着がうまくいかなかったり、ご使用している中で本体がズレ動いてしまったことで、爪の形状が 下画像のように外側に開いてしまっていても、「強力タイプのクランプ」で締め付けなおしていただくことで シッカリと固定することができます。


ちなみに 正常な状態の爪部分の形状は、下画像のようになっています。


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装着方法は、基本的には 製品に標準で付属されているクランプと同じです。下記の「アイズ-ストッパー装着説明 ブログ」を参照ください。
https://aizurv2.hamazo.tv/e9498817.html
https://aizurv2.hamazo.tv/e9611223.html  (2023年3月以降 )

「強力タイプのクランプ」は 標準クランプよりも 大きなサイズになっていることから、装着位置に少しでも問題があると、ドアを閉めた際に クランプがボディやドアに当たってしまいます。
「強力タイプのクランプ」は、繊細な固定位置となりますことから、下記に補足説明をご案内申し上げます。

※ハイエース用に ご用意したクランプになります。このクランプをキャラバンに取り付けるには、ボルトの種類・長さを変更するなどが必要な上に、とても繊細な位置決めをしていただく必要があります。キャラバンに取り付けをご希望される場合には、別途 お問い合わせください。

「強力タイプのクランプ」は、サポート商品ページにて  お求めいただけます。
https://www.aizu-rv.co.jp/aizufr/mssupport
ページの 一番したあたりにあります。

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装着方法につきまして ご案内申し上げます。
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装着前準備として、運転席側シリンダーを、反時計方向に回して止まった状態にしておきます。(助手席側に装着する場合には、時計方向に回して 止まった状態にしておきます)


1、クランプは、シリンダーの位置で締め付けるものですが、まずはシリンダーの位置ではなく、ロッドの位置でクランプをはめて ボルトをナットに入れて少しだけ回して  クランプを輪っか状態にしておきます。(シリンダーの位置で輪っか状態にするのは大変です)

ボルトは 右側から左側のナットへと入れます。
斜めに入らないように注意しながら、手で回し入れます。もし斜めに入ると数回転させた時点で固くなります。入れ直してください。


2、次に、輪っか状態にしたクランプを シリンダーの位置へと移動させておいてから、
ボルト頭の位置は シリンダーの左側になります


3、本体Aを上側(シリンダー側)へと しっかりと押し上げて、爪部(カギ状になった部分)がシリンダーの溝部分にしっかりとハメ入れてから(ココが重要です)、


爪部の上をクランプで固定します。下画像の赤線付近に シリンダーの溝部分がくるようにします。


※下図のように、 必ず爪部の上をクランプで押さえている状態になるように 固定してください


下画像は、爪部の上を締めこんでいない ダメな固定方法です。



8mmのメガネレンチやソケットレンチやモンキーレンチを使って、この段階では 緩めに固定しておきます。


※強化クランプのボルト頭は、シリンダーの車内側(向かって左側)にあって、 「車体の真後ろ」 を向いている状態にします。
 本体Aのボルト穴は、 「車体の真後ろよりも 少し右側方向」 を向いている状態にします。

4、シリンダーに固定をした本体Aに 本体Bを抱き合わせて、5mmボルト2本を がっちりと固定します。
(本体Aの中に入れる 真鍮スペーサーの紛失に ご注意ください)


5、本体Bのナット穴に、ハンドルのボルト部を回し入れます。 斜めに入らないようにご注意ください。斜めに入った場合には 少し回した時点で固くなります。そのまま締めてしまうと固着してしまいます。最初から入れ直してください。


●本体にハンドルを装着して 回していく際に、強化クランプのボルト頭が 邪魔になってハンドルを回せないかも知れません。その場合には強化クランプを いったん左側へと回転させておいて ボルト頭がハンドルに干渉しないようにしてから ハンドルを回していってください。


●ハンドルが時計の2時方向に止まった状態にしてから、強化クランプのボルト頭を  「車体の真後ろ」 に向いている状態に戻します。

6、アイズ-ストッパーを装着後、ドアをゆっくりと閉めていって、本体やクランプや上側ホルダーの各部がボディやドアに当たらないことを  確認してください。
シリンダーは、ドアの開閉とともに回転します。ほとんどの車両では ドアが閉まっていくに従い シリンダーは時計方向に回転しますが、なかには反時計方向に回る車両もあります。シリンダーが回転しても 各部がボディやドアに当たらないことを確認してください。

下画像は、ドアが閉まり切る直前で、下側から覗き上げた画像です。


下画像は、ドアが閉まり切る直前の画像です。クランプの後ろ側に出ているボルトがボディに当たらないかを確認している画像です。





下画像は、ハンドルを固定した際に ボディに当たらないかを確認している画像です。



ドア全開時に、シリンダーを反時計に回した状態で、各ボルトの頭が 車体の真後ろよりも 少し右側方向に向いているのが 標準的な方向位置となりますが、車両個体差もあります。必要に応じて 本体やクランプの向きを調整してください。




7、本締め
本体や強化クランプや上側ホルダーの各部が、ボディやドアに当たらないことを  確認し終えましたら、
8mmのソケットレンチやスパナやモンキーレンチを使って、しっかりと本締めしてください。



7-1 本締めを終えましたら、固定具合を 必ずご確認ください !!
ここで一度、ドアを少し開いたところで、アイズ-ストッパーのハンドルを 時計の針でいうところの 2時~3時くらいの位置まで締め込み、 ドアを固定します。



ドアを固定した状態で、ドアを開く方向に少し動かしてみたときに、本体がズレ動かないことを確認してください。
下画像のように 本体とシリンダーとの間に 隙間がないのが正常な(ズレ動いていない)状態です


※ 下画像のように 本体とシリンダーとの間に隙間が生じている場合では、本体がズレ動いてしまっています!!!


ズレ動いてしまっている場合には、もう一度 本体Aを上側(シリンダー側)へと しっかりと押し上げて、爪部(カギ状になった部分)がシリンダーの溝部分に確実に入っている状態で、ボルトを 強く締めあげてください。



装着後 1週間ほどしてから、クランプや本体の 各ボルトの増し締めを行ってください。



寒い時期には、問題無く固定が出来ておりましても、気温が上昇すると ダンパーのガス反力が強くなることで、固定力がガス反力に負けてしまうことになりかねません。負けてしまって 本体がズレ動いてしまいますと、 爪部分が外側へと変形してしまって 何度 付け直しても しっかりとした固定ができなくなります。その場合には 爪部分の変形を修正し直してから 付け直す必要が出てきます。そのようなことにならないように、強化クランプのボルトの締まり具合を 定期的に ご確認いただくことを お勧めします。


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~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
※爪部分の形状が外側に曲がってしまっている場合には、



その変形具合が些少のものであれば、この「強力タイプのクランプ」で強く締め付けることで、外側に曲がってしまっている爪の部分を形状矯正しながら「シリンダーの溝部分」の中に納まった状態で 固定することができます。
クランプの中の 爪の納まり具合は目視で確認できないのですが、本体Aを上側(シリンダー側)へと しっかりと押し上げておいて、クランプのボルトを  8mmのソケットレンチやスパナやモンキーレンチを使って、しっかりと本締めしてください。 
「強力タイプのクランプ」で締め付けた後で、固定具合を確認してみてください。ドアを半開位置に固定をしておいて、ドアを揺すってみていただき、本体がズレ動いていかないかを見て 固定具合を ご判断ください。また、装着後 1週間ほどしてから、クランプの増し締めを行ってください。
なお、バックドアを全開位置に保持しておく際(降りてこないようにする)には たいした固定力を必要としません。バックドアを半開位置から開いていかないように保持する際に 強力な固定力が必要になります。また半開位置に固定しているバックドアを、どなたかが無理矢理 開こうとした場合には、とても大きな力が働きますので、本体がズレ動いてしまう可能性があります。爪部が溝部分から出てしまうようなことがありますと、爪部分の形状が外側に曲がってしまいます。
冬場には問題なく半開固定できていたのに、夏場になって(ダンパーの反力が強くなります)半開固定ができなくなるケースもございます。定期的に 本体がズレ動いていないかを 確認されることを お勧めいたします。

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爪部分の曲がり具合は、下画像の程度までが、なんとか「強力タイプのクランプ」で対策できうるギリギリな変形度合です。


「強力タイプのクランプ」で締め付けた後で、固定具合を確認してみていただき、ご不安を感じられる場合には、(あるいは爪部分の変形具合が大きい場合には)
 爪部分の形状を正常な状態に戻してから 装着し直す方がベターです。爪部分の形状を修正することも承っております。
下画像のように変形している爪部分を




下画像のように 正常な状態に近い形状に戻せます。


爪部分を修理修正を 御希望される場合には、お手元のアイズ-ストッパーをお送りいただき、爪部分を修理修正したのちに  1週間以内に ご返送をいたします。
万一、爪部分の形状修正加工がうまくいかなかった場合には、正常な代替品に交換の上 ご返送を致しますことから、本体Aだけでなく、本体B、中の真鍮スペーサー、ハンドルのセットで ご返送いただいております。(本体Bの中の真鍮スペーサーを紛失しないように ご注意ください)
爪部分を修正する費用は、2200円(返送料・税込み)で承っております。お手元の不具合品の弊社へのご返送費用は、スマートレター をお使いいただくと 180円です。









Posted by AIZU at 18:49

2023年07月21日

2023.7.21~ ハンドルとシリンダーとの距離を調整

2023.7.21以降に出荷したアイズ-ストッパーにつきまして。

アイズ-ストッパーのハンドルは、固定していない解除状態の時には、シリンダーに貼りつけた磁石に吸着することで、上側に真っすぐホールドできるようになっています。




ハンドルとシリンダーの磁石との距離を調整していただいた方が、具合良く ハンドルがホールドできるようになる場合があります。


ハンドルの方向を、 時計の針位置でいうところの「11時の方向(あるいは1時の方向)」にした状態で、ハンドルをシリンダー側へ押し込んだり、手前側に引いたりして調整します。

①:ハンドルとシリンダーとの距離が広すぎて、磁石による固定が弱いと感じる場合には
↓↓
ハンドルをシリンダー側へ押し込んで 距離を狭くしてください。

②:ハンドルとシリンダーの距離が近すぎて、磁石にぶつかるような感じがある場合
↓↓
ハンドルを手前側に引いて、磁石との距離を広くしてください

★下記動画も参考にして調整をお願いいたします★
↓↓↓

Posted by AIZU at 13:39

2023年03月20日

アイズ-ストッパーNV350キャラバン用 取付説明書(2023年3月以降 )

≪はじめに≫
本コンテンツは2023年3月以降の生産のアイズ-ストッパー E26 / NV350キャラバン用の装着・ご使用の説明書です。



≪ご注意≫
※アイズ-ストッパーは、日産純正のダンパー用です。
社外品の強化ダンパーやハイリフトダンパーなどには、適合しない可能性があります。

※バックドアの重さが10kg以上増えている状態で全開位置で固定しないで下さい。
バックドアに自転車を積載した場合など、重量が増えたドアを全開位置で固定すると、テコの原理でドアを支えるダンパーには、100kgf 以上のとても大きな荷重が加わります。ダンパーの取り付け部分の強度が耐えられず 破損する恐れがあり大変危険です。詳細は当説明書の一番最後の「ご使用方法・ご注意」をご覧下さい。


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≪商品内容≫



真鍮スペーサーの紛失にご注意ください!!
上画像の本体Bの黄色テープの中に、ダンパーロッドを固定するための真鍮製スペーサー入っています。小さな部品ですので、紛失にご注意ください。
 

万一の紛失時には、補修部品としてのご用意はありますが、全ての部品をセットで弊社に返送いただき再調節する必要があります。

≪必要工具≫
使用工具は、商品に付属されている 4mm六角レンチの他に 「マイナスドライバー」が必要です。

 

≪各部の名称≫




≪装着動画≫
ハイエースへの7分ほどの装着動画です。一部、手順や取付方法が違いますが、作業の流れは同じです。 下記の装着説明に先立ち、一度ご覧いただければと存じます。YouTubeでご覧いただくと、説明用の字幕も見れます。
 



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【装着作業に先立ちまして】
本製品は、基本的には運転席側のバックドアダンパーに装着します。
●運転席側での操作状況は 下画像のようになります。
ハンドルを車外側へ回して固定します。固定解除の際は、ハンドルを上側にホールドします。


↓上側にホールドして解除



●助手席側への装着も可能ですが、操作状況が運転席側とは違ってきます。
助手席側での操作状況は 下画像のように 2通りの操作状況があります。一般的には運転席側での操作状況の方がお勧めです。
①固定時には、ハンドルが車内側になる操作状況にする場合。固定解除時は上側にホールドします。



②固定時には、ハンドルが車外側になる操作状況にする場合。固定解除時は3/4回転させてから上側にホールドします。


 
下記説明書では、まず運転席側への装着をご説明しています。助手席側への装着説明は、この説明書の一番最後で、補足説明的にご案内しております。
助手席側への装着される場合には、まず 運転席側への装着説明をご一読いただいた後で、助手席側への装着の補足説明をご覧下さい。


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1.キズ付き防止用テープの貼り付け
装着作業の際に、ストッパー本体が車体に当たってキズが付くことを防ぐために、下画像の付近にテープを貼っておきます。
作業終了後には 剥がし取ってください。 



 

2.保護テープと本体固定用クランプの取り付け
シリンダーの最下部に保護テープを貼ってから、(テープの下端と、シリンダーの下端を揃えます)


本体固定用クランプを仮固定しておきます。
まず、クランプを ロッド部分の細いところで装着してから、(ボルトは、画像のように右側から入れます)


ボルトはナットに対して真っすぐに差し込んで手回ししてみてください。ボルトが斜めに入っていると数回転させたところで 硬くなって回せなくなります。ボルトを真っすぐに入れ直してください。



シリンダー部の保護テープの上側付近に移動させて マイナスドライバーを使って仮固定します。
 (ボルト頭は、画像のように車内側で締めます)


保護テープの上から爪でシリンダーの溝をなぞり、しっかりと溝を作ってください。



3.本体Aの仮固定

3-1
本体Aを、本体固定用クランプで仮固定します。
本体Aを上側(シリンダー側)へとシッカリと押し上げて、爪部(カギ状になった部分)がシリンダーの溝部分にしっかりとハメ入れてから(ココが重要です



 
爪の上を固定用クランプで仮固定してください。
※爪部(シリンダーの溝部分)が、 クランプ幅の中央付近になるように 固定してください。


ボルト頭を、画像のように車内側で締めます 



3-2
本体Aの向きは、ボルト穴が 車体の真後ろ~少し左側(7時方向)を向いている状態で仮固定してください。


↓本体を上から見た図


クランプの方向は、車体の真後ろ~少し右側(5時方向)を向いている状態で仮固定してください。
↓クランプを上から見た図



4.本体Aに本体Bをシッカリと固定
仮固定された本体Aに、本体Bを抱き合わせます。


 
真鍮スペーサーを紛失しないよう注意しながら、紛失防止用の黄色テープは取り除いてください。
※本体Bの赤いポンチマークは必ず下側にします。
※真鍮スペーサーは下図のように  ロッドに対して、面で当たっているようにしてください。

 

抱き合わせ固定用の5mmボルト2本を 六角レンチを使ってシッカリと締め込み、本体Aに本体Bをガッチリと固定します。



5.ハンドルの取り付け
本体Bのナット穴にハンドルを装着し、右回転させていって軽く止めます。ハンドルを回し入れる際にクランプのボルト頭が当たってしまうようでしたら、一時的にクランプの向きを 6時方向くらいにしておいて、ハンドルを回し入れてください。



※軽く止めた際のハンドルの傾き具合は、下画像のように(ハンドルが車外側に出ている)なるハズです。



もし、上画像のような位置で止まらない場合は、 「※本体Bの赤いポンチマークは下側にします。」 を今一度確認して、赤いポンチマークが下側になるように付け直してください。


一時的に6時方向にしていたクランプの向きを、5時方向くらいに戻しておきます。

6.各部が車体やドアに当たらないことを確認してください 
6-1
まずドアを全開にした時に、各ボルトの頭が車体の真後ろ~少し左側方向を向いている状態になっていることを、今一度確認願います。(3-2で説明)
下画像は、車体の真後ろ方向から撮影したものです。



本体を上から見た図




クランプを上から見た図


6-2
ハンドルの黒色キャップの中には磁石が内臓されていて、ハンドルを真上方向にした際には磁石の吸着力によりハンドルを真上方向位置で仮ホールドできます。
ハンドルを真上方向位置で仮ホールドした状態にしてから、ドアをゆっくりと閉めて行ってください。


6-3
ドアを50センチほど半開させた位置で、ハンドルを回してみてください。
ドアを固定しようとしないで下さい!本体固定用クランプはまだ仮固定状態ですので、ドアを固定できませんし、固定ようとすることで不具合の原因となります。ご注意ください
外側に突き出たハンドルが 車体側に当たらないか確認してください。支障があるようでしたら ドアを全開させてから、本体固定用クランプの固定を緩めて、方向を修正してください。 

↓車体側に当らないかを確認


↓緩めて調整


↓当たらないか確認


6-4
 ドアを閉まりきる寸前まで ゆっくりと閉めていって、本体やクランプが 車体やドアに当たらないことを確認してください。

ドアが閉まり切る直前で止めて、最初に車体に貼ったキズ付き防止用テープに、本体が当たらないかを確認してください。
また、クランプのボルトの後端が車体側に当たらないかどうかを ご確認ください。 ハンドルがバックドアの内側に干渉しないかも ご確認下さい。



6-5
各所への干渉がないことを確認しましたら、キズ付き防止用テープを剥がしてください。



7.本体固定用クランプの本固定 各部が車体やドアに当たらないことをご確認いただいた後に、その位置で本体固定用クランプのボルトを、マイナスドライバーで力いっぱいにシッカリと本固定します
※・シリンダーの溝部分に爪部(カギ状になった部分)が しっかりと入っていること(説明③参照ください)、・クランプの真ん中あたりで爪部を締め付けている状態になっていること、 の2点を 今一度確認してから 本固定してください。



 【溝部分に爪部が入り込んでいないと、ドアを半開固定した際にズレ動いてしまします!! 】
ドアが開いていかないように アイズ-ストッパーで固定してもズレ動いてしまう場合には、溝部分に爪部が入っていないことが原因であったりします。



クランプを強力に締め付けることでは、ズレ止めはできません。必ず爪部が溝部分に入っている必要があります。爪部が溝部分に入っている状態(本体をしっかりと押し上げている状態)で しっかりと力いっぱい締め付けてください。 なお、締め付けているボルトは4ミリ径のボルトです。マイナスドライバーで締めこむ限り、4mmボルトが破断することはありませんが、モンキーレンチなどを使って 必要以上にクランプを強力に締め付けすぎると、4mmボルトが破断する可能性がありますので、締め込み過ぎに ご注意ください。
クランプが破損した場合、補修用クランプのご用意はありますが、ホームセンターなどでも「ホースバンド」として販売しています。直径24mmをクランプするための ステンレス製が適合します。手締めではなく 工具を使って締めこむ 強力なタイプをお選びください。
https://www.monotaro.com/p/4554/6444/


7-1  固定具合を 必ずご確認ください !!
固定用クランプの本固定が済んだところで、一度 ドアを固定してみて固定具合を確認してください。ドアを少し開いたところで、アイズ-ストッパーのハンドルを 時計の針でいうところの 2時~3時くらいの位置までしっかりと締め込み、 ドアの動きを固定してみてください。




ドアを固定した状態で、ドアを開く方向に少し揺り動かしてみたときに、本体がズレ動かないことを確認してください。



※ 下画像のように 本体とシリンダーとの間に隙間が生じていると、本体がズレ動いてしまっている状況です!!!
(1ミリ以下の隙間なのであれば大丈夫です)


もし、本体がズレ動いてしまうようですと、「 7.本体固定用クランプの本固定 」 をやり直して、十分にしっかりと固定し直してください!!(マイナスドライバーではなく、締め込み過ぎにご注意いただきながら モンキーレンチなどで締め付け直すのもよろしいかと存じます)

7-2   ※装着して1か月ほどしてから、本体固定用クランプのボルト を増し締めしてください※
この締め付け具合が不十分なことで、本体がズレ動いてしまって 爪部がシリンダーの溝部分から外れてしまいますと、爪部の形状が変形してしまいます。変形してしまいますと、 固定具合がさらに悪化してしまいますので、再度装着をし直しても しっかりとした固定ができなくなります。クランプのボルトの緩みに ご注意ください。
●正常な形状(新品状態)は、下画像のようになっています。


●下画像は爪部の形状が 少し変形している画像です。


爪部の形状が変形が些少の場合には、「強力タイプのクランプ」で締め付けなおえうことで シッカリと固定することができます。https://aizurv2.hamazo.tv/e9706824.html

●下画像のように、爪部が大きく変形しておりますと、「強力タイプのクランプ」でも 固定に不安があります。その場合には爪部を修理修正する必要があります。



8.上側ホルダー用磁石の貼付け
 
8-1 
ハンドルの黒色キャップの中には、磁石が入っています。その磁石に対して、付属の「上側ホルダー用磁石」を吸着させます。


 

8-2 
ハンドルを真上方向にした位置で、ハンドル側に吸着させている「上側ホルダー用磁石」を、シリンダー側へと吸着替えします。
「上側ホルダー用磁石」を ハンドルの黒色キャップ側から シリンダー側へと移し替えます(磁力でシリンダーに貼りつかせます)




8-3
ハンドルは左回転させて下側に垂らしておき、シリンダーに貼りつかせている磁石の上から、「上側ホルダー用テープ」を貼ります。


※もし貼るのを失敗してしまったり、紫外線等で痛んできてしまった場合は、ビニールテープで代用して下さい。 

8-4
「黒色キャップの中の磁石」と、「上側ホルダー用磁石」とが引き合う磁力により、ハンドルを真上方向にホールドすることができます。

 

※2023.7.21以降に出荷したアイズ-ストッパーにつきましては、本体をよりコンパクトにした関係で、ハンドルとシリンダーの距離が近くなっております。調整が必要な際はコチラをご覧ください。
https://aizurv2.hamazo.tv/e9695149.html


★運転席側への装着は以上です★ 

≪装着動画≫
ハイエースへの7分ほどの装着動画です。一部、手順や取付方法が違いますが、作業の流れは同じです。 下記の装着説明に先立ち、一度ご覧いただければと存じます。YouTubeでご覧いただくと、説明用の字幕も見れます。
 



操作具合の動画 
9分弱の動画です。YouTubeでご覧いただくと、説明用の字幕も見れます。 




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9.運転席側への装着のご説明は以上です。続いて 助手席側への装着を ご案内申し上げます。
なお、この説明書の冒頭にある【装着作業に先立ちまして】 で ご説明したように、操作状況が運転席側とは違ってきます。【装着作業に先立ちまして】 の内容をご覧いただき、 助手席側への装着をご検討ください。

1.キズ付き防止用テープを貼り付ける
助手席側のダンパー部分(下画像の箇所)にキズ付き防止用テープを貼ります。

 

2.保護テープと本体固定用クランプの取り付け
シリンダーの最下部に保護テープを貼ってから、

 

保護テープの上付近に本体固定用クランプを仮固定しておきます。クランプは、ロッド部分で装着してから、シリンダー部分へ移動させてマイナスドライバーを使って仮固定しておきます。 
ボルト頭は、画像のように車内側(シリンダーの右側)で締めます。


3.本体Aの仮固定
本体Aを、本体固定用クランプで仮固定します。詳細は 運転席装着の「3.本体Aの仮固定」 を参照ください。 
本体Aの向きは、ボルト穴が 車体の真後ろ~少し左側方向を向いている状態で仮固定してください。


4.本体Aに本体B固定
以下のように、2種類の操作状況のいずれかを選んで 抱き合わせ固定をしてください。
①本体Bの赤いポンチマークを下側にして抱き合わせると、ドアを固定時には ハンドルが車内側になります


 

②赤いポンチマークを、上側にして抱き合わせると、ドア固定時には ハンドルが車外側になります


 
①、②、 いずれにありましても、ハンドル固定を解除した際のホールドは、運転席側と同様に 上方向にホールドします。
(②の場合では、3/4回転ほど左回しをしてから 上方向にホールドすることになります)


5.ハンドルの取り付け
6.各部が車体やドアに当たらないことを確認 
7.本体固定用クランプの本固定
8.上側ホルダー用磁石の貼付け

の、  5、~ 8、 につきましては、運転席側装着の説明内容を参考にしてください。


装着作業は 以上で終了です。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ご使用方法・ご注意
【 ご使用方法 】
バックドアの開き位置を決めて押さえておき、アイズストッパーのハンドルを締め込んで固定します。
ハンドルの締め込み具合は、ドアを固定できる必要最低限の締め込み具合を心がけてくださいドアは動かないけど、押せば動く状態(がっちりと固定され過ぎていていない状態)が望ましい状態です。
ハンドルを強力に締め込むことで、ドアが強固に固定されていますと、下記に説明している危険が生じます

ハンドルは軽めに固定してご使用ください
下画像では、全開位置のドア先端部に12kgほどを 吊り下げた状態で固定しています。バックドアにリヤキャリアや、はしごなどの重量物が取り付けられていたりして、バックドアの重さが10kg以上重くなっていると、アイズ-ストッパーでがっちりと固定することは危険を伴います。


もし、10kg以上重くなっているバックドアを(例えばリアキャリアに自転車を積載している場合など)、全開位置で固定したとすると、純正ダンパーの付け根部分が破壊してしまう可能性があり、とても危険です。
ダンパーの付け根部分には、テコの原理と同じ作用により、ドア先端部に加えた荷重の10倍以上の力が働きます。バックドアが10kg以上重くなっている場合では、ダンパー付け根部分には 300kg近い 大きな力が掛かることになります。
試しに、 ドアを全開位置に ガチッと固定した状態にして、少し力を加えて(あまり大きな力は加えないで) ドアを押し下げようとしてみてください。ダンパーの付け根部分 や バックドアのルーフ側にあるヒンジ を注視していただくと、ボディの鉄板部分が歪んできて、とても大きな力が加わっている様子を 実感していただけると思います。

自転車を積載しているなど 10kg以上重くなっている場合では、半開位置での固定にとどめてください。その場合にありましても、ドアを押せば、動いてしまう程度の必要最低限の固定具合にしてお使いください。押せば動く状態(がっちりと固定されていない状態)が望ましい状態です。ドアを押しても動かないほどに ガッチリと固定し過ぎることは危険です!! 
アイズ-ストッパーでドアを軽く固定されている限りでは、ドアに大きな力が加わった際でも、ドアがズレ動いてくれることで、ダンパーの付け根部分が破壊されることはありませんが、ドアを強力に固定して、大きな力が加わった際にも、ドアがガッチリと動かないほどに固定されていると、ダンパーの付け根部分が破壊してしまう可能性があります。十分にご注意ください。
そのような危険性を回避するためにも、必要最低限の軽めの固定でお使い下さい。 ユーザー様以外の方がドアを固定される場合でも、ご注意してもらってください。

ガチッと固定されているドアを、 他のどなたか や お子さんだとか が 強く押したり、引いたり、ぶら下がったり されることの無いように、十分にご注意いただけますよう お願い申し上げます。

【 ドア全閉から30センチほどまでの半開状態につきまして】
バックドア全閉から30センチほどまでの、わずかな開き位置ではグラグラした固定状況になります。どれほど強く固定をしたとしても、ダンパー付け根部分の遊びがあるため、かっちりとした固定具合にはなりませんことを ご了承ください。

【 定期的に、本体がズレ動いていないかを 確認ください】
バックドアを全開位置に保持しておく際(降りてこないようにする)には たいした固定力を必要としません。バックドアを半開位置から開いていかないように保持する際に 強力な固定力が必要になります。また半開位置に固定しているバックドアを、どなたかが無理矢理 開こうとした場合には、とても大きな力が働きますので、本体がズレ動いてしまう可能性があります。爪部が溝部分から出てしまうようなことがありますと、爪部分の形状が外側に曲がってしまいます。 爪部分の形状が外側に曲がってしまいますと、シリンダーの溝部分から外れやすい状態になりますことから、再装着をし直しても しっかりと固定ができなくなります。
定期的に 本体がズレ動いていないかを 確認されること(シリンダーと本体との隙間の具合で確認できます)を お勧めいたします。
なお、 爪部分の形状が外側に曲がってしまった場合の対策として、「強力タイプのクランプ」を用意しております。(送料・税込み 880円です)
https://aizurv2.hamazo.tv/e9706824.html 

【固定しづらい場合につきまして】
ガスダンパーの反力は 夏場には とても強くなります。冬場にはドアを半間位置に軽く固定できていても、夏場では 強く締め込まないと固定できなくなったりします。また、ロッド部分に潤滑剤などの油分やワックス成分などが残っていると、しっかりと固定できない場合があります。ロッド部分ならびに真鍮スペーサー部分を脱脂してみてください。

【 ハンドルの位置にご注意ください 】
ドアを固定している際には、ハンドルは車外側に飛び出ている状態になります。
適度に固定をした状態では、強めの力でドアを閉めていくこともできてしまいますが、バックドアが閉まりきるより前に、ハンドルがドアの内側面に当たってしまうことになります。 
特にユーザー様以外の方が バックドアを開閉される場合などには、アイズ-ストッパーでの半固定状態に気付かないまま ドアを閉めようとされる場合もありますのでご注意ください。



【 ハンドルの外し方について 】
ハンドルは左回転させていくと、外すことができます。ハンドルを外した状態でも、中にある部品(真鍮スペーサー)が出てくることはありません。
ユーザー様以外の方がバックドアを開閉される機会が多いような場合などでは平素はハンドルを外しておくといった使い方もありますが、ハンドルの紛失にはご注意ください。
ハンドルのボルト部分の長さは、個別に調整して組んでいます。もしハンドルを紛失された場合、補修部品としてのご用意はありますが、調整は必要ですので弊社までご連絡ください。

【 ドア半開状態の際の、排気ガス流入の危険性について 】
バックドアを半開状態にしている際に、エンジンがかかっておりますと、排気ガスが車内に流入しやすい状況となり、排気ガス中毒の危険性があります。十分にご注意ください。
フロントエアコンを外気導入にして稼働させると、室内側から常にバックドア側へと空気が流れることで、室内側への排気ガスの流入を避けることが出来ます。なお、リヤエアコンやリヤヒーターを稼働させても、車内循環空気ですので排気ガスの流入を防ぐ効果がありません。

ボルトのゆるみについて
装着して1か月ほどしてから、「爪の上を固定しているクランプのボルト」(7.本体固定用クランプの本固定 を参照) と 「本体AとBを抱き合わせ固定している ボルト」 を増し締めしてください。特に、「爪の上を固定しているクランプのボルト」の増し締めを 必ず行ってください。

使用していると、固定した際のハンドル位置が、装着当初よりも固定位置が変化していたり、固定力が弱くなったように感じられた場合には、
本体AとBを抱き合わせ固定しているボルトが緩んでしまっている可能性があります。付属の4mm六角レンチを使って、しつかりと固定し直してください。
また、頻繁にそのボルトが緩んでしまうようでしたら、いったん外して、ボルトの先に「ボルト緩み防止剤」を塗付してから 固定されることをお勧めします。
「ボルト緩み防止剤」の代わりに瞬間接着剤でも代用できますが、強く固定されすぎますので、ボルトを外す際には 本体を小型バーナーなどで熱しながら外すことになります。


最後になりますが、ご使用上で気になることがあれば、ご報告いただけると 今後の改良などへとつなげることができて、ありがたく存じます。
弊社レビュー投稿ページは下記URLからアクセスできます。どうぞよろしくお願いいたします。
https://www.aizu-rv.co.jp/aizufr/reviewlist


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本 取扱説明書の内容は、製品の仕様変更などで予告なく変更される場合があります。ご了承ください。
なお、この説明書につきましては、個人様の非営利目的以外の使用は ご遠慮くださいますよう お願い申し上げます。
また、アイズ-ストッパー は、特許出願中です(特願2021-142319) ご留意の程 お願い申し上げます。

Posted by AIZU at 12:52

2023年03月08日

アイズ-ストッパー(ハイエース用)の装着・ご使用の説明書(2023年3月以降)

≪はじめに≫
本コンテンツは2023年3月以降の生産のアイズ-ストッパー(ハイエース、標準ルーフ、ミドルルーフ、ハイルーフ 車用)の装着・ご使用の説明書です。



≪ご注意≫
※アイズ-ストッパーは、トヨタ純正のダンパー(純正強化ダンパー含む)用です。
社外品の強化ダンパーやハイリフトダンパーなどには、適合しない可能性があります。

※バックドアの重さが10kg以上増えている状態で全開位置で固定しないで下さい。
バックドアに自転車を積載した場合など、重量が増えたドアを全開位置で固定すると、テコの原理でドアを支えるダンパーには、100kgf 以上のとても大きな荷重が加わります。ダンパーの取り付け部分の強度が耐えられず 破損する恐れがあり大変危険です。詳細は当説明書の一番最後の「ご使用方法・ご注意」をご覧下さい。

===========================
≪商品内容≫



真鍮スペーサーの紛失にご注意ください!!
上画像の本体Bの黄色テープの中に、ダンパーロッドを固定するための真鍮製スペーサー入っています。小さな部品ですので、紛失にご注意ください。
 

万一の紛失時には、補修部品としてのご用意はありますが、全ての部品をセットで弊社に返送いただき再調節する必要があります。

≪必要工具≫
使用工具は、商品に付属されている 4mm六角レンチの他に 「マイナスドライバー」が必要です。

 

≪各部の名称≫




≪装着動画≫
7分弱の装着動画です。 標準ルーフ車ですが、ミドルルーフ車、ハイルーフ車も装着方法は同じです。
下記の装着説明と併せて、一度ご覧いただければと存じます。YouTubeでご覧いただくと、説明用の字幕も見れます。
 


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【装着作業に先立ちまして】
本製品は、基本的には運転席側のバックドアダンパーに装着します。
●運転席側での操作状況は 下画像のようになります。





●助手席側への装着も可能ですが、操作状況が運転席側とは違ってきます。
助手席側での操作状況は 下画像のように 2通りの操作状況があります。一般的には運転席側での操作状況の方がお勧めです。
①固定時には、ハンドルが車内側になる操作状況にする場合



②固定時には、ハンドルが車外側になる操作状況にする場合。ホールド時には3/4回転させてから上側にホールドします。

 

下記説明書では、まず運転席側への装着をご説明しています。助手席側への装着説明は、この説明書の一番最後で、補足説明的にご案内しております。
助手席側への装着される場合には、まず 運転席側への装着説明をご一読いただいた後で、助手席側への装着の補足説明をご覧下さい。


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1.シリンダー位置の回転
運転席側バックドアダンパーのシリンダーをつかんで、反時計方向(上側から見て左回転)に止まるまで回しておきます。






2.保護テープと本体固定用クランプの取り付け
シリンダーの最下部に保護テープを貼ってから、(テープの下端と、シリンダーの下端を揃えます)


本体固定用クランプを仮固定しておきます。まず、クランプを ロッド部分の細いところで装着してから、(ボルトは、画像のように右側から入れます)


ボルトはナットに対して、真っすぐに入っている必要があります。ボルトを入れて まず手で回してみてください。スムーズに回っていけばOKです。斜めに入っている場合ですと 少し回しただけで 固着した状態になってしまいますので、入れ直してください。  


シリンダー部の保護テープの上側付近に移動させて マイナスドライバーを使って仮固定します。 (ボルト頭は、画像のように車内側で締めます)


保護テープの上から爪でシリンダーの溝をなぞり、しっかりと溝を作ってください。



3.本体Aの仮固定
3-1
本体Aを、本体固定用クランプで仮固定します。
本体Aを上側(シリンダー側)へとシッカリと押し上げて、爪部(カギ状になった部分)がシリンダーの溝部分にしっかりとハメ入れてから(ココが重要です





爪の上を固定用クランプで仮固定してください。
※爪部(シリンダーの溝部分)が、 クランプ幅の中央付近になるように 固定してください。



ボルト頭を、画像のように車内側で締めます 


3-2
本体Aを仮固定した際の向きは、ボルト穴が 車体の真後ろ~少し右側方向を向いている状態で仮固定してください。





4.本体Aに本体B固定
仮固定された本体Aに、本体Bを抱き合わせます。

 
真鍮スペーサーを紛失しないよう注意しながら、紛失防止用テープは取り除いてください。
※本体Bの赤いポンチマークは必ず下側にします。
※真鍮スペーサーは ロッドに対して、面で当たっているようにしてください。

 

5mmボルト2本で六角レンチを使って、本体Aに本体Bをしっかりと固定します。



5.ハンドルの取り付け
本体Bのナット穴にハンドルを装着し、右回転させていって軽く止めます。



※軽く止めた際のハンドルの傾き具合は、下画像のように(ハンドルが車外側に出ている)なるハズです。
 

もし、上画像のような位置で止まらない場合は、 「※本体Bの赤いポンチマークは下側にします。」 を今一度確認して、赤いポンチマークが下側になるように付け直してください。




6.各部がボディやドアに当たらないことを確認してください 
まずドアを全開にして、シリンダーを反時計方向(上側から見て左回転)に止まるまで回した時に(「1.シリンダー位置の回転 」で ご説明したように )



各ボルトの頭が車体の真後ろ~少し右側方向を向いている状態になっていることを 今一度確認願います。


6-1
ドアを半開状態に固定した際に、外側に突き出ているハンドルが ボデイ側に当たらないかを 確認してください。



支障があるようでしたら、「3.本体Aの仮固定」を緩めて、本体の方向を修正してください。 

 

 ドアをゆっくりと閉めていって、アイズ-ストッパーの各部がボディやドアに当たらないことを確認してください。

6-2
ハンドルの黒色キャップの中には、磁石が内臓されていて、ハンドルを真上方向にした際には 磁石の吸着力によりハンドルを真上方向位置で仮ホールドできます。ハンドルを真上方向位置で仮ホールドした状態にしてから ドアをゆっくりと閉めて行ってください。



6-3
ドアが閉まり切る直前で止めて、本体や上側ホルダーがバックドア側の当たりそうな位置に、付属のキズ付き防止のスポンジテープを貼ってから、ドアを最後まで閉めてみて、本体がバックドア側に当たっていないかを確認してください。(下画像は 標準ルーフの画像です)

 
 

下画像は、ドアが閉まり切る直前で止めて、 ドア内側に当たらないことを確認しています。 


6-4
シリンダーは、ドアの開閉に伴って、わずかに回転するようになっていて、ドアの開閉とともに回転しますので、本体やホルダーの各部と、ボディやドアとの隙間に 余裕を持たせておいてください。

 

 

ほとんどの お車では、全開からドアを閉めていくに従い、シリンダーは時計回り(上から見て右回転)に回りますが、ハイエースの中には、閉めていくに従い、シリンダーが反時計回り(上から見て左回転)に回る お車もあります。本体やホルダーの各部がボディやドアに当たらない、車両個体差を考慮した最大公約数的な位置として、「ドア全開時に シリンダーを反時計まわりに回して止めた位置で、各ボルトの頭が車体の真後ろ~少し右側方向」と しておりますが、お車によっては、「車体の真後ろ~少し左側方向」が具合が良い場合もあります。 お車の状況に応じて本体の方向を 具合が良い位置に調節してください。

※お車によっては、ドア側に貼ったスポンジテープが凹んでしまう状況になります。特に、ミドルルーフ(ロング・ワイドボディ)車では、ハンドル部分がドアの内側に当たってしまうというご報告があります。アイズ-ストッパーを装着しても ドア側の塗装をキズ付けるなどの問題が出ないかどうかは ドアの内側に貼った キズ付き防止スポンジの凹み具合でご判断ください。本体を回転させて調整することで ドアに当たらないようにできる場合が多いですが、装着を断念される場合には、ご返品・ご返金を承りますので お申し出くださいますよう お願い申し上げます。
スポンジが凹んだ状態(本体がバックドア側に接触している)のまま走行をされますと、接触部分がスポンジを突き破ってドア側の塗装面をキズ付ける状態になる場合もあります。ご留意ください。なお、装着作業に起因する塗装面へのキズなどの支障につきましては、免責とさせていただいております。ご了承のほど お願い申し上げます。


7.本体固定用クランプの本固定 各部がボディやドアに当たらないことをご確認いただいた後に、マイナスドライバーで力いっぱいにシッカリと本固定します
※・シリンダーの溝部分に爪部(カギ状になった部分)が しっかりと入っていること(説明③参照ください)、・クランプの真ん中あたりで爪部を締め付けている状態になっていること、 の2点を 今一度確認してから 本固定してください。


 【溝部分に爪部が入り込んでいないと、ドアを半開固定した際にズレ動いてしまします!! 】
ドアが開いていかないように アイズ-ストッパーで固定してもズレ動いてしまう場合には、溝部分に爪部が入っていないことが原因であったりします。



クランプを強力に締め付けることでは、ズレ止めはできません。必ず爪部が溝部分に入っている必要があります 爪部が溝部分に入っている状態(本体をしっかりと押し上げている状態)で しっかりと力いっぱい締め付けてください。なお、締め付けているボルトは4ミリ径のボルトです。マイナスドライバーで締めこむ限り、4mmボルトが破断することはありませんが、モンキーレンチなどを使って 必要以上にクランプを強力に締め付けすぎると、4mmボルトが破損してしまい、使えなくなりますので 締め込み過ぎに ご注意ください。
クランプが破損した場合、補修用クランプのご用意はありますが、ホームセンターなどでも「ホースバンド」として販売しています。直径24mmをクランプするための ステンレス製が適合します。手締めではなく 工具を使って締めこむ 強力なタイプをお選びください。
https://www.monotaro.com/p/4554/6444/


7-1  固定具合を 必ずご確認ください !!
ここで一度、ドアを少し開いたところで、アイズ-ストッパーのハンドルを 時計の針でいうところの 2時~3時くらいの位置まで締め込み、 ドアをしっかりと固定してみてください。



ドアを固定した状態で、ドアを開く方向に少し動かしてみたときに、本体がズレ動かないことを確認してください。
下画像のように 本体とシリンダーとの間に 隙間がないのが正常な(ズレ動いていない)状態です


※ 下画像のように 本体とシリンダーとの間に隙間が生じていると、本体がズレ動いてしまっている状況です!!!


もし、本体がズレ動いてしまうようですと、「 7.本体固定用クランプの本固定 」 をやり直して、十分にしっかりと固定し直してください!!(マイナスドライバーではなく、締め込み過ぎにご注意いただきながら モンキーレンチなどで締め付け直すのもよろしいかと存じます)

※ どうしても 締め付け具合が不十分になってしまっているようでしたら  「強力タイプのクランプ」 の用意があります。 
https://aizurv2.hamazo.tv/e9706824.html




7-2   ※装着して1か月ほどしてから、本体固定用クランプのボルト を増し締めしてください※
気温の低い時期では、ドアを問題無く固定できていたとしても、気温が上昇して ダンパーの反力が強くなることで ドアを固定しきれなくなるケースもあります。
締め付け具合が不十分なことで、本体がズレ動いてしまって 爪部がシリンダーの溝部分から外れてしまいますと、爪部の形状が変形してしまいます
下画像は、正常な状態の爪部の形状です。


下画像は、爪部が変形してしまっている画像です。


上画像のような状態に変形してしまいますと、 固定具合がさらに悪化してしまいますので、再度装着をし直しても ドアをしっかりと固定できなくなります。クランプのボルトの緩みに ご注意ください。
なお、爪部の変形具合がある程度まででしたら、前述の「強力タイプのクランプ」で締め付け直していただくことで、しっかりとした固定ができます。

8.上側ホルダー用磁石の貼付け
 
8-1 
ハンドルの黒色キャップの中には、磁石が入っています。その磁石に対して、付属の「上側ホルダー用磁石」を吸着させます。


 

8-2 
ハンドルを真上方向にした位置で、ハンドル側に吸着させている「上側ホルダー用磁石」を、シリンダー側へと吸着替えします。
「上側ホルダー用磁石」を ハンドルの黒色キャップ側から シリンダー側へと移し替えます(磁力でシリンダーに貼りつかせます)




8-3
ハンドルは左回転させて下側に垂らしておき、シリンダーに貼りつかせている磁石の上から、「上側ホルダー用テープ」を貼ります。


 

8-4
「黒色キャップの中の磁石」と、「上側ホルダー用磁石」とが引き合う磁力により、ハンドルを真上方向にホールドすることができます。

 

※2023.7.21以降に出荷したアイズ-ストッパーにつきましては、本体をよりコンパクトにした関係で、ハンドルとシリンダーの距離が近くなっております。調整が必要な際はコチラをご覧ください。
https://aizurv2.hamazo.tv/e9695149.html


≪装着動画≫
7分弱の動画です。YouTubeでご覧いただくと、説明用の字幕も見れます。 



操作具合の動画 
上側ホルダーは 従来の仕様のものですが、操作具合は 磁石式の最新仕様のものと 同じになります。
YouTubeでご覧いただくと、説明用の字幕も見れます。 




 
9.運転席側への装着のご説明は以上です。続いて 助手席側への装着を ご案内申し上げます。
なお、この説明書の冒頭にある【装着作業に先立ちまして】 で ご説明したように、操作状況が運転席側とは違ってきます。【装着作業に先立ちまして】 の内容をご覧いただき、 助手席側への装着をご検討ください。

1.シリンダー位置の回転
運転席側バックドアダンパーのシリンダーをつかんで、時計方向(上側から見て右回転)に止まるまで回しておきます。


 

2.保護テープと本体固定用クランプの取り付け
シリンダーの最下部に保護テープを貼ってから、

 

保護テープの上付近に本体固定用クランプを仮固定しておきます。クランプは、ロッド部分で装着してから、シリンダー部分へ移動させてマイナスドライバーを使って仮固定しておきます。 
ボルト頭は、画像のように車内側(シリンダーの右側)で締めます。


3.本体Aの仮固定
本体Aを、本体固定用クランプで仮固定します。詳細は 運転席装着の「3.本体Aの仮固定」 を参照ください。 
本体Aの向きは、ボルト穴が 車体の真後ろ~少し左側方向を向いている状態で仮固定してください。


4.本体Aに本体B固定
以下のように、2種類の操作状況のいずれかを選んで 抱き合わせ固定をしてください。
①本体Bの赤いポンチマークを下側にして抱き合わせると、ドアを固定時には ハンドルが車内側になります


 

②赤いポンチマークを、上側にして抱き合わせると、ドア固定時には ハンドルが車外側になります


 
①、②、 いずれにありましても、ハンドル固定を解除した際のホールドは、運転席側と同様に 上方向にホールドします。
(②の場合では、3/4回転ほど左回しをしてから 上方向にホールドすることになります)


5.ハンドルの取り付け
6.各部がボディやドアに当たらないことを確認 
7.本体固定用クランプの本固定
8.上側ホルダー用磁石の貼付け

の、  5、~ 8、 につきましては、運転席側装着の説明内容を参考にしてください。


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ご使用方法・ご注意
【 ご使用方法 】
バックドアの開き位置を決めて押さえておき、アイズストッパーのハンドルを締め込んで固定します。
ハンドルの締め込み具合は、ドアを固定できる必要最低限の締め込み具合を心がけてくださいドアは動かないけど、押せば動く状態(がっちりと固定され過ぎていていない状態)が望ましい状態です。
ハンドルを強力に締め込むことで、ドアが強固に固定されていますと、下記に説明している危険が生じます

ハンドルは軽めに固定してご使用ください
下画像では、全開位置のドア先端部に12kgほどを 吊り下げた状態で固定しています。バックドアにリヤキャリアや、はしごなどの重量物が取り付けられていたりして、バックドアの重さが10kg以上重くなっていると、アイズ-ストッパーでがっちりと固定することは危険を伴います。

もし、10kg以上重くなっているバックドアを(例えばリアキャリアに自転車を積載している場合など)、全開位置で固定したとすると、純正ダンパーの付け根部分が破壊してしまう可能性があり、とても危険です。
ダンパーの付け根部分には、テコの原理と同じ作用により、ドア先端部に加えた荷重の10倍以上の力が働きます。バックドアが10kg以上重くなっている場合では、ダンパー付け根部分には 300kg近い 大きな力が掛かることになります。トヨタ純正のダンパー付け根部分の強度は、300kg以上の力に耐える強度はありません。
試しに、 ドアを全開位置に ガチッと固定した状態にして、少し力を加えて(あまり大きな力は加えないで) ドアを押し下げようとしてみてください。ダンパーの付け根部分 や バックドアのルーフ側にあるヒンジ を注視していただくと、ボディの鉄板部分が歪んできて、とても大きな力が加わっている様子を 実感していただけると思います。

自転車を積載しているなど 10kg以上重くなっている場合では、半開位置での固定にとどめてください。その場合にありましても、ドアを押せば、動いてしまう程度の必要最低限の固定具合にしてお使いください。押せば動く状態(がっちりと固定されていない状態)が望ましい状態です。ドアを押しても動かないほどに ガッチリと固定し過ぎることは危険です!! 
アイズ-ストッパーでドアを軽く固定されている限りでは、ドアに大きな力が加わった際でも、ドアがズレ動いてくれることで、ダンパーの付け根部分が破壊されることはありませんが、ドアを強力に固定して、大きな力が加わった際にも、ドアがガッチリと動かないほどに固定されていると、ダンパーの付け根部分が破壊してしまう可能性があります。十分にご注意ください。
そのような危険性を回避するためにも、必要最低限の軽めの固定でお使い下さい。 ユーザー様以外の方がドアを固定される場合でも、ご注意してもらってください。

ガチッと固定されているドアを、 他のどなたか や お子さんだとか が 強く押したり、引いたり、ぶら下がったり されることの無いように、十分にご注意いただけますよう お願い申し上げます。

【 ドア全閉から30センチほどまでの半開状態につきまして】
バックドア全閉から30センチほどまでの、わずかな開き位置ではグラグラした固定状況になります。どれほど強く固定をしたとしても、ダンパー付け根部分の遊びがあるため、かっちりとした固定具合にはなりませんことを ご了承ください。

【 定期的に、本体がズレ動いていないかを 確認ください】
バックドアを全開位置に保持しておく際(降りてこないようにする)には たいした固定力を必要としません。バックドアを半開位置から開いていかないように保持する際に 強力な固定力が必要になります。また半開位置に固定しているバックドアを、どなたかが無理矢理 開こうとした場合には、とても大きな力が働きますので、本体がズレ動いてしまう可能性があります。爪部が溝部分から出てしまうようなことがありますと、爪部分の形状が外側に曲がってしまいます。 爪部分の形状が外側に曲がってしまいますと、シリンダーの溝部分から外れやすい状態になりますことから、再装着をし直しても しっかりと固定ができなくなります。
定期的に 本体がズレ動いていないかを 確認されること(シリンダーと本体との隙間の具合で確認できます)を お勧めいたします。
なお、 爪部分の形状が外側に曲がってしまった場合の対策として、「強力タイプのクランプ」を用意しております。(送料・税込み 880円です)
https://aizurv2.hamazo.tv/e9706824.html 


【固定しづらい場合につきまして】
5型以降の寒冷地仕様車では、寒冷時でも強い反力を持つ強化されたダンパーが付いています。特に夏場にはガスダンパーの反力は とても強くなります。
ドア全開時には ハンドルを軽く締め込んで固定ができても、開き具合が中間位置では 強めに締め込まないとしっかりと固定できない場合もあります。
また、ロッド部分に潤滑剤などの油分やワックス成分などが残っていると、しっかりと固定できない場合があります。ロッド部分ならびに真鍮スペーサー部分を脱脂してみてください。

【 ハンドルの位置にご注意ください 】
ドアを固定している際には、ハンドルは車外側に飛び出ている状態になります。
適度に固定をした状態では、強めの力でドアを閉めていくこともできてしまいますが、バックドアが閉まりきるより前に、ハンドルがドアの内側面に当たってしまうことになります。 
特にユーザー様以外の方が バックドアを開閉される場合などには、半固定状態に気付かない場合もありますのでご注意ください。



【 ハンドルの外し方について 】
ハンドルは左回転させていくと、外すことができます。ハンドルを外した状態でも、中にある部品(真鍮スペーサー)が出てくることはありません。
ユーザー様以外の方がバックドアを開閉される機会が多いような場合などでは平素はハンドルを外しておくといった使い方もありますが、ハンドルの紛失にはご注意ください。
ハンドルのボルト部分の長さは、個別に調整して組んでいます。もしハンドルを紛失された場合、補修部品としてのご用意はありますが、調整は必要ですので弊社までご連絡ください。

【 ドア半開状態の際の、排気ガス流入の危険性について 】
バックドアを半開状態にしている際に、エンジンがかかっておりますと、排気ガスが車内に流入しやすい状況となり、排気ガス中毒の危険性があります。十分にご注意ください。
フロントエアコンを外気導入にして稼働させると、室内側から常にバックドア側へと空気が流れることで、室内側への排気ガスの流入を避けることが出来ます。なお、リヤエアコンやリヤヒーターを稼働させても、車内循環空気ですので排気ガスの流入を防ぐ効果がありません。

ボルトのゆるみについて
装着して1か月ほどしてから、「爪の上を固定しているクランプのボルト」(7.本体固定用クランプの本固定 を参照) と 「本体AとBを抱き合わせ固定している ボルト」 を増し締めしてください。特に、「爪の上を固定しているクランプのボルト」の増し締めを 必ず行ってください。

使用していると、固定した際のハンドル位置が、装着当初よりも固定位置が変化していたり、固定力が弱くなったように感じられた場合には、
本体AとBを抱き合わせ固定しているボルトが緩んでしまっている可能性があります。付属の4mm六角レンチを使って、しつかりと固定し直してください。
また、頻繁にそのボルトが緩んでしまうようでしたら、いったん外して、ボルトの先に「ボルト緩み防止剤」を塗付してから 固定されることをお勧めします。
「ボルト緩み防止剤」の代わりに瞬間接着剤でも代用できますが、強く固定されすぎますので、ボルトを外す際には 本体を小型バーナーなどで熱しながら外すことになります。


最後になりますが、ご使用上で気になることがあれば、ご報告いただけると 今後の改良などへとつなげることができて、ありがたく存じます。
弊社レビュー投稿ページは下記URLからアクセスできます。どうぞよろしくお願いいたします。
https://www.aizu-rv.co.jp/aizufr/reviewlist

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本 取扱説明書の内容は、製品の仕様変更などで予告なく変更される場合があります。ご了承ください。
なお、この説明書につきましては、個人様の非営利目的以外の使用は ご遠慮くださいますよう お願い申し上げます。
また、アイズ-ストッパー は、特許出願中です(特願2021-142319) ご留意の程 お願い申し上げます。


Posted by AIZU at 11:22

2023年02月03日

NV350キャラバン アイズ-ストッパー 取り付け説明

NV350キャラバン アイズ-ストッパー 装着・ご使用の説明書です ( 2023年1月以降の製品用です)

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≪ご注意≫
※アイズ-ストッパーは、日産純正のダンパー用となります。
社外品の強化ダンパーやハイリフトダンパーなどには、適合しない可能性があります。

※バックドアの重さが10kg以上増えている状態で全開位置で固定しないで下さい。
バックドアに自転車を積載した場合など、重量が増えたドアを全開位置で固定すると、テコの原理でドアを支えるダンパーには とても大きな荷重が加わります。ダンパーの取り付け部分の強度が耐えられず 破損する恐れがあり大変危険です。詳細は当説明書の一番最後の「ご使用方法・ご注意」をご覧下さい。


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≪商品内容≫

上画像の部品の他に、キズ付き防止用テープ(厚手のタイプ) 2枚 が付属しています。

真鍮スペーサーの紛失にご注意ください!!
上画像の本体Bの黄色テープの中に、ダンパーロッドを固定するための真鍮製スペーサー入っています。小さな部品ですので、紛失にご注意ください。

紛失時には補修部品としてのご用意はありますが、全ての部品をセットで弊社に返送いただき再調節する必要があります。

≪必要工具≫
使用工具は、商品に付属されている 4mm六角レンチの他に「プラスドライバー」と「マイナスドライバー」が必要です。


≪各部の名称≫



≪装着動画≫
キャラバン・ハイルーフ車への、5分ほどの装着動画です。標準ルーフの場合も装着方法は同じです。 下記の装着説明に先立ち、一度ご覧いただければと存じます。

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本製品は運転席側のバックドアダンパーに装着します。 
 
1.キズ付き防止用テープ(厚手のタイプです)を貼ります。
装着作業の際に、ボディ側に当たって キズが付くことを防ぐために、下画像の付近にキズ付き防止用テープ(厚手のタイプです)を貼っておきます。
作業終了後には 剥がし取ってください。 

 

2.保護テープと本体固定用クランプの取り付け
2-1 シリンダーの最下部に保護テープ(薄いタイプです)を貼ってから、


2-2 保護テープの上付近に本体固定用クランプを仮固定しておきます。
クランプは、下画像のように ボルト頭部分を右側にした状態で ロッド部分で装着してから、


シリンダー部に移動させ、マイナスドライバーを使って 下画像のあたりに クランプを仮固定しておきます。 
ボルト頭部分は、シリンダーの左側に位置します。


3.本体Aの仮固定

本体Aを上側(シリンダー側)へとシッカリと押し上げて、爪部(カギ状になった部分)がシリンダーの溝部分にしっかりとハメ入れてから(ココが重要です



 

※爪部(シリンダーの溝部分)が、 クランプ幅の中央付近になるように 固定してください。

 
爪の上を固定用クランプで仮固定してください。まだ ガッチリとした固定でなくてもOKです。



4.本体Aに本体Bを固定
仮固定された本体Aに、本体Bを抱き合わせます。

 
真鍮スペーサーを紛失しないよう注意しながら、紛失防止用の黄色テープは取り除いてください。
※本体Bの赤いポンチマークは必ず下側にします。
※真鍮スペーサーは下図のように  ロッドに対して、面で当たっているようにしてください。

 

抱き合わせ固定用の5mmボルト2本を 六角レンチを使ってシッカリと締め込み、本体Aに本体Bをガッチリと固定します。


5.ハンドルの取り付け
本体Bのナット穴にハンドルを装着し、右回転させていって軽く止めます。


※軽く止めた際にハンドルが止まる位置
下画像のような位置になるハズです。もし、このあたりで止まらない場合は、 「手順5、※本体Bの赤いポンチマークは下側にします。」 を今一度確認して、赤いポンチマークが下側になるように付け直してください。



6.保護テープ(上側ホルダー用)の貼付け
シリンダーの下画像の位置に、保護テープを貼ります。
※貼る位置は、ハンドルの黒色キャップと保護テープの上端がおおむね揃う高さにします。


⑦上側ホルダーの仮固定
上側ホルダー用のクランプを、シリンダー部に仮固定します。



※保護テープの上に プラスドライバーを使って 仮固定します。


※四角ナットの向きに ご注意ください。



 
8.上側ホルダーの高さ調整
仮固定状態にしている、上側ホルダー用のクランプを少し緩めて、高さ位置を調整します。
 ※ハンドルをホルダーに入れた際に、黒色キャップの下端とホルダーの下端が おおむね揃う高さに調整します。



9.上側ホルダーの調整
上側ホルダーへの、ハンドルの出し入れがスムーズで格納もしっかりできるように、ホルダー位置を回転させて調整します。 
※ホルダーを手前に少し開きながら 同時にハンドルを少し押しつつ 右回転させると ハンドルをホルダーからスムーズに出せて、
 少し押しながら戻し入れると、クリック感を伴いながら格納できる。このような操作具合になるように ホルダーを回転させながら調整します。
 ※ハンドルを格納し 簡単に出てこない状態にあることを確認してください。



※ホルダーのステンレス板は手で曲げることもできます。適宜 板の曲がり具合も 調整してみてください。


操作具合については、次の動画を参考にしてください。YouTubeでご覧いただくと、説明用の字幕も見れます。車はハイエースですが 操作状況は同じです。


10.上側ホルダー用クランプの本固定
ハンドルの出し入れの操作具合が良いことが確認できましたら、上側ホルダーが動かないように プラスドライバーでしっかりと固定します。


 
11.装着具合の確認 
11-1 
ドア全開時に、各ボルトの頭が車体の真後ろ~少し左側方向を向いている状態になっていることを 今一度確認願います。


下画像は、車体の真うしろ方向から撮影したものです。


11-2
 ドアをゆっくりと閉めていって、本体やホルダーの各部がボディやドアに当たらないことを確認してください。

11-3
ドアが閉まり切る直前で止めて、本体や上側ホルダーがバックドア側の当たりそうな位置に、付属のキズ付き防止のスポンジテープを貼ってから、ドアを最後まで閉めてみて、本体がバックドア内側に当たっていないかを確認してください。(下画像は 標準ルーフの画像です)


下画像は、ドアが閉まり切る直前で止めて、下側から覗き上げて ドア内側に当たっていないかを確認しています。 


11-4
最初に貼ったキズ付き防止用テープに 本体が当たっていないかを確認してください。 



11-5
ドア半開時の固定では、外側に突き出ているハンドルが ボデイ側に当たらないか 確認してください。
支障があるようでしたら、「10.上側ホルダー用クランプの本固定」を緩めて、方向を修正してください。 

 
※お車によっては、また、装着具合によっては ドア側に貼ったスポンジテープが凹んでしまう状況になります。 アイズ-ストッパーを装着しても ドア側の塗装をキズ付けるなどの問題が出ないかどうかは スポンジの凹み具合でご判断ください。本体や上側ホルダーの装着位置を回転させながら調整することで ドアに当たらないようにできる場合がほとんどですが、装着を断念される場合には、ご返品・ご返金を承りますので お申し出くださいますよう お願い申し上げます。
スポンジが凹んだ状態(本体や上側ホルダーがバックドア側に接触している)のまま走行をされますと、接触部分がスポンジを突き破ってドア側の塗装面をキズ付ける状態になる場合もあります。ご留意ください。なお、装着作業に起因する塗装面へのキズなどの支障につきましては、免責とさせていただいております。ご了承のほど お願い申し上げます。

12.本体用クランプの本固定 本体のクランプのボルトを、マイナスドライバーで本固定します。下記の点を今一度ご確認ください。
※・シリンダーの溝部分に爪部(カギ状になった部分)が しっかりと入っていること(説明③参照ください)、・クランプの真ん中あたりで爪部を締め付けている状態になっていること、 の2点を 今一度確認してから 本固定してください。


 【溝部分に爪部が入り込んでいないと、ドアを半開固定した際にズレ動いてしまします!! 】
ドアが開いていかないように アイズ-ストッパーで固定してもズレ動いてしまう場合には、溝部分に爪部が入っていないことが原因であったりします。
クランプを強力に締め付けることでは、ズレ止めはできません。必ず爪部が溝部分に入っている必要があります。爪部が溝部分に入っていれば、マイナスドライバーで適度に締め付ける程度でOKです。モンキーレンチなどを使って 必要以上にクランプを強力に締め付けすぎると、クランプが破損してしまい、使えなくなりますのでご注意ください。
なお、本体固定用クランプは、ホームセンターなどでも「ホースバンド」として販売しています。直径24mmをクランプするための ステンレス製が適合します。
https://www.monotaro.com/p/4554/6444/




本体を抱き合わせているボルト2本も、しっかり固定されているか 今一度確認してください。 


 
装着作業は 以上で終了です。

≪装着動画です≫
動画では「装着具合の確認作業」が抜けていますが、 必ず、「11.装着具合の確認」をして ドア内側などに干渉しないことをご確認ください。
YouTubeサイトでご覧いただくと、説明用の字幕も見れます。

 
≪操作状況の動画です≫
40センチほどまでの半開状態では、どれほど強く固定をしたとしても グラグラした固定状況になてしまうことを説明しています。


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ご使用方法・ご注意
【 ご使用方法 】
バックドアの開き位置を決めて押さえておき、アイズストッパーのハンドルを締め込んで固定します。
ハンドルの締め込み具合は、ドアを固定できる必要最低限の締め込み具合を心がけてくださいドアは動かないけど、押せば動く状態(がっちりと固定され過ぎていていない状態)が望ましい状態です。
ハンドルを強力に締め込むことで、ドアが強固に固定されていますと、下記に説明している危険が生じます

ハンドルは軽めに固定してご使用ください
下画像では、全開位置のドア先端部に10kgほどを 吊り下げた状態で固定しています。バックドアにリヤキャリアや、はしごなどの重量物が取り付けられていたりして、バックドアの重さが10kg以上重くなっていると、アイズ-ストッパーでがっちりと固定することは危険を伴います。

 
もし、10kg以上重くなっているバックドアを(例えばリアキャリアに自転車を積載している場合など)、全開位置で固定したとすると、純正ダンパーの付け根部分が破壊してしまう可能性があり、とても危険です。
ダンパーの付け根部分には、テコの原理と同じ作用により、ドア先端部に加えた荷重の10倍以上の力が働きます。バックドアが10kg以上重くなっている場合では、ダンパー付け根部分には 300kg近い 大きな力が掛かっていることになります。

試しに、 ドアを全開位置に ガチッと固定した状態にして、少し力を加えて(あまり大きな力は加えないで) ドアを押し下げようとしてみてください。ダンパーの付け根部分 や バックドアのルーフ側にあるヒンジ を注視していただくと、ボディの鉄板部分が歪んできて、とても大きな力が加わっている様子を 実感していただけると思います。

自転車を積載しているなど 10kg以上重くなっている場合では、半開位置での固定にとどめてください。その場合にありましても、ドアを押せば、動いてしまう程度の必要最低限の固定具合にしてお使いください。押せば動く状態(がっちりと固定されていない状態)が望ましい状態です。ドアを押しても動かないほどに ガッチリと固定し過ぎることは危険です!! 
アイズ-ストッパーでドアを軽く固定されている限りでは、ドアに大きな力が加わった際でも、ドアがズレ動いてくれることで、ダンパーの付け根部分が破壊されることはありませんが、ドアをガッチリと固定していて 大きな力が加わった際には、ダンパーの付け根部分が破壊してしまう可能性があります。十分にご注意ください。
そのような危険性を回避するためにも、必要最低限の軽めの固定でお使い下さい。 ユーザー様以外の方がドアを固定される場合でも、ご注意してもらってください。

ガチッと固定されているドアを、 他のどなたか や お子さんだとか が 強く押したり、引いたり、ぶら下がったり されることの無いように、十分にご注意いただけますよう お願い申し上げます。

【 ドア全閉から40センチほどまでの半開状態につきまして】
バックドア全閉から40センチほどまでの、わずかな開き位置ではグラグラした固定状況になります。どれほど強く固定をしたとしても、ダンパー付け根部分の遊びがあるため、かっちりとした固定具合にはなりませんことを ご了承ください。

【固定しづらい場合につきまして】
ドア全開時には ハンドルを軽く締め込んで固定ができても、開き具合が中間位置では(特に夏場には ガス反力が強くなることから) 強めに締め込まないとしっかりと固定できない場合もあります。
また、ロッド部分に潤滑剤などの油分やワックス成分などが残っていると、しっかりと固定できない場合があります。ロッド部分ならびに真鍮スペーサー部分を脱脂してみてください。

【 ハンドルの位置にご注意ください 】
ドアを固定している際には、ハンドルは車外側に飛び出ている状態になります。
適度に固定をした状態では、強めの力でドアを閉めていくこともできてしまいますが、バックドアが閉まりきるより前に、ハンドルがドアの内側面に当たってしまうことになります。 
特にユーザー様以外の方が バックドアを開閉される場合などには、半固定状態に気付かない場合もありますのでご注意ください。

 
【 ハンドルの外し方について 】
ハンドルは左回転させていくと、外すことができます。ハンドルを外した状態でも、中にある部品(真鍮スペーサー)が出てくることはありません。
ユーザー様以外の方がバックドアを開閉される機会が多いような場合などでは平素はハンドルを外しておくといった使い方もありますが、ハンドルの紛失にはご注意ください。
ハンドルのボルト部分の長さは、個別に調整して組んでいます。もしハンドルを紛失された場合、補修部品としてのご用意はありますが、調整は必要ですので弊社までご連絡ください。

【 ドア半開状態の際の、排気ガス流入の危険性について 】
バックドアを半開状態にしている際に、エンジンがかかっておりますと、排気ガスが車内に流入しやすい状況となり、排気ガス中毒の危険性があります。十分にご注意ください。
フロントエアコンを外気導入にして稼働させると、室内側から常にバックドア側へと空気が流れることで、室内側への排気ガスの流入を避けることが出来ます。なお、リヤエアコンやリヤヒーターを稼働させても、車内循環空気ですので排気ガスの流入を防ぐ効果がありません。

【 ボルトのゆるみについて 】
使用していると、固定した際のハンドル位置が、装着当初よりも固定位置が変化していたり、固定力が弱くなったように感じられた場合には、
本体AとBを抱き合わせ固定しているボルトが緩んでしまっている可能性があります。付属の4mm六角レンチを使って、しつかりと固定し直してください。
また、頻繁にそのボルトが緩んでしまうようでしたら、いったん外して、ボルトの先に「ボルト緩み防止剤」を塗付してから 固定されることをお勧めします。
「ボルト緩み防止剤」の代わりに瞬間接着剤でも代用できますが、強く固定されすぎますので、ボルトを外す際には 本体を小型バーナーなどで熱しながら外すことになります。


最後になりますが、ご使用上で気になることがあれば、ご報告いただけると 今後の改良などへとつなげることができて、ありがたく存じます。
弊社レビュー投稿ページは下記URLからアクセスできます。どうぞよろしくお願いいたします。
https://www.aizu-rv.co.jp/aizufr/reviewlist

===============
本 取扱説明書の内容は、製品の仕様変更などで予告なく変更される場合があります。ご了承ください。
なお、この説明書につきましては、個人様の非営利目的以外の使用は ご遠慮くださいますよう お願い申し上げます。
また、アイズ-ストッパー は、特許出願中です(特願2021-142319) ご留意の程 お願い申し上げます。


Posted by AIZU at 10:15

2023年01月24日

ミドルルーフ車用の マグネット方式の上側ホルダーにつきまして

ミドルルーフ車用に向けて、出っ張りのないタイプの「マグネット方式による上側ホルダー」を作ってみました。
「従来の上側ホルダー」では ホルダーのベロ部分が ドア内側に当たって気になるようでしたら、こちらの「マグネット方式による上側ホルダー」に交換してお使いいただければと存じます。





1、本体の取り付け方法は、標準品と同じです。 下記ブログを参考にして下さい。
https://aizurv2.hamazo.tv/e9498817.html

2、 上記ブログ内の  5.ハンドルの取り付け  までの作業が終わりましたら、 「従来の上側ホルダー」に代えて 「マグネット方式による上側ホルダー」を取り付けることになります。 すでに「従来の上側ホルダー」を装着されている場合には、取り外して下画像の状態にまで戻してください。


3、マグネットが貼られている黒色テープが付属しています。また、ハンドルの黒色カバーの中には すでにマグネットを入れてあります。
両方のマグネットが引き合うように、マグネット同士を接合させます。

 
4、黒色テープの裏紙を剥がして、ハンドルを上側方向にまっすぐにした状態で、黒色テープを シリンダーに貼りつけます。 


テープを左右に伸ばしながら(シワにならないように)、シリンダーの裏側まで 貼ります。


このようになります。

 
5、 ハンドルは、マグネット同士が 引き合う位置で ホールドできるようになります。



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装着のご説明は、以上 となります。


 


Posted by AIZU at 18:37

2022年09月07日

アイズ-ストッパー(ハイエース用)の装着説明・ご使用方法【2022年9月以降の製品用】

≪はじめに≫
本コンテンツは2022年9月以降の生産のアイズ-ストッパー(ハイエース用)の装着・ご使用の説明書です。


≪ご注意≫
※アイズ-ストッパーは、トヨタ純正のダンパー(純正強化ダンパー含む)用です。
社外品の強化ダンパーやハイリフトダンパーなどには、適合しない可能性があります。

※バックドアの重さが10kg以上増えている状態で全開位置で固定しないで下さい。
バックドアに自転車を積載した場合など、重量が増えたドアを全開位置で固定すると、テコの原理でドアを支えるダンパーには とても大きな荷重が加わります。ダンパーの取り付け部分の強度が耐えられず 破損する恐れがあり大変危険です。詳細は当説明書の一番最後の「ご使用方法・ご注意」をご覧下さい。


===========================
≪商品内容≫

 
ミドルルーフ車(ロング・ワイドボディ車)用の 2023年2月以降の製品は、ハンドルの形状が上画像のものとは違っており、ボルトは溶接されていて、出っ張りの少ない形状仕様になっていますが、装着方法は下記でご案内している内容と同様です。ご了承ください。


真鍮スペーサーの紛失にご注意ください!!
上画像の本体Bの黄色テープの中に、ダンパーロッドを固定するための真鍮製スペーサー入っています。小さな部品ですので、紛失にご注意ください。

紛失時には補修部品としてのご用意はありますが、全ての部品をセットで弊社に返送いただき再調節する必要があります。

≪必要工具≫
使用工具は、商品に付属されている 4mm六角レンチの他に「プラスドライバー」と「マイナスドライバー」が必要です。


≪各部の名称≫



≪装着動画≫
★画質調整中★
9分弱の動画です。下記の装着説明と併せて、一度ご覧いただければと存じます。


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本製品は運転席側のバックドアダンパーに装着します。 
 
1.シリンダー位置の回転
運転席側バックドアダンパーのシリンダーをつかんで、反時計方向(上側から見て左回転)に止まるまで回しておきます。






2.保護テープと本体固定用クランプの取り付け
シリンダーの最下部に保護テープを貼ってから、


保護テープの上付近に本体固定用クランプを仮固定しておきます。クランプは、ロッド部分で装着してから、シリンダー部分へ移動させてマイナスドライバーを使って仮固定しておきます。 




3.本体Aの仮固定
本体Aを、本体固定用クランプで仮固定します。
本体Aを上側(シリンダー側)へとシッカリと押し上げて、爪部(カギ状になった部分)がシリンダーの溝部分にしっかりとハメ入れてから(ココが重要です

 
爪の上を固定用クランプで仮固定してください。
※爪部(シリンダーの溝部分)が、 クランプ幅の中央付近になるように 固定してください。

 




4.本体Aに本体B固定
仮固定された本体Aに、本体Bを抱き合わせます。

 
真鍮スペーサーを紛失しないよう注意しながら、紛失防止用テープは取り除いてください。
※本体Bの赤いポンチマークは必ず下側にします。
※真鍮スペーサーは ロッドに対して、面で当たっているようにしてください。

 

5mmボルト2本で六角レンチを使って、本体Aに本体Bをしっかりと固定します。



5.ハンドルの取り付け
本体Bのナット穴にハンドルを装着し、右回転させていって軽く止めます。



※軽く止めた際のハンドルの傾き具合
下画像のようになるハズです。もし、このような位置で止まらない場合は、 「手順5、※本体Bの赤いポンチマークは下側にします。」 を今一度確認して、赤いポンチマークが下側になるように付け直してください。



6.保護テープ(上側ホルダー用)の貼付け
シリンダーの下画像の位置に、保護テープを貼ります。
※貼る位置は、ハンドルの黒色キャップと保護テープの上端がおおむね揃う高さにします。


⑦上側ホルダーの仮固定
上側ホルダー用のクランプを、シリンダー部に仮固定します。



※保護テープの上に プラスドライバーを使って 仮固定します。


※四角ナットの向きに ご注意ください。



 

  
8.上側ホルダーの高さ調整
仮固定状態にしている、上側ホルダー用のクランプを少し緩めて、高さ位置を調整します。
 ※ハンドルをホルダーに入れた際に、黒色キャップの下端とホルダーの下端が おおむね揃う高さに調整します。



9.上側ホルダーの調整
上側ホルダーへの、ハンドルの出し入れがスムーズで格納もしっかりできるように、ホルダー位置を回転させて調整します。 
※ホルダーを手前に少し開きながら 同時にハンドルを少し押しつつ 右回転させると ハンドルをホルダーからスムーズに出せて、
 少し押しながら戻し入れると、クリック感を伴いながら格納できる。このような操作具合になるように ホルダーを回転させながら調整します。
 ※ハンドルを格納し 簡単に出てこない状態にあることを確認してください。



※ホルダーのステンレス板は手で曲げることもできます。適宜 板の曲がり具合も 調整してみてください。


操作具合については、次の動画を参考にしてください。
https://www.youtube.com/watch?v=6jP5GuA0qD4


10.上側ホルダー用クランプの本固定
ハンドルの出し入れの操作具合が良いことが確認できましたら、上側ホルダーが動かないように プラスドライバーでしっかりと固定します。


 
11.装着具合の確認 
ドア全開時に、シリンダーを反時計方向(上側から見て左回転)に止まるまで回した時に、各ボルトの頭が車体の真後ろ~少し右側方向を向いている状態になっていることを 今一度確認願います。



 ドアをゆっくりと閉めていって、本体やホルダーの各部がボディやドアに当たらないことを確認してください。
下画像は、ドアが閉まり切る直前で止めて、下側から覗き上げて確認しています。 


ドアが閉まり切る直前で止めて、本体や上側ホルダーがバックドア側の当たりそうな位置に、付属のキズ付き防止のスポンジテープを貼ってから、ドアを最後まで閉めてみて、本体がバックドア側に当たっていないかを確認してください。(下画像は 標準ルーフの画像です)


※お車によっては、ドア側に貼ったスポンジテープが凹んでしまう状況になります。特に、ミドルルーフ(ロング・ワイドボディ)車では、ハンドル中央部や上側ホルダーのツメ部分がドア側に当たってしまうというご報告があります。アイズ-ストッパーを装着しても ドア側の塗装をキズ付けるなどの問題が出ないかどうかは スポンジの凹み具合でご判断ください。本体や上側ホルダーの装着位置を回転させながら調整することで ドアに当たらないようにできる場合が多いですが、装着を断念される場合には、ご返品・ご返金を承りますので お申し出くださいますよう お願い申し上げます。
スポンジが凹んだ状態(本体や上側ホルダーがバックドア側に接触している)のまま走行をされますと、接触部分がスポンジを突き破ってドア側の塗装面をキズ付ける状態になる場合もあります。ご留意ください。なお、装着作業に起因する塗装面へのキズなどの支障につきましては、免責とさせていただいております。ご了承のほど お願い申し上げます。

下画像は、ドアが閉まり切る直前の画像です。上側ホルダーのベロが バックドア側に当たらないかを確認しています。


下画像は、ハンドルを固定した際に ボディに当たらないかを確認している画像です。

 
シリンダーは、ドアの開閉に伴って、わずかに回転するようになっていて、ドアの開閉とともに回転しますので、本体やホルダーの各部と、ボディやドアとの隙間に 余裕を持たせてください。



ほとんどの お車では、全開からドアを閉めていくに従い、シリンダーは時計回り(上から見て右回転)に回りますが、ハイエースの中には、閉めていくに従い、シリンダーが反時計回り(上から見て左回転)に回る お車もあります。本体やホルダーの各部がボディやドアに当たらない、車両個体差を考慮した最大公約数的な位置として、「ドア全開時に シリンダーを反時計まわりに回して止めた位置で、各ボルトの頭が車体の真後ろ~少し右側方向」と しておりますが、お車によっては、「車体の真後ろ~少し左側方向」が具合が良い場合もあります。 お車の状況に応じて 本体の方向位置を調節してください。


12.本体用クランプの本固定 本体のクランプのボルトを、マイナスドライバーで本固定します。
※・シリンダーの溝部分に爪部(カギ状になった部分)が しっかりと入っていること(説明③参照ください)、・クランプの真ん中あたりで爪部を締め付けている状態になっていること、 の2点を 今一度確認してから 本固定してください。


 【溝部分に爪部が入り込んでいないと、ドアを半開固定した際にズレ動いてしまします!! 】
ドアが開いていかないように アイズ-ストッパーで固定してもズレ動いてしまう場合には、溝部分に爪部が入っていないことが原因であったりします。
クランプを強力に締め付けることでは、ズレ止めはできません。必ず爪部が溝部分に入っている必要があります。爪部が溝部分に入っていれば、マイナスドライバーで適度に締め付ける程度でOKです。モンキーレンチなどを使って 必要以上にクランプを強力に締め付けすぎると、クランプが破損してしまい、使えなくなりますのでご注意ください。
なお、本体固定用クランプは、ホームセンターなどでも「ホースバンド」として販売しています。直径24mmをクランプするための ステンレス製が適合します。
https://www.monotaro.com/p/4554/6444/




本体を抱き合わせているボルト2本も、しっかり固定されているか 今一度確認してください。 


 
装着作業は 以上で終了です。

≪装着動画≫
9分弱の動画です。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ご使用方法・ご注意
【 ご使用方法 】
バックドアの開き位置を決めて押さえておき、アイズストッパーのハンドルを締め込んで固定します。
ハンドルの締め込み具合は、ドアを固定できる必要最低限の締め込み具合を心がけてくださいドアは動かないけど、押せば動く状態(がっちりと固定され過ぎていていない状態)が望ましい状態です。
ハンドルを強力に締め込むことで、ドアが強固に固定されていますと、下記に説明している危険が生じます

ハンドルは軽めに固定してご使用ください
下画像では、全開位置のドア先端部に12kgほどを 吊り下げた状態で固定しています。バックドアにリヤキャリアや、はしごなどの重量物が取り付けられていたりして、バックドアの重さが10kg以上重くなっていると、アイズ-ストッパーでがっちりと固定することは危険を伴います。

もし、10kg以上重くなっているバックドアを(例えばリアキャリアに自転車を積載している場合など)、全開位置で固定したとすると、純正ダンパーの付け根部分が破壊してしまう可能性があり、とても危険です。
ダンパーの付け根部分には、テコの原理と同じ作用により、ドア先端部に加えた荷重の10倍以上の力が働きます。バックドアが10kg以上重くなっている場合では、ダンパー付け根部分には 300kg近い 大きな力が掛かることになります。トヨタ純正のダンパー付け根部分の強度は、300kg以上の力に耐える強度はありません。
試しに、 ドアを全開位置に ガチッと固定した状態にして、少し力を加えて(あまり大きな力は加えないで) ドアを押し下げようとしてみてください。ダンパーの付け根部分 や バックドアのルーフ側にあるヒンジ を注視していただくと、ボディの鉄板部分が歪んできて、とても大きな力が加わっている様子を 実感していただけると思います。

自転車を積載しているなど 10kg以上重くなっている場合では、半開位置での固定にとどめてください。その場合にありましても、ドアを押せば、動いてしまう程度の必要最低限の固定具合にしてお使いください。押せば動く状態(がっちりと固定されていない状態)が望ましい状態です。ドアを押しても動かないほどに ガッチリと固定し過ぎることは危険です!! 
アイズ-ストッパーでドアを軽く固定されている限りでは、ドアに大きな力が加わった際でも、ドアがズレ動いてくれることで、ダンパーの付け根部分が破壊されることはありませんが、ドアを強力に固定して、大きな力が加わった際にも、ドアがガッチリと動かないほどに固定されていると、ダンパーの付け根部分が破壊してしまう可能性があります。十分にご注意ください。
そのような危険性を回避するためにも、必要最低限の軽めの固定でお使い下さい。 ユーザー様以外の方がドアを固定される場合でも、ご注意してもらってください。

ガチッと固定されているドアを、 他のどなたか や お子さんだとか が 強く押したり、引いたり、ぶら下がったり されることの無いように、十分にご注意いただけますよう お願い申し上げます。

【 ドア全閉から30センチほどまでの半開状態につきまして】
バックドア全閉から30センチほどまでの、わずかな開き位置ではグラグラした固定状況になります。どれほど強く固定をしたとしても、ダンパー付け根部分の遊びがあるため、かっちりとした固定具合にはなりませんことを ご了承ください。

【固定しづらい場合につきまして】
5型以降の寒冷地仕様車では、寒冷時でも強い反力を持つ強化されたダンパーが付いています。特に夏場には反力がとても強くなります。
ドア全開時には ハンドルを軽く締め込んで固定ができても、開き具合が中間位置では 強めに締め込まないとしっかりと固定できない場合もあります。
また、ロッド部分に潤滑剤などの油分やワックス成分などが残っていると、しっかりと固定できない場合があります。ロッド部分ならびに真鍮スペーサー部分を脱脂してみてください。

【 ハンドルの位置にご注意ください 】
ドアを固定している際には、ハンドルは車外側に飛び出ている状態になります。
適度に固定をした状態では、強めの力でドアを閉めていくこともできてしまいますが、バックドアが閉まりきるより前に、ハンドルがドアの内側面に当たってしまうことになります。 
特にユーザー様以外の方が バックドアを開閉される場合などには、半固定状態に気付かない場合もありますのでご注意ください。



【 ハンドルの外し方について 】
ハンドルは左回転させていくと、外すことができます。ハンドルを外した状態でも、中にある部品(真鍮スペーサー)が出てくることはありません。
ユーザー様以外の方がバックドアを開閉される機会が多いような場合などでは平素はハンドルを外しておくといった使い方もありますが、ハンドルの紛失にはご注意ください。
ハンドルのボルト部分の長さは、個別に調整して組んでいます。もしハンドルを紛失された場合、補修部品としてのご用意はありますが、調整は必要ですので弊社までご連絡ください。

【 ドア半開状態の際の、排気ガス流入の危険性について 】
バックドアを半開状態にしている際に、エンジンがかかっておりますと、排気ガスが車内に流入しやすい状況となり、排気ガス中毒の危険性があります。十分にご注意ください。
フロントエアコンを外気導入にして稼働させると、室内側から常にバックドア側へと空気が流れることで、室内側への排気ガスの流入を避けることが出来ます。なお、リヤエアコンやリヤヒーターを稼働させても、車内循環空気ですので排気ガスの流入を防ぐ効果がありません。

【 ボルトのゆるみについて 】
使用していると、固定した際のハンドル位置が、装着当初よりも固定位置が変化していたり、固定力が弱くなったように感じられた場合には、
本体AとBを抱き合わせ固定しているボルトが緩んでしまっている可能性があります。付属の4mm六角レンチを使って、しつかりと固定し直してください。
また、頻繁にそのボルトが緩んでしまうようでしたら、いったん外して、ボルトの先に「ボルト緩み防止剤」を塗付してから 固定されることをお勧めします。
「ボルト緩み防止剤」の代わりに瞬間接着剤でも代用できますが、強く固定されすぎますので、ボルトを外す際には 本体を小型バーナーなどで熱しながら外すことになります。


最後になりますが、ご使用上で気になることがあれば、ご報告いただけると 今後の改良などへとつなげることができて、ありがたく存じます。
弊社レビュー投稿ページは下記URLからアクセスできます。どうぞよろしくお願いいたします。
https://www.aizu-rv.co.jp/aizufr/reviewlist

===============
本 取扱説明書の内容は、製品の仕様変更などで予告なく変更される場合があります。ご了承ください。
なお、この説明書につきましては、個人様の非営利目的以外の使用は ご遠慮くださいますよう お願い申し上げます。
また、アイズ-ストッパー は、特許出願中です(特願2021-142319) ご留意の程 お願い申し上げます。


Posted by AIZU at 09:57

2022年08月03日

アイズ-ストッパー(ハイエース用)の装着説明・ご使用方法( 2022年8月以降の製品用です)

アイズ-ストッパー(ハイエース用)の 装着・ご使用の説明書です ( 2022年8月以降の製品用です)

※アイズ-ストッパーは 、トヨタ純正のダンパー(純正強化ダンパー含む)用となります。
 社外品の強化ダンパーやハイリフトダンパーなどには、適合しない可能性があります。

===========================
≪商品内容≫


本体Bの中に、ダンパーロッドを固定するための真鍮製スペーサー 上画像の黄色テープの中に入っています。
 小さな部品なので 絶対に なくさないように ご注意ください。紛失時には補修部品としてのご用意はありますが、製品をセットで再調節する必要があります。

≪各部の名称≫


●使用工具は、商品に付属されている 小さな7mmスパナ と 4mm六角レンチ の他に
プラスドライバー が必要です。また、マイナスドライバーもあったほうが作業が楽です。

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


装着作業の動画です。7分弱の動画です。下記の装着説明をお読みくださる前に、ざっと ご覧いただければと存じます。


==================

本製品は運転席側のバックドアダンパーに装着します。 
 
まず シリンダーをつかんで、反時計方向(上側から見て左回転)に止まるまで回しておきます。






シリンダーの最下部に30mm幅の 表面がツルツルしている黒色保護テープを貼ってから、


保護テープの上付近に 本体固定用クランプを仮固定しておきます。クランプは、ロッド部分で装着してから、シリンダー部分へ移動させて マイナスドライバーを使って仮固定しておきます。(付属の7mmレンチを マイナスドライバー代わりにも使えますが、マイナスドライバーの方が作業しやすいです)



※もし、クランプがうまく締まっていかない場合や強く締め込めない場合には、下記のブログを参考にしてみてください。
https://aizurv2.hamazo.tv/e9466765.html

本体Aを、本体固定用クランプで仮固定します。
本体Aを上側(シリンダー側)へと押し上げて、爪部(カギ状になった部分)がシリンダーの溝部分に しっかりとハメ入れてから(ココが重要です)


爪の上を固定用クランプで仮固定してください。
※爪部(シリンダーの溝部分)が、 クランプ幅の中央付近になるように 固定してください。




※シリンダーは、反時計方向に回して止まった状態にあることを再確認してから(前述説明①)
※クランプのボルト頭を車内側にして 車体の真後ろ~少し右側方向 を向いている状態にします。
※本体Aのボルト穴は、 車体の真後ろ~少し右側方向 を向いている状態にします。


仮固定された本体Aに、本体Bを抱き合わせます。

 
真鍮スペーサーを紛失しないよう注意しながら、紛失防止用テープは取り除いてください。
※本体Bの赤いポンチマークは 必ず下側にします。
※真鍮スペーサーは ロッドに対して、面で当たっているようにしてください。


5mmボルト2本で六角レンチを使って、本体Aに本体Bを しっかりと固定します。


本体Bのナット穴にハンドルを装着し、右回転させていって 軽く止めます。クランプのベロが邪魔にならないように ずらしておいて回します。


※、軽く止めた際のハンドルの傾きは 下画像のようになるハズです。もし、このような位置で止まらない場合は、 「⑤、※本体Bの赤いポンチマークは下側にします。」 を今一度確認して、赤いポンチマークが下側になるように付け直してください。


シリンダーの下画像の位置に、25mm幅の 布地のような材質の黒色保護テープを貼ります。
※貼る位置は、ハンドルの黒色キャップと保護テープの上端が おおむね揃う高さにします。


上側ホルダー用のクランプを、シリンダー部に仮固定します。


※保護テープの上に プラスドライバーを使って 仮固定します。


※四角ナットの向きに ご注意ください。


 

  
仮固定状態にしている、上側ホルダー用のクランプを少し緩めて、高さ位置を調整します。
 ※ハンドルをホルダーに入れた際に、黒色キャップの下端とホルダーの下端が おおむね揃う高さに調整します。


上側ホルダーへの、ハンドルの出し入れがスムーズで 格納もしっかりできるように、ホルダー位置を回転させて調整します。 
 ※ホルダーを手前に少し開きながら 同時にハンドルを少し押しつつ 右回転させると ハンドルをホルダーからスムーズに出せて、
 少し押しながら戻し入れると、クリック感を伴いながら格納できる。このような操作具合になるように ホルダーを回転させながら調整します。
 ※ハンドルを格納し 簡単に出てこない状態にあることを確認してください。



 ※ホルダーのステンレス板は手で曲げることもできます。適宜 板の曲がり具合も 調整してみてください。


操作具合については、次の動画を参考にしてください。
 https://www.youtube.com/watch?v=6jP5GuA0qD4


ハンドルの出し入れの操作具合が良いことが確認できましたら、上側ホルダーが動かないように プラスドライバーで しっかりと固定します。



 
ドア全開時に、シリンダーを反時計方向(上側から見て左回転)に止まるまで回した時に、各ボルトの頭が 車体の真後ろ~少し右側方向 を向いている状態になっていることを 今一度確認願います。


ドアをゆっくりと閉めていって、本体やホルダーの各部がボディやドアに当たらないことを 確認してください。
シリンダーは、ドアの開閉とともに回転しますので、本体やホルダーの各部と、ボディやドアとの隙間に 余裕を持たせてください。
必要に応じて 本体の方向位置(ドア全開時 シリンダーを反時計に回した状態で、各ボルトの頭が 車体の真後ろ~少し右側方向が標準方向位置です)を調節してください。

 本体のクランプのボルトも、付属の7mmレンチで 本固定します。
※シリンダーの溝部分に爪部(カギ状になった部分)が しっかりと入っていること(説明③参照ください)を、今一度確認してから 本固定してください。

 【 溝部分に爪部が入り込んでいないと、ドアを半開固定した際に ズレ動いてしまします!! 】
ドアが開いていかないように アイズ-ストッパーで固定しても ズレ動いてしまう場合には、溝部分に爪部が入っていないことが原因であったりします。
クランプを強力に締め付けることでは、ズレ止めはできません。必ず爪部が溝部分に入っている必要があります。爪部が溝部分に入っていれば、付属の7mmレンチで、適度に締め付ける程度(あるいはマイナスドライバーで しっかりと締め付ける程度)でOKです。モンキーレンチなどを使って 必要以上にクランプを強力に締め付けすぎると、クランプがカラ回りしてしまい、使えなくなりますのでご注意ください。

 
本体を抱き合わせているボルト2本も、しっかり固定されているか 今一度確認してください。 
 
 
装着作業は 以上で終了です。

装着の様子の動画です。7分弱の動画です。


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ご使用方法・ご注意
【 ご使用方法 】
バックドアの開き位置を決めて押さえておき、アイズストッパーのハンドルを固定します。
バックドアはご希望の半開状態で 固定できますが、全閉から30センチほどまでの、わずかな開き位置ではグラグラした固定状況になります。
どれほど強く固定をしたとしても、ダンパー付け根部分の遊びがあるため、かっちりとした固定具合になりませんことを ご了承ください。



固定しづらい場合につきまして
5型以降の寒冷地仕様車では、寒冷時でも強い反力を持つ強化されたダンパーが付いています。夏場には反力がとても強くなります。
ドア全開時には ハンドルを軽く締め込んで固定ができても、開き具合が中間位置では 強めに締め込まないとしっかりと固定できない場合もあります。
また、ロッド部分に潤滑剤などの油分やワックス成分などが残っていると、しっかりと固定できない場合があります。ロッド部分ならびに真鍮スペーサー部分を脱脂してみてください。

ハンドルは軽めに固定してご使用ください
下画像では、全開位置のドア先端部に12kgほどを 吊り下げた状態で固定しています。
バックドアにリヤキャリアや、はしごなどの重量物が取り付けられていたりして、バックドアの重さが10kg以上重くなっていると、
アイズ-ストッパーでがっちりと固定することは危険を伴います。

もし、10kg以上重くなっているバックドアを(例えばリアキャリアに自転車を積載している場合など)、全開位置で固定したとすると、
純正ダンパーの付け根部分が破壊してしまう可能性があり、とても危険です。
ダンパーの付け根部分には、テコの原理と同じ作用により、ドア先端部に加えた荷重の10倍以上の力が働きます。
バックドアが10kg以上重くなっている場合では、ダンパー付け根部分には 300kg近い 大きな力が掛かることになります。
トヨタ純正のダンパー付け根部分の強度は、300kg以上の力に耐える強度はありません。
試しに、 ドアを全開位置に ガチッと固定した状態にして、少し力を加えて(あまり大きな力は加えないで) ドアを押し下げようとしてみてください。
ダンパーの付け根部分 や バックドアのルーフ側にあるヒンジ を注視していただくと、ボディの鉄板部分が歪んできて、とても大きな力が加わっている様子を 実感していただけると思います。



自転車を積載しているなど 10kg以上重くなっている場合では、半開位置での固定にとどめてください。その場合にありましても、
ドアを押せば、動いてしまう程度の必要最低限の固定具合にしてお使いください。押せば動く状態(がっちりと固定されていない状態)が望ましい状態です。ドアを押しても動かないほどに ガッチリと固定し過ぎることは危険です!! 
アイズ-ストッパーでドアを軽く固定されている限りでは、ドアに大きな力が加わった際でも、ドアがズレ動いてくれることで、ダンパーの付け根部分が破壊されることはありませんが、
ドアを強力に固定して、大きな力が加わった際にも、ドアがガッチリと動かないほどに固定されていると、ダンパーの付け根部分が破壊してしまう可能性があります。十分にご注意ください。
そのような危険性を回避するためにも、必要最低限の軽めの固定でお使い下さい。 ユーザー様以外の方がドアを固定される場合でも、ご注意してもらってください。

当製品は従来品に比べて、軽い力で強力に固定ができる仕様に変更されたことで、実のところガチッと固定されてしまい、適度な締め付け具合にすることが難しくなりました。
ガチッと固定されているドアを、 他のどなたか や お子さんだとか が 強く押したり、引いたり、ぶら下がったり されることの無いように、十分にご注意いただけますよう お願い申し上げます。

【 ハンドルの位置にご注意ください 】
ドアを固定している際には、ハンドルは車外側に飛び出ている状態になります。
適度に固定をした状態では、強めの力でドアを閉めていくこともできてしまいますが、バックドアが閉まりきるより前に、ハンドルがドアの内側面に当たってしまうことになります。 
特にユーザー様以外の方が バックドアを開閉される場合などには、半固定状態に気付かない場合もありますので ご注意ください。



【 ハンドルの外し方について 】
ハンドルは左回転させていくと、外すことができます。ハンドルを外した状態でも、中にある部品(真鍮スペーサー)が出てくることはありません。
ユーザー様以外の方がバックドアを開閉される機会が多いような場合などでは平素はハンドルを外しておくといった使い方もありますが、ハンドルの紛失にはご注意ください。
ハンドルのボルト部分の長さは、個別に調整して組んでいます。もしハンドルを紛失された場合、補修部品としてのご用意はありますが、調整は必要ですので弊社までご連絡ください。

【 ドア半開状態の際の、排気ガス流入の危険性について 】
バックドアを半開状態にしている際に、エンジンがかかっておりますと、排気ガスが車内に流入しやすい状況となり、排気ガス中毒の危険性があります。十分にご注意ください。
フロントエアコンを外気導入にして稼働させると、室内側から常にバックドア側へと空気が流れることで、室内側への排気ガスの流入を避けることが出来ます。なお、リヤエアコンやリヤヒーターを稼働させても、車内循環空気ですので排気ガスの流入を防ぐ効果がありません。

【 ボルトのゆるみについて 】
使用していると、固定した際のハンドル位置が、装着当初よりも固定位置が変化していたり、固定力が弱くなったように感じられた場合には、
本体AとBを抱き合わせ固定しているボルトが緩んでしまっている可能性があります。付属の4mm六角レンチを使って、しつかりと固定し直してください。
また、頻繁にそのボルトが緩んでしまうようでしたら、いったん外して、ボルトの先に「ボルト緩み防止剤」を塗付してから 固定されることをお勧めします。
「ボルト緩み防止剤」の代わりに瞬間接着剤でも代用できますが、強く固定されすぎますので、ボルトを外す際には 本体を小型バーナーなどで熱しながら外すことになります。


最後になりますが、ご使用上で気になることがあれば、ご報告いただけると 今後の改良などへとつなげることができて、ありがたく存じます。
弊社レビュー投稿ページは下記URLからアクセスできます。どうぞよろしくお願いいたします。
https://www.aizu-rv.co.jp/aizufr/reviewlist

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本 取扱説明書の内容は、製品の仕様変更などで予告なく変更される場合があります。ご了承ください。
なお、この説明書につきましては、個人様の非営利目的以外の使用は ご遠慮くださいますよう お願い申し上げます。
また、アイズ-ストッパー は、特許出願中です(特願2021-142319) ご留意の程 お願い申し上げます。


Posted by AIZU at 10:24