2020年10月30日

「NV350ハイルーフ用アイズ-ブロッカー」取り付け説明です。

このたびは、アイズ-ブロッカーを お求めくださり
ありがとうございました。

各車種の説明書は、
ぺージの右側最上部にある 
カテゴリーメニュー内 で
車種を選択していただくと
目的の車種を表示します。


「NV350 スーパーロング ワイドボディ車用アイズ-ブロッカー」の
取り付け説明を 下記に ご案内申し上げます。
至らない点、ご不明の箇所がございましたら
お申しつけ下さい。
よろしくお願いいたします。

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付属部品です。
・アイズ-ブロッカー本体生地
(ブラック あるいは グリーン)…左右2枚

Ⓐ ボディ側ホールドテープ…4本(短い2本、長い2本)
Ⓑ バックドア側ホールドテープ…2本
Ⓒ バックドア側強力ホールドテープ…2枚
Ⓓ ボディ側アンカー…2個
Ⓔ 事務用クリップ…2個
Ⓕ ドアを半開状態にするためのロープ…1本

装着作業時に 必要な工具類は、
・50cmほどの高さの 踏み台や椅子など
・プライヤー あるいは ペンチの類
・メジャー (あったほうが・・・ です)
・プラスチックハンマーの類(フツーのトンカチでもokです)
・パーツクリーナーの類、テッシュ
・ハサミ
・寒い日や雨の日の作業では、ドライヤーの類
・カーテンがビス止めなどの場合は
 ビスを外すためのドライバーなど。

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1。まず バックドアを半開状態になるように準備します。

ロープを ドア引き下げベルトの中に通して


車体側のドアストライカーにも通して


適当な位置まで ドアを引き下ろして
引き解け結び で 仮固定することで


バックドアを半開状態にホールドできます。



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1.まず、右側の バックドアウェザーストリップを
 ボディから引き出すようにして はずします。
 


 ボディ側の下端部アンカー
 (スピードナットに0.4㎜径ワイヤーが付いています)を、
 バックドアウェザーストリップを押し入れる鉄板部分に
 押し込みます。



 下端部アンカーは、アイズ-ブロッカー本体の
 ショックコード端部に付けていますので
 ワイヤーとフックの部分で、下端部アンカーを外してから
 装着してください。
 その際、ショックコード端部がアイズ-ブロッカーの袋状の
 生地内に入ってしまわないように ご注意ください。

 画像は、右側(運転席側)です。鉄板重なり部分から
 20~25ミリくらいのところに 押し込んでください。
 場合にとっては、ハンマ代わりになるようなもので
 軽く叩きながら 押し込んでください。











2.ボディ側にホールドテープを装着しながら、 
 ウェザーストリップを 元通りに
 装着していきます。こぶしでも入りますが、
 より確実に入れ込むには、
 ハンマーの類を使われた方がベターかと。




まず、ボディ側の下端部アンカーの位置から始めます。
 ホールドテープは、長さ30cmほどの短いものと、
 長いものとに分かれています。
 まず、短い方のテープの端を、
 下端部アンカーに被せるようにして装着し、 
 次に、テープの上から ウェザーストリップを
 元通りに装着していきます。
 短いテープに続けて、長い方をつなげる際には、
 1.5~2cmほど重ねてください。




ホールドテープを、同梱の事務用クリップ2個を
 交互に使って、テープの仮止めをしつつ、
 ウェザーストリップを押し入れる作業を
 20~30cmきざみで進めて行きます。









ウェザーストリップを しっかりと奥まで入れて下さい。
できれば プラスチックハンマーの類で 軽く叩き入れる
のが よろしいかと思います。
一部分だけでも押入れが甘いと、
バックドアの閉まりが悪くなってしまいます。

 テープの上側の終わり位置は、
 画像のような位置ですが 
 少し長めな位置に終わらせておきます。
 ブロッカー装着後に、余ったホールドテープを
 切り落としてしまいます。












3.バックドア側にホールドテープを貼り付けます。
 粘着材の貼り付け作業は、気温15℃以上の
 乾燥した雰囲気下で行う必要がありますので、
 必要に応じてドライヤーなどを使ってください。
 また、貼り付ける部分をパーツクリーナーなどで
 脱脂処理をしてください。
 貼り付ける始点は、ドア下端部の直線部分からです。
 曲線部分(半円部)には
 強力ホールドテープ(約10cm長の、
   薄緑色のキノコ状面ファスナーです)
 を貼り付けます。






 カーテンが付いている部分につきましては、
 一度カーテンを外したあと、鉄板部分に
 ホールドテープを貼り付けます。
 (画像の車では、カーテンはボタンホックで
 取り付けられていたので
 アイズ-ブロッカーを装着後、簡単にカーテンを
 再装着できましたが、
 お車のカーテン装着方法によっては、
 ビス止め作業などが必要かも知れません)








 テープの上側の終わり位置は、画像のような位置ですが 
 少し長めな位置に終わらせておきます。
 ブロッカー装着後に、余ったホールドテープを剥がしてしまいます。






4.同様に 左側(助手席側)も
 ・ボディ側のホールドテープ を装着し、 
 ・バックドア側に、ホールドテープと強力ホールドテープを
  貼り付けます。


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いよいよ アイズ-ブロッカー本体の装着です。
 アイズ-ブロッカーを外す際(ショックコードは
 数年に1回は交換する必要が
 あるかと思います。(交換品を用意いたします)
 交換にはここからの作業だけを行うこと
 になりますので 
 ご記憶にお留め置きください。
  
アイズ-ブロッカー本体には、左右の区別があります。
(株) アイズのグリーン色のタグが付いている方が、
右側(運転席側)です。
また、 タグは ショックコードの
下側に位置しています。
下画像のような状態になります。

 


 


①アイズ-ブロッカー本体を、
 ボディ側のホールドテープ下端部アンカー部分から
 装着していきます。
 まず、アンカーからでているフックに、
 ブロッカー本体のショックコード端部を連結します。


その後
 ブロッカー本体の面ファスナー(メス) と 
 ボディ側ボディ側のホールドテープとを
 貼り合わせるようにして接合していきます。 
その際、上側方向に少し引張り気味にしながら
 張り合わせを進めて行きます。
 この接合は何度でも繰り返すことが
 簡単にできますので
 最初は 少し引張り気味にしつつ 
 上側の端まで仮固定のつもりで
 作業してください。


(上画像では、バックドア側も貼り付け後の状態です)

次に、
 バックドア側のホールドテープにも 
 ブロッカー本体を接合しますが、
まず、ショックコードのバックドア側端部に付いている、
小さなT型金具を 
バックドアの水抜き穴(左右幅10㎜ほどの細長穴)に
差し込みます。
穴の中でステン棒部分を引っ掛けて、
穴から抜けないようにします。
 (抜く方法は 後述します)










バックドアの曲線部分(半円部)に貼り付けた 
強力ホールドテープと
ブロッカー本体端部に縫い付けてある、
10cmほどの長さのループタイプの面ファスナーを
接合させてから、



上部に向かって、少し引張り気味にしながら 
張り合わせを進めて行きます。








車体側とバックドア側のホールドテープの仮接合を
し終えた段階で、
半開状態にしていたバックドアを開放して
全開状態にします。




全体的に、シワがなく張り感がある状態
かといって、あまり張りがありすぎると
ホールドテープとの接合が剥がれてしまう
可能性が出てきます。
車体側とバックドア側のホールドテープの
仮接合の一部を接合しなおしながら、
具合が良い状態にしてください。
車体側ホールドテープの接合は、
最終的に 5mmほどの接合幅になっていても
十分な 接合力があります。






右側が 終わりましたら、
左側も 同様に装着してください。
左右は 同じサイズ形状で製作しておりますが、
同じように装着しても、なかなか同じような
張り具合にならず、具合よくするには 
何度か調整を繰り返す必要があります。
アイズ-ブロッカーの生地は、
傘に使われている生地と同じで
ストレッチ性を持っています。
バックドア側の強力ホールドテープの
接合部分と
ボディ側の下側端部の接合だけは
そのままにして
上側への引っ張りの強弱を加減するだけで
張り具合が変わってきます。

お送りした製品は 下記画像で装着していた
物でして、基本的には同じような 
張り具合にできるハズですので
張り調整を よろしくお願いいたします。



16.バックドアの開閉を数回お試しいただき、生地の挟み込みが無いことなどをご確認ください。
 バックドアの開閉を数回 お試しいただき、
 タープ布の挟み込みがないことなどを ご確認ください。


バックドアが閉まる際には、ドアが閉まっていくに合わせて、
車内の空気が、車外に排出されていく必要があります。
バックドアを勢い良く閉めようとすると、
ドアとボディとの間から車外に排出されていく空気が
収納されつつあるアイズ-ブロッカーのタープ布を
外側に押し出そうと働きます。その結果、
タープ布がウェザーストリップのゴムに挟まってしまいやすくなります。
タープ布の挟み込みが起きてしまう場合の対処方法としては
・バックドアにイージークローザーが装着されている車の場合には、
 ドアをゆっくりと閉めて行って、最後の締め込みは、
 イージークローザーに任せるようにしてください。
・バックドアにイージークローザーが装着されていない車の場合には、
 ドアをゆっくりと閉めて行って、最後の10cmくらいで
 勢い良く閉めてみてください。
お車が、キャンピング車や同様の架装がなされている車の場合には
車内空気を排出する為のダクトの通気量が少なくなっていることで
タープ布の挟み込みが起きやすくもあります。少しご面倒ですが
スライドドアを開けた状態にしてから、バックドアを閉めると
タープ布が挟み込まれにくいです。お試しください。

 また、
 バックドアが元通りの全開状態になるかも再度 ご確認ください。
 張りが強すぎる部分があると、バックドアが元通りの全開状態にならなかったり、
 ウェザーストリップモールが引き出されてきたりする場合があります。
 張りすぎ感があるようでしたら、タープ布を上側方向に移動させて下さい。




うまい具合に収まったことを 
ご確認の上、
余ったいるホールドテープを剥がしたり、
切ったりして
不要部分を取り除いてください。
カーテンを 取り付け直して下さい。




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最後に
小さなT型金具を 抜く方法につきまして
T型形状になっている金具を
イラスト・画像のように
・横に引っ張りながら 指で押さえて
 T型形状からイ形形状に変形させます。
・変形させた状態で 穴の奥に押し込み
 もう一方の端部を穴から出します。








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ご使用上の 注意。

5M以上の強風下のご使用では
壊れることはありませんが、
バックドアを閉める際に
生地がドアに挟まれる可能性もあります。
その場合は、右か左どちらかが
挟まれますので、
生地を車内側に押し入れながら
バックドアを閉めることで
ご対応ください。
また、強風下でドアを
開けっぱなしにしていると
面ファスナーの一部分が剥がれたりするかも
ですので、貼り直しなどで ご対応ください。

雨や雪で濡れたりした後は、
できれば バックドアを開放して
生地を乾いた状態にしていただくほうが
よろしいかと 思います。

閉めた状態で長期間 駐車をする場合も
たまに  バックドアを開放していただいた方が
よろしいかと 思います。
傘の生地を使っていますので、
傘のイメージで ご対応いただければと存じます。

他にも ご使用上で
気になることが ございましたら
ご報告いただけますと
今後の改良などへの つなげることが
できて、ありがたく存じます。
どうぞ よろしくお願いいたします。












Posted by AIZU at 14:07