アイズ-ストッパー(ハイエース)の 装着、ご使用の説明書。2022年2月以降生産分

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アイズ-ストッパー(ハイエース用)の 装着・ご使用の説明書です。 2022年3月~
2022年2月以降生産分からは、運転席側あるいは助手席側 どちらにでも装着が出来る仕様となりました。
助手席側装着の方が、ハンドル操作が1/3回転で済むので操作感は良いですが(下画像を参照ください)、
バックドアの引き下げベルトは運転席側にありますので、運転席側装着の方が都合が良いと判断される方もいらっしゃるかと存じます。
どちら側に装着されるかは、適宜ご判断ください。
なお、引き下げベルトにつきましては、室内側からもドアを引き下げることができて便利な、下記ブログ記事のような方法もあります。
https://aizurv.hamazo.tv/e9357481.html

※アイズ-ストッパーは 、トヨタ純正のダンパー(純正強化ダンパー含む)用となります。
 社外品の強化ダンパーやハイリフトダンパーなどには、適合しない可能性があります。
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●助手席側へ装着した場合のダンパーの固定・解除は、ハンドルを1/4回転ほど操作すること(赤色矢印)で済みます。
アイズ-ストッパー(ハイエース)の 装着、ご使用の説明書。2022年2月以降生産分

●運転席側へ装着した場合のダンパーの固定・解除は、3/4回転ほど動かす(黄色矢印)必要があります。
アイズ-ストッパー(ハイエース)の 装着、ご使用の説明書。2022年2月以降生産分

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≪商品内容≫
アイズ-ストッパー(ハイエース)の 装着、ご使用の説明書。2022年2月以降生産分

本体Bの中に、ダンパーロッドを固定するための真鍮製スペーサー(上画像 参照)が 入っています。
紛失時には補修部品としてのご用意はありますが、製品を再調節する必要があります。 絶対に なくさないように ご注意ください。

≪各部の名称≫
アイズ-ストッパー(ハイエース)の 装着、ご使用の説明書。2022年2月以降生産分

●使用工具は、商品に付属されている 小さな7mmスパナ と 3mm六角レンチ だけです。

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まず、助手席側に装着する場合から説明します。

1.クランプを シリンダー部分に仮固定しておきます
クランプをロッド部分で 差し込み、上側にずらしていって、シリンダー部分に 付属の7mmスパナを使って 緩めに 仮固定しておきます。
アイズ-ストッパー(ハイエース)の 装着、ご使用の説明書。2022年2月以降生産分
クランプの向きは、下画像のようにボルト頭が車体内側になるようにしてください。下画像は車体の真後ろから撮影しています。
アイズ-ストッパー(ハイエース)の 装着、ご使用の説明書。2022年2月以降生産分

2.本体Aだけを、クランプでシリンダー部分に固定します
シリンダーは少し回転します。まず シリンダーを、時計回りに止まるまで回転させた状態にします(黄色の矢印の状態)。
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本体Aの爪をシリンダーの溝に入れてから、
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本体Aのボルト穴が 車の真後ろを向く位置になるように、7mmスパナを使い クランプで必ず 溝部分の上を固定してください。(溝は クランプの下側に隠れることになります)
また、クランプのボルト頭も車の真後ろを向く位置になるように 固定してください。
★爪部分が溝に入り込んでいますので、さほど強く締めこまなくても大丈夫です。ボルトが緩んでこない程度に締めてください。
下画像は車体の真後ろから撮影しています。
アイズ-ストッパー(ハイエース)の 装着、ご使用の説明書。2022年2月以降生産分

3.本体Aに本体Bを、5mmボルトで 3mm六角レンチを使い しっかりと固定します 
★真鍮スペーサーの脱落防止用に貼ってあるテープは 取り除いてください。真鍮スペーサーの紛失にご注意ください!! 
★本体Aに本体Bを合わせる際には、 必ず 本体Bのポンチのマーク を上側にして抱き合わせてください。
アイズ-ストッパー(ハイエース)の 装着、ご使用の説明書。2022年2月以降生産分
 
★真鍮スペーサーの凹面がダンパーロッドの凸面に 必ず 面で当たるように調整してから(スペーサーは 中で回転させることができます) 固定 してください。
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★3mm六角レンチを使い しっかりと固定します。六角穴をナメてしまわないようにレンチを奥まで差し込んでから回してください。
アイズ-ストッパー(ハイエース)の 装着、ご使用の説明書。2022年2月以降生産分

3-1 ハンドルが下に垂れさがっている状態から、ハンドルを右回しに回していって ハンドルが固定されたときに、下画像のように、ハンドルが車外側に張り出した状態で固定されることを確認してください。
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3-2 もし、下画像のような状態に ハンドルが固定されるようであれば(ハンドルが室内側で固定されている)、
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本体AとBの固定を外して、今度は 本体Bを上下を逆にして(本体Bの赤マジック&ポンチの印は、下側になります)固定し直して下さい。
アイズ-ストッパー(ハイエース)の 装着、ご使用の説明書。2022年2月以降生産分

上下逆に装着し直すことで、下画像のような状態でハンドルが固定されることを 再確認してください。
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4. シリンダーを反時計回りに少し逆回転させてから、ハンドルが垂れ下がっている状態にしておき、バックドアをゆっくりと閉めていってください
シリンダーは、時計回り・反時計回りの それぞれの止まる位置の中間あたりになるよう 少し逆回転させてください。
(普段のご使用時にも、中間あたりの位置にしておきます)
アイズ-ストッパー(ハイエース)の 装着、ご使用の説明書。2022年2月以降生産分

ドアが閉まりきるときに、本体やハンドル部分、クランプの出っ張り部分が ほかの鉄板部分に当たることがないか ご確認ください。
上画像のように、ドアが閉まり切る寸前では、ハンドルは黒色ゴムストッパーをかすめるようにして、ストッパーの内側に逃げていくのが正常な状態です。
ハンドルが、下画像のように 少し黒色ゴムストッパーに当たっている程度でしたら、ドアが閉められる際に シリンダーが少し回転してくれて ハンドルは黒色ゴムストッパーの内側に逃げてくれますので大丈夫です。(試しにドアを閉めてご確認ください)
アイズ-ストッパー(ハイエース)の 装着、ご使用の説明書。2022年2月以降生産分

もし ハンドルが、下の画像のように 黒色ゴムストッパーに当たったり 外側になってしまって、ハンドルがドアに挟まれた状態になってしまうようでしたら、
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クランプの固定を緩めて、ハンドル位置が、黒色ゴムストッパーの内側にかわすようになるよう、 本体を内側に少し回転させてから クランプを固定し直して下さい。
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助手席側に装着する場合の作業は、以上です。



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◎次に、運転席側に装着する方法をご案内申し上げます。
基本的には、助手席側装着を左右反転させた状態の装着方法となります。運転席側装着の説明は助手席側に比べ簡略化しています。恐れ入りますが、先に 助手席側への装着説明をご一読ください。
●運転席側装着の場合、ドアを固定する際には ハンドルを右回転させて 下に向かって引き下げて、おおむね下画像のような位置(車外側位置)で固定されます。
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●ドアを閉める際には、左に3/4回転させて(赤色の矢印の状態) ハンドルが垂れ下がっている状態にして ドアを閉めます。
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このように、運転席側に装着する場合では、ハンドルの固定位置は 助手席側とは 真逆な方向にしなければなりません。
そのため シリンダー部に固定した本体Aに 本体Bを取り付ける際には、本体Bのポンチの印を下側にして固定することになります。
(ハンドルを固定した際 車外側位置ではなく、もし車内側位置になってしまうようでしたら、本体Bのポンチの印を上側にして固定し直してください)
アイズ-ストッパー(ハイエース)の 装着、ご使用の説明書。2022年2月以降生産分

運転席側への装着方法をご案内します。
1.まず、シリンダーにクランプを仮止めしてから、シリンダーを助手席側とは違って反時計回りに止まるまで回転させた状態にします(赤色の矢印の状態)。
アイズ-ストッパー(ハイエース)の 装着、ご使用の説明書。2022年2月以降生産分

下の画像のような装着具合となります。画像は車体の真後ろから撮影しています。
本体A・Bを固定しているボルトが 車体の真後ろを向く位置になるよう固定します。
クランプは 画像のように ボルト頭が車内側で車体の真後ろを向く位置になるよう固定します。
固定作業に際してのご留意点は、助手席側装着の説明文を参照ください。
アイズ-ストッパー(ハイエース)の 装着、ご使用の説明書。2022年2月以降生産分

2.次に、シリンダーを時計回りに少し逆回転させます。
シリンダーは、時計回り・反時計回りの それぞれの止まる位置の中間あたりになるよう 少し逆回転させてください。
(普段のご使用時にも、中間あたりの位置にしておきます)
次に、ハンドルが垂れ下がっている状態にしておき、バックドアをゆっくりと閉めていってください
ドアが閉まりきるときに、本体やハンドル部分、クランプの出っ張り部分が ほかの鉄板部分に当たることがないか ご確認ください。
その後の装着具合の確認・調整作業は、助手席側装着の場合と同じです。助手席側装着の説明4.を参照ください。
アイズ-ストッパー(ハイエース)の 装着、ご使用の説明書。2022年2月以降生産分



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ご使用方法・ご注意
【 ご使用方法 】
バックドアの開き位置を決めて押さえておき、アイズ-ストッパーのハンドルを固定します。
バックドアはご希望の半開状態で 固定できますが、わずかな開き位置では固定できません。

【 固定しづらい場合につきまして】
5型以降の寒冷地仕様車では、寒冷時でも反力の強い仕様の強化されたダンパーが付いています。
ドア全開時には ハンドルを軽く締め込んで固定ができても、開き具合が中間位置では 強めに締め込まないとしっかりと固定できない場合もあります。
また、ロッド部分に潤滑剤などの油分やワックス成分などが残っていると、しっかりと固定できない場合があります。ロッド部分ならびに真鍮スペーサー部分を脱脂してみてください。

【 ハンドルは軽めに固定してご使用ください 】
下画像では、全開位置のドア先端部に12kgほどを 吊り下げた状態で固定しています。
バックドアにリヤキャリアや、はしごなどの重量物が取り付けられていたりして、バックドアの重さが10kg以上重くなっていると、
アイズ-ストッパーで簡単には固定できません。
アイズ-ストッパー(ハイエース)の 装着、ご使用の説明書。2022年2月以降生産分
もし、10kg以上重くなっているバックドアを(例えばリアキャリアに自転車を積載している場合など)、全開位置に固定してしまうとすると、
純正ダンパーの付け根部分が破壊してしまう可能性があり、とても危険です。
ダンパーの付け根部分には、テコの原理と同じ作用により、ドア先端部に加えた荷重の10倍以上の力が働きます。
バックドアが10kg以上重くなっている場合では、ダンパー付け根部分には 300kg近い 大きな力が掛かることになります。
トヨタ純正のダンパー付け根部分の強度は、300kg以上の力に耐える強度はありません。
自転車を積載しているなど 10kg以上重くなっている場合では、半開位置での固定にとどめてください。その場合にありましても、
ドアを押せば、動いてしまう程度の固定にしてください。押せば動く状態(がっちりと固定されていない状態)が正常な状態です。
ドアを押しても動かないほどに ガッチリとは固定しないでください。危険です!!


アイズ-ストッパーの通常のハンドル固定具合では、バックドアに10kg以上の荷重がかかれば、ドアダンパーのロッド固定部分がズレ動いてくれることで、
純正ダンパーの付け根部分が破壊されることはありませんが、とても強力にハンドルを固定しすぎてしまうと、
バックドアに10kg以上の荷重がかかってしまった際にダンパーの付け根部分が破壊してしまう可能性があります。十分にご注意ください。
そのような危険性を回避するためにも、通常ではハンドルは軽めの固定でお使い下さい。 
特にユーザー様以外の方が バックドアを開閉される場合などには、十分にご注意ください。


【 ハンドルの位置にご注意ください 】
ハンドルを固定している際には、ハンドルは車外側に飛び出ている状態になります。
ハンドルを、ゆるく固定をした状態でも、ドアを全開や途中位置に止められたりしますが、バックドアが閉まりきるより前に、
ハンドルがドアの内側に当たってしまうことになります。 
特にユーザー様以外の方が バックドアを開閉される場合などには、十分にご注意ください。
アイズ-ストッパー(ハイエース)の 装着、ご使用の説明書。2022年2月以降生産分
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【 ハンドルの外し方について 】
ハンドルは真下位置からさらに左回転させていくと、外すことができます。ハンドルを外した状態でも、中にある部品(真鍮スペーサー)が出てくることはありません。
ユーザー様以外の方がバックドアを開閉される機会が多いような場合などでは平素はハンドルを外しておくといった使い方もありますが、ハンドルの紛失にはご注意ください。
ハンドルのボルト部分の長さは、個別に調整して組んでいます。もしハンドルを紛失されても、補修部品としてのご用意はありますが、調整は必要ですので弊社までご連絡ください。

【 ボルトのゆるみについて 】
使用していると、固定した際のハンドル位置が、装着当初よりも上側気味になっていたり、固定力が弱くなったように感じられた場合には、
本体AとBを抱き合わせ固定しているボルトが緩んでしまっている可能性があります。付属の3mm六角レンチを使って、しつかりと固定し直してください。
また、頻繁にそのボルトが緩んでしまうようでしたら、いったん外して、ボルトの先に「ボルト緩み防止剤」を塗付してから 固定されることをお勧めします。
「ボルト緩み防止剤」の代わりに瞬間接着剤でも代用できますが、強く固定されすぎますので、ボルトを外す際には 本体を小型バーナーなどで熱しながら外すことになります。


最後になりますが、ご使用上で気になることがあれば、ご報告いただけると 今後の改良などへとつなげることができて、ありがたく存じます。
弊社レビュー投稿ページは下記URLからアクセスできます。どうぞよろしくお願いいたします。
https://www.aizu-rv.co.jp/aizufr/reviewlist


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本 取扱説明書の内容は、製品の仕様変更などで予告なく変更される場合があります。
なお、アイズ-ストッパー は、特許出願中です(特願2021-142319) ご留意の程 お願い申し上げます。
また、この説明書につきましては、個人様の非営利目的以外の使用は ご遠慮くださいますよう お願い申し上げます。




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