ミツビシD:5 用
アイズ-ブロッカー取付説明書(特許第6862023)
※2023年5月の一部仕様変更に伴い、記載内容が追加されている箇所があります。
===================
■必要工具類
・パーツクリーナーの類、テッシュ・布
・ハンマーの類(フツーのトンカチでokです)
・ハサミ
・メジャー
・ソケットレンチ(
10mm)
・寒い日や雨の日の作業では、ドライヤーの類
・先の細いプライヤーやペンチの類
・カーテンなどがビス止装着されているような場合は、ビスを外すためのドライバーなど。
★ほかに あると便利なもの
・踏み台や椅子
===================
【商品内容】を ご確認ください。
①:アイズ-ブロッカー本体タープ布:左右2枚(ショックコード付き)
※運転席側のタープ布には、緑色の「Aizuのタグ」が縫い付けています。助手席側にはタグはありません。
②:ボディー側ホールドテープ:2本
③:バックドア側ホールドテープ:2本
④:ボディー側アンカー
2023年5月以前:2個(ワイヤー付きのもの)
2023年5月以降:2セット(紐付きの短いテープ状のもの:2個 + 爪付きクリップ 小2個付き)
⑤:バックドア側アンカー :2個(丸ワッシャーに紐付き)
⑥:黒色テープ:2枚(タープ布接合時に使用)
⑦:バックドア側ホールドテープ用プライマー液:1 個
⑧:ボディー側ホールドテープ固定用 爪付きクリップ:10個(2023年5月以降)
以上、8点です
===================
《各部の名称》 です。
※2023年5月23日の出荷分から、ボディー側アンカーがこのタイプに変更されています。↓
【作業時間】
作業自体は約1時間ほどですが、粘着材貼付け後に最低1時間(できれば3時間)以上、養生時間をおいてください。
【作業環境について】
粘着材貼付け作業には、気温が20℃以上、乾燥した状況下が望ましいです。
寒冷時や雨天等の多湿時等は、ドライヤー(家庭用のものでOKです)を使用しながら作業をしてください。
気温が15℃以下の気温下では、十分な貼り付け強度が実現しない可能性があります。
家庭用のヘアードライヤーでOKですので、粘着面と貼り付け面との両方を40℃くらいに温めながらの作業をお勧めします。ヘアードライヤーなどが使えない作業環境の場合には、 車のリヤヒーターを稼働させて、バックドアの貼り付け面をできるだけ温めておき、テープ自体も温めた状態にしておいてからの貼り付け作業が よろしいかと存じます。
【装着作業の流れ】
1. バックドア側ホールドテープを貼り付ける面をしっかりと脱脂します
↓
2. 貼り付け面にプライマーを塗ります
↓
3. バックドア側ホールドテープを貼り付け、しっかりと圧着します
4. バックドア側アンカーを取り付けます(ソケットレンチ(10mm)が 必要です)
↓
5. ボディー側アンカー と ボディー側ホールドテープを装着します
↓
最低1時間、できれば半日間ほど放置してください。その間にテープの粘着材の接着力が増します
↓
タープ布を取り付けます
↓
6. 貼り具合を調整して終了
★下記の取り付け説明書を 熟読、ご理解いただいたうえでの作業を お願い申し上げます。
作業時間自体は、1時間ほどですが、後述をする 粘着材の養生時間 が必要なことから、アイズ-ブロッカーの装着作業は、終了までに 半日ほど 時間がかかってしまいますことを ご承知くださいますよう お願いいたします。
重要!!
▼使用している粘着テープについて
ホールドテープの粘着材の材質は、高性能な粘着テープですが、その性能を発揮させるには、
・接着面の十分な脱脂
・十分な加圧(5kgf/㎠) 強い指圧をするくらいの押し付け力が必要です。
・十分な養生時間→(1~5時間)
が必要です。
スリーエムジャパン株式会社様が公開している
「3M VHB 接着マニュアル」
をできればご一読ください。
▼施工時の温度・湿度について
気温が20℃以上あり、乾燥した状況下での作業が望ましいです。
※寒冷時や多湿時等は、ドライヤーを使用してください。ドライヤーで貼り付ける所とテープの粘着面を温めながら(50℃程度)取り付けることで、強力に貼り付けることができます。
↓↓
雨天時はどうしても、貼り付け面が湿ってしまいます。ドライヤーを使用できない場合は、晴れた日に作業を行ってください。
==========================
1.バックドア側のホールドテープの貼り付け面付近をしっかりと脱脂する
下画像のように、
白色テープ部分に 粘着材付きのホールドテープを貼り付けることになります。画像は運転席側です。
1-1
パーツクリーナー(プラスチックへの使用がOKなもの)やテッシュ・布などを使って、ホールドテープの貼り付け面付近を しっかりと脱脂処理してください。
貼り付ける部分に、プラスチック保護剤などの成分が残っていると、粘着材はしっかりと貼りつきません。粘着材を貼り付ける際の脱脂処理は とても重要な作業となります。
脱脂作業のコツとしては
※ 拭き取る紙や布は汚れの無い物を使用し、常に新しい面で拭う。
(汚れた面で拭くと、汚れをただのばしているだけになってしまします。)
※ 拭き取り方は一方向とし、往復や丸く拭かない。
※ 溶剤で濡らしてから乾かないうちに乾いた布で拭くことが基本です。
(1枚の布で前端だけ溶剤を含ませ、後半分は乾いた状態で、一方向に拭くのは良い方法です。)
運転席側と助手席側とを 脱脂処理してください。
ご注意下さい
ボディコーティングがされている場合
ボディコーティングされていると、通常の脱脂処理をしただけでは 粘着材がしっかりと貼り付きません。コーティング被膜をコンパウンドで磨き落とすなどの作業が必要となります。 また、最近の洗車用シャンプーの中には、ワックス成分やコーティング成分が配合されていて、汚れを落とすのと同時にボディに艶を出してくれる製品があります。ワックス成分やコーティング成分が残っておりますと、しっかりとテープが貼り付きません。コーティング被膜を磨き落とす方法は、1200~1500番くらいの耐水ペーパーや 研磨スポンジで磨き落とします。貼り付け面だけを磨き落とせるように、貼り付け面以外の箇所をマスキング処理をしてから磨き作業をされることをお勧めします。
各種のクリーナーを使って作業する場合
ガラスクリーナーやプラスチッククリーナーなどには、汚れを落とす成分の他に、汚れが再度付着することを防止する成分が含まれている場合が多いです。この汚れ付着防止成分(シリコンやワックス等)が表面に残っていると粘着材がしっかりと貼り付いてくれません。また 汚れ付着防止成分(シリコンやワックスなど)が残っている部分に一度貼り付けてしまった粘着材には、貼り付けることで 汚れ付着防止成分が粘着材側にも移行してしまいますので、再使用することができません。各種のクリーナーなどを使って作業をされた場合には 汚れ付着防止成分が表面に残らないよう、クリーナーを使用後に入念な脱脂処理してください。
===================================
2. バックドア側にホールドテープを貼り付けます。
2-1
まず、テープ貼り付け部分に プライマーを塗ってください。
必ずプライマー処理をしてください。プライマーでの下地処理がないと シッカリと貼りつきません
小さく折りたたんだ(3~4cm四方)テッシュに、小瓶に入っているプライマー液を浸み込ませながら、
脱脂済みの貼り付け面を拭くようにして プライマー液を塗布します。 テープ貼り付け部分よりも 広めの面積を塗ってください。
プライマー液を こぼさないようにご注意ください。
続けて 助手席側の貼り付け面も 同様にプライマー処理してください。
2-2
プライマーを塗ってから 10分ほど乾燥させたのちに、ホールドテープを貼り付けます。
※ 基本的には 貼り直しができません。
テープの貼り付け位置を しっかりと確認していただいて 一発勝負で貼りつけてください。
(貼り付け直後だと 剥がして再貼り付けできますが、数十秒経過すると まともには剥がせませんので ご注意ください)
貼り付け作業の前に、今一度 貼り付け位置をご確認ください。
下画像の白色テープ付近に貼ってください。 貼り付け位置は厳密でなくとも、おおむね画像と同じような位置でかまいません。
2-2-1 一番下のマルチユースフックのすぐそばから貼り始めます。
2-2-2 ドアの中ほどにあるマルチユースフックのあたりで、テープを曲げますので、いったんハサミで切ってから 曲がり部から続けて貼る方法が作業しやすいです。
2-2-3 続けて貼っていきます。
2-2-4 テープの長さ分 全部を貼ってください。
運転席側が終わりましたら、助手席側も同様にホールドテープを貼ってください。
2-3
テープを貼り終えましたら、テープの上から しっかりと押し付けて 十分に加圧してください。
重要!
関連記事