NV350 キャラバン ハイルーフ 新しい取り付け説明書

AIZU

2021年06月25日 12:33

NV350 キャラバン  ハイルーフ用  
AIZU-BLOCKER 取付説明書
2021年6月以降の 新しい装着方法となります。

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■必要工具類
・パーツクリーナーの類、テッシュ
・ハンマーの類(フツーのトンカチでokです)
・ハサミ 
・寒い日や雨の日の作業では、ドライヤーの類

・カーテンがビス止めなどの場合は
 ビスを外すためのドライバーなど。

★あると便利なもの
  ・プライヤーやペンチの類
  ・踏み台
  ・メジャー


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【商品内容】を ご確認ください。

 ・アイズ-ブロッカー本体タープ布:左右2枚

【付属部品】
 ・ボディー側ホールドテープ:2本
 ・ボディー側アンカー(ワイヤー付き):2個
 ・バックドア側ホールドテープ:2本 +脱脂確認用(短)1枚
 ・バックドア側強力ホールドテープ:2枚
 ・ロープ:1本(バックドアを半開にする際に使用します)


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【装着作業の流れ】

1. バックドアウェザーストリップを外す
     ↓
2. ボディー側アンカーを取り付ける
     ↓
3. ボディー側ホールドテープを装着する
     ↓
4. バックドアを半開状態にする
     ↓
5. バックドア側ホールドテープを貼り付ける
     ↓
6. タープ布を取り付ける
     ↓
7. 調整して終了


★個人差はありますが
1時間ほどの 作業時間になるかと存じます。

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NV350 ハイルーフの画像データが少なく、この説明ブログは
NV350ロールーフやハイエースの画像を使用している部分があります。
大変申し訳ございませんが何卒宜しくお願い致します。





1.バックドアウェザーストリップを外す

運転席側のボディからウェザーストリップを
引き出すようにして、外します。
画像の水色のビニールは車両の架装物です。



画像はNV350 ロールーフです


2. ボディー側アンカーを取り付ける
動画を見ると分かりやすいです→確認する
(動画の実施車はハイエースです。作業は同様ですが
装着位置は異なります。申し訳ございません)


下図を参考に、ボディ側アンカーを
ウェザーストリップを押し入れる鉄板部に差し込みます。
位置を確定させたら、ハンマーで奥までしっかり叩き入れます。



車体中央からおおむね68センチのところが目安になります。
ボディ側アンカーが、どうしても入らない場合は 
ペンチ等でアンカーを少し開いてから
差し込むと良いです。 



ハンマーでしっかりと奥まで
叩き入れてください。
※画像はNV350ロールーフです


3.ボディ側ホールドテープを装着する
■脚立や踏み台があると作業がスムーズです■


ウェザーストリップの溝の中に下画像のように
装着していきます。※動画を見ると 分かりやすいです→確認する
※実施車両はハイエースです。作業は同様です。

CHECK!
ウェザーストリップの鉄芯(溝)が開いている場合は、
(布地を内張りしているキャンピングカーや
バックドアに網戸を付けている車などに見受けられます)
手で閉じてから、ボディ側ホールドテープを
差し込んでください。
鉄芯(溝)が開いたままだと、ウェザーストリップが
外れやすいです。

※ご案内画像はハイエースです

◎ 鉄芯(溝)が閉じている


✖ 鉄芯(溝)が開いている


鉄芯(溝)を手で閉じてから 装着してください。


なお、布地を内張りしているキャンピングカーなどでは
鉄芯(溝)が閉じた状態で、戻し入れるのが困難だったりします。
その場合には、鉄芯(溝)を開いた状態で 
ホールドテープを差し込んで ボディ側に 元通りに戻し入れ、
戻し入れた後から、プライヤーなどを使って 鉄芯(溝)を閉めます。
しっかりと 鉄芯(溝)を閉めてください。


まず足元曲線部から始めます。
ボディー側ホールドテープの
折り幅が少ない方を
溝に差し込みます。
このとき、テープの折筋を指で広げて
平らな状態にしながら
差し込んでいくと、やりやすいです。

ボディー側ホールドテープを溝に差し込みながら
ウェザーストリップをボディ側に 
元通りに戻し入れて
手のひらで押し込んでいきます。


※画像はハイエース ロールーフです








最終的には 
このホールドテープには、タープ布の端と
下画像のように接合されることになります。
※画像はNV350ロールーフです


バックドアウェザーストリップをすべて、ボディに戻したら
ハンマーで奥まで打ちこみます。この作業が大事です。
一部でも打ち込みが甘いと、バックドアの閉まりが悪くなって
しまいます。 打ち込み具合の判断は目視では難しいので、
打ち込んでいるときに出る、音や感覚で判断します。
★鈍い音・柔らかな感触
から
高い音・硬い感触になればOKです

※画像はハイエースです


4.バックドアを半開状態にする

付属のロープを使用して、バックドアを半開状態にして固定します。
※ご案内画像はNV350ロールーフです

        
    
    


※出先などで、バックドアを半開にしておきたいシーンは
意外とありますので、ロープを車内に常備しておくと便利です。


5.バックドア側強力ホールドテープと
バックドア側ホールドテープを貼り付ける


重要
貼り付け面は、必ずパーツクリーナー等で 
脱脂 をしてから作業を行ってください

貼り付ける部分に、カーワックスの成分などが
残っていると、粘着材はしっかりと貼りつきません。
ワックスの成分などをパーツクリーナーなどを
使って、しっかりと脱脂処理をしてください。
なお、貼り付ける部分に「ボディコーティング」処理がなされていると
(通常は、こういった部分にまでコーティング処理は なされませんが・・・)
一般的な脱脂作業だけでは 粘着材を貼り付けられる状態にはなってくれません。
コーティング被膜を コンパウンドで磨き落とすなどの作業が必要な場合があります。
ご留意ください。

■付属の 脂処理確認用の短いテープを 使って
一度 粘着性を確認することをお勧めします。
粘着性が低いようなら、再脱脂処理を行ってください。


気温が15℃以上あり、乾燥した状況下が望ましいです。
寒冷時や多湿時等は、必要に応じてドライヤーを使用してください。
ドライヤーで貼り付ける所とテープの粘着面を温めながら(40℃程度)
取り付けることで、強力に貼り付けることができます。
※雨天時はどうしても、貼り付け面が湿ってしまいます。
ドライヤーを使用できない場合は、晴れた日に作業を行ってください。

●カーテンを装着されている方はこちらをご確認ください●



(1)バックドアの下側、曲線部の中心位置あたりに
バックドア側強力ホールドテープ(約40ミリの、きのこ状 面ファスナー)
を貼り付けます。



(2) (1)のテープに続けるようにして、
上に向かってバックドア側ホールドテープ(粘着剤つき)を
貼り付けます。位置は、ウェザーストリップが
当たる部分の内側です。
曲線部分はテープにシワが寄りますが、
タープ布を装着すると隠れる部分です。
気にせず貼ってください。

※画像はNV350ロールーフです


※画像はNV350ロールーフです








重要
必ず圧着してください!!
テープを貼り終えたら、上から強めにこすり
しっかりとバックドア側に圧着させます。
この作業が重要です。
粘着性の強いテープですので、
バックドア側に貼ったただけでも
貼りついている状態にはなりますが、
単に貼り付けただけでは、
本来の強度、耐久性が得られません。
圧着が不十分だと、時間がたつと
剥がれてくる場合があります。

テープの上からバックドア側に
強く押しつけて、
しっかりと圧着させてください。


6.タープ布を装着する ※画像はNV350ロールーフです
(1)バックドアの水抜き穴(約10ミリの四角い穴)に、
タープ布のバックドア側ショックコード端部についている
T字型金具を、水抜き穴に差し入れます。
T字型金具の方が穴よりも長いため
片側から、すべてを穴に押し入れてから戻すようにします。
そして、棒の両端が穴に引っかかって抜けない状態にします。
※このT字型金具を抜き出すのはコツが要ります。
詳細はブログの最後にご案内しています。確認する










(2)バックドア側からタープ布を装着します。
(画像は運転席側)
上下が分かりやすいように、バックドア内側上部に装着する
部分には 薄茶色の面ファスナーを付けてあります。
装着後は取り外してください。

まず、袖口から装着します。
ドア下側の強力ホールドテープにタープ布を接合し、
約10センチほどを固定します。

※画像はNV350ロールーフです


タープ布の首元( 薄茶色の面ファスナー部分)を
タープ布を 1.2倍ほどに 引き伸ばしながら
おおむね画像の位置にくるようにして
約10センチほどを固定します。 





こんな感じの装着状態になっていればOKです。


後ほど張り具合を調節するので、 ここでは仮固定です。
接合部分にシワがあっても構いません。


(3)ボディ側にタープ布を装着していきます。
まず、ボディ側アンカー のワイヤーに
ショックコード端部(納品時、フックは開いてあります。)
を連結させます。このとき、
ショックコード端部についている
紙製のタグは付けたたままで作業し、
連結した後に取り除いてください。
袖口にショックコードが入りこんでしまうのを
防止する役割があります。
連結後、フックをを閉じます。
※必ずフックを閉じてください。
開いたままだと、十分な強度が得られません。※






次に、タープ布を
ボディ側アンカー部分から
ホールドテープに接合していきます。
足元約10センチほどを、しっかりと固定します。

②首元の部分は、カーブの中心部ほどに来るように
位置決めします。伸縮性の高い生地ですから、
強めに引っ張っても大丈夫です。
※画像はNV350ロールーフです








運転席側に続いて、
助手席側も同様に装着し
ひとまず、タープ布が装着できましたら
バックドアを全開状態にします。



7.シワが少なく、張り感がある状態になるように調整


【シワが出やすい部分】
・首元(画像Bや②)
・画像⑤のあたり

シワが出ている部分は
シワが出なくなるように、接合を
少しずつ剥がしながら
タープ布を伸ばして調整します。

接合を剥がすには 布の裏側から剥がすと
やりやすいです





首元のシワがどうしても解消できない場合、
バックドア側ホールドテープの貼り付け位置を
タープ布がより広がるような位置に変えてみる
のも有効です。


具合よく張っている状態が確認できたら、
タープ布とバックドア側・ボディー側の
ホールドテープとの接合部を
しっかりと圧着させて、接合を強くします。
特にバックドア側は、バックドアを開けた際に
剥離する力が働きます。
グリグリと互いを食い込ませるようなイメージで、
しっかりと接合させてください。
また、バックドア側ホールドテープの粘着材を
シッカリと定着させるためにも
特にバックドア側は、
今一度、強くしっかりと 
圧着させてください。
圧着については、本取説「5.」の最後に記載していますので
それをご参照ください。確認する


そして、何度かバックドアの開閉をして、
タープ布が挟み込まれていないか、確認してください。
なお、バックドアを勢いよく閉めようとすると、
車内の空気が車外側へと流される際に
タープ布も外側に出されてしまい、
タープ布の挟み込みの原因になります。
特に、バックドアに網戸を装着していたり、
キャンピング架装車などで
後端部に収納棚等が装備されていたりすると、
その作用が出やすいです。
バックドアをゆっくり閉めるようにするか、
スライドドアや小窓等を開けて空気の逃げ道を作ると良いです。

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■カーテンが装着されている場合の対応策

下の画像を参考にしてください。
(車種が異なっております。申し訳ございません。)

①カーテンの横側の取り付けを
一度、外します。

②アイズ-ブロッカーを装着して
カーテンを元通りに取り付けます。








上の画像の車では
ホックになっていますので、
比較的簡単にアイズ-ブロッカーを
装着できて、カーテンの再取り付けも
簡単です。

しかし、カーテン生地が
ビス止めされている場合などでは、
装着したアイズ-ブロッカーの生地の
カーテン生地と同じ位置に
ビス穴を空けてから
カーテンを再取り付けする必要が
あるかもしれません。

その場合の穴あけ作業では、
熱した はんだゴテなどで、4mmほどの
穴をあける方法がよろしいかと存じます。

■T字型金具を抜く方法

① 横に引っ張りながら指で押さえて
  T型形状からイ形形状に変形させます。



② 変形させた状態で穴の奥に押し込み
  もう一方の端部を穴から出します。

 
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使用上の注意はこちらから確認いただけます。


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