アイズ-ブロッカー使用上のご注意事項

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アイズ-ブロッカー ご使用上の 注意

【タープ布の挟み込み】
・バックドアが閉まっていく際には、ドアの内側にある空気が車外側へと押し出されます。ドアを勢いよく閉めようとすると、空気が車外側へと流される際にタープ布も一緒に外側に出されてしまい、タープ布の挟み込みの原因になります。特に、バックドアに網戸を装着していたり、キャンピング架装車などで、後端部に収納棚等が装備されていたりすると、その作用が出やすいです。
試しに スライドドアや小窓等を開けた状態にして(空気の逃げ道ができます)バックドアを閉めていただくと、タープ布が挟み込まれません。
また、アイズ-ブロッカーが装着されたことで、ドアの内側にある空気が車外側へと押し出されにくくなり、 バックドアが閉まり難くなり半ドアになりやすい状況になります。ドアが閉まり難くなったと感じた際にも、ぜひ一度お試しください。ドア内側にある空気の逃げ道が有ると無しでは、ドアの締まり具合は大きく違うことを 実感していただけると存じます。

・バックドアを閉めるたびに 他のドアや小窓を開けるのは、ご面倒でもあると思います。 バックドアを ゆっくり閉めていって、最後の5~10cmくらいの開き具合あたりで、ドンと閉めてみてください。うまい具合に閉まるとイイのですが、もし、半ドアの状態になりやすいようでしたら、ウェザーストリップの一部が浮き上がっていないかを 再度 確認してみてください。ウェザーストリップがシッカリと元通りに打ち込まれていない(浮き上がっている)ことで、閉まり難くなっている可能性があります(特に上側付近に浮き上がりがあると影響が大きいですので、上側付近は入念にチェックしてください。)

・5M以上の強風下のご使用では壊れることはありませんが、バックドアを閉める際に生地がドアに挟まれる可能性もあります。その場合は、右か左どちらかが挟まれますので、生地を車内側に押し入れながら バックドアを閉めることでご対応ください。

・タープ布がドアに挟み込まれたままですと、雨の日の高速走行時に 雨水が車内側に侵入してしまったり、はみ出し部分だけが変色する可能性もあります。一度折りクセが付いてしまうと、同じような状態に挟まれやすくなります。アイロンなどを使って折りクセをとっていただくのがよろしい場合もあります。

【ワイヤーやショックコードに無理な力が係る】
・アイズブロッカーは、5m/秒 ほどの風にも 大丈夫ですが、https://www.aizu-rv.co.jp/aizufr/reviewdetail/1014
タープ布が強く押される(あるいは引っ張る)ようなことがあると、内臓されているショックコード(ゴム紐)が伸び切ってしまいます。伸びで追随できないほどになると、ボディ側あるいはドア側のアンカー部分に直接の力が働くこととなり、ワイヤーが切れたりアンカーが抜けたりの支障につながることがあります。その場合、ボディ側のアンカー部分のワイヤーが切れるケースが多いです
ワイヤーが切れてしまいますと、ドア解放時のタープ布の張りがなくなりますし、ドアを閉める際にも タープ布が挟み込まれやすい状態になります。

・切れてしまったワイヤーに代えて 強めの糸(タコ糸のようなもの)を結んでいただくことで ボディ側アンカー と ショックコードを つなげることが出来ます。ミシン糸を 5本ほど束ねたものでも大丈夫ですが、釣糸を結んで、結び目を瞬間接着剤で固定しておく方法がよろしいかと存じます。釣糸は、 PEライン がしなやかで結び易く 扱いやすいです。100均ショップにもあります。結び目には 瞬間接着剤で固めておく方がよろしいです。海の近くでお使いになる場合が多い方ですと、塩害の影響もあるので、元のステンレス製ワイヤーよりも PEラインで接合される方が 耐久性が高いと思います。ショックコードに不具合が出た場合には、補修部品の用意がありますので お申し出ください。

・夜の暗さの中で、タープ布の存在に気づかれない方(ユーザー様以外の場合が・・・)が タープ布に衝突(?)してしまって、 ショックコードの不具合につながったりもします。夜中でもタープ布の存在に気づけるように、ショックコード(ゴム紐)部分に、蓄光性の目印や 小さな ランタン などを吊り下げることをされているユーザー様もいらっしゃいます。

【ナンバープレートの凹み部分に 多量の雨水が溜まります】
・アイズ-ブロッカーを装着することで、 雨が降り続いている際でも バックドアを長時間開放しておけるようになりますが、ナンバープレートの凹み部分に 多量の雨水がたまった状態になります。バックドアを閉める際、たまっていた多量の雨水が 流れ落ちてきますのでご留意ください。

・ナンバープレートの凹み部分に多量の雨水がたまっても、車内側には、通常は 入り込まないですが、社外品のバックカメラが付いている場合などでは、その装着穴部分から 車内側(ドアパネルの内部)に雨水が入り込む可能性もあります。通常は、さしたる悪影響はありませんが、配線の結合部分が濡れたりすることで 電装系に影響が出る可能性もありますことに ご留意ください。

【カビの発生や変色を防ぐためにも】
・雨や雪で濡れたりした後は、できれば、バックドアを開放して 生地を乾いた状態にしていただくほうが よろしいかと思います。閉めた状態で長期間 駐車をする場合も たまにバックドアを開放していただいた方がよろしいかと思います。

【排気ガス中毒の危険性】
・バックドアを開放して、エンジンがかかっておりますと、アイズブロッカーが装着されていることで 排気ガスが車内に流入しやすい状況となり、排気ガス中毒の危険性があります。十分にご注意ください。フロントエアコンを外気導入にして稼働させると、室内側から常にバックドア側へと空気が流れることで、室内側への排気ガスの流入を避けることが出来ます。なお、リヤエアコンやリヤヒーターを稼働させても、車内循環空気ですので排気ガスの流入を防ぐ効果がありません。


最後になりますが、アイズ-ブロッカーは、特許製品です。(6862023号)  また、上記説明書の営利目的利用はご遠慮下さい。(©aizu2020)



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