アイズ-ストッパーNV350キャラバン用 取付説明書(2023年3月以降 )

AIZU

2023年03月20日 12:52

≪はじめに≫
本コンテンツは2023年3月以降の生産のアイズ-ストッパー E26 / NV350キャラバン用の装着・ご使用の説明書です。



≪ご注意≫
※アイズ-ストッパーは、日産純正のダンパー用です。
社外品の強化ダンパーやハイリフトダンパーなどには、適合しない可能性があります。

※バックドアの重さが10kg以上増えている状態で全開位置で固定しないで下さい。
バックドアに自転車を積載した場合など、重量が増えたドアを全開位置で固定すると、テコの原理でドアを支えるダンパーには、100kgf 以上のとても大きな荷重が加わります。ダンパーの取り付け部分の強度が耐えられず 破損する恐れがあり大変危険です。詳細は当説明書の一番最後の「ご使用方法・ご注意」をご覧下さい。


===========================
≪商品内容≫



真鍮スペーサーの紛失にご注意ください!!
上画像の本体Bの黄色テープの中に、ダンパーロッドを固定するための真鍮製スペーサー入っています。小さな部品ですので、紛失にご注意ください。
 

万一の紛失時には、補修部品としてのご用意はありますが、全ての部品をセットで弊社に返送いただき再調節する必要があります。

≪必要工具≫
使用工具は、商品に付属されている 4mm六角レンチの他に 「マイナスドライバー」が必要です。

 

≪各部の名称≫




≪装着動画≫
ハイエースへの7分ほどの装着動画です。一部、手順や取付方法が違いますが、作業の流れは同じです。 下記の装着説明に先立ち、一度ご覧いただければと存じます。YouTubeでご覧いただくと、説明用の字幕も見れます。
 



==================

【装着作業に先立ちまして】
本製品は、基本的には運転席側のバックドアダンパーに装着します。
●運転席側での操作状況は 下画像のようになります。
ハンドルを車外側へ回して固定します。固定解除の際は、ハンドルを上側にホールドします。


↓上側にホールドして解除



●助手席側への装着も可能ですが、操作状況が運転席側とは違ってきます。
助手席側での操作状況は 下画像のように 2通りの操作状況があります。一般的には運転席側での操作状況の方がお勧めです。
①固定時には、ハンドルが車内側になる操作状況にする場合。固定解除時は上側にホールドします。



②固定時には、ハンドルが車外側になる操作状況にする場合。固定解除時は3/4回転させてから上側にホールドします。


 
下記説明書では、まず運転席側への装着をご説明しています。助手席側への装着説明は、この説明書の一番最後で、補足説明的にご案内しております。
助手席側への装着される場合には、まず 運転席側への装着説明をご一読いただいた後で、助手席側への装着の補足説明をご覧下さい。


============================================
 
1.キズ付き防止用テープの貼り付け
装着作業の際に、ストッパー本体が車体に当たってキズが付くことを防ぐために、下画像の付近にテープを貼っておきます。
作業終了後には 剥がし取ってください。 



 

2.保護テープと本体固定用クランプの取り付け
シリンダーの最下部に保護テープを貼ってから、(テープの下端と、シリンダーの下端を揃えます)


本体固定用クランプを仮固定しておきます。
まず、クランプを ロッド部分の細いところで装着してから、(ボルトは、画像のように右側から入れます)


ボルトはナットに対して真っすぐに差し込んで手回ししてみてください。ボルトが斜めに入っていると数回転させたところで 硬くなって回せなくなります。ボルトを真っすぐに入れ直してください。



シリンダー部の保護テープの上側付近に移動させて マイナスドライバーを使って仮固定します。
 (ボルト頭は、画像のように車内側で締めます)


保護テープの上から爪でシリンダーの溝をなぞり、しっかりと溝を作ってください。



3.本体Aの仮固定

3-1
本体Aを、本体固定用クランプで仮固定します。
本体Aを上側(シリンダー側)へとシッカリと押し上げて、爪部(カギ状になった部分)がシリンダーの溝部分にしっかりとハメ入れてから(ココが重要です



 
爪の上を固定用クランプで仮固定してください。
※爪部(シリンダーの溝部分)が、 クランプ幅の中央付近になるように 固定してください。


ボルト頭を、画像のように車内側で締めます 



3-2
本体Aの向きは、ボルト穴が 車体の真後ろ~少し左側(7時方向)を向いている状態で仮固定してください。


↓本体を上から見た図


クランプの方向は、車体の真後ろ~少し右側(5時方向)を向いている状態で仮固定してください。
↓クランプを上から見た図



4.本体Aに本体Bをシッカリと固定
仮固定された本体Aに、本体Bを抱き合わせます。


 
真鍮スペーサーを紛失しないよう注意しながら、紛失防止用の黄色テープは取り除いてください。
※本体Bの赤いポンチマークは必ず下側にします。
※真鍮スペーサーは下図のように  ロッドに対して、面で当たっているようにしてください。

 

抱き合わせ固定用の5mmボルト2本を 六角レンチを使ってシッカリと締め込み、本体Aに本体Bをガッチリと固定します。



5.ハンドルの取り付け
本体Bのナット穴にハンドルを装着し、右回転させていって軽く止めます。ハンドルを回し入れる際にクランプのボルト頭が当たってしまうようでしたら、一時的にクランプの向きを 6時方向くらいにしておいて、ハンドルを回し入れてください。



※軽く止めた際のハンドルの傾き具合は、下画像のように(ハンドルが車外側に出ている)なるハズです。



もし、上画像のような位置で止まらない場合は、 「※本体Bの赤いポンチマークは下側にします。」 を今一度確認して、赤いポンチマークが下側になるように付け直してください。


一時的に6時方向にしていたクランプの向きを、5時方向くらいに戻しておきます。

6.各部が車体やドアに当たらないことを確認してください 
6-1
まずドアを全開にした時に、各ボルトの頭が車体の真後ろ~少し左側方向を向いている状態になっていることを、今一度確認願います。(3-2で説明)
下画像は、車体の真後ろ方向から撮影したものです。



本体を上から見た図




クランプを上から見た図


6-2
ハンドルの黒色キャップの中には磁石が内臓されていて、ハンドルを真上方向にした際には磁石の吸着力によりハンドルを真上方向位置で仮ホールドできます。
ハンドルを真上方向位置で仮ホールドした状態にしてから、ドアをゆっくりと閉めて行ってください。


6-3
ドアを50センチほど半開させた位置で、ハンドルを回してみてください。
ドアを固定しようとしないで下さい!本体固定用クランプはまだ仮固定状態ですので、ドアを固定できませんし、固定ようとすることで不具合の原因となります。ご注意ください
外側に突き出たハンドルが 車体側に当たらないか確認してください。支障があるようでしたら ドアを全開させてから、本体固定用クランプの固定を緩めて、方向を修正してください。 

↓車体側に当らないかを確認


↓緩めて調整


↓当たらないか確認


6-4
 ドアを閉まりきる寸前まで ゆっくりと閉めていって、本体やクランプが 車体やドアに当たらないことを確認してください。

ドアが閉まり切る直前で止めて、最初に車体に貼ったキズ付き防止用テープに、本体が当たらないかを確認してください。
また、クランプのボルトの後端が車体側に当たらないかどうかを ご確認ください。 ハンドルがバックドアの内側に干渉しないかも ご確認下さい。



6-5
各所への干渉がないことを確認しましたら、キズ付き防止用テープを剥がしてください。



7.本体固定用クランプの本固定 各部が車体やドアに当たらないことをご確認いただいた後に、その位置で本体固定用クランプのボルトを、マイナスドライバーで力いっぱいにシッカリと本固定します
※・シリンダーの溝部分に爪部(カギ状になった部分)が しっかりと入っていること(説明③参照ください)、・クランプの真ん中あたりで爪部を締め付けている状態になっていること、 の2点を 今一度確認してから 本固定してください。



 【溝部分に爪部が入り込んでいないと、ドアを半開固定した際にズレ動いてしまします!! 】
ドアが開いていかないように アイズ-ストッパーで固定してもズレ動いてしまう場合には、溝部分に爪部が入っていないことが原因であったりします。



クランプを強力に締め付けることでは、ズレ止めはできません。必ず爪部が溝部分に入っている必要があります。爪部が溝部分に入っている状態(本体をしっかりと押し上げている状態)で しっかりと力いっぱい締め付けてください。 なお、締め付けているボルトは4ミリ径のボルトです。マイナスドライバーで締めこむ限り、4mmボルトが破断することはありませんが、モンキーレンチなどを使って 必要以上にクランプを強力に締め付けすぎると、4mmボルトが破断する可能性がありますので、締め込み過ぎに ご注意ください。
クランプが破損した場合、補修用クランプのご用意はありますが、ホームセンターなどでも「ホースバンド」として販売しています。直径24mmをクランプするための ステンレス製が適合します。手締めではなく 工具を使って締めこむ 強力なタイプをお選びください。
https://www.monotaro.com/p/4554/6444/


7-1  固定具合を 必ずご確認ください !!
固定用クランプの本固定が済んだところで、一度 ドアを固定してみて固定具合を確認してください。ドアを少し開いたところで、アイズ-ストッパーのハンドルを 時計の針でいうところの 2時~3時くらいの位置までしっかりと締め込み、 ドアの動きを固定してみてください。




ドアを固定した状態で、ドアを開く方向に少し揺り動かしてみたときに、本体がズレ動かないことを確認してください。



※ 下画像のように 本体とシリンダーとの間に隙間が生じていると、本体がズレ動いてしまっている状況です!!!
(1ミリ以下の隙間なのであれば大丈夫です)


もし、本体がズレ動いてしまうようですと、「 7.本体固定用クランプの本固定 」 をやり直して、十分にしっかりと固定し直してください!!(マイナスドライバーではなく、締め込み過ぎにご注意いただきながら モンキーレンチなどで締め付け直すのもよろしいかと存じます)

7-2   ※装着して1か月ほどしてから、本体固定用クランプのボルト を増し締めしてください※
この締め付け具合が不十分なことで、本体がズレ動いてしまって 爪部がシリンダーの溝部分から外れてしまいますと、爪部の形状が変形してしまいます。変形してしまいますと、 固定具合がさらに悪化してしまいますので、再度装着をし直しても しっかりとした固定ができなくなります。クランプのボルトの緩みに ご注意ください。
●正常な形状(新品状態)は、下画像のようになっています。


●下画像は爪部の形状が 少し変形している画像です。


爪部の形状が変形が些少の場合には、「強力タイプのクランプ」で締め付けなおえうことで シッカリと固定することができます。https://aizurv2.hamazo.tv/e9706824.html

●下画像のように、爪部が大きく変形しておりますと、「強力タイプのクランプ」でも 固定に不安があります。その場合には爪部を修理修正する必要があります。



8.上側ホルダー用磁石の貼付け
 
8-1 
ハンドルの黒色キャップの中には、磁石が入っています。その磁石に対して、付属の「上側ホルダー用磁石」を吸着させます。


 

8-2 
ハンドルを真上方向にした位置で、ハンドル側に吸着させている「上側ホルダー用磁石」を、シリンダー側へと吸着替えします。
「上側ホルダー用磁石」を ハンドルの黒色キャップ側から シリンダー側へと移し替えます(磁力でシリンダーに貼りつかせます)




8-3
ハンドルは左回転させて下側に垂らしておき、シリンダーに貼りつかせている磁石の上から、「上側ホルダー用テープ」を貼ります。


※もし貼るのを失敗してしまったり、紫外線等で痛んできてしまった場合は、ビニールテープで代用して下さい。 

8-4
「黒色キャップの中の磁石」と、「上側ホルダー用磁石」とが引き合う磁力により、ハンドルを真上方向にホールドすることができます。

 

※2023.7.21以降に出荷したアイズ-ストッパーにつきましては、本体をよりコンパクトにした関係で、ハンドルとシリンダーの距離が近くなっております。調整が必要な際はコチラをご覧ください。
https://aizurv2.hamazo.tv/e9695149.html


★運転席側への装着は以上です★ 

≪装着動画≫
ハイエースへの7分ほどの装着動画です。一部、手順や取付方法が違いますが、作業の流れは同じです。 下記の装着説明に先立ち、一度ご覧いただければと存じます。YouTubeでご覧いただくと、説明用の字幕も見れます。
 



操作具合の動画 
9分弱の動画です。YouTubeでご覧いただくと、説明用の字幕も見れます。 




============================================
9.運転席側への装着のご説明は以上です。続いて 助手席側への装着を ご案内申し上げます。
なお、この説明書の冒頭にある【装着作業に先立ちまして】 で ご説明したように、操作状況が運転席側とは違ってきます。【装着作業に先立ちまして】 の内容をご覧いただき、 助手席側への装着をご検討ください。

1.キズ付き防止用テープを貼り付ける
助手席側のダンパー部分(下画像の箇所)にキズ付き防止用テープを貼ります。

 

2.保護テープと本体固定用クランプの取り付け
シリンダーの最下部に保護テープを貼ってから、

 

保護テープの上付近に本体固定用クランプを仮固定しておきます。クランプは、ロッド部分で装着してから、シリンダー部分へ移動させてマイナスドライバーを使って仮固定しておきます。 
ボルト頭は、画像のように車内側(シリンダーの右側)で締めます。


3.本体Aの仮固定
本体Aを、本体固定用クランプで仮固定します。詳細は 運転席装着の「3.本体Aの仮固定」 を参照ください。 
本体Aの向きは、ボルト穴が 車体の真後ろ~少し左側方向を向いている状態で仮固定してください。


4.本体Aに本体B固定
以下のように、2種類の操作状況のいずれかを選んで 抱き合わせ固定をしてください。
①本体Bの赤いポンチマークを下側にして抱き合わせると、ドアを固定時には ハンドルが車内側になります


 

②赤いポンチマークを、上側にして抱き合わせると、ドア固定時には ハンドルが車外側になります


 
①、②、 いずれにありましても、ハンドル固定を解除した際のホールドは、運転席側と同様に 上方向にホールドします。
(②の場合では、3/4回転ほど左回しをしてから 上方向にホールドすることになります)


5.ハンドルの取り付け
6.各部が車体やドアに当たらないことを確認 
7.本体固定用クランプの本固定
8.上側ホルダー用磁石の貼付け

の、  5、~ 8、 につきましては、運転席側装着の説明内容を参考にしてください。


装着作業は 以上で終了です。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ご使用方法・ご注意
【 ご使用方法 】
バックドアの開き位置を決めて押さえておき、アイズストッパーのハンドルを締め込んで固定します。
ハンドルの締め込み具合は、ドアを固定できる必要最低限の締め込み具合を心がけてくださいドアは動かないけど、押せば動く状態(がっちりと固定され過ぎていていない状態)が望ましい状態です。
ハンドルを強力に締め込むことで、ドアが強固に固定されていますと、下記に説明している危険が生じます

ハンドルは軽めに固定してご使用ください
下画像では、全開位置のドア先端部に12kgほどを 吊り下げた状態で固定しています。バックドアにリヤキャリアや、はしごなどの重量物が取り付けられていたりして、バックドアの重さが10kg以上重くなっていると、アイズ-ストッパーでがっちりと固定することは危険を伴います。


もし、10kg以上重くなっているバックドアを(例えばリアキャリアに自転車を積載している場合など)、全開位置で固定したとすると、純正ダンパーの付け根部分が破壊してしまう可能性があり、とても危険です。
ダンパーの付け根部分には、テコの原理と同じ作用により、ドア先端部に加えた荷重の10倍以上の力が働きます。バックドアが10kg以上重くなっている場合では、ダンパー付け根部分には 300kg近い 大きな力が掛かることになります。
試しに、 ドアを全開位置に ガチッと固定した状態にして、少し力を加えて(あまり大きな力は加えないで) ドアを押し下げようとしてみてください。ダンパーの付け根部分 や バックドアのルーフ側にあるヒンジ を注視していただくと、ボディの鉄板部分が歪んできて、とても大きな力が加わっている様子を 実感していただけると思います。

自転車を積載しているなど 10kg以上重くなっている場合では、半開位置での固定にとどめてください。その場合にありましても、ドアを押せば、動いてしまう程度の必要最低限の固定具合にしてお使いください。押せば動く状態(がっちりと固定されていない状態)が望ましい状態です。ドアを押しても動かないほどに ガッチリと固定し過ぎることは危険です!! 
アイズ-ストッパーでドアを軽く固定されている限りでは、ドアに大きな力が加わった際でも、ドアがズレ動いてくれることで、ダンパーの付け根部分が破壊されることはありませんが、ドアを強力に固定して、大きな力が加わった際にも、ドアがガッチリと動かないほどに固定されていると、ダンパーの付け根部分が破壊してしまう可能性があります。十分にご注意ください。
そのような危険性を回避するためにも、必要最低限の軽めの固定でお使い下さい。 ユーザー様以外の方がドアを固定される場合でも、ご注意してもらってください。

ガチッと固定されているドアを、 他のどなたか や お子さんだとか が 強く押したり、引いたり、ぶら下がったり されることの無いように、十分にご注意いただけますよう お願い申し上げます。

【 ドア全閉から30センチほどまでの半開状態につきまして】
バックドア全閉から30センチほどまでの、わずかな開き位置ではグラグラした固定状況になります。どれほど強く固定をしたとしても、ダンパー付け根部分の遊びがあるため、かっちりとした固定具合にはなりませんことを ご了承ください。

【 定期的に、本体がズレ動いていないかを 確認ください】
バックドアを全開位置に保持しておく際(降りてこないようにする)には たいした固定力を必要としません。バックドアを半開位置から開いていかないように保持する際に 強力な固定力が必要になります。また半開位置に固定しているバックドアを、どなたかが無理矢理 開こうとした場合には、とても大きな力が働きますので、本体がズレ動いてしまう可能性があります。爪部が溝部分から出てしまうようなことがありますと、爪部分の形状が外側に曲がってしまいます。 爪部分の形状が外側に曲がってしまいますと、シリンダーの溝部分から外れやすい状態になりますことから、再装着をし直しても しっかりと固定ができなくなります。
定期的に 本体がズレ動いていないかを 確認されること(シリンダーと本体との隙間の具合で確認できます)を お勧めいたします。
なお、 爪部分の形状が外側に曲がってしまった場合の対策として、「強力タイプのクランプ」を用意しております。(送料・税込み 880円です)
https://aizurv2.hamazo.tv/e9706824.html 

【固定しづらい場合につきまして】
ガスダンパーの反力は 夏場には とても強くなります。冬場にはドアを半間位置に軽く固定できていても、夏場では 強く締め込まないと固定できなくなったりします。また、ロッド部分に潤滑剤などの油分やワックス成分などが残っていると、しっかりと固定できない場合があります。ロッド部分ならびに真鍮スペーサー部分を脱脂してみてください。

【 ハンドルの位置にご注意ください 】
ドアを固定している際には、ハンドルは車外側に飛び出ている状態になります。
適度に固定をした状態では、強めの力でドアを閉めていくこともできてしまいますが、バックドアが閉まりきるより前に、ハンドルがドアの内側面に当たってしまうことになります。 
特にユーザー様以外の方が バックドアを開閉される場合などには、アイズ-ストッパーでの半固定状態に気付かないまま ドアを閉めようとされる場合もありますのでご注意ください。



【 ハンドルの外し方について 】
ハンドルは左回転させていくと、外すことができます。ハンドルを外した状態でも、中にある部品(真鍮スペーサー)が出てくることはありません。
ユーザー様以外の方がバックドアを開閉される機会が多いような場合などでは平素はハンドルを外しておくといった使い方もありますが、ハンドルの紛失にはご注意ください。
ハンドルのボルト部分の長さは、個別に調整して組んでいます。もしハンドルを紛失された場合、補修部品としてのご用意はありますが、調整は必要ですので弊社までご連絡ください。

【 ドア半開状態の際の、排気ガス流入の危険性について 】
バックドアを半開状態にしている際に、エンジンがかかっておりますと、排気ガスが車内に流入しやすい状況となり、排気ガス中毒の危険性があります。十分にご注意ください。
フロントエアコンを外気導入にして稼働させると、室内側から常にバックドア側へと空気が流れることで、室内側への排気ガスの流入を避けることが出来ます。なお、リヤエアコンやリヤヒーターを稼働させても、車内循環空気ですので排気ガスの流入を防ぐ効果がありません。

ボルトのゆるみについて
装着して1か月ほどしてから、「爪の上を固定しているクランプのボルト」(7.本体固定用クランプの本固定 を参照) と 「本体AとBを抱き合わせ固定している ボルト」 を増し締めしてください。特に、「爪の上を固定しているクランプのボルト」の増し締めを 必ず行ってください。

使用していると、固定した際のハンドル位置が、装着当初よりも固定位置が変化していたり、固定力が弱くなったように感じられた場合には、
本体AとBを抱き合わせ固定しているボルトが緩んでしまっている可能性があります。付属の4mm六角レンチを使って、しつかりと固定し直してください。
また、頻繁にそのボルトが緩んでしまうようでしたら、いったん外して、ボルトの先に「ボルト緩み防止剤」を塗付してから 固定されることをお勧めします。
「ボルト緩み防止剤」の代わりに瞬間接着剤でも代用できますが、強く固定されすぎますので、ボルトを外す際には 本体を小型バーナーなどで熱しながら外すことになります。


最後になりますが、ご使用上で気になることがあれば、ご報告いただけると 今後の改良などへとつなげることができて、ありがたく存じます。
弊社レビュー投稿ページは下記URLからアクセスできます。どうぞよろしくお願いいたします。
https://www.aizu-rv.co.jp/aizufr/reviewlist


===============
本 取扱説明書の内容は、製品の仕様変更などで予告なく変更される場合があります。ご了承ください。
なお、この説明書につきましては、個人様の非営利目的以外の使用は ご遠慮くださいますよう お願い申し上げます。
また、アイズ-ストッパー は、特許出願中です(特願2021-142319) ご留意の程 お願い申し上げます。

関連記事