17エブリィ用 アイズ-ブロッカー取付説明書
(特許第6862023)
17 エブリィ(スクラム、NV100, ミニキャブ、タウンボックス) ハイルーフ/ロールーフ用
2023年3月以降に生産した製品の 装着方法となります。
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【必要工具類】
①:テッシュ
②:ハサミ
③:メジャー
④:ハンマーの類(フツーのトンカチでokです)
⑤:パーツクリーナーの類(脱脂処理に使用)
⑥:ドライヤー(寒冷時や多湿の場合に使用)
※先の細いプライヤーやペンチの類
※踏み台
があると便利です。
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【商品内容】を ご確認ください。
①:アイズ-ブロッカー本体タープ布:左右2枚(ショックコード付き)
※運転席側のタープ布には、緑色の「Aizuのタグ」が縫い付けています。助手席側にはタグは ありません。
②:バックドア側ホールドテープ:2本
③:バックドア側アンカー(T字形の部材):2個
④:粘着テープ用プライマー液 :1 瓶 + 塗付布 1:袋
⑤:脱脂確認用 ためし貼りテープ:2枚
⑥:ボディー側ホールドテープ
長いテープ:2本(ボディー上側に使用)
短いテープ:2本(ボディー下側に使用・切り込み付き)
⑦:ボディー側アンカー
紐付き:2個
予備として広いアンカー(紐無し):2個
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【各部の名称】です。
【作業時間】
作業自体は約1時間ほどですが、粘着材貼付け後に最低1時間(できれば5時間)以上、養生時間をおいてください。
【作業環境について】
気温が20℃以上、乾燥した状況下が望ましいです。
寒冷時や雨天等の多湿時等は、必ずドライヤー(家庭用のものでOKです)を使用してください。
【装着作業の流れ】
■1.バックドアの脱脂とプライマー塗布を行う
■2.バックドアにアンカー(T字形の部材)とホールドテープを貼り付ける
■3.ボディーにアンカーとホールドテープを装着する。
※タープ布を取り付ける前に、最低1時間(できれば5時間)以上、養生時間をおいてください。
養生中に粘着材の接着力が増します。
■4.タープ布を取り付ける。
■5.貼り具合を調整して、ドアの閉まり具合を確認する。
このブログや取付け説明書を、いちど最後までお読みいただいたうえで作業を開始してください。
以下、取り付けの詳細手順です。
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重要!!
▼作業時の温度・湿度について
気温が20℃以上あり、
乾燥した状況下での作業が望ましいです。
寒冷時や多湿時等は、ドライヤー(家庭用のものでOKです)を使用してください。
↓↓
ドライヤーを使い、貼り付ける箇所とテープの粘着面を温めながら(50℃程度)取り付けることで、強力に貼り付けることができます。
雨天時はどうしても、貼り付け面が湿ってしまいます。ドライヤーを使用できない場合は、晴れた日に作業を行ってください。
寒冷時にドライヤーをお使いになれない環境の場合には、バックドアを閉めた状態で車のヒーターを稼働させて、バックドアの表面温度が、できれば20℃以上になっている状態にしてから 作業されることをお勧めします。
▼使用している粘着テープについて
バックドア側アンカーとホールドテープの粘着材は、高性能な粘着テープですが、その性能を発揮させるには、
・接着面の十分な脱脂
・十分な加圧(5kgf/㎠)
→ 強い指圧をするくらいの押し付け力が必要です。
・十分な養生時間(5時間程度)
が必要です。
スリーエムジャパン株式会社様が公開している
「3M VHB 接着マニュアル」
をできればご一読ください。
1.バックドアのアンカーやホールドテープの貼り付ける面をしっかりと脱脂処理する
ウェザーストリップモールが
ドアに当たる部分の内側にテープとアンカーを貼り付けますので、それらを貼り付ける場所の周辺を広めにしっかりと脱脂処理してください。
(ウェザーストリップモールについては、上で記載した
【各部名称】や 4-1.ウェザーストリップモールの取り外し を参照ください)
脱脂処理する場所は下画像の赤で記したあたりです。
1-1.脱脂処理をする
パーツクリーナーなどを使って、しっかりと脱脂処理してください。
貼り付ける部分に、カーワックスの成分などが残っていると、粘着材はしっかりと貼りつきません。
バックドアの左右とも脱脂処理してください。
脱脂作業のコツ
※ 拭き取る紙や布は汚れの無い物を使用し、常に新しい面で拭う拭う。(汚れた面で拭くと、汚れをただのばしているだけになってしまします。)
※ 拭き取り方は一方向とし、往復や丸く拭かない。
※ 溶剤で濡らしてから乾かないうちに乾いた布で拭くことが基本です。
(1枚の布で前端だけ溶剤を含ませ、後半分は乾いた状態で、一方向に拭くのは良い方法です。)
ご注意下さい
ボディコーティングがされている場合
粘着材を貼り付ける部分に 「ボディコーティング処理」がなされていると、上述の脱脂処理では不十分で、粘着材がしっかりと貼り付きません。最近の洗車用シャンプーの中には、ワックス成分やコーティング成分が配合されていて、汚れを落とすのと同時にボディに艶を出してくれる製品があります。ドアの内側にワックス成分やコーティング成分が残っている場合には、表面の被膜を磨き落とす必要があります。1200~1500番くらいの耐水ペーパーや 研磨スポンジを使えば磨き落とせます。貼り付け面だけを磨き落とせるように、貼り付け面以外の箇所をマスキング処理をしてから磨き作業をされることをお勧めします。
下画像では ガムテープでマスキングをしておいて、研磨スポンジ(3M マイクロファイン)で 貼り付け面を 軽く磨いています。
各種のクリーナーを使って作業する場合
ガラスクリーナーやプラスチッククリーナーなどには、汚れを落とす成分の他に、
汚れが再度付着することを防止する成分が含まれている場合が多いです。この汚れ付着防止成分(シリコンやワックス等)が表面に残っていると粘着材がしっかりと貼り付いてくれません。また 汚れ付着防止成分(シリコンやワックスなど)が残っている部分に一度貼り付けてしまいますと、汚れ付着防止成分が粘着材側にも移行しますので、再使用することができません。新しい粘着テープを使う必要があります。各種のクリーナーなどを使って作業をされた場合には 汚れ付着防止成分が表面に残らないよう、クリーナーを使用後に入念な脱脂処理してください。
1-2.脱脂状態を確認する
脱脂作業が終りましたら、ホールドテープを貼る前に脱脂が十分にできているかの確認をしてください。脱脂作業をした箇所に、テストピース(小さな試し貼りテープ)を貼ってみてください。
▼貼った上から強く指圧をするくらいの力で数秒間加圧してください。
5分ほど経過させたのち剥がそうとしてみてください。
▼ガムテープを貼ったときのように、剥がすのに抵抗感があるようでしたらOKです。
▼抵抗感なく剥がれてくるようですと、脱脂が十分にできていませんので、再度脱脂作業を行ってください。
2. 貼り付け面にプライマー処理をする
貼り付け部周辺に
付属のプライマーを必ず塗ってください。
プライマーによる下地処理をすることで、テープをより強固に接着させることができます。
袋に入った不織布に、小瓶のプライマー液をしみこませながら塗装面を拭くようにしていただければOKです。
左右続けて作業し、10分ほど乾燥させたのちに次の「手順3」へ進んでください。
プライマー液は十分な量が入っていますが少量ですのでこぼさないようにご注意ください。
続けて反対側(助手席側)にもプライマーを塗ってください。
3.バックドア側アンカーとバックドア側ホールドテープを貼り付ける
作業の前準備として、テープやアンカーを貼り付ける位置を今一度ご確認ください。
テープの貼り直しはできませんのでご注意ください。
3-1.バックドア側アンカーを貼り付ける
まず、バックドア下部に、バックドア側アンカーを貼り付けます。アンカーの貼り付け強度はとても重要です。
この部分だけでもドライヤーで、貼り付け面と粘着材の両方を十分に暖めながら貼り付けるようにしてください。
貼り付け位置は、下の図を参考にしてください。
位置は厳密でなくとも、おおむね画像と同じような位置でかまいません。
下画像は全て運転席側です。助手席側も同様に貼ってください。
下画像の「× 印」をつけたあたりを向く角度にアンカーを傾けて貼ります。
真ん中にある、フックを引っ掛けるためのループが車内側になるようにします。
貼り付けた後で、シッカリと指圧をするように圧着させてください。
失敗してしまった場合の対処方法
貼り付け後、数秒~数十秒経過すると まともには剥がせません。
※もし貼り直しをする場合には、その部材はもう使えない状態ですので、いったん剥がし取ってください。その際には、石油系溶剤を用いると剥がしやすいです。下記ブログをご覧ください。
https://aizurv2.hamazo.tv/e9665705.html
※補修用部材を用意していますので、弊社ホームページよりお問い合わせください。
※粘着材が再度貼りついてくれない場合にば、アンカーを貼り付ける方法に代えて、鉄板にビス止めする方法もあります。たとえば、こんな方法です。 タープ布を接合後に ビス止めをしている画像です。
ドリルビスを充電ドライバーで取り付けます。 ドリルビス(ドリルネジ、ピアスビス)は、100均でも販売されていたりもします。ビスはステンレス製に替えた方がベターです。
(引用元)
https://ruru-syu.com/daiso-screw
⑮ドリルネジセット
3-2.バックドア側ホールドテープを貼り付ける
テープも貼り直しはできません、ほぼ一発勝負ですので貼り付け作業の前準備として、テープを
貼り付ける位置を 今一度 ご確認ください。
ボディー側のウェザーストリップ(ゴムモール)が 当たる部分には ホールドテープは貼りません。 ウェザーストリップ(ゴムモール)が 当たる部分の、すぐ内側部分に テープを貼り付けることになります。テープの貼り付け位置を しっかりと確認していただいて 一発勝負で貼りつけて.ください。
貼り付けてから、数秒経過すると まともには剥がせませんので ご注意ください もし、貼り直しをせざるを得ない場合には、元の粘着材は、使えない状態になっているかと思います。その場合は、いったん使えない状態部分の粘着材をはがし取っていただき(石油系溶剤を用いると剥がしやすいです)市販の両面テープ(高耐熱仕様のテープが少量で販売されています)を貼り直してから、再度貼り付けていただくか、弊社ホームページで販売中の補修用のテープをお使いください。
https://www.aizu-rv.co.jp/aizufr/abdetail/448
作業のポイント
寒い日や、雨の日には ドライヤーを使いながらの作業をお勧めします。貼り付け面と粘着材の両方を温めながら(40~50℃)貼り付けていきます。
ホールドテープは、バックドア側アンカーのすぐそばから貼り始めます。曲線部分はシワ(ひだ)になっても
問題ありません。(テープの上にタープ布が接合されるのでシワは隠れます)
テープの貼り始めは、3-1 で貼りつけたアンカーの 車内側の方(下イラスト・画像を参照ください)に続けて貼っていきます。
※アンカーとホールドテープの端が、ピッタリくっついてなくても構いません
テープの長さ分、全部を貼ってください。もし長いと感じる場合は、後ほどハサミで切り落とせます。
貼り終えた全体図です↓
3-3 十分に加圧する
上から しっかりとテープを押し付けてください。
「貼り付けたテープが剥がれてきてしまった・・・」 の原因には、この加圧が 不十分だった ことによる場合が 少なくありません。業者さんでも、「貼り付けて おしまい」 にしてしまう場合もあります・・・粘着テープは「感圧接着剤」とも呼ばれていて、圧力を加えないと 十分な接着力(粘着力)を発揮しません。高性能なテープほど しっかりと圧力を加える必要があります。
テープの上から 1㎝ごとに 指圧をするつもりで加圧していってください。特に アンカーと、ホールドテープの一番下側のアンカー付近、一番上側の端部付近は、入念に押し付けてください。
繰り返しになりますが、「テープを単に貼っただけでは、剥がれてきてしまいます。しっかりと押し付けてください」
下画像は、違う種類のテープですが、画像のように テープの上からしっかりと押し付けてください。
4.ボディー側アンカーを取り付ける
鉄板の厚みなど個体差等がありますので場合によっては付属の広いアンカーをご使用ください。(紐を付け替えて使用)
4-1.ウェザーストリップモールの取り外し
まず、ウェザーストリップモールを後方に引き出して外します。
4-2.取り付け位置の確認
車体中央を基準に、ボディー側アンカーを取り付けます。ドアロック金具(中央位置)から、58~59cmあたりにボディー側アンカーを取り付けます。
4-3.アンカーの打ち込み
紐を上面に引っ張りながら、ハンマーを使って奥までしっかりと打ち込みます。
紐を引っ張ってみて 抜けてこなければOKです。
狭い方のアンカーだと狭すぎて、広い方だと広すぎる・・・といった場合では、広い方のアンカーの隙間をペンチで狭めてから装着する方法をお試しください。また、床を架装されているお車の場合などでは上記以外の方法(ビス止めなど)で、ボディー側アンカーを設けるのが望ましい場合もあります。お車の状態に合わせて、適宜 ご判断ください。その場合のアンカー位置にありましても、車体中央からおおむね58cmあたりがベターです。
なお、余ったアンカー(たいていは広い方が 余るハズです)は、 下画像のように ボディ側ホールドテープの下側曲線部を固定する部材として利用したり、
次の画像では、市販されている網戸とアイズ-ブロッカーの両方を装着する場合に、網戸の生地端部と、アイズ-ブロッカーのホールドテープとを 一緒に固定する部材として利用しています。
固定する部材としてアンカーを利用した場合には、5-3 で説明をしておりますところの「ウェザーストリップの浮き」が出ないように ご注意ください。
5. ボディー側ホールドテープを装着する
ウェザーストリップモールの溝の中に ボディー側ホールドテープを差し込みながら 装着していきます。
※動画を見ると 分かりやすいです(車種が違いますが作業は同じです)
→
確認する
基本的な流れは・・・
①ウェザーストリップモールを引き出して外します。
②テープの幅の狭いほうを差し込みます。
③元に戻します。
これをすこしずつ繰り返して装着していきます。
お間違いのないように注意
※注意1:テープはV字に折ってあり、折り幅の狭い方をウェザーストリップモールの溝に差し込みます
※注意2:テープを差し込む場所を間違えないように気を付けてください ↓
作業前に ウェザーストリップの鉄芯の状態を確認してください。
CHECK!
ウェザーストリップの鉄芯が開いている(溝に隙間ができている状態)場合は(布地を内張りしているキャンピングカーや、バックドアに網戸を付けている車などに 多く見受けられます)
手で鉄芯を閉じて、溝に隙間がない状態にしてから、ボディ側ホールドテープを差し込んでください。鉄芯(溝)が開いたままだと、ウェザーストリップモールが外れやすいです。
特に、ボディー側アンカー付近は、ウェザーストリップモールが外れる方向に力が、他の部位よりも加わりますので、しっかりと鉄芯が閉じている状態(溝の隙間がない状態)で 元通りに戻し入れてください。
◎ 鉄芯が閉じている(溝の隙間がない状態)
✖ 鉄芯が開いている(溝に隙間ができている状態)
鉄芯を手で閉じて、溝に隙間がない状態にしてから 装着してください。
なお、布地を内張りしているキャンピングカーなどでは、鉄芯(溝)を閉じた状態で、戻し入れるのが困難だったりします。その場合には、鉄芯(溝)を開いた状態で ホールドテープを差し入れながら ウェザーストリップモールをボディ側に元通りに戻し入れ、戻し入れた後から、プライヤーなどを使って しっかりと鉄芯を締めて、ウェザーストリップモールが抜けてこないようにします。
それでは、ボディ側ホールドテープを装着していきます。テープは長さが異なる2種類のテープが付属されています。
5-1.短いホールドテープを取り付ける
まず短いテープ(ボディー側アンカー付近の曲線部用)から装着を行います。
ボディー側アンカーに被さる位置から装着し始めます。テープの折り幅の狭い方を、ウェザーストリップモールの溝に差し込んだ状態にして、ボディーの凸鉄板部分に押し込んでいきます。
アンカーに被さる位置に合わせて・・・
差し込み・・・
押し込む
5-2.長いホールドテープを取り付ける
続いて、短いテープにつなげて長いテープを装着していきます。
この時、5ミリほど重ねてつなげます。
ウェザーストリップの溝にホールドテープを差し込みながら、ウェザーストリップを元通りに ボディーの凸鉄板部分に戻し入れて、手のひらで押し込んでいきます。
テープが終わるところまで装着してください。
5-3.ウェザーストリップモールを打ち込む
ウェザーストリップモールの上から ハンマーで 奥いっぱいまで打ちこみます。
この作業が大事です。
軽い力で奥まで打ち込めるのですが、一部でも打ち込みが甘いと、ウェザーストリップモールが浮き上がっていることで バックドアの閉まりが悪くなってしまいます。
打ち込み具合の判断は目視では難しいので、打ち込んでいるときに出る音や、感触で、奥まで打ち込まれているかを判断します。
★鈍い音・柔らかな感触 → 高い音・硬い感触 になっていればOKです
アイズ-ブロッカーを装着後「バックドアの閉まりが固くなった」感じがする場合には上記のウェザーストリップモールの浮き上がりを再度確認してください。
※特に上側に浮き上がりがあると影響が大きいですので、上側は入念にチェックしてください。
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養生時間を経過させてください。
そのままの状態で 1時間以上、できれば5時間ほど放置してください。その間に バックドア側に貼ったテープの接着力が増し、本来の性能の80%ほどの接着力になります。
夏場の晴れた日の作業でしたら、テープを貼って シッカリと加圧ができていれば 1時間後には大丈夫な接着強度になっていたりしますが、できるだけ上記の養生時間を経てから タープ布を装着してください。特に寒冷時や雨の日の作業では 十分な養生時間を経過させてください。
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6. タープ布を取り付ける
6-1.タープ布の判別
タープ布の車外側になる面には撥水加工処理を行っていますので、以下の方法で車外側を判別し、間違えないように装着してください。
▼タープ布の 運転席側/助手席側 の判別方法▼
運転席側の車内側だけに緑色のAizuのタグがついています。
▼装着時の目印▼
左右のタープ布とも、車内側になる面には薄茶色の面ファスナーが付いています。
これがバックドアの上部(首元)へ来るように装着してください。
(装着終了後は取り外してください)
6-2.ショックコードの接合
タープ布の「袖口(上側)」と「足元(下側)」から出ているショックコードの端部に付いているフックをバックドア側アンカーとボディー側アンカーのそれぞれに接合します。
▼ボディー側アンカーへ▼
アンカーから出ている紐をループ状に広げておき、接合します。接合後はフックの開きを閉じ、タグを取り外してください。先の細いプライヤーで作業するとつなげやすいです。
▼バックドア側アンカーへ▼
反対側から出ているフックを、バックドア側アンカーのループにつなげてからフックの開きを閉じてください。
ショックコードを接合し終えるとこのような状態になり ます。
6-3.タープ布の接合
タープ布をホールドテープに接合していきます。①~⑩の順に取り付けを行ってください。
▼まず①~⑤です▼
①.アンカー側端部(袖口)を接合します。
端部を10cmほど接合します。
②.反対側の端部(首元)を接合します。
10cmほど接合します。タープ布は伸縮性の高い生地ですので1.2倍ほどに伸びます。
強く引き伸ばしていただいても大丈夫です。
③.次に真ん中あたりを接合します。
5cmほど接合します。この時点では仮装着ですので、軽く付いている程度でOKです。
残りの④と⑤の辺りを接合します。
▼次に⑥~⑩です▼
⑥.下側端部(足元)を接合します。
端部を10cmほど接合します。
⑦.ボディー側の端部(首元)を接合します。
10cmほど接合します。
バックドア側と同様に、生地を引き伸ばして接合します。
その際に、首元ありのタープ布に張り感が出るように、なおかつあまり張りすぎない程度に接合してください。
ホールドテープの終端部とタープ布の終端部は、一致しません。テープの方が少し余り気味になるはずです。余ったテープはのちほど切り取れます。
この辺りに適度な張り感↘
⑧.次に真ん中あたりを接合します。
5cmほど接合します。
この時点では仮装着ですので、軽く付いている程度でOKです。
残りの⑨と⑩の辺りを接合します。
7. 貼り具合を調整します
7-1.タープ布の調整
シワっ気が 残るようでしたら、何度も 剥がしては接合を繰り返して 貼り直してみてください。
テープ接合を剥がすには、タープ布の内側と外側の両方から 行うとやりやすいです。
シワが出ないようにするコツとしては、生地の一部に たるみが出ないように タープ布の接合部全体にわたって、 同じような引っ張り加減にすることです。
おおむね シワが取れました。
7-2.タープ布を強く接合する
具合よく張っている状態が確認できたら、タープ布とバックドア側、タープ布とボディー側の 各ホールドテープとの接合部を しっかりと押さえて、接合を強くします
7-3.はみ出しているテープの処理
もし 上側端部のホールドテープが余っているようでしたら ハサミで切り取って整えて下さい。切らなくても性能的には支障はございません。
8. バックドアの閉まり具合をご確認ください
バックドアを閉めてみてください。
閉まり具合が 装着前よりも固く感じるようでしたら、5-3 の「ウェザーストリップモールの浮き上がり」を 再度 確認してください。
パッと見では浮き上がりがないように見えても、ハンマーでたたいてみると 鈍い音がする場合もあります。
特に上部はわずかな浮きでも閉まり具合に影響します。(下部はさほどの影響はありません)
タープ布が はさまれないか を ご確認ください。
バックドアを勢いよく閉めようとすると、車内の空気が車外側へと流される際にタープ布も外側に出されてしまい、タープ布がドアに挟まれやすくなります。特に、バックドアに網戸を装着していたり、キャンピング架装車などで 後端部に収納棚等が装備されていたりすると、車内空気を排出する為のダクトの通気量が少なくなっている(あるいはなくなっている)ことで その作用が出やすいです。
バックドアをゆっくり閉めるようにしてみてください。あるいは 少しご面倒ですが、スライドドアや小窓等を
開けた状態でバックドアを閉めると、空気の逃げ道ができることでタープ布が挟まれにくいだけでなく、バックドアの閉まり具合が劇的に軽くなります。ぜひ お試しください。
バックドアが元通りの全開状態になるかどうかを、ご確認ください。
・バックドアダンパーが経年劣化で反力が弱まっていると、アイズ-ブロッカーを装着されたことで、ドアが全開しなくなる場合もありますし、もし「強化ダンパー」などに交換されていると、ドアの開口具合が純正状態よりも、より開く仕様になっている場合もあります。
・バックドアを開けた後端の高さが、純正状態よりも10cmほどの高さまでは、タープ布は追随できるようになっていますが、張りが強すぎる部分があると、全開にならなかったり、ウェザーストリップモールが引き出される場合があります。
★タープ布に、張りすぎ感があるようでしたら、タープ布の上部付近を上側方向に移動させてみて下さい。
取り付け方法のご案内は、以上となります。
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■バックドア側のホールドテープが剥がれてきてしまう場合について
バックドア側のホールドテープは 最下部の曲線部が一番 剥がれようとする力が働きます。 「この部分だけが剥がれてしまった・・・」場合には、剥がれた部分だけを貼り直すことで補修ができます。20cm+20cm(合計40cm)の長さのホールドテープ と、下地処理用のプライマーを、補修用品として用意しています。
他にも、各種補修部品を下記ページにて ご購入いただけます。
https://www.aizu-rv.co.jp/aizufr/abdetail/448
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そのほかの ご使用上のご注意につきましては こちら をご確認ください。
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最後になりますが、
ご使用上で 気になることが ございましたら ご報告いただけますと
今後の改良などへと つなげることができて、ありがたく存じます。
弊社レビュー投稿ページはコチラにあります。
https://www.aizu-rv.co.jp/aizufr/reviewlist
どうぞ よろしくお願いいたします。
株式会社 アイズ
アイズ-ブロッカー 開発・製作担当者 一同
TEL 053-422-7608
FAX 053-422-7178
info@aizu-rv.co.jp
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アイズ-ブロッカーは、 特許取得済です(特許第6862023)
また、上記説明書の営利目的利用はご遠慮下さい。(©aizu2021)
よろしくお願いいたします。