デリカD:5用  アイズ-ブロッカー取付説明書

カテゴリー │▶アイズ-ブロッカーデリカ D:5

ミツビシ デリカD:5 用 アイズ-ブロッカー取付説明書
(特許第6862023)
2024年1月1日以降に出荷した製品の装着方法となります。

デリカD:5用  アイズ-ブロッカー取付説明書

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【必要工具類】

デリカD:5用  アイズ-ブロッカー取付説明書

A:テッシュ
B:ハンマーの類(フツーのトンカチでokです)
C:メジャー 
D:ハサミ
E:ソケットレンチ(10mm)
F:パーツクリーナーの類(脱脂処理に使用します。ベンジンなどの石油系溶剤がお勧めです。シンナーなどの溶剤は塗装面を痛めます)
G:ドライヤー(寒冷時や多湿の場合に使用)

※先の細いプライヤーやペンチの類
※水性ペン
※踏み台
があると便利です。 

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【商品内容】を ご確認ください。
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①:アイズ-ブロッカー本体タープ布:左右2枚(ショックコード付き)
※運転席側のタープ布には、緑色の「Aizuのタグ」が縫い付けています。助手席側にはタグはありません。

②:ボディー側ホールドテープ:2本
③:バックドア側ホールドテープ:2本
④:ボディー側アンカー
  紐付きの短いテープ状のもの:2個 + 爪付きクリップ小2個付き
⑤:バックドア側アンカー :2個(丸ワッシャーに紐付き)
⑥:黒色テープ:2枚(タープ布接合時に使用)
⑦:バックドア側ホールドテープ用プライマー液:1 個
⑧:ボディー側ホールドテープ固定用 爪付きクリップ:10個

以上、8点です

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《各部の名称》 です。
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【装着作業の流れ】

1. バックドア側ホールドテープを貼り付ける面をしっかりと脱脂します
     ↓
2.  貼り付け面にプライマーを塗ります
     ↓
3. バックドア側ホールドテープを貼り付け、しっかりと圧着します 

4. バックドア側アンカーを取り付けます(ソケットレンチ(10mm)が必要です)
     ↓
5. ボディー側アンカーを装着します
     ↓
6. ボディー側ホールドテープを装着します。
     ↓
最低1時間、できれば半日間ほど放置してください。その間にテープの粘着材の接着力が増します 
     ↓
7. タープ布を取り付けます
     ↓
8. 貼り具合を調整して終了

★下記の取り付け説明書を 熟読、ご理解いただいたうえでの作業を お願い申し上げます。
作業時間自体は、1時間ほどですが、後述をする 粘着材の養生時間 が必要なことから、アイズ-ブロッカーの装着作業は、終了までに 半日ほど 時間がかかってしまいますことを ご承知くださいますよう お願いいたします。

重要!!
▼使用している粘着テープについて
ホールドテープの粘着材の材質は、高性能な粘着テープですが、その性能を発揮させるには、
・接着面の十分な脱脂
・十分な加圧(5kgf/㎠) 強い指圧をするくらいの押し付け力が必要です。
・十分な養生時間→(1~5時間)

が必要です。
スリーエムジャパン株式会社様が公開している
「3M VHB 接着マニュアル」
をできればご一読ください。

▼施工時の温度・湿度について
気温が20℃以上あり、乾燥した状況下での作業が望ましいです。
寒冷時や多湿時等は、ドライヤーを使用してください。ドライヤーで貼り付ける所とテープの粘着面を温めながら(50℃程度)取り付けることで、強力に貼り付けることができます。

↓↓
雨天時はどうしても、貼り付け面が湿ってしまいます。ドライヤーを使用できない場合は、晴れた日に作業を行ってください。

寒冷時にドライヤーをお使いになれない環境の場合には、バックドアを閉めた状態で車のヒーターを稼働させて、バックドアの表面温度が、できれば20℃以上になっている状態にしてから 作業されることをお勧めします。 

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1.バックドア側のホールドテープの貼り付け面付近をしっかりと脱脂する

下画像のように、白色テープ部分に 粘着材付きのホールドテープを貼り付けます。画像は運転席側です。

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1-1
パーツクリーナー(プラスチックへの使用がOKなもの)やテッシュ・布などを使って、ホールドテープの貼り付け面付近を しっかりと脱脂処理してください。
貼り付ける部分に、プラスチック保護剤などの成分が残っていると、粘着材はしっかりと貼りつきません。粘着材を貼り付ける際の脱脂処理は とても重要な作業となります。

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脱脂作業のコツとしては
※ 拭き取る紙や布は汚れの無い物を使用し、常に新しい面で拭う。
 (汚れた面で拭くと、汚れをただのばしているだけになってしまします。)
※ 拭き取り方は一方向とし、往復や丸く拭かない。
※ 溶剤で濡らしてから乾かないうちに乾いた布で拭くことが基本です。
 (1枚の布で前端だけ溶剤を含ませ、後半分は乾いた状態で、一方向に拭くのは良い方法です。)

運転席側と助手席側とを 脱脂処理してください。

ご注意下さい
ボディコーティングがされている場合
ボディコーティングされていると、通常の脱脂処理をしただけでは 粘着材がしっかりと貼り付きません。コーティング被膜をコンパウンドで磨き落とすなどの作業が必要となります。 また、最近の洗車用シャンプーの中には、ワックス成分やコーティング成分が配合されていて、汚れを落とすのと同時にボディに艶を出してくれる製品があります。ワックス成分やコーティング成分が残っておりますと、しっかりとテープが貼り付きません。コーティング被膜を磨き落とす方法は、1200~1500番くらいの耐水ペーパーや 研磨スポンジで磨き落とします。貼り付け面だけを磨き落とせるように、貼り付け面以外の箇所をマスキング処理をしてから磨き作業をされることをお勧めします。

各種のクリーナーを使って作業する場合 
ガラスクリーナーやプラスチッククリーナーなどには、汚れを落とす成分の他に、汚れが再度付着することを防止する成分が含まれている場合が多いです。この汚れ付着防止成分(シリコンやワックス等)が表面に残っていると粘着材がしっかりと貼り付いてくれません。また 汚れ付着防止成分(シリコンやワックスなど)が残っている部分に一度貼り付けてしまった粘着材には、貼り付けることで 汚れ付着防止成分が粘着材側にも移行してしまいますので、再使用することができません。各種のクリーナーなどを使って作業をされた場合には 汚れ付着防止成分が表面に残らないよう、クリーナーを使用後に入念な脱脂処理してください。


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2. 貼り付け面にプライマーを塗ります。

2-1
テープを貼り付ける部分に プライマーを塗ってください。 必ずプライマー処理をしてください。プライマーでの下地処理がないと シッカリと貼りつきません
小さく折りたたんだ(3~4cm四方)テッシュに、小瓶に入っているプライマー液を浸み込ませながら、
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脱脂済みの貼り付け面を拭くようにして プライマー液を塗布します。 テープ貼り付け部分よりも 広めの面積を塗ってください。
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プライマー液を こぼさないようにご注意ください。
続けて 助手席側の貼り付け面も 同様にプライマー処理してください。

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3. バックドア側ホールドテープを貼り付ける

プライマーを塗ってから 10分ほど乾燥させたのちに、ホールドテープを貼り付けます。
 基本的には 貼り直しができません。
テープの貼り付け位置を しっかりと確認していただいて 一発勝負で貼りつけてください。
(貼り付け直後だと 剥がして再貼り付けできますが、数十秒経過すると まともには剥がせませんので ご注意ください)

貼り付け作業の前に、今一度 貼り付け位置をご確認ください。
下画像の白色テープ付近に貼ってください。 貼り付け位置は厳密でなくとも、おおむね画像と同じような位置でかまいません。
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3-1 一番下のマルチユースフックのすぐそばから貼り始めます。
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ドアの中ほどにあるマルチユースフックのあたりで、テープを曲げますので、いったんハサミで切ってから 曲がり部から続けて貼る方法が作業しやすいです。
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3-2 続けて貼っていきます。
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テープの長さ分 全部を貼ってください。 
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運転席側が終わりましたら、助手席側も同様にホールドテープを貼ってください。 

3-3
テープを貼り終えましたら、テープの上から しっかりと押し付けて 十分に加圧してください。
 
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重要!
「貼り付けたテープが剥がれてきてしまった・・・」 の原因には、この加圧が不十分だった場合が少なくありません。業者さんでも「貼り付けて おしまい」の失敗をします・・・お気を付けください。
粘着テープは「感圧接着剤」とも呼ばれていて、圧力を加えないと 十分な接着力(粘着力)を発揮しません。高性能なテープほど しっかりと圧力を加える必要があります。テープの上から 1㎝ごとに 指圧をするつもりで加圧していってください。特に 一番下側付近と、一番上側の端部付近は 入念に押し付けてください。
繰り返しになりますが、「テープを単に貼っただけでは、剥がれてきてしまいます。しっかりと押し付けてください」


貼り付け後の画像です。
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4. バックドア側にアンカーを取りり付けます。

4-1
まず、ソケットレンチ(10mm)を使って、一番下のマルチユースフックを取り外します。
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4-2
アンカーをフックの裏側に入れて、アンカーから出ている紐が、貼ってあるホールドテープの方向に出した状態で フックを取り付け直します。
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運転席側 取り付け後の画像です。マルチユースフックから紐が テープ側に出ています。

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5. ボディー側アンカーを取り付ける
※ところどころ画像は他車種のものになりますが作業内容は同じです。

5-1
まず、ボディー側ウェザーストリップ(黒色のゴムモール)を後方に引き出して 外します。

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5-2
車体中央を基準にボディー側アンカーを取り付けますので位置を確認してください。ドアロック金具の中央から、爪付きクリップの内側までが47cmあたりの位置に取り付けます。
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5-3
ループ紐の付いた短いテープを、爪付きクリップを使って鉄板に固定します。テープの端と鉄板の端を合わせるようにします。
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先に、テープを爪付きクリップに差し込んでから
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ハンマーを使って奥までしっかりと打ち込みます。引っ張っても抜けてこなければOKです。
この時アンカーの端を、車外側へ5ミリほどはみ出させて固定してください↓
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助手席側にも 同様にしてアンカーを取り付けます。 


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6. ボディー側ホールドテープを装着する

ウェザーストリップモールの溝の中に ボディー側ホールドテープを差し込みながら 装着していきます。
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作業前に ウェザーストリップの鉄芯の状態を確認してください。
CHECK!
ウェザーストリップの鉄芯が開いている(溝に隙間ができている状態)場合は(布地を内張りしているキャンピングカーや、バックドアに網戸を付けている車などに 多く見受けられます)
手で鉄芯を閉じて、溝に隙間がない状態にしてから、ボディ側ホールドテープを差し込んでください。鉄芯(溝)が開いたままだと、ウェザーストリップモールが外れやすいです。
特に、ボディー側アンカー付近は、ウェザーストリップモールが外れる方向に力が、他の部位よりも加わりますので、しっかりと鉄芯が閉じている状態(溝の隙間がない状態)で 元通りに戻し入れてください。

◎ 鉄芯が閉じている(溝の隙間がない状態)
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✖ 鉄芯が開いている(溝に隙間ができている状態)
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鉄芯を手で閉じて、溝に隙間がない状態にしてから 装着してください。
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なお、布地を内張りしているキャンピングカーなどでは、鉄芯(溝)を閉じた状態で、戻し入れるのが困難だったりします。その場合には、鉄芯(溝)を開いた状態で ホールドテープを差し入れながら ウェザーストリップモールをボディ側に元通りに戻し入れ、戻し入れた後から、プライヤーなどを使って しっかりと鉄芯を締めて、ウェザーストリップモールが抜けてこないようにします。



まず動画をご覧いただき、装着イメージをつかんでください。 

※この動画の車種はD:5ではありませんが、作業内容、要領は同じです。なお、動画では下側から上側に向かって装着していますが、D:5では 上側から下側に向かって装着していきます。



また、下の動画では、キャンピング架装されている車に、付属の「爪付きクリップ」を利用ながら、ホールドテープと網戸も一緒に装着しています。ホールドテープだけを装着する場合にありましても、付属の「爪付きクリップ」を利用することで、確実な装着ができます。
その1、 

その2、下側付近は、引き出されようとする力がより強く働きます。「爪付きクリップ」を細かく打ち込んで、入念に固定しています


その3 市販されている、網戸のファスナーを開閉する際に、網戸の下部が モールから抜け出さないように「爪付きクリップ」で補強しています。


動画内で使っている「爪付きアンカー」は、製品に10個 付属させています。追加でお求めいただくこともできます。
https://www.aizu-rv.co.jp/aizufr/mssupport

アイズ-ブロッカーのタブをクリックし、表示されたメーカー一覧から車種をご選択ください


■ 装着要領■
①ウェザーストリップモールの溝にボディー側ホールドテープの幅の狭いほうを差し込みます。
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②テープを差し込んだ状態のまま、元通りにボディーの鉄板へ はめ込みます。
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この作業をすこしずつ繰り返して装着していきます。
※所々に、テープの装着始点部分で使った 「爪付きクリップ」を 打ち込んで固定することで、テープがズレるのを防いで装着がしやすくなります。 
上の動画でも使っていますので ご確認ください。
お間違いのないように注意
※注意1:テープはV字に折ってあり、折り幅の狭い方をウェザーストリップモールの溝に差し込みます

※注意2:テープを差し込む場所を間違えないように気を付けてください ↓
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下側へ向かってテープ全てを装着していってください。


6-1
まず、ウェザーストリップモールを持って、車の後ろ方向に引き出します。
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6-2
ボディー側ホールドテープを上から下側に向かって装着していきます。
装着開始位置は、画像のようにサイドカバーの上端から70~80mm上側の位置から装着しはじめます。(なお、画像では開始位置が分かりやすいように黄色テープを貼っています)

ホールドテープの折り幅の少ない方を ウェザーストリップモールの溝に差し込みながら、
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テープがズレるのを防いで装着をしやすくするため、付属の爪付きクリップで止めておきます。爪付きクリップの上からウェザーストリップモールを被せてしまってOKです。
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「爪付きアンカー」は、製品に10個 付属させています。追加でお求めいただくこともできます。
https://www.aizu-rv.co.jp/aizufr/mssupport

アイズ-ブロッカーのタブをクリックし、表示されたメーカー一覧から車種をご選択ください

ホールドテープとウェザーストリップモールとをボディ側に戻し入れて、手のひらで押し込んでいきます。
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※ホールドテープの 裏・表に ご注意ください!!
下画像の指が触れている面は、布地になります(ザラザラ面ではありません) 
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テープを裏返すとザラザラ面です(このザラザラ面にタープ布が接合されます)
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6-3
下側に向かって 装着を繰り返していきます。
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※ウェザーストリップモールを車外側から見てみると、シッカリ奥まで入っているかの判断がつきます。
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画像のようにベロ(ひだ)が付いている場合はめくって確認します。
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↓ 隙間があるので、モールが奥まで入っておらずダメです。モールがシッカリ奥まで入っていれば隙間はありません。
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ストップランプの付近の曲線部は、ハサミで 数カ所に切り込みを入れながら装着してください。
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テープの下端は、ボディ側アンカーの上まで 装着してください。
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下端の曲線部をハサミで 数カ所に切り込みを入れながら装着を進め、ボディー側ホールドテープの端を、ボディー側アンカーに5ミリほど重なるようにカットし…※画像は他車種のものになりますが作業内容は同じです。
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重ねた付近を爪付きクリップで固定します
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6-4
ホールドテープを装着し終った後で、ウェザーストリップモールの上から ハンマーでモールを打ち込みます。
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この作業が大事です。
ホールドテープが装着イメージのイラストと同じ状態で正常に装着されていれば、軽く打ち込むだけでモールは奥まで打ち込めるハズです。打ち込み具合の判断は目視だけでは難しいので、打ち込んでいるときに出る、音や感触で判断します。 高い音・硬い感触になっていればOKです。★鈍い音・柔らかな感触だと モールが奥まで入っていない可能性があります。 一部でもウェザーストリップが浮き上がっていると バックドアの閉まりが悪くなってしまいます。★鈍い音・柔らかな感触のある箇所のモールを 一度引き出して ホールドテープが装着イメージのイラストと同じ状態になっていることを 再度確認してから ハンマーでモールを打ち込んでください。★鈍い音・柔らかな感触から→高い音・硬い感触になっていればOKです。

左右のホールドテープを装着し終えてから バックドアを閉めてみてください。「ドアの閉まりが固くなった感じ」や「ドアが開けにくくなった感じ」がする場合や半ドアになりやすくなった場合には、上記のウェザーストリップの浮き上がりを 再度 確認してみてください。
(特に上側付近に浮き上がりがあると影響が大きいですので、上側付近を入念にチェックしてみてください)

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ここまでの作業が終わった状態で 1時間以上、できれば5時間ほど放置してください(ドアは開放されていても 閉めていてもOKです)。その間にバックドアに貼ったテープの接着力が増し、本来の性能の70%ほどの接着力になります
夏場の晴れた日の作業でしたら、テープを貼って1時間後には 大丈夫な接着強度になっていたりしますが、できるだけ上記の養生時間を経てから タープ布を装着してください。特に寒冷時や雨の日の作業では 十分な養生時間を経過させてください。

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7. タープ布を取り付ける

7-1
タープ布の車外側になる面には撥水加工処理を行っていますので、以下の方法で車外側を判別し、間違えないように装着してください。

▼タープ布の 運転席側/助手席側 の判別方法▼
運転席側の車内側だけに緑色のAizuのタグがついています。
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※最新のタグはコチラ
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▼装着時の目印▼
左右のタープ布とも、車内側になる面には薄茶色の面ファスナーが付いています。
これがバックドアの上部(首元)へ来るように装着してください。
(装着終了後は取り外してください)
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7-2
タープ布の「袖口(上側)」と「足元(下側)」から出ているショックコードの端部に付いているフックをバックドア側アンカーとボディー側アンカーのそれぞれに接合します。

▼ボディー側アンカーへ▼
アンカーから出ている紐をループ状に広げておき、接合します。接合後はフックの開きを閉じ、タグを取り外してください。先の細いプライヤーで作業するとつなげやすいです。
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▼バックドア側アンカーへ▼
さきほどの反対側から出ているフックを、バックドア側アンカーから出ている紐につなげてからフックの開きを閉じてください。
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ここまでの作業を行うと運転席側タープ布は、下画像のような状態になります。
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7-3
タープ布をホールドテープに接合していきます。①~⑩の順に取り付けを行ってください。

▼取付動画です。(2分42秒)ミツビシD:5ではありませんが、作業の要領は同じです。



▼まず①~⑤です▼
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①.アンカー側端部(袖口)を接合します。
まず、端部から15cmほど接合しますが、その際に、小さな黒色テープを取り付けてください。両面がザラザラ面になっている 2cmほどの長さの小さな黒色テープ(2枚)です。
 ①-1.小さなテープを 下画像のように タープ布の端部を2センチほどを残して ザラザラ面で接合します。
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 ①-2. 2センチほどを残した端部を フック金具を包み込むように折り返して ザラザラ面でに接合します。
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 ①-3.下画像のように、できるだけ固く フック金具を包み込んでください。フック金具とタープ布とが一体になる(ズレ動かない)ようになっていればOKです。
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 端部の15センチほどを接合します。
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 車外側から見ると 下画像のようになっています。
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②.反対側の端部(首元)を接合します。
15cmほど接合します。タープ布は伸縮性の高い生地ですので1.2倍ほどに伸びます。
強く引き伸ばしていただいても大丈夫です。
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③.次に真ん中あたりを接合します。
5cmほど接合します。この時点では仮装着ですので、軽く付いている程度でOKです。
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残りの④と⑤の辺りを、シワが無いように接合します。
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▼次に⑥~⑩です▼
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⑥.ボディー側の端部(首元)を接合します。
15cmほど接合します。
バックドア側と同様に、生地を引き伸ばして接合します。
その際に、首元ありのタープ布に張り感が出るように、なおかつあまり張りすぎない程度に接合してください。

ホールドテープの終端部とタープ布の終端部は、一致しません。テープの方が少し(1~2cm)余り気味になるはずです。余ったテープはのちほど切り取れますし、そのまま残しても問題ありません。
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この辺りに適度な張り感
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↑※この部分の張りが強すぎますと、バックドアを引き下げる力が強く働き ドアが全開位置に保持しずらくなります。張りが強すぎる場合には、上側方向に装着位置をずらしていく(ボディ側とバックドア側との距離を縮める)ことで 張り具合を 弱めることができます。

⑦.下側端部(足元)を接合します。
端部から15cmほど接合します。
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⑧.次に真ん中あたりを接合します。
5cmほど接合します。
この時点では仮装着ですので、軽く付いている程度でOKです。
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残りの⑨と⑩の辺りを、シワが無いように接合します。

※もしこの時点でシワが無くキレイに張れていれば、次の「手順8-1」は飛ばしてもらっても構いません※

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8. 貼り具合を調整します

8-1
シワっ気が 残るようでしたら、何度も 剥がしては接合を繰り返して 貼り直してみてください。以下の画像の車両はD:5ではありませんが、作業内容は同じです。

デリカD:5用  アイズ-ブロッカー取付説明書

テープ接合を剥がすには、タープ布の内側と外側の両方から 行うとやりやすいです。

デリカD:5用  アイズ-ブロッカー取付説明書

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シワが出ないようにするコツとしては、生地の一部に たるみが出ないように タープ布の接合部全体にわたって、 同じような引っ張り加減にすることです。

おおむね シワが取れました。
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8-2
具合よく張っている状態が確認できたら、タープ布とバックドア側、タープ布とボディー側の 各ホールドテープとの接合部を しっかりと押さえて、接合を強くします

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8-3
もし 上側端部のホールドテープが余っているようでしたら ハサミで切り取って整えて下さい。切らなくても性能的には支障はございません。
デリカD:5用  アイズ-ブロッカー取付説明書

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9. バックドアの閉まり具合をご確認ください

バックドアを閉めてみてください。
ドアの閉まり具合が固くなった感じがする場合や、半ドアになりやすくなってしまった場合には、6-4 の「ウェザーストリップモールの浮き上がり」を 再度 確認してください。パッと見では浮き上がりがないように見えても、ハンマーでたたいてみると 鈍い音がする場合もあります。
特に上部はわずかな浮きでも閉まり具合に影響します。(下部の浮きは さほどの影響はありません)

デリカD:5用  アイズ-ブロッカー取付説明書

バックドアが元通りの全開状態になるかどうかを、ご確認ください。
・アイズ-ブロッカーを装着されたことで、ドアが全開位置に止まらなくなる場合もあります。タープ布の上部付近を上側方向に移動させてみて下さい( ⑥.ボディー側の端部(首元)を接合します。 を参照ください)。

・バックドアを開くガスダンパーが経年劣化で反力が弱まっておりますと、アイズ-ブロッカーを装着されたことで、ドアが全開位置に止まらなくなる場合もあります。
ダンパーを交換される場合には、より反力が強いタイプの「強化ダンパー」などに交換される方が、スキー場などの寒冷化でも また ドアに付加物を装着していて重くなっている場合などでも ドアが全開してくれやすく アイズ-ブロッカーとの相性が良いです。
バックドアを力強く押し上げるための部品は、「D5 強化ダンパー」「D5 補助ステー」などのワード検索でお探しできます。

・ドアが純正よりも より大きく開くダンパーに交換されている場合にありましては、純正状態よりも+7cmほどの高さまでは、タープ布やショックコードは追随できるようになっていますが、張りが強すぎる部分があると、全開位置までにならなかったり、ウェザーストリップモールが引き出される場合があります。ご注意ください。

バックドアを閉めた際に、タープ布がドアに挟まれないかをご確認してみてください。
バックドアを 勢いよく閉めようとするほど タープ布が はさまれやすいです。どこかの窓ガラスやドアを開けた状態で バックドアを閉めていただくと、タープ布が挟まれにくいです。 ドアをゆっくりと閉めていく方法も有効です。
D:5用のアイズ-ブロッカーは、タープ布が挟まれやすい車種になります。ストップランプ横のあたりが 一番挟まれやすいです。
挟まれにくい装着のコツなどを 下記ブログでご案内しています。
https://aizurv2.hamazo.tv/e9759614.html

デリカD:5用  アイズ-ブロッカー取付説明書

取り付け方法のご案内は、以上となります 
 ご使用上の注意点などは  こちら  でご案内しております。ぜひ一度お読みくださいませ。


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補修部品につきまして。
バックドア側のホールドテープは 最下部の曲線部が一番 剥がれようとする力が働きます。 「この部分だけが剥がれてしまった・・・」場合には、剥がれた部分だけを貼り直すことで補修ができます。20cm+20cm(合計40cm)の長さのホールドテープ と、下地処理用のプライマーを、補修用品として用意しています。
他にも、各種補修部品を下記ページにて ご購入いただけます。
https://www.aizu-rv.co.jp/aizufr/abdetail/577

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最後になりますが、
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