ハイエース200系 ミドルルーフ用≪新しい取り付け説明書≫

カテゴリー │▶アイズ-ブロッカーハイエース200系【ミドルルーフ】

ハイエース200系 ミドルルーフ用
AIZU-BLOCKER 取り付説明書(特許登録番号 第6862033号)
2021年6月以降の 新しい装着方法となります。
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■必要工具類
・パーツクリーナーの類、テッシュ
・ハンマーの類(フツーのトンカチでokです)
・ハサミ 
・寒い日や雨の日の作業では、ドライヤーの類

・カーテンがビス止めなどの場合は
 ビスを外すためのドライバーなど。
・下記 17 でご案内している
 リアスカッフプレートの端部が
 浮き上がってしまう場合には、
 ニッパー、カッター、+ドライバー

★あると便利なもの
  ・プライヤーやペンチの類
  ・踏み台
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【商品内容】をご確認ください。

・アイズ-ブロッカー本体タープ布:左右2枚

【付属部品】
 ・ボディー側ホールドテープ:2本
 ・ボディー側アンカー(ワイヤー付き):2個
 ・バックドア側ホールドテープ:2本+お試し用10センチ
 ・バックドア側強力ホールドテープ:2枚
 ・パネル外し:1本
 ・ロープ:1本(バックドアを半開にする際に使用します)
 ・リアスカッフプレート固定用部品: 適宜ご使用ください。
 
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【装着作業の流れ】

1. バックドアウェザーストリップを外す
     ↓
2. ボディー側アンカーを取り付ける
     ↓
3. ボディー側ホールドテープを装着する
     ↓
4. バックドアを半開状態にする
     ↓
5. バックドアの上部パネルを外す
     ↓
6. バックドア側ホールドテープを貼り付ける
※脱脂を十分におこなってください
     ↓
7. タープ布を取り付ける
     ↓
8. バックドアの上部パネルを元に戻す
     ↓
9. 装着具合を調節して終了


★個人差はありますが
1時間ほどの 作業時間となります。
《各部の名称》 です。
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1.バックドア ウェザーストリップ を外す。
SGL車の場合は、まずリアスカッフプレートを外します。
 (DXグレード車や、床施工をしている車ではこの作業は不要です)

 
 運転席側のボディから ウェザーストリップを引き出すようにして、外します。
 ウェザーストリップとボディの間には、シール材が付着しています。
 手に付きやすいのでご注意ください。
 (パーツクリーナーで落とせます。手元にティッシュを備えておくと便利 )

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上部は、下画像のあたりまで外します。
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2. ボディー側アンカーを取り付ける
 下図を参考に、ボディ側アンカーを
 ウェザーストリップを押し入れる鉄板部に差し込みます。
 位置を確定させたら、ハンマーで奥までしっかり叩き入れます。


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ちょうど鉄板の重なり枚数が
3枚から2枚になっている境目部(2枚側)に
アンカーを挿入します。
なお、図中の「境目の位置」は、
車体中央からの寸法が約67cmくらいになります。
※ボディ側アンカーが どうしても入らない場合は 
ペンチ等で アンカーを少し開いてから 差し込むと良いです。 

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ハンマーでしっかりと奥まで
叩き入れてください。

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下画像はDX車です。
スカッフプレートは付いていませんが、
下端部アンカーの位置は同じです。

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ボディ側アンカーの装着動画を 
youtubeにUPしてありますので
ご覧いただくと、より分かりやすいです。




https://youtu.be/4_nL7HkEAAE

3.ボディ側ホールドテープを装着する
ウェザーストリップの溝の中に 下画像のように装着していきます。
折ってあるテープの 折り幅が少ない方を
ウェザーストリップの溝の中に差し込んだ状態にしながら
ウェザーストリップをボディ側に 元通りに戻し入れて
手のひらで押し込んでいきます。

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【CHECK!】ウェザーストリップの鉄芯(溝)が開いている場合は、
(布地を内張りしているキャンピングカーや
バックドアに網戸を付けている車 などに見受けられます)
手で閉じてから ボディ側ホールドテープを差し込んでください。
鉄芯(溝)が開いたままだと、ウェザーストリップが外れやすいです

◎ 鉄芯(溝)が閉じている
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✖ 鉄芯(溝)が開いている
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鉄芯(溝)を手で閉じてから 装着してください。
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なお、布地を内張りしているキャンピングカーなどでは
鉄芯(溝)が閉じた状態で、戻し入れるのが困難だったりします。
その場合には、鉄芯(溝)を開いた状態で 
ホールドテープを差し込んで ボディ側に 元通りに戻し入れ、
戻し入れた後から、プライヤーなどを使って 鉄芯(溝)を閉めます。
しっかりと 鉄芯(溝)を閉めてください。

ホールドテープの装着開始位置は、
ボディ側アンカーが隠れるようにして
上側に向かって取り付けます。 
テープが終わるところまで装着してください。

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ホールドテープの 装着動画を 
YouTubeに UPしてありますので
ご覧いただくと より分かりやすいです。



https://youtu.be/TduvzWIej34

最終的には 
このホールドテープには、タープ布の端と
下画像のように接合されることになります。

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バックドアウェザーストリップをすべて、ボディに戻したら
ハンマーで奥まで打ちこみます。この作業が大事です。
一部でも打ち込みが甘いと、バックドアの閉まりが悪くなって
しまいます。 打ち込み具合の判断は目視では難しいので、
打ち込んでいるときに出る、音や感覚で判断します。
★鈍い音・柔らかな感触 → 高い音・硬い感触になればOKです

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4.バックドアを半開状態にする
付属のロープを使用して、バックドアを半開状態にして固定します。
※画像はNV350です。

NV_ロープ1

NV_ロープ2

NV_ロープ3

NV_ロープ4

NV_ロープ5完成

※出先などで、バックドアを半開にしておきたいシーンは
意外とありますので、ロープを車内に常備しておくと便利です。
5.ドアの上部パネルを外します。
パネルはずしを使って、隙間を作ってから
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隙間に指を入れて、
パネルを手前側に引くと、
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はずせます。
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下画像の部品をなくさないように
気を付けてください。
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6.バックドア側ホールドテープと
バックドア側強力ホールドテープを貼り付ける


重要
貼り付け面は、必ずパーツクリーナー等で 脱脂 をしてから作業を行ってください
貼り付ける部分に、カーワックスの成分などが
残っていると、粘着材はしっかりと貼りつきません。
ワックスの成分などをパーツクリーナーなどを
使って、しっかりと脱脂処理をしてください。
なお、貼り付ける部分に「ボディコーティング」処理がなされていると
(通常は、こういった部分にまでコーティング処理は なされませんが・・・)
一般的な脱脂作業だけでは 粘着材を貼り付けられる状態にはなってくれません。
コーティング被膜を コンパウンドで磨き落とすなどの作業が必要な場合があります。
ご留意ください。

■付属の 脂処理確認用の短いテープを 使って
一度 粘着性を確認することをお勧めします。
粘着性が低いようなら、再脱脂処理を行ってください。


気温が15℃以上あり、乾燥した状況下が望ましいです。
寒冷時や多湿時等は、必要に応じてドライヤーを使用してください。
ドライヤーで貼り付ける所とテープの粘着面を温めながら(40℃程度)
取り付けることで、強力に貼り付けることができます。
※雨天時はどうしても、貼り付け面が湿ってしまいます。
ドライヤーを使用できない場合は、晴れた日に作業を行ってください。


●カーテンを装着されている方は
こちら
をご確認ください●




(1)まず、バックドア側強力ホールドテープ(約40ミリのきのこ状 面ファスナー)を貼り付けます。位置は、ドア下端部の下画像部分からです。
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(2)(1)のテープに続けるようにして、上に向かってバックドア側
    ホールドテープ(粘着剤つき)を貼り付けます。位置は、
   ウェザーストリップが当たる部分の内側です。
   曲線部分はテープにシワが寄りますが、
   タープ布を装着すると隠れる部分です。気にせず貼ってください。

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↓上部パネルの内側にホールドテープを貼ります。上側終端位置です。
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※ 必ず圧着してください !!
テープを貼り終えたら、上から強めにこすり
しっかりとバックドア側に圧着させます。
この作業が重要です。
粘着性の強いテープですので、
バックドア側に貼ったただけでも
貼りついている状態にはなりますが、
単に貼り付けただけでは、
本来の強度、耐久性が得られません。
テープの上からバックドア側に
強く押しつけて、
しっかりと圧着させてください。




7.タープ布を取り付ける

(1)まず、右画像のバックドアの水抜き穴(約20ミリの細長い穴)に
   付いている黒色プラスチック部品を外します。画像のように
   ツメ部分を内側に押し込んで外します。

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(2)タープ布のバックドア側ショックコード端部に付いている
   プラスチック棒を、水抜き穴に差し入れます。
  
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(3)プラスチック棒の方が長いため、片側から全てを、穴に押し入れてから
  戻すようにし、棒の両端が穴に引っかかっている状態にします。  
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(1)で外した黒色プラスチック部品を 黒テープの下側から
    水抜き穴に戻します。上から押しつけるようにすれば、 はまります。

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※プラスチック棒を抜く場合は、
プラスチック棒を横に押し込んでから、斜めに抜きます。


(4)バックドア側からタープ布を装着します。
(下画像は 標準ボディ車の運転席側です)
上下が分かりやすいように、
バックドア内側上部(首元側の端)に装着する部分には
薄茶色の面ファスナーを付けてあります。
装着後は取り外してください。
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まず、袖口部分から装着します。
(下画像は 標準ボディ車の運転席側です)
ドア下側の強力ホールドテープにタープ布を接合し、
しっかりと 引き伸ばしながら
約10センチほどを固定します。
伸縮性の高い生地ですから、強めに引っ張っても大丈夫です。

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タープ布の首元側( 薄茶色の面ファスナー部分)に向かって
タープ布を1.2倍ほどに 引き伸ばしながら
(しっかりと引き伸ばさないと テープの端まで届きません)
ホールドテープの首元側の端に、
タープ布の端(薄茶色の面ファスナー部分)を接合し、
約10センチほどを固定します。
(下画像は 標準ボディ車の運転席側です) 

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下図のABCDEの 順番で タープ布を仮接合します。

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こんな感じの装着状態になっていればOKです。
下画像は標準ボディ車の運転席側です
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後ほど張り具合を調節するので、 ここでは仮固定です。
接合部分にシワがあってもかまいません。


(5)ボディ側にタープ布を装着していきます。
まず、下側のボディ側アンカー のワイヤーに
ショックコード端部(納品時、金具のフックは開いてあります。)
を連結させます。このとき、金具部についている
紙製のタグは付けたたままで作業し、
連結した後に取り除いてください。
袖口にショックコードが入りこんでしまうのを
防止する役割があります。
連結後、金具のフックをを閉じます。
※必ず金具のフックを閉じてください。
開いたままだと、十分な強度が得られません。※

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次に、タープ布を
ボディ側アンカー部分から ホールドテープに接合していきます。
(下画像は ロールーフの運転席側です)
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下図の順番で進めると、スムーズです。
まず、①の部分から上部5センチほどを、しっかりと固定します。
②の部分は、カーブの中心部ほどに来るように位置決めします。伸縮性の
高い生地ですから、強めに引っ張っても大丈夫です。

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①足元 
 ↓ 
②首元
 ↓
③真ん中
 ↓
④2と3の間
 ↓
⑤1と3の間


運転席側 に続いて、
助手席側も 同様に装着し
ひとまず、タープ布が装着できましたら
バックドアを全開状態にします。

7.装着具合の確認と調整
シワが少なく、張り感がある状態になるようにします。
ボディ側の装着を 下側から上側に向かって
①→⑤→③→④→② の順に
接合を剥がしながら、タープ布を伸ばてシワが出ないように
しながら 接合し直していきます。
(接合を剥がすには 布の裏側から剥がすと、やりやすいです)

バックドア側の装着も、 下側から上側に向かって 
A→E→C→D→B の順に
接合を剥がしながら、タープ布を伸ばてシワが出ないように
しながら 接合し直していきます。
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シワが出る場合には 上部(装着図の②やB の位置) に出やすいです。
ボディ側の接合終端位置や、バックドア側の接合終端位置を変えてみてください。
場合によっては、バックドア側のホールドテープの貼り付け位置を
(タープ布がより広がるような位置に)変えてみるのも有効です。
(下画像は 標準ボディ車の運転席側です)
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具合よく張っている状態が確認できたら、
タープ布とバックドア側・ボディー側の
ホールドテープとの接合部を
しっかりと圧着させて、接合を強くします。
特にバックドア側は、バックドアを開けた際に
剥離する力が働きます。
グリグリと互いを食い込ませるようなイメージで、
しっかりと接合させてください。
また、バックドア側ホールドテープの粘着材を
シッカリと定着させるためにも
特に バックドア側は、
今一度 強く、しっかりと 
圧着させてください。
( 5. の 
※ 必ず圧着してください  
を 参照ください )




8.取り外したバックドアの上部パネルと下部のパネルを元通りに戻します

↓バックドアに対して、まっすぐ はめ込む
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↓上部のパネルの中に少し、タープ布が入った状態になります
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9.今一度 装着具合を確認して完了

バックドアを勢いよく閉めようとすると、
車内の空気が車外側へと流される際にタープ布も外側に出されてしまい、
タープ布の挟み込みの原因になります。
特に、バックドアに網戸を装着していたり、キャンピング架装車などで
後端部に収納棚等が装備されていたりすると、その作用が出やすいです。
バックドアをゆっくり閉めるようにするか、スライドドアや小窓等を開けて空気の逃げ道を作ると良いです。

また、お車がキャンピング車や同様の架装がなされている車の場合には
車内空気を排出する為のダクトの通気量が少なくなっていることで
タープ布の挟み込みが起きやすくもあります。少し面倒ですがスライドドアを
開けた状態にしてから、バックドアを閉めるとタープ布が挟み込まれにくいです。
お試しください。

これもチェック!→バックドアが元通りの全開状態になるかどうか
張りが強すぎる部分があると、バックドアが元通りの全開状態にならなかったり、ウェザーストリップモールが引き出されてきたりする場合があります。
張りすぎ感があるようでしたら、タープ布を上側方向に移動させて下さい。



■リアスカッフプレートの端部が浮き上がってしまう場合の対策についいては
こちらをご覧ください。

■アイズ-ブロッカーご使用上の注意はこちらをご確認ください。
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