貼り付けてあった「バックドア側アンカー」と粘着剤を剥がす作業、と 再貼り付け作業のご案内です。

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アイズ-ブロッカーのバックドア側に貼っている、「貼り付けアンカー」と「粘着剤」を剥がす作業のご案内です。

粘着材は非常に強力に貼りついているため、下記にご案内しているように、石油系溶剤(ホワイトガソリン、ベンジン、灯油などでokです)で、接着材を溶して取り除いてみてください。

※シンナー系溶剤(ラッカーシンナーなどのトルエン系溶剤)やアセトンなどを使ってしまうと、樹脂の内張や塗装面に悪影響がございますので、使用しないでください。


▼剥がし取り作業の動画
バックドア側の貼り付けタイプのアンカーを 剥がし取っている動画になります。
プラスチック部材をペンチなどで つかんで剥がし取っています。なるべく粘着剤だけが残った状態にしておくと、後の作業が楽です。
なお、動画では わざと プラスチック部材を半分残して、 粘着剤に石油系溶剤をしみこませることでプラスチック部材を剥がせることを ご案内しています。



▼必要工具
・ペンチ
・ヘラ
・石油系溶剤( ベンジン、ホワイトガソリン、灯油、等)
・ティッシュ
・幅広の透明テープ(PPテープ等)、ラップとセロテープでも代用可能です。


▼作業手順
1.黒色のプラスチック部分をペンチ等で剥がす。
プラスチック部分をペンチなどで つかんで剥がし取ります。なるべく粘着剤だけが残った状態にしておくと、後の作業が楽です。
剥がせないようでしたら、そのままにしておいても、次の 2.以降の作業を繰り返すことで剥がすことが可能です。
(上記動画では、わざと プラスチック部材を半分残して 2.以降の作業の中で剥がしとっています)

2.粘着剤に石油系溶剤をしみこませて溶かします。
粘着材やテープの上から、溶剤を染み込ませたテッシュを置き、溶剤が乾燥してしまわないように、上からテープ等を貼り密閉状態にします。
※ シンナー系溶剤は塗装を傷める恐れがあるので使わないでください。
※ アルコール系溶剤では粘着材を溶かす効果はありません。
※市販の「テープ剥がし」などは、塗装面を痛めてしまったり、粘着テープを再度貼り付けても 剥がれやすかったり、の不都合が出る恐れがあります。市販の「テープ剥がし」などは お使いにならない方がイイです。

3.2~3時間ほど養生します。
粘着材が溶剤によって溶解していき、剥がせるようになります。
気温が高ければ、60分程度で作業可能です。

4.養生後、粘着材を剥がし取ります。
剥がす際、ドライヤーで粘着剤を50~60℃くらいに温めると、剥がしやすくなります。

5.ヘラやテッシュなどで残った粘着剤をそぎ落とし、脱脂を行う。
粘着剤をある程度取り除いたら、石油系溶剤(ベンジン、ホワイトガソリン、灯油 など)を湿らせながら、
ヘラとテッシュでそぎ落としたり、拭き取るようにして取り除きます。
塗装を痛めない柔らかいヘラをお使いください。
※割りばしを ヘラ状の形状に削って 作業をするのがおススメです。


石油系溶剤が粘着材をよく溶かしてくれ、塗装面やプラスチック部品などを痛めることはありません。

入手先ですが、
●ダイソー 「オイルライター専用オイル」 
●Amazon 「Aベンジン 100ml」 
●ヨドバシカメラ通販 「Aベンジン」
などで販売されています。

50mlあれば十分作業が行えます。



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新たな 「貼り付けアンカー」を 再度貼っていただく作業の ご案内です



1. 脱脂処理をする
貼り付ける部分に、カーワックスの成分などが残っていると、粘着材はしっかりと貼りつきません。パーツクリーナーやベンジンなどを使って、しっかりと脱脂処理してください。

元の粘着材を 石油系溶剤を使って取り除いていれば、脱脂作業は 必要ありません。

 
貼り付けてあった「バックドア側アンカー」と粘着剤を剥がす作業、と 再貼り付け作業のご案内です。


 

2. 貼り付け面にプライマー処理をする

貼り付け部周辺に付属のプライマーを必ず塗ってください。
プライマーによる下地処理をすることで、テープをより強固に接着させることができます。

袋に入った不織布に、小瓶のプライマー液をしみこませながら塗装面を拭くようにしていただければOKです。

貼り付けてあった「バックドア側アンカー」と粘着剤を剥がす作業、と 再貼り付け作業のご案内です。

貼り付けてあった「バックドア側アンカー」と粘着剤を剥がす作業、と 再貼り付け作業のご案内です。



プライマー液は十分な量が入っていますが少量ですので こぼさないようにご注意ください。

続けて反対側(助手席側)にもプライマーを塗ってください。10分ほど乾燥させたのちに次の「手順3」へ進んでください。

3.バックドア側アンカーを貼り付ける

アンカーを貼り付ける位置を今一度ご確認ください。
 
3-1.バックドア側アンカーを貼り付ける
バックドア下部の、元のアンカーを貼ってあったところに、新しいバックドア側アンカーを貼り付けます。
アンカーの貼り付け強度はとても重要です。この部分だけでもドライヤーで、貼り付け面と粘着材の両方を十分に暖めながら貼り付けるようにしてください。
貼り付け位置は、下の図を参考にしてください。位置は厳密でなくとも、おおむね画像と同じような位置でかまいません。
下画像は全て運転席側です。助手席側も同様に貼ってください。

下画像の「× 印」をつけたあたりを向く角度にアンカーを傾けて貼ります。
貼り付けてあった「バックドア側アンカー」と粘着剤を剥がす作業、と 再貼り付け作業のご案内です。


貼り付けた後で、空気を抜くようにシッカリと圧着させてください。指圧をするイメージです。
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タープ布を 元どうりに接合します。
 アンカー側端部(袖口)を接合します。
端部から15cmほど接合します。タープ布の端はアンカーに接合し、そこから15cmほどです。
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タープ布の先端を、新たに貼りつけたアンカーの端まで伸ばしてしっかり接合してください。ホールド力が増します。
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補助アンカーとショックコード本体が接合されている金具部分は、筒状になっているタープ布の中に入れてしまいます。
下画像のような状態になります。運転席側の外側から見た画像です。
貼り付けてあった「バックドア側アンカー」と粘着剤を剥がす作業、と 再貼り付け作業のご案内です。

より詳しくは、下記の 最新の装着ブログ の中の、 「 6. タープ布を取り付ける」 を ご覧ください。 
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https://aizurv2.hamazo.tv/e9683053.html     
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キャラバン  標準ルーフ車  https://aizurv2.hamazo.tv/e9664493.html
キャラバン  ハイルーフ車  https://aizurv2.hamazo.tv/e9653886.html

よろしくお願いいたします。








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