2021年11月18日09:35
DA64 エブリィ(NV100, ミニキャブ、タウンボックス) ハイルーフ用 アイズ-ブロッカー取付説明書 ≫
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DA64 エブリィ(NV100, ミニキャブ、タウンボックス)ハイルーフ用
アイズ-ブロッカー取付説明書(特許第6862023)
2021年10月以降の装着方法となります。
※2023年5月の一部仕様変更に伴い、記載内容が追加されている箇所があります。
===================
■必要工具類
・パーツクリーナーの類、テッシュ
・ハンマーの類(フツーのトンカチでokです)
・ハサミ
・メジャー
・寒い日や雨の日の作業では、ドライヤーの類
・カーテンなどがビス止装着されているような場合は、ビスを外すためのドライバーなど。

★ほかに あると便利なもの
・踏み台や椅子
・プライヤーやペンチの類
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【商品内容】を ご確認ください。
・アイズ-ブロッカー本体タープ布:左右2枚
運転席側のタープ布には、緑色の「Aizuのタグ」が縫い付けています。助手席側にはタグは ありません。
【付属部品】
・ボディー側アンカー:
2023年5月以前:2個(ワイヤー付きのもの)
2023年5月以降:2セット(紐付きの短いテープ状のもの:2個 + 爪付きクリップ 小2個付き)
・爪付きクリップ:10個(2023年5月以前のものには6個付属)
・ボディー側ホールドテープ
長いもの:2本(上側)
短いもの:2本(下側)
・バックドア側ホールドテープ
テープ:2本
小 片:2枚(脱脂確認用)
粘着テープ用プライマー:シート・液 各1個
・バックドア側アンカー(磁石):2個
※画像は2023年5月以前のものです

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《各部の名称》

※2023年5月23日の出荷分から、ボディー側アンカーがこのタイプに変更されています。↓

【装着作業の流れ】
1. バックドア側のアンカーやテープを貼り付ける面をしっかりと脱脂する
↓
2. 貼り付け面にプライマーを塗ります
↓
3.バックドア側アンカー(磁石) と バックドア側ホールドテープを貼り付ける
↓
4. ボディー側アンカー と ボディー側ホールドテープを装着する
↓
最低1日、できれば2日間ほど放置してください。
その間にテープの粘着材の接着力が増します。
↓
5. タープ布を取り付ける
↓
6. 貼り具合を調整して終了
★下記の取り付け説明書(長くて申し訳ありません)を 熟読、ご理解いただいたうえでの作業を お願い申し上げます。
作業時間自体は、1時間ほどですが、後述をする 粘着材の養生時間 が必要なことから、
アイズ-ブロッカーの装着作業は、終了までに 最低24時間(できれば72時間)ほど 時間がかかってしまいますことを ご承知くださいますよう お願い申し上げます。
1.バックドア側のアンカーやホールドテープの貼り付け面付近をしっかりと脱脂します
下画像のように、鉄板が窪んでいるところに「バックドア側アンカー」、 黄色テープ部分に「ホールドテープ」を貼り付けることになります。
※ボディー側のウェザーストリップ(ゴムモール)が 当たる部分には ホールドテープは貼りません。
ウェザーストリップ(ゴムモール)が 当たる部分の すぐ内側部分に テープを貼り付けることになります。(ダンパー部はダンパーの外側部分に貼り付けます)
まず、バックドア側のどの部分に ウェザーストリップ(ゴムモール)が当たるのかを しっかりと確認していただき、その当たり面の内側部分付近を脱脂してください。


1-1
パーツクリーナーなどを使って、アンカーやホールドテープの貼り付け面付近を しっかりと脱脂処理してください。
貼り付ける部分に、カーワックスの成分などが残っていると、粘着材はしっかりと貼りつきません。
粘着材を貼り付ける際の脱脂処理は とても重要な作業となります。
下画像の車は、17エブリィになっていますが、作業内容は同じです。



脱脂作業のコツとしては
※ 拭き取る紙や布は汚れの無い物を使用し、常に新しい面で拭う。
(汚れた面で拭くと、汚れをただのばしているだけになってしまします。)
※ 拭き取り方は一方向とし、往復や丸く拭かない。
※ 溶剤で濡らしてから乾かないうちに乾いた布で拭くことが基本です。
(1枚の布で前端だけ溶剤を含ませ、後半分は乾いた状態で、一方向に拭くのは良い方法です。)
右側 と 左側 の両側を 脱脂処理してください。
===========
1-2
脱脂作業が終りましたら、ホールドテープを貼る前に 脱脂が 十分にできているかの 確認をしてください。
脱脂処理がシッカリとなされているかを簡単な方法で確認するのは、難しいのですが、下記の方法を参考にしてみてください。
脱脂作業を終わらせている箇所に、同梱しております 試し貼り用のテープ(2枚あります)を1枚 貼ってみてください。
貼った上から強く指圧をするくらいの力で 数秒間 加圧してください。

5分ほど経過させたのち 剥がそうとしてみてください。
下画像のように、ガムテープを貼ったときのように、剥がすのに抵抗感があるようでしたらOKです。

下画像のように、引っ張れば抵抗感なく簡単に剥がれてくる程度ですと、脱脂が 十分にできていませんので、再度 入念に脱脂作業をし直してください。

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バックドア側アンカー(磁石)とホールドテープの粘着材の材質は、高性能な「3M VHB アクリルフォーム構造用接合テープ 」です。
スリーエムジャパン株式会社 様 が公開しているVHBテープの取扱説明書は→こちら
専門的な内容となっていますが、できれば ご一読ください。
このテープは、とても高性能なテープですが、その性能を発揮させるには、「3M VHB 接着マニュアル」にありますように、
・シッカリとした脱脂
・十分な加圧(5Kgf/㎠)
・十分な養生時間(経過時間)→(24時間~72時間)
が必要です。
そのため、アイズ-ブロッカーの装着作業は、終了までに 最低24時間(できれば72時間)ほど時間がかかってしまいますことを、ご承知くださいますよう お願い申し上げます。
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2. 貼り付け面にプライマーを塗ります
テープの貼り付け部分の
脱脂処理が済みましたら、貼り付け部分に 付属のプライマーを塗ってください。(必ずプライマー処理をしてください)
塗装面を拭くようにしていただければOKです。
付属のプライマーは、一見すると 乾いてしまっているようにも見受けられますが、ちゃんと左右に塗るだけの量があります。
ただ、少量ですし、開封後 少し時間が経つと 揮発してしまいますので、左右の貼り付け面を、同時に続けて作業してください。
下画像の車は、17エブリィになっていますが、作業内容は同じです。ご了承ください。



揮発してしまう前に、続けて 反対側もプライマーを塗ってください。

プライマー含侵布の油性分が 揮発してしまった場合の窮余策としては、
乾いたプライマー含侵布に 少量のパーツクリーナーを湿らせてから 貼り付け面を拭くようにして プライマーを塗ってください。
(乾燥状態が 数十分経過してしまうと、この方法でも プライマー処理の有効性が出ませんので ご注意ください)
3.バックドア側アンカー(磁石)とバックドア側ホールドテープを貼り付ける
3-1
プライマーを塗ってから 10分ほど乾燥させたのちに、バックドア下部の下画像の位置に バックドア側アンカー(磁石) を 貼ってください。
貼り付け位置は、鉄板が窪んでいるところに貼り付けます。位置は厳密でなくとも、おおむね画像と同じような位置でかまいません。
下画像は、運転席側です。助手席側も同様に貼ってください。

※ 貼り直しができません!
貼り付け直後だと 剥がして再貼り付けできますが、数十秒経過すると まともには剥がせませんので ご注意ください)
もし、貼り直しをせざるを得ない場合には、当初の粘着材は、使えない状態になっているかと思います。
その場合は、いったん粘着材をはがし取っていただき(石油系溶剤を用いると剥がしやすいです)
磁石の裏に 市販の両面テープを貼り直してから 再貼り付けしてください。
蛇足ながら、鉄板にビス止めしてしまうという方法もあります。磁石の真ん中の黒色部品を外すと穴があきますので、ビス止めができます。
3-2
次に バックドア側ホールドテープを貼り付けます。
ホールドテープは、バックドア側アンカー(磁石)のすぐそばから貼り始めます。
※ 基本的には 貼り直しができません。
テープの貼り付け位置を しっかりと確認していただいて 一発勝負で貼りつけて.ください。
(貼り付け直後だと 剥がして再貼り付けできますが、数十秒経過すると まともには剥がせませんので ご注意ください)
ボディー側のウェザーストリップ(ゴムモール)が 当たる部分には ホールドテープは貼りません。
ウェザーストリップ(ゴムモール)が 当たる部分の内側部分に テープを貼り付けることになります。
貼り付け作業の前に、今一度 貼り付け位置をご確認ください。
テープはギザギザ面が車内側を向くように貼り付けます。


下画像の黄色テープ付近に貼ってください。

アンカー(磁石)のすぐそばの曲線部は、テープを加工せずに貼ると少しシワになります。
シワが入らないようにするため、テープの端部から6~7cmほどまでの部分に、
ハサミを使って、切り込みを3~4か所入れてから貼る方法もあります。

3-2-1
バックドア側アンカー(磁石)のすぐそばから貼り始めていきます。

3-2-2
ダンパーの部分では、ダンパーロッド取り付け位置の スグ外側に貼り付けていきます。

3-2-3
テープの長さ分 全部を貼ってください。

3-3
テープを貼り終えましたら 十分に加圧してください。
L字形状になっているテープを 半分に重ねた状態にした上から しっかりとテープを押し付けてください。



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4. ボディー側アンカーを取り付ける
※2023年5月以降の製品は項目の一番下をご覧ください

4-1
まず、ボディー側ウェザーストリップを後方に引き出して 外します。

4-2
車体中央から58~59cmあたりのところに ボディー側アンカーを取り付けます。
下画像のように、ワイヤーを上面に引っ張り出しながら差し込みます。

4-3
ハンマーを使って奥までしっかりと打ち込みます。

5. ボディー側ホールドテープを装着する
※2023年5月以降の製品は5-1、5-2、5-3が変更になっています。5-3の一番下をご覧ください

ウェザーストリップモールの溝の中に ボディー側ホールドテープを差し込みながら 装着していきます。
※動画を見ると 分かりやすいです(車種が違いますが作業は同じです)
→確認する
5-1
ボディー側ホールドテープは、長いテープと 十数センチほどの短いテープの2種類があります。
短いテープは、ボディ側アンカー付近の曲線部用です。
曲線部に装着しやすくするために、短いテープには ハサミで 3~4か所に切り込みを入れておきます。

切り込みを入れたテープは 最終的には 下画像のような状態になります。
下画像は、テープを装着したところです。
手前側(親指部分)は、布地になります(ギザギザ面ではありません)

タープ布を接合した画像です。テープの手前側は、布地になります。
テープの向こう側にあたるギザギザ面に タープ布が接合されます。

5-2
まず 切り込みを入れた短いテープを、ボディ側アンカーに被さる位置から始まり上側に向かって装着します。
折り幅が少ない方を 溝に差し込みます(ギザギザ面が外側になります)。
基本的な流れはコチラ↓
①ウェザーストリップモールを引き出して外します。

②テープの幅の狭いほうを差し込みます。

③元に戻します。

このとき、テープの折筋を指で広げて 平らな状態にしながら 差し込んでいくと、やりやすいです。
※動画を見ると 分かりやすいです(車種が違いますが作業は同じです)
→確認する
ギザギザ面(一指し指で押さえている面)が、上側になります。


5-3
十数センチの短いテープにつなげて
長いテープを装着していきます。
(5ミリほど重ねてつなげてください)


ウェザーストリップの溝にホールドテープを差し込みながら、ウェザーストリップを元通りに ボディ側に 戻し入れて、手のひらで押し込んでいきます。

テープが終わるところまで装着してください。

5-4
ウェザーストリップの上から ハンマーで 奥いっぱいまで打ちこみます。
この作業が大事です。
軽い力で奥まで打ち込めるのですが、一部でも打ち込みが甘いと、ウェザーストリップが浮き上がっていることで バックドアの閉まりが悪くなってしまいます。
打ち込み具合の判断は目視では難しいので、打ち込んでいるときに出る、音や感覚で判断します。
★鈍い音・柔らかな感触 → 高い音・硬い感触になっていればOKです

もし、アイズ-ブロッカーを装着後「バックドアの閉まりが固くなった」感じがする場合には、上記のウェザーストリップの浮き上がりを 再度 確認してみてください。
(特に上側付近に浮き上がりがあると影響が大きいです)
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そのままの状態で 24時間以上、できれば3日間ほど放置してください。その間に接着力が増し、本来の性能の90%ほどの接着力になります。
夏場の晴れた日の作業でしたら、テープを貼って1時間後には 大丈夫な接着強度になっていたりしますが、できるだけ上記の養生時間を経てから タープ布を装着してください。
特に寒冷時や雨の日の作業では 十分な養生時間を経過させてください。
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※バックドア側ホールドテープを貼り付け後 24時間以上、できれば3日間ほど経過させてから 下記の装着作業を行ってください。
6. タープ布を取り付ける
6-1
タープ布の、「袖口(上側)」と「足元(下側)」から出ているショックコードの端部に付いているフックを、
バックドア側アンカー と ボディ側アンカーの それぞれに接合します。
接合後は、下画像のような状態になります。

まず、運転席側のタープ布だけに付いている 緑色の「Aizuのタグ」を見つけてください。
(助手席側のタープ布に タグはありません)

そのタグの近傍から出ているフック(上画像では、右側のフック)が 運転席側のボディ側アンカー につなげるフックでになります。
フックを ボディ側アンカーにつなげます。

次に その反対側から出ているフックを、バックドア側アンカーの リップの穴につなげます。
アンカーのリップは回転させることができます。リップは薄くて柔らかいので、折れてしまわないように注意しながら
リップの方向を 画像のように ショックコードに向けてください。

なお、位置関係が分かりやすいように、バックドア内側上部(首元側の端)に装着する部分には 薄茶色の面ファスナーを付けてあります。
装着終了後は取り外してください。

6-2
タープ布をホールドテープに接合していきます。まず、バックドア側の下側端部から接合します。
くの字に曲がっているテープの下半分だけの部分に接合していきます。
下側端部を10cmほど接合します。


6-3
タープ布は伸縮性の高い生地ですので、強く引き伸ばしていただいても大丈夫です。
生地を1.2倍ほどに伸ばす感じで 上側端部まで届かせて 10cmほどを接合します。

6-4
次に 真ん中あたりを 5センチほど接合します。

この時点では仮装着ですので、軽く付いている程度でOKです。
6-5
今度は ボディ側を接合していきます。
まず、下側端部を10cmほど接合します。


6-6
バックドア側と同様に、生地を引き伸ばして行って、ホールドテープの上側端部に10cmほど接合します。

その際に タープ布に張り感が出るように 接合してください。
ホールドテープの終端部とタープ布の終端部が一致しなくても構いません。
(もし、余ったテープは 最後に切り取れます)
6-4
次に 真ん中あたりを接合します。

7. 貼り具合を調整します
7-1
シワっ気が 残るようでしたら、何度も 剥がしては接合を繰り返して 貼り直してみてください。

テープ接合を剥がすには、タープ布の内側と外側の両方から 行うとやりやすいです。


シワが出ないようにするコツとしては、生地の一部に たるみが出ないように
タープ布の接合部全体にわたって、 同じような引っ張り加減にすることです。
おおむね シワが取れました。

7-2
具合よく張っている状態が確認できたら、タープ布とバックドア側、タープ布とボディー側の 各ホールドテープとの接合部を しっかりと押さえて、接合を強くします。







7-3
もし 上側端部のホールドテープが余っているようでしたら ハサミで切り取ってください。


8. バックドアの閉まり具合をご確認ください
8-1
バックドアを閉めてみてください。
閉まり具合が 装着前よりも固く感じるようでしたら、5-4 の「ウェザーストリップの浮き上がり」を 再度 確認してください。
パッと見では浮き上がりがないように見えても、ハンマーでたたいてみると 鈍い音がする場合もあります。
ハンマーでたたいてみて、硬質感のある感触や音になっていればOKです。
特に上部はわずかな浮きでも閉まり具合に影響します。下部での浮きあがりは さほどの影響はありません。
上側付近は入念にチェックしてください。

8-2
タープ布が はさまれないか を ご確認ください。


取り付けのご案内は、以上となります。
■バックドア側のホールドテープが剥がれてきてしまう場合について
バックドア側のホールドテープは 最下部の曲線部が一番 剥がれようとする力が働きます。 「この部分だけが剥がれてしまった・・・」場合には、剥がれた部分だけを貼り直すことで補修ができます。20cm+20cm(合計40cm)の長さのホールドテープ と、下地処理用のプライマーを、補修用品として用意しています。
他にも、各種補修部品を下記ページにて ご購入いただけます。
https://www.aizu-rv.co.jp/aizufr/abdetail/257
==============
ご使用上の 注意
1.
バックドアを勢いよく閉めようとすると、車内の空気が車外側へと流される際にタープ布も外側に出されてしまい、タープ布の挟み込みの原因になります。
特に、バックドアに網戸を装着していたり、キャンピング架装車などで、後端部に収納棚等が装備されていたりすると、その作用が出やすいです。
バックドアをゆっくり閉めていって、閉まり切る寸前(開口7~8センチほど)で 一度止めてから、勢いよく閉めるようにする方法 や
スライドドアや小窓等を開けた状態にしてから(空気の逃げ道ができます) バックドアを閉めると、
タープ布が挟み込まれることもなく、半ドアになることも ありません。
2.
「アイズ-ブロッカーを装着したら、バックドアが手で押し上げないと全開しなくなった・・・」との ご報告を、エブリィは他の車種よりも多くいただいています。
バックドアを跳ね上げさせるダンパーはガス圧を利用していることから、経年変化によりガス圧が低下し、反力が低下していきます。また、寒い時期には反力は弱くなります。
反力がさほど低下していないお車では、アイズ-ブロッカーを装着してもバックドアは全開致しますが、(極寒冷時では、全開しない可能性がありますが・・・)
恐縮ながら ダンパーの反力が低下しているお車では、アイズ-ブロッカーを装着前には全開していたバックドアが、装着後は全開しなくなる場合もありますことをご了承いただけますよう お願い申し上げます。
ダンパー交換をなさる前に、ダンパーのロッド部分に、潤滑剤(シリコンスプレーなど)を吹きかけることで、開き具合が改善する場合もありますので お試しください。また、社外品の「強化ダンパー」などでは、バックドアが 標準よりも より大きく跳ね上がるタイプのものもあります。アイズ-ブロッカーは、バックドアが標準の開口高よりも7~8cmほど高く大きく開いても追随できます。その場合は、タープ布の装着位置をなるべく首元方向にずらすと追随しやすくなります。なお、ショックコード(内臓のゴム紐)の長さに余裕がなくなり、無理がかかる可能性もありますので、ご留意ください。ちなみに、ショックコードを より長い物への交換は可能です。
■そのほかの ご使用上のご注意につきましては こちら をご確認ください。
==============
最後になりますが、
ご使用上で 気になることが ございましたら ご報告いただけますと
今後の改良などへと つなげることができて、ありがたく存じます。
弊社レビュー投稿ページはコチラにあります。
https://www.aizu-rv.co.jp/aizufr/reviewlist
どうぞ よろしくお願いいたします。
株式会社 アイズ
アイズ-ブロッカー 開発・製作担当者 一同
TEL 053-422-7608
FAX 053-422-7178
info@aizu-rv.co.jp
===================
アイズ-ブロッカーは、 特許取得済です(特許第6862023)
また、上記説明書の営利目的利用はご遠慮下さい。(©aizu2021)
よろしくお願いいたします。
アイズ-ブロッカー取付説明書(特許第6862023)
2021年10月以降の装着方法となります。
※2023年5月の一部仕様変更に伴い、記載内容が追加されている箇所があります。
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■必要工具類
・パーツクリーナーの類、テッシュ
・ハンマーの類(フツーのトンカチでokです)
・ハサミ
・メジャー
・寒い日や雨の日の作業では、ドライヤーの類
・カーテンなどがビス止装着されているような場合は、ビスを外すためのドライバーなど。
★ほかに あると便利なもの
・踏み台や椅子
・プライヤーやペンチの類
========================
【商品内容】を ご確認ください。
・アイズ-ブロッカー本体タープ布:左右2枚
運転席側のタープ布には、緑色の「Aizuのタグ」が縫い付けています。助手席側にはタグは ありません。
【付属部品】
・ボディー側アンカー:
2023年5月以前:2個(ワイヤー付きのもの)
2023年5月以降:2セット(紐付きの短いテープ状のもの:2個 + 爪付きクリップ 小2個付き)
・爪付きクリップ:10個(2023年5月以前のものには6個付属)
・ボディー側ホールドテープ
長いもの:2本(上側)
短いもの:2本(下側)
・バックドア側ホールドテープ
テープ:2本
小 片:2枚(脱脂確認用)
粘着テープ用プライマー:シート・液 各1個
・バックドア側アンカー(磁石):2個
※画像は2023年5月以前のものです
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《各部の名称》

※2023年5月23日の出荷分から、ボディー側アンカーがこのタイプに変更されています。↓

【装着作業の流れ】
1. バックドア側のアンカーやテープを貼り付ける面をしっかりと脱脂する
↓
2. 貼り付け面にプライマーを塗ります
↓
3.バックドア側アンカー(磁石) と バックドア側ホールドテープを貼り付ける
↓
4. ボディー側アンカー と ボディー側ホールドテープを装着する
↓
最低1日、できれば2日間ほど放置してください。
その間にテープの粘着材の接着力が増します。
↓
5. タープ布を取り付ける
↓
6. 貼り具合を調整して終了
★下記の取り付け説明書(長くて申し訳ありません)を 熟読、ご理解いただいたうえでの作業を お願い申し上げます。
作業時間自体は、1時間ほどですが、後述をする 粘着材の養生時間 が必要なことから、
アイズ-ブロッカーの装着作業は、終了までに 最低24時間(できれば72時間)ほど 時間がかかってしまいますことを ご承知くださいますよう お願い申し上げます。
重要!!
▼使用している粘着テープについて
バックドア側アンカー(磁石)とホールドテープの粘着材の材質は、高性能な粘着テープですが、その性能を発揮させるには、
・接着面の十分な脱脂
・十分な加圧(5kgf/㎠) 強い指圧をするくらいの押し付け力が必要です。
・十分な養生時間→(24~72時間)
が必要です。スリーエムジャパン株式会社様が公開している「3M VHB 接着マニュアル」を できればご一読ください。
▼施工時の温度・湿度について
気温が20℃以上あり、乾燥した状況下での作業が望ましいです。
寒冷時や多湿時等は、ドライヤー(家庭用のヘアドライヤーでOKです)を使用してください。寒冷時にドライヤーをお使いになれない環境の場合には、バックドアを閉めた状態で車のヒーターを稼働させて、バックドアの表面温度が、できれば20℃以上になっている状態にしてから 作業されることをお勧めします。
↓↓
ドライヤーで貼り付ける所とテープの粘着面を温めながら(50℃程度)取り付けることで、強力に貼り付けることができます。
雨天時はどうしても、貼り付け面が湿ってしまいます。ドライヤーを使用できない場合は、晴れた日に作業を行ってください。
バックドア側アンカー(磁石)とホールドテープの粘着材の材質は、高性能な粘着テープですが、その性能を発揮させるには、
・接着面の十分な脱脂
・十分な加圧(5kgf/㎠) 強い指圧をするくらいの押し付け力が必要です。
・十分な養生時間→(24~72時間)
が必要です。スリーエムジャパン株式会社様が公開している「3M VHB 接着マニュアル」を できればご一読ください。
▼施工時の温度・湿度について
気温が20℃以上あり、乾燥した状況下での作業が望ましいです。
寒冷時や多湿時等は、ドライヤー(家庭用のヘアドライヤーでOKです)を使用してください。寒冷時にドライヤーをお使いになれない環境の場合には、バックドアを閉めた状態で車のヒーターを稼働させて、バックドアの表面温度が、できれば20℃以上になっている状態にしてから 作業されることをお勧めします。
↓↓
ドライヤーで貼り付ける所とテープの粘着面を温めながら(50℃程度)取り付けることで、強力に貼り付けることができます。
雨天時はどうしても、貼り付け面が湿ってしまいます。ドライヤーを使用できない場合は、晴れた日に作業を行ってください。
1.バックドア側のアンカーやホールドテープの貼り付け面付近をしっかりと脱脂します
下画像のように、鉄板が窪んでいるところに「バックドア側アンカー」、 黄色テープ部分に「ホールドテープ」を貼り付けることになります。
※ボディー側のウェザーストリップ(ゴムモール)が 当たる部分には ホールドテープは貼りません。
ウェザーストリップ(ゴムモール)が 当たる部分の すぐ内側部分に テープを貼り付けることになります。(ダンパー部はダンパーの外側部分に貼り付けます)
まず、バックドア側のどの部分に ウェザーストリップ(ゴムモール)が当たるのかを しっかりと確認していただき、その当たり面の内側部分付近を脱脂してください。
1-1
パーツクリーナーなどを使って、アンカーやホールドテープの貼り付け面付近を しっかりと脱脂処理してください。
貼り付ける部分に、カーワックスの成分などが残っていると、粘着材はしっかりと貼りつきません。
粘着材を貼り付ける際の脱脂処理は とても重要な作業となります。
下画像の車は、17エブリィになっていますが、作業内容は同じです。
脱脂作業のコツとしては
※ 拭き取る紙や布は汚れの無い物を使用し、常に新しい面で拭う。
(汚れた面で拭くと、汚れをただのばしているだけになってしまします。)
※ 拭き取り方は一方向とし、往復や丸く拭かない。
※ 溶剤で濡らしてから乾かないうちに乾いた布で拭くことが基本です。
(1枚の布で前端だけ溶剤を含ませ、後半分は乾いた状態で、一方向に拭くのは良い方法です。)
右側 と 左側 の両側を 脱脂処理してください。
ご注意下さい
ボディコーティングがされている場合
ボディコーティングされていると、通常の脱脂処理をしただけでは 粘着材がしっかりと貼り付きません。コーティング被膜をコンパウンドで磨き落とすなどの作業が必要となります。 また、最近の洗車用シャンプーの中には、ワックス成分やコーティング成分が配合されていて、汚れを落とすのと同時にボディに艶を出してくれる製品があります。ワックス成分やコーティング成分が残っておりますと、しっかりとテープが貼り付きません。コーティング被膜を磨き落とす方法は、1200~1500番くらいの耐水ペーパーや 研磨スポンジで磨き落とします。貼り付け面だけを磨き落とせるように、貼り付け面以外の箇所をマスキング処理をしてから磨き作業をされることをお勧めします。
各種のクリーナーを使って作業する場合
ガラスクリーナーやプラスチッククリーナーなどには、汚れを落とす成分の他に、汚れが再度付着することを防止する成分が含まれている場合が多いです。この汚れ付着防止成分(シリコンやワックス等)が表面に残っていると粘着材がしっかりと貼り付いてくれません。また 汚れ付着防止成分(シリコンやワックスなど)が残っている部分に一度貼り付けてしまった粘着材には、貼り付けることで 汚れ付着防止成分が粘着材側にも移行してしまいますので、再使用することができません。各種のクリーナーなどを使って作業をされた場合には 汚れ付着防止成分が表面に残らないよう、クリーナーを使用後に入念な脱脂処理してください。
ボディコーティングされていると、通常の脱脂処理をしただけでは 粘着材がしっかりと貼り付きません。コーティング被膜をコンパウンドで磨き落とすなどの作業が必要となります。 また、最近の洗車用シャンプーの中には、ワックス成分やコーティング成分が配合されていて、汚れを落とすのと同時にボディに艶を出してくれる製品があります。ワックス成分やコーティング成分が残っておりますと、しっかりとテープが貼り付きません。コーティング被膜を磨き落とす方法は、1200~1500番くらいの耐水ペーパーや 研磨スポンジで磨き落とします。貼り付け面だけを磨き落とせるように、貼り付け面以外の箇所をマスキング処理をしてから磨き作業をされることをお勧めします。
各種のクリーナーを使って作業する場合
ガラスクリーナーやプラスチッククリーナーなどには、汚れを落とす成分の他に、汚れが再度付着することを防止する成分が含まれている場合が多いです。この汚れ付着防止成分(シリコンやワックス等)が表面に残っていると粘着材がしっかりと貼り付いてくれません。また 汚れ付着防止成分(シリコンやワックスなど)が残っている部分に一度貼り付けてしまった粘着材には、貼り付けることで 汚れ付着防止成分が粘着材側にも移行してしまいますので、再使用することができません。各種のクリーナーなどを使って作業をされた場合には 汚れ付着防止成分が表面に残らないよう、クリーナーを使用後に入念な脱脂処理してください。
===========
1-2
脱脂作業が終りましたら、ホールドテープを貼る前に 脱脂が 十分にできているかの 確認をしてください。
脱脂処理がシッカリとなされているかを簡単な方法で確認するのは、難しいのですが、下記の方法を参考にしてみてください。
脱脂作業を終わらせている箇所に、同梱しております 試し貼り用のテープ(2枚あります)を1枚 貼ってみてください。
貼った上から強く指圧をするくらいの力で 数秒間 加圧してください。
5分ほど経過させたのち 剥がそうとしてみてください。
下画像のように、ガムテープを貼ったときのように、剥がすのに抵抗感があるようでしたらOKです。
下画像のように、引っ張れば抵抗感なく簡単に剥がれてくる程度ですと、脱脂が 十分にできていませんので、再度 入念に脱脂作業をし直してください。
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バックドア側アンカー(磁石)とホールドテープの粘着材の材質は、高性能な「3M VHB アクリルフォーム構造用接合テープ 」です。
スリーエムジャパン株式会社 様 が公開しているVHBテープの取扱説明書は→こちら
専門的な内容となっていますが、できれば ご一読ください。
このテープは、とても高性能なテープですが、その性能を発揮させるには、「3M VHB 接着マニュアル」にありますように、
・シッカリとした脱脂
・十分な加圧(5Kgf/㎠)
・十分な養生時間(経過時間)→(24時間~72時間)
が必要です。
そのため、アイズ-ブロッカーの装着作業は、終了までに 最低24時間(できれば72時間)ほど時間がかかってしまいますことを、ご承知くださいますよう お願い申し上げます。
===================================
2. 貼り付け面にプライマーを塗ります
テープの貼り付け部分の
脱脂処理が済みましたら、貼り付け部分に 付属のプライマーを塗ってください。(必ずプライマー処理をしてください)
塗装面を拭くようにしていただければOKです。
付属のプライマーは、一見すると 乾いてしまっているようにも見受けられますが、ちゃんと左右に塗るだけの量があります。
ただ、少量ですし、開封後 少し時間が経つと 揮発してしまいますので、左右の貼り付け面を、同時に続けて作業してください。
下画像の車は、17エブリィになっていますが、作業内容は同じです。ご了承ください。
揮発してしまう前に、続けて 反対側もプライマーを塗ってください。
プライマー含侵布の油性分が 揮発してしまった場合の窮余策としては、
乾いたプライマー含侵布に 少量のパーツクリーナーを湿らせてから 貼り付け面を拭くようにして プライマーを塗ってください。
(乾燥状態が 数十分経過してしまうと、この方法でも プライマー処理の有効性が出ませんので ご注意ください)
3.バックドア側アンカー(磁石)とバックドア側ホールドテープを貼り付ける
3-1
プライマーを塗ってから 10分ほど乾燥させたのちに、バックドア下部の下画像の位置に バックドア側アンカー(磁石) を 貼ってください。
貼り付け位置は、鉄板が窪んでいるところに貼り付けます。位置は厳密でなくとも、おおむね画像と同じような位置でかまいません。
下画像は、運転席側です。助手席側も同様に貼ってください。
※ 貼り直しができません!
貼り付け直後だと 剥がして再貼り付けできますが、数十秒経過すると まともには剥がせませんので ご注意ください)
もし、貼り直しをせざるを得ない場合には、当初の粘着材は、使えない状態になっているかと思います。
その場合は、いったん粘着材をはがし取っていただき(石油系溶剤を用いると剥がしやすいです)
磁石の裏に 市販の両面テープを貼り直してから 再貼り付けしてください。
蛇足ながら、鉄板にビス止めしてしまうという方法もあります。磁石の真ん中の黒色部品を外すと穴があきますので、ビス止めができます。
3-2
次に バックドア側ホールドテープを貼り付けます。
ホールドテープは、バックドア側アンカー(磁石)のすぐそばから貼り始めます。
※ 基本的には 貼り直しができません。
テープの貼り付け位置を しっかりと確認していただいて 一発勝負で貼りつけて.ください。
(貼り付け直後だと 剥がして再貼り付けできますが、数十秒経過すると まともには剥がせませんので ご注意ください)
ボディー側のウェザーストリップ(ゴムモール)が 当たる部分には ホールドテープは貼りません。
ウェザーストリップ(ゴムモール)が 当たる部分の内側部分に テープを貼り付けることになります。
貼り付け作業の前に、今一度 貼り付け位置をご確認ください。
テープはギザギザ面が車内側を向くように貼り付けます。

下画像の黄色テープ付近に貼ってください。
アンカー(磁石)のすぐそばの曲線部は、テープを加工せずに貼ると少しシワになります。
シワが入らないようにするため、テープの端部から6~7cmほどまでの部分に、
ハサミを使って、切り込みを3~4か所入れてから貼る方法もあります。
3-2-1
バックドア側アンカー(磁石)のすぐそばから貼り始めていきます。
3-2-2
ダンパーの部分では、ダンパーロッド取り付け位置の スグ外側に貼り付けていきます。
3-2-3
テープの長さ分 全部を貼ってください。
3-3
テープを貼り終えましたら 十分に加圧してください。
L字形状になっているテープを 半分に重ねた状態にした上から しっかりとテープを押し付けてください。
重要!
「貼り付けたテープが剥がれてきてしまった・・・」 の原因には、この加圧が 不十分だった ことによる場合が 少なくありません。業者さんでも「貼り付けて おしまい」の失敗をします・・・お気を付けください。
粘着テープは「感圧接着剤」とも呼ばれていて、圧力を加えないと 十分な接着力(粘着力)を発揮しません。高性能なテープほど しっかりと圧力を加える必要があります。テープの上から 1㎝ごとに 指圧をするつもりで加圧していってください。特に 一番下側のアンカー付近(曲線の部分)と、一番上側の端部付近は 入念に押し付けてください。
繰り返しになりますが、「テープを単に貼っただけでは、剥がれてきてしまいます。しっかりと押し付けてください」
粘着テープは「感圧接着剤」とも呼ばれていて、圧力を加えないと 十分な接着力(粘着力)を発揮しません。高性能なテープほど しっかりと圧力を加える必要があります。テープの上から 1㎝ごとに 指圧をするつもりで加圧していってください。特に 一番下側のアンカー付近(曲線の部分)と、一番上側の端部付近は 入念に押し付けてください。
繰り返しになりますが、「テープを単に貼っただけでは、剥がれてきてしまいます。しっかりと押し付けてください」
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4. ボディー側アンカーを取り付ける
※2023年5月以降の製品は項目の一番下をご覧ください
4-1
まず、ボディー側ウェザーストリップを後方に引き出して 外します。
4-2
車体中央から58~59cmあたりのところに ボディー側アンカーを取り付けます。
下画像のように、ワイヤーを上面に引っ張り出しながら差し込みます。
4-3
ハンマーを使って奥までしっかりと打ち込みます。
2023年5月以降の製品について
車体中央から59~60cmあたりのところに ボディー側アンカーを取り付けます。
ループ紐の付いた短いテープを、爪付きクリップを使って鉄板に固定します。テープの端と鉄板の端を合わせるようにします。

先に、テープを爪付きクリップに差し込んでから

ハンマーを使って奥までしっかりと打ち込みます。引っ張っても抜けてこなければOKです。
この時アンカーの端を、車外側へ5ミリほどはみ出させて固定してください↓


ループ紐の付いた短いテープを、爪付きクリップを使って鉄板に固定します。テープの端と鉄板の端を合わせるようにします。

先に、テープを爪付きクリップに差し込んでから

ハンマーを使って奥までしっかりと打ち込みます。引っ張っても抜けてこなければOKです。
この時アンカーの端を、車外側へ5ミリほどはみ出させて固定してください↓


5. ボディー側ホールドテープを装着する
※2023年5月以降の製品は5-1、5-2、5-3が変更になっています。5-3の一番下をご覧ください
ウェザーストリップモールの溝の中に ボディー側ホールドテープを差し込みながら 装着していきます。
※動画を見ると 分かりやすいです(車種が違いますが作業は同じです)
→確認する
CHECK!
ウェザーストリップの鉄芯が開いている(溝に隙間ができている状態)場合は(布地を内張りしているキャンピングカーや、バックドアに網戸を付けている車などに 多く見受けられます)
手で鉄芯を閉じて、溝に隙間がない状態にしてから、ボディ側ホールドテープを差し込んでください。鉄芯(溝)が開いたままだと、ウェザーストリップモールが外れやすいです。
特に、ボディー側アンカー付近は、ウェザーストリップモールが外れる方向に力が、他の部位よりも加わりますので、
しっかりと鉄芯が閉じている状態(溝の隙間がない状態)で 元通りに戻し入れてください。
◎ 鉄芯が閉じている(溝の隙間がない状態)

✖ 鉄芯が開いている(溝に隙間ができている状態)

鉄芯を手で閉じて、溝に隙間がない状態にしてから 装着してください。

なお、布地を内張りしているキャンピングカーなどでは、鉄芯(溝)を閉じた状態で、戻し入れるのが困難だったりします。
その場合には、鉄芯(溝)を開いた状態で ホールドテープを差し入れながら ウェザーストリップモールをボディ側に元通りに戻し入れ、戻し入れた後から、プライヤーなどを使って しっかりと鉄芯を締めて、ウェザーストリップモールが抜けてこないようにします。
手で鉄芯を閉じて、溝に隙間がない状態にしてから、ボディ側ホールドテープを差し込んでください。鉄芯(溝)が開いたままだと、ウェザーストリップモールが外れやすいです。
特に、ボディー側アンカー付近は、ウェザーストリップモールが外れる方向に力が、他の部位よりも加わりますので、
しっかりと鉄芯が閉じている状態(溝の隙間がない状態)で 元通りに戻し入れてください。
◎ 鉄芯が閉じている(溝の隙間がない状態)
✖ 鉄芯が開いている(溝に隙間ができている状態)
鉄芯を手で閉じて、溝に隙間がない状態にしてから 装着してください。
なお、布地を内張りしているキャンピングカーなどでは、鉄芯(溝)を閉じた状態で、戻し入れるのが困難だったりします。
その場合には、鉄芯(溝)を開いた状態で ホールドテープを差し入れながら ウェザーストリップモールをボディ側に元通りに戻し入れ、戻し入れた後から、プライヤーなどを使って しっかりと鉄芯を締めて、ウェザーストリップモールが抜けてこないようにします。
5-1
ボディー側ホールドテープは、長いテープと 十数センチほどの短いテープの2種類があります。
短いテープは、ボディ側アンカー付近の曲線部用です。
曲線部に装着しやすくするために、短いテープには ハサミで 3~4か所に切り込みを入れておきます。
切り込みを入れたテープは 最終的には 下画像のような状態になります。
下画像は、テープを装着したところです。
手前側(親指部分)は、布地になります(ギザギザ面ではありません)
タープ布を接合した画像です。テープの手前側は、布地になります。
テープの向こう側にあたるギザギザ面に タープ布が接合されます。
5-2
まず 切り込みを入れた短いテープを、ボディ側アンカーに被さる位置から始まり上側に向かって装着します。
折り幅が少ない方を 溝に差し込みます(ギザギザ面が外側になります)。
基本的な流れはコチラ↓
①ウェザーストリップモールを引き出して外します。

②テープの幅の狭いほうを差し込みます。

③元に戻します。

このとき、テープの折筋を指で広げて 平らな状態にしながら 差し込んでいくと、やりやすいです。
※動画を見ると 分かりやすいです(車種が違いますが作業は同じです)
→確認する
ギザギザ面(一指し指で押さえている面)が、上側になります。
5-3
十数センチの短いテープにつなげて
長いテープを装着していきます。
(5ミリほど重ねてつなげてください)
ウェザーストリップの溝にホールドテープを差し込みながら、ウェザーストリップを元通りに ボディ側に 戻し入れて、手のひらで押し込んでいきます。
テープが終わるところまで装着してください。
2023年5月以降の製品について
※以下の画像は違う車種のものですが、行う作業内容と手順は同じです。
長いホールドテープを取り付ける起点を決める
まず長いテープから装着を行います。装着は装着は、上側曲線部の中央付近から装着し始めます。厳密でなくても、おおよそで大丈夫です。

テープがズレるのを防いで装着をしやすくするため、付属の爪付きクリップで止めておきます。クリップの上からウェザーストリップモールを被せてしまってOKです。

次に、長いホールドテープを取り付けていきます
基本の手順に沿い、下へ向かってテープ全てを装着していってください。
差し込んだら…

しっかりと手のひらで叩き込む

ウェザーストリップモールの車外側のベロをめくって見てみると、シッカリ奥まで入っているかの判断がつきます。

↓ 隙間があるのでダメ

次に、短いホールドテープを取り付けます
画像の手順で装着したら、長いテープの時と同様に、最後にウェザーストリップモールをはめ込んで、手のひらで しっかりと叩き込んで下さい。
まず、長いテープの下端と短いテープの端を5ミリほど重ね、重ねた部分を爪付きクリップで固定します。




短いテープの中間あたりも爪付きクリップで固定します

ボディー側アンカーに5ミリほど重なるようにカットし…

重ねた付近を爪付きクリップで固定します


「爪付きアンカー」は、製品に10個 付属させています。追加でお求めいただくこともできます。
https://www.aizu-rv.co.jp/aizufr/mssupport
↑
アイズ-ブロッカーのタブをクリックし、表示されたメーカー一覧から車種をご選択ください
長いホールドテープを取り付ける起点を決める
まず長いテープから装着を行います。装着は装着は、上側曲線部の中央付近から装着し始めます。厳密でなくても、おおよそで大丈夫です。

テープがズレるのを防いで装着をしやすくするため、付属の爪付きクリップで止めておきます。クリップの上からウェザーストリップモールを被せてしまってOKです。

次に、長いホールドテープを取り付けていきます
基本の手順に沿い、下へ向かってテープ全てを装着していってください。
差し込んだら…

しっかりと手のひらで叩き込む

ウェザーストリップモールの車外側のベロをめくって見てみると、シッカリ奥まで入っているかの判断がつきます。

↓ 隙間があるのでダメ

次に、短いホールドテープを取り付けます
画像の手順で装着したら、長いテープの時と同様に、最後にウェザーストリップモールをはめ込んで、手のひらで しっかりと叩き込んで下さい。
まず、長いテープの下端と短いテープの端を5ミリほど重ね、重ねた部分を爪付きクリップで固定します。




短いテープの中間あたりも爪付きクリップで固定します

ボディー側アンカーに5ミリほど重なるようにカットし…

重ねた付近を爪付きクリップで固定します


「爪付きアンカー」は、製品に10個 付属させています。追加でお求めいただくこともできます。
https://www.aizu-rv.co.jp/aizufr/mssupport
↑
アイズ-ブロッカーのタブをクリックし、表示されたメーカー一覧から車種をご選択ください
5-4
ウェザーストリップの上から ハンマーで 奥いっぱいまで打ちこみます。
この作業が大事です。
軽い力で奥まで打ち込めるのですが、一部でも打ち込みが甘いと、ウェザーストリップが浮き上がっていることで バックドアの閉まりが悪くなってしまいます。
打ち込み具合の判断は目視では難しいので、打ち込んでいるときに出る、音や感覚で判断します。
★鈍い音・柔らかな感触 → 高い音・硬い感触になっていればOKです
もし、アイズ-ブロッカーを装着後「バックドアの閉まりが固くなった」感じがする場合には、上記のウェザーストリップの浮き上がりを 再度 確認してみてください。
(特に上側付近に浮き上がりがあると影響が大きいです)
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そのままの状態で 24時間以上、できれば3日間ほど放置してください。その間に接着力が増し、本来の性能の90%ほどの接着力になります。
夏場の晴れた日の作業でしたら、テープを貼って1時間後には 大丈夫な接着強度になっていたりしますが、できるだけ上記の養生時間を経てから タープ布を装着してください。
特に寒冷時や雨の日の作業では 十分な養生時間を経過させてください。
=================================
※バックドア側ホールドテープを貼り付け後 24時間以上、できれば3日間ほど経過させてから 下記の装着作業を行ってください。
6. タープ布を取り付ける
6-1
タープ布の、「袖口(上側)」と「足元(下側)」から出ているショックコードの端部に付いているフックを、
バックドア側アンカー と ボディ側アンカーの それぞれに接合します。
接合後は、下画像のような状態になります。
まず、運転席側のタープ布だけに付いている 緑色の「Aizuのタグ」を見つけてください。
(助手席側のタープ布に タグはありません)
そのタグの近傍から出ているフック(上画像では、右側のフック)が 運転席側のボディ側アンカー につなげるフックでになります。
フックを ボディ側アンカーにつなげます。
次に その反対側から出ているフックを、バックドア側アンカーの リップの穴につなげます。
アンカーのリップは回転させることができます。リップは薄くて柔らかいので、折れてしまわないように注意しながら
リップの方向を 画像のように ショックコードに向けてください。
なお、位置関係が分かりやすいように、バックドア内側上部(首元側の端)に装着する部分には 薄茶色の面ファスナーを付けてあります。
装着終了後は取り外してください。
6-2
タープ布をホールドテープに接合していきます。まず、バックドア側の下側端部から接合します。
くの字に曲がっているテープの下半分だけの部分に接合していきます。
下側端部を10cmほど接合します。
6-3
タープ布は伸縮性の高い生地ですので、強く引き伸ばしていただいても大丈夫です。
生地を1.2倍ほどに伸ばす感じで 上側端部まで届かせて 10cmほどを接合します。
6-4
次に 真ん中あたりを 5センチほど接合します。
この時点では仮装着ですので、軽く付いている程度でOKです。
6-5
今度は ボディ側を接合していきます。
まず、下側端部を10cmほど接合します。
6-6
バックドア側と同様に、生地を引き伸ばして行って、ホールドテープの上側端部に10cmほど接合します。
その際に タープ布に張り感が出るように 接合してください。
ホールドテープの終端部とタープ布の終端部が一致しなくても構いません。
(もし、余ったテープは 最後に切り取れます)
6-4
次に 真ん中あたりを接合します。
7. 貼り具合を調整します
7-1
シワっ気が 残るようでしたら、何度も 剥がしては接合を繰り返して 貼り直してみてください。
テープ接合を剥がすには、タープ布の内側と外側の両方から 行うとやりやすいです。
シワが出ないようにするコツとしては、生地の一部に たるみが出ないように
タープ布の接合部全体にわたって、 同じような引っ張り加減にすることです。
おおむね シワが取れました。
7-2
具合よく張っている状態が確認できたら、タープ布とバックドア側、タープ布とボディー側の 各ホールドテープとの接合部を しっかりと押さえて、接合を強くします。
7-3
もし 上側端部のホールドテープが余っているようでしたら ハサミで切り取ってください。
8. バックドアの閉まり具合をご確認ください
8-1
バックドアを閉めてみてください。
閉まり具合が 装着前よりも固く感じるようでしたら、5-4 の「ウェザーストリップの浮き上がり」を 再度 確認してください。
パッと見では浮き上がりがないように見えても、ハンマーでたたいてみると 鈍い音がする場合もあります。
ハンマーでたたいてみて、硬質感のある感触や音になっていればOKです。
特に上部はわずかな浮きでも閉まり具合に影響します。下部での浮きあがりは さほどの影響はありません。
上側付近は入念にチェックしてください。
8-2
タープ布が はさまれないか を ご確認ください。
取り付けのご案内は、以上となります。
■バックドア側のホールドテープが剥がれてきてしまう場合について
バックドア側のホールドテープは 最下部の曲線部が一番 剥がれようとする力が働きます。 「この部分だけが剥がれてしまった・・・」場合には、剥がれた部分だけを貼り直すことで補修ができます。20cm+20cm(合計40cm)の長さのホールドテープ と、下地処理用のプライマーを、補修用品として用意しています。
他にも、各種補修部品を下記ページにて ご購入いただけます。
https://www.aizu-rv.co.jp/aizufr/abdetail/257
==============
ご使用上の 注意
1.
バックドアを勢いよく閉めようとすると、車内の空気が車外側へと流される際にタープ布も外側に出されてしまい、タープ布の挟み込みの原因になります。
特に、バックドアに網戸を装着していたり、キャンピング架装車などで、後端部に収納棚等が装備されていたりすると、その作用が出やすいです。
バックドアをゆっくり閉めていって、閉まり切る寸前(開口7~8センチほど)で 一度止めてから、勢いよく閉めるようにする方法 や
スライドドアや小窓等を開けた状態にしてから(空気の逃げ道ができます) バックドアを閉めると、
タープ布が挟み込まれることもなく、半ドアになることも ありません。
2.
「アイズ-ブロッカーを装着したら、バックドアが手で押し上げないと全開しなくなった・・・」との ご報告を、エブリィは他の車種よりも多くいただいています。
バックドアを跳ね上げさせるダンパーはガス圧を利用していることから、経年変化によりガス圧が低下し、反力が低下していきます。また、寒い時期には反力は弱くなります。
反力がさほど低下していないお車では、アイズ-ブロッカーを装着してもバックドアは全開致しますが、(極寒冷時では、全開しない可能性がありますが・・・)
恐縮ながら ダンパーの反力が低下しているお車では、アイズ-ブロッカーを装着前には全開していたバックドアが、装着後は全開しなくなる場合もありますことをご了承いただけますよう お願い申し上げます。
ダンパー交換をなさる前に、ダンパーのロッド部分に、潤滑剤(シリコンスプレーなど)を吹きかけることで、開き具合が改善する場合もありますので お試しください。また、社外品の「強化ダンパー」などでは、バックドアが 標準よりも より大きく跳ね上がるタイプのものもあります。アイズ-ブロッカーは、バックドアが標準の開口高よりも7~8cmほど高く大きく開いても追随できます。その場合は、タープ布の装着位置をなるべく首元方向にずらすと追随しやすくなります。なお、ショックコード(内臓のゴム紐)の長さに余裕がなくなり、無理がかかる可能性もありますので、ご留意ください。ちなみに、ショックコードを より長い物への交換は可能です。
■そのほかの ご使用上のご注意につきましては こちら をご確認ください。
==============
最後になりますが、
ご使用上で 気になることが ございましたら ご報告いただけますと
今後の改良などへと つなげることができて、ありがたく存じます。
弊社レビュー投稿ページはコチラにあります。
https://www.aizu-rv.co.jp/aizufr/reviewlist
どうぞ よろしくお願いいたします。
株式会社 アイズ
アイズ-ブロッカー 開発・製作担当者 一同
TEL 053-422-7608
FAX 053-422-7178
info@aizu-rv.co.jp
===================
アイズ-ブロッカーは、 特許取得済です(特許第6862023)
また、上記説明書の営利目的利用はご遠慮下さい。(©aizu2021)
よろしくお願いいたします。