2023年03月08日11:22
アイズ-ストッパー(ハイエース用)の装着・ご使用の説明書(2023年3月以降)≫
カテゴリー │▶アイズ-ストッパー │ハイエース200系
≪はじめに≫
本コンテンツは2023年3月以降の生産のアイズ-ストッパー(ハイエース、標準ルーフ、ミドルルーフ、ハイルーフ 車用)の装着・ご使用の説明書です。
≪ご注意≫
※アイズ-ストッパーは、トヨタ純正のダンパー(純正強化ダンパー含む)用です。
社外品の強化ダンパーやハイリフトダンパーなどには、適合しない可能性があります。
※バックドアの重さが10kg以上増えている状態で全開位置で固定しないで下さい。
バックドアに自転車を積載した場合など、重量が増えたドアを全開位置で固定すると、テコの原理でドアを支えるダンパーには、100kgf 以上のとても大きな荷重が加わります。ダンパーの取り付け部分の強度が耐えられず 破損する恐れがあり大変危険です。詳細は当説明書の一番最後の「ご使用方法・ご注意」をご覧下さい。
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≪商品内容≫
真鍮スペーサーの紛失にご注意ください!!
※上画像の本体Bの黄色テープの中に、ダンパーロッドを固定するための真鍮製スペーサー入っています。小さな部品ですので、紛失にご注意ください。
万一の紛失時には、補修部品としてのご用意はありますが、全ての部品をセットで弊社に返送いただき再調節する必要があります。
≪必要工具≫
使用工具は、商品に付属されている 4mm六角レンチの他に 「マイナスドライバー」が必要です。
≪各部の名称≫
≪装着動画≫
7分弱の装着動画です。 標準ルーフ車ですが、ミドルルーフ車、ハイルーフ車も装着方法は同じです。
下記の装着説明と併せて、一度ご覧いただければと存じます。YouTubeでご覧いただくと、説明用の字幕も見れます。
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【装着作業に先立ちまして】
本製品は、基本的には運転席側のバックドアダンパーに装着します。
●運転席側での操作状況は 下画像のようになります。
●助手席側への装着も可能ですが、操作状況が運転席側とは違ってきます。
助手席側での操作状況は 下画像のように 2通りの操作状況があります。一般的には運転席側での操作状況の方がお勧めです。
①固定時には、ハンドルが車内側になる操作状況にする場合
②固定時には、ハンドルが車外側になる操作状況にする場合。ホールド時には3/4回転させてから上側にホールドします。
下記説明書では、まず運転席側への装着をご説明しています。助手席側への装着説明は、この説明書の一番最後で、補足説明的にご案内しております。
助手席側への装着される場合には、まず 運転席側への装着説明をご一読いただいた後で、助手席側への装着の補足説明をご覧下さい。
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1.シリンダー位置の回転
運転席側バックドアダンパーのシリンダーをつかんで、反時計方向(上側から見て左回転)に止まるまで回しておきます。
2.保護テープと本体固定用クランプの取り付け
シリンダーの最下部に保護テープを貼ってから、(テープの下端と、シリンダーの下端を揃えます)
本体固定用クランプを仮固定しておきます。まず、クランプを ロッド部分の細いところで装着してから、(ボルトは、画像のように右側から入れます)
ボルトはナットに対して、真っすぐに入っている必要があります。ボルトを入れて まず手で回してみてください。スムーズに回っていけばOKです。斜めに入っている場合ですと 少し回しただけで 固着した状態になってしまいますので、入れ直してください。
シリンダー部の保護テープの上側付近に移動させて マイナスドライバーを使って仮固定します。 (ボルト頭は、画像のように車内側で締めます)
保護テープの上から爪でシリンダーの溝をなぞり、しっかりと溝を作ってください。
3.本体Aの仮固定
3-1
本体Aを、本体固定用クランプで仮固定します。
本体Aを上側(シリンダー側)へとシッカリと押し上げて、爪部(カギ状になった部分)がシリンダーの溝部分にしっかりとハメ入れてから(ココが重要です)、
爪の上を固定用クランプで仮固定してください。
※爪部(シリンダーの溝部分)が、 クランプ幅の中央付近になるように 固定してください。
ボルト頭を、画像のように車内側で締めます
3-2
本体Aを仮固定した際の向きは、ボルト穴が 車体の真後ろ~少し右側方向を向いている状態で仮固定してください。
4.本体Aに本体B固定
仮固定された本体Aに、本体Bを抱き合わせます。
※真鍮スペーサーを紛失しないよう注意しながら、紛失防止用テープは取り除いてください。
※本体Bの赤いポンチマークは必ず下側にします。
※真鍮スペーサーは ロッドに対して、面で当たっているようにしてください。
5mmボルト2本で六角レンチを使って、本体Aに本体Bをしっかりと固定します。
5.ハンドルの取り付け
本体Bのナット穴にハンドルを装着し、右回転させていって軽く止めます。
※軽く止めた際のハンドルの傾き具合は、下画像のように(ハンドルが車外側に出ている)なるハズです。
もし、上画像のような位置で止まらない場合は、 「※本体Bの赤いポンチマークは下側にします。」 を今一度確認して、赤いポンチマークが下側になるように付け直してください。
6.各部がボディやドアに当たらないことを確認してください
まずドアを全開にして、シリンダーを反時計方向(上側から見て左回転)に止まるまで回した時に(「1.シリンダー位置の回転 」で ご説明したように )
各ボルトの頭が車体の真後ろ~少し右側方向を向いている状態になっていることを 今一度確認願います。
6-1
ドアを半開状態に固定した際に、外側に突き出ているハンドルが ボデイ側に当たらないかを 確認してください。
支障があるようでしたら、「3.本体Aの仮固定」を緩めて、本体の方向を修正してください。
※ ドアをゆっくりと閉めていって、アイズ-ストッパーの各部がボディやドアに当たらないことを確認してください。
6-2
ハンドルの黒色キャップの中には、磁石が内臓されていて、ハンドルを真上方向にした際には 磁石の吸着力によりハンドルを真上方向位置で仮ホールドできます。ハンドルを真上方向位置で仮ホールドした状態にしてから ドアをゆっくりと閉めて行ってください。
6-3
ドアが閉まり切る直前で止めて、本体や上側ホルダーがバックドア側の当たりそうな位置に、付属のキズ付き防止のスポンジテープを貼ってから、ドアを最後まで閉めてみて、本体がバックドア側に当たっていないかを確認してください。(下画像は 標準ルーフの画像です)
下画像は、ドアが閉まり切る直前で止めて、 ドア内側に当たらないことを確認しています。
6-4
シリンダーは、ドアの開閉に伴って、わずかに回転するようになっていて、ドアの開閉とともに回転しますので、本体やホルダーの各部と、ボディやドアとの隙間に 余裕を持たせておいてください。
ほとんどの お車では、全開からドアを閉めていくに従い、シリンダーは時計回り(上から見て右回転)に回りますが、ハイエースの中には、閉めていくに従い、シリンダーが反時計回り(上から見て左回転)に回る お車もあります。本体やホルダーの各部がボディやドアに当たらない、車両個体差を考慮した最大公約数的な位置として、「ドア全開時に シリンダーを反時計まわりに回して止めた位置で、各ボルトの頭が車体の真後ろ~少し右側方向」と しておりますが、お車によっては、「車体の真後ろ~少し左側方向」が具合が良い場合もあります。 お車の状況に応じて本体の方向を 具合が良い位置に調節してください。
※お車によっては、ドア側に貼ったスポンジテープが凹んでしまう状況になります。特に、ミドルルーフ(ロング・ワイドボディ)車では、ハンドル部分がドアの内側に当たってしまうというご報告があります。アイズ-ストッパーを装着しても ドア側の塗装をキズ付けるなどの問題が出ないかどうかは ドアの内側に貼った キズ付き防止スポンジの凹み具合でご判断ください。本体を回転させて調整することで ドアに当たらないようにできる場合が多いですが、装着を断念される場合には、ご返品・ご返金を承りますので お申し出くださいますよう お願い申し上げます。
スポンジが凹んだ状態(本体がバックドア側に接触している)のまま走行をされますと、接触部分がスポンジを突き破ってドア側の塗装面をキズ付ける状態になる場合もあります。ご留意ください。なお、装着作業に起因する塗装面へのキズなどの支障につきましては、免責とさせていただいております。ご了承のほど お願い申し上げます。
7.本体固定用クランプの本固定 各部がボディやドアに当たらないことをご確認いただいた後に、マイナスドライバーで力いっぱいにシッカリと本固定します
※・シリンダーの溝部分に爪部(カギ状になった部分)が しっかりと入っていること(説明③参照ください)、・クランプの真ん中あたりで爪部を締め付けている状態になっていること、 の2点を 今一度確認してから 本固定してください。
【溝部分に爪部が入り込んでいないと、ドアを半開固定した際にズレ動いてしまします!! 】
ドアが開いていかないように アイズ-ストッパーで固定してもズレ動いてしまう場合には、溝部分に爪部が入っていないことが原因であったりします。
クランプを強力に締め付けることでは、ズレ止めはできません。必ず爪部が溝部分に入っている必要があります 爪部が溝部分に入っている状態(本体をしっかりと押し上げている状態)で しっかりと力いっぱい締め付けてください。なお、締め付けているボルトは4ミリ径のボルトです。マイナスドライバーで締めこむ限り、4mmボルトが破断することはありませんが、モンキーレンチなどを使って 必要以上にクランプを強力に締め付けすぎると、4mmボルトが破損してしまい、使えなくなりますので 締め込み過ぎに ご注意ください。
クランプが破損した場合、補修用クランプのご用意はありますが、ホームセンターなどでも「ホースバンド」として販売しています。直径24mmをクランプするための ステンレス製が適合します。手締めではなく 工具を使って締めこむ 強力なタイプをお選びください。
https://www.monotaro.com/p/4554/6444/
7-1 固定具合を 必ずご確認ください !!
ここで一度、ドアを少し開いたところで、アイズ-ストッパーのハンドルを 時計の針でいうところの 2時~3時くらいの位置まで締め込み、 ドアをしっかりと固定してみてください。
ドアを固定した状態で、ドアを開く方向に少し動かしてみたときに、本体がズレ動かないことを確認してください。
下画像のように 本体とシリンダーとの間に 隙間がないのが正常な(ズレ動いていない)状態です
※ 下画像のように 本体とシリンダーとの間に隙間が生じていると、本体がズレ動いてしまっている状況です!!!
もし、本体がズレ動いてしまうようですと、「 7.本体固定用クランプの本固定 」 をやり直して、十分にしっかりと固定し直してください!!(マイナスドライバーではなく、締め込み過ぎにご注意いただきながら モンキーレンチなどで締め付け直すのもよろしいかと存じます)
※ どうしても 締め付け具合が不十分になってしまっているようでしたら 「強力タイプのクランプ」 の用意があります。
https://aizurv2.hamazo.tv/e9706824.html
7-2 ※装着して1か月ほどしてから、本体固定用クランプのボルト を増し締めしてください※
気温の低い時期では、ドアを問題無く固定できていたとしても、気温が上昇して ダンパーの反力が強くなることで ドアを固定しきれなくなるケースもあります。
締め付け具合が不十分なことで、本体がズレ動いてしまって 爪部がシリンダーの溝部分から外れてしまいますと、爪部の形状が変形してしまいます。
下画像は、正常な状態の爪部の形状です。
下画像は、爪部が変形してしまっている画像です。
上画像のような状態に変形してしまいますと、 固定具合がさらに悪化してしまいますので、再度装着をし直しても ドアをしっかりと固定できなくなります。クランプのボルトの緩みに ご注意ください。
なお、爪部の変形具合がある程度まででしたら、前述の「強力タイプのクランプ」で締め付け直していただくことで、しっかりとした固定ができます。
8.上側ホルダー用磁石の貼付け
8-1
ハンドルの黒色キャップの中には、磁石が入っています。その磁石に対して、付属の「上側ホルダー用磁石」を吸着させます。
8-2
ハンドルを真上方向にした位置で、ハンドル側に吸着させている「上側ホルダー用磁石」を、シリンダー側へと吸着替えします。
「上側ホルダー用磁石」を ハンドルの黒色キャップ側から シリンダー側へと移し替えます(磁力でシリンダーに貼りつかせます)
8-3
ハンドルは左回転させて下側に垂らしておき、シリンダーに貼りつかせている磁石の上から、「上側ホルダー用テープ」を貼ります。
8-4
「黒色キャップの中の磁石」と、「上側ホルダー用磁石」とが引き合う磁力により、ハンドルを真上方向にホールドすることができます。
※2023.7.21以降に出荷したアイズ-ストッパーにつきましては、本体をよりコンパクトにした関係で、ハンドルとシリンダーの距離が近くなっております。調整が必要な際はコチラをご覧ください。
https://aizurv2.hamazo.tv/e9695149.html
≪装着動画≫
7分弱の動画です。YouTubeでご覧いただくと、説明用の字幕も見れます。
操作具合の動画
上側ホルダーは 従来の仕様のものですが、操作具合は 磁石式の最新仕様のものと 同じになります。
YouTubeでご覧いただくと、説明用の字幕も見れます。
9.運転席側への装着のご説明は以上です。続いて 助手席側への装着を ご案内申し上げます。
なお、この説明書の冒頭にある【装着作業に先立ちまして】 で ご説明したように、操作状況が運転席側とは違ってきます。【装着作業に先立ちまして】 の内容をご覧いただき、 助手席側への装着をご検討ください。
1.シリンダー位置の回転
運転席側バックドアダンパーのシリンダーをつかんで、時計方向(上側から見て右回転)に止まるまで回しておきます。
2.保護テープと本体固定用クランプの取り付け
シリンダーの最下部に保護テープを貼ってから、
保護テープの上付近に本体固定用クランプを仮固定しておきます。クランプは、ロッド部分で装着してから、シリンダー部分へ移動させてマイナスドライバーを使って仮固定しておきます。
ボルト頭は、画像のように車内側(シリンダーの右側)で締めます。
3.本体Aの仮固定
本体Aを、本体固定用クランプで仮固定します。詳細は 運転席装着の「3.本体Aの仮固定」 を参照ください。
本体Aの向きは、ボルト穴が 車体の真後ろ~少し左側方向を向いている状態で仮固定してください。
4.本体Aに本体B固定
以下のように、2種類の操作状況のいずれかを選んで 抱き合わせ固定をしてください。
①本体Bの赤いポンチマークを下側にして抱き合わせると、ドアを固定時には ハンドルが車内側になります
②赤いポンチマークを、上側にして抱き合わせると、ドア固定時には ハンドルが車外側になります
①、②、 いずれにありましても、ハンドル固定を解除した際のホールドは、運転席側と同様に 上方向にホールドします。
(②の場合では、3/4回転ほど左回しをしてから 上方向にホールドすることになります)
5.ハンドルの取り付け
6.各部がボディやドアに当たらないことを確認
7.本体固定用クランプの本固定
8.上側ホルダー用磁石の貼付け
の、 5、~ 8、 につきましては、運転席側装着の説明内容を参考にしてください。
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ご使用方法・ご注意
【 ご使用方法 】
バックドアの開き位置を決めて押さえておき、アイズストッパーのハンドルを締め込んで固定します。
ハンドルの締め込み具合は、ドアを固定できる必要最低限の締め込み具合を心がけてくださいドアは動かないけど、押せば動く状態(がっちりと固定され過ぎていていない状態)が望ましい状態です。
ハンドルを強力に締め込むことで、ドアが強固に固定されていますと、下記に説明している危険が生じます!
【 ハンドルは軽めに固定してご使用ください 】
下画像では、全開位置のドア先端部に12kgほどを 吊り下げた状態で固定しています。バックドアにリヤキャリアや、はしごなどの重量物が取り付けられていたりして、バックドアの重さが10kg以上重くなっていると、アイズ-ストッパーでがっちりと固定することは危険を伴います。
もし、10kg以上重くなっているバックドアを(例えばリアキャリアに自転車を積載している場合など)、全開位置で固定したとすると、純正ダンパーの付け根部分が破壊してしまう可能性があり、とても危険です。
ダンパーの付け根部分には、テコの原理と同じ作用により、ドア先端部に加えた荷重の10倍以上の力が働きます。バックドアが10kg以上重くなっている場合では、ダンパー付け根部分には 300kg近い 大きな力が掛かることになります。トヨタ純正のダンパー付け根部分の強度は、300kg以上の力に耐える強度はありません。
試しに、 ドアを全開位置に ガチッと固定した状態にして、少し力を加えて(あまり大きな力は加えないで) ドアを押し下げようとしてみてください。ダンパーの付け根部分 や バックドアのルーフ側にあるヒンジ を注視していただくと、ボディの鉄板部分が歪んできて、とても大きな力が加わっている様子を 実感していただけると思います。
自転車を積載しているなど 10kg以上重くなっている場合では、半開位置での固定にとどめてください。その場合にありましても、ドアを押せば、動いてしまう程度の必要最低限の固定具合にしてお使いください。押せば動く状態(がっちりと固定されていない状態)が望ましい状態です。ドアを押しても動かないほどに ガッチリと固定し過ぎることは危険です!!
アイズ-ストッパーでドアを軽く固定されている限りでは、ドアに大きな力が加わった際でも、ドアがズレ動いてくれることで、ダンパーの付け根部分が破壊されることはありませんが、ドアを強力に固定して、大きな力が加わった際にも、ドアがガッチリと動かないほどに固定されていると、ダンパーの付け根部分が破壊してしまう可能性があります。十分にご注意ください。
そのような危険性を回避するためにも、必要最低限の軽めの固定でお使い下さい。 ユーザー様以外の方がドアを固定される場合でも、ご注意してもらってください。
ガチッと固定されているドアを、 他のどなたか や お子さんだとか が 強く押したり、引いたり、ぶら下がったり されることの無いように、十分にご注意いただけますよう お願い申し上げます。
【 ドア全閉から30センチほどまでの半開状態につきまして】
バックドア全閉から30センチほどまでの、わずかな開き位置ではグラグラした固定状況になります。どれほど強く固定をしたとしても、ダンパー付け根部分の遊びがあるため、かっちりとした固定具合にはなりませんことを ご了承ください。
【 定期的に、本体がズレ動いていないかを 確認ください】
バックドアを全開位置に保持しておく際(降りてこないようにする)には たいした固定力を必要としません。バックドアを半開位置から開いていかないように保持する際に 強力な固定力が必要になります。また半開位置に固定しているバックドアを、どなたかが無理矢理 開こうとした場合には、とても大きな力が働きますので、本体がズレ動いてしまう可能性があります。爪部が溝部分から出てしまうようなことがありますと、爪部分の形状が外側に曲がってしまいます。 爪部分の形状が外側に曲がってしまいますと、シリンダーの溝部分から外れやすい状態になりますことから、再装着をし直しても しっかりと固定ができなくなります。
定期的に 本体がズレ動いていないかを 確認されること(シリンダーと本体との隙間の具合で確認できます)を お勧めいたします。
なお、 爪部分の形状が外側に曲がってしまった場合の対策として、「強力タイプのクランプ」を用意しております。
https://aizurv2.hamazo.tv/e9706824.html
【固定しづらい場合につきまして】
5型以降の寒冷地仕様車では、寒冷時でも強い反力を持つ強化されたダンパーが付いています。特に夏場にはガスダンパーの反力は とても強くなります。
ドア全開時には ハンドルを軽く締め込んで固定ができても、開き具合が中間位置では 強めに締め込まないとしっかりと固定できない場合もあります。
また、ロッド部分に潤滑剤などの油分やワックス成分などが残っていると、しっかりと固定できない場合があります。ロッド部分ならびに真鍮スペーサー部分を脱脂してみてください。
【 ハンドルの位置にご注意ください 】
ドアを固定している際には、ハンドルは車外側に飛び出ている状態になります。
適度に固定をした状態では、強めの力でドアを閉めていくこともできてしまいますが、バックドアが閉まりきるより前に、ハンドルがドアの内側面に当たってしまうことになります。
特にユーザー様以外の方が バックドアを開閉される場合などには、半固定状態に気付かない場合もありますのでご注意ください。
【 ハンドルの外し方について 】
ハンドルは左回転させていくと、外すことができます。ハンドルを外した状態でも、中にある部品(真鍮スペーサー)が出てくることはありません。
ユーザー様以外の方がバックドアを開閉される機会が多いような場合などでは平素はハンドルを外しておくといった使い方もありますが、ハンドルの紛失にはご注意ください。
ハンドルのボルト部分の長さは、個別に調整して組んでいます。もしハンドルを紛失された場合、補修部品としてのご用意はありますが、調整は必要ですので弊社までご連絡ください。
【 ドア半開状態の際の、排気ガス流入の危険性について 】
バックドアを半開状態にしている際に、エンジンがかかっておりますと、排気ガスが車内に流入しやすい状況となり、排気ガス中毒の危険性があります。十分にご注意ください。
フロントエアコンを外気導入にして稼働させると、室内側から常にバックドア側へと空気が流れることで、室内側への排気ガスの流入を避けることが出来ます。なお、リヤエアコンやリヤヒーターを稼働させても、車内循環空気ですので排気ガスの流入を防ぐ効果がありません。
【 ボルトのゆるみについて 】
装着して1か月ほどしてから、「爪の上を固定しているクランプのボルト」(7.本体固定用クランプの本固定 を参照) と 「本体AとBを抱き合わせ固定している ボルト」 を増し締めしてください。特に、「爪の上を固定しているクランプのボルト」の増し締めを 必ず行ってください。
使用していると、固定した際のハンドル位置が、装着当初よりも固定位置が変化していたり、固定力が弱くなったように感じられた場合には、
本体AとBを抱き合わせ固定しているボルトが緩んでしまっている可能性があります。付属の4mm六角レンチを使って、しつかりと固定し直してください。
また、頻繁にそのボルトが緩んでしまうようでしたら、いったん外して、ボルトの先に「ボルト緩み防止剤」を塗付してから 固定されることをお勧めします。
「ボルト緩み防止剤」の代わりに瞬間接着剤でも代用できますが、強く固定されすぎますので、ボルトを外す際には 本体を小型バーナーなどで熱しながら外すことになります。
最後になりますが、ご使用上で気になることがあれば、ご報告いただけると 今後の改良などへとつなげることができて、ありがたく存じます。
弊社レビュー投稿ページは下記URLからアクセスできます。どうぞよろしくお願いいたします。
https://www.aizu-rv.co.jp/aizufr/reviewlist
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本 取扱説明書の内容は、製品の仕様変更などで予告なく変更される場合があります。ご了承ください。
なお、この説明書につきましては、個人様の非営利目的以外の使用は ご遠慮くださいますよう お願い申し上げます。
また、アイズ-ストッパー は、特許出願中です(特願2021-142319) ご留意の程 お願い申し上げます。
本コンテンツは2023年3月以降の生産のアイズ-ストッパー(ハイエース、標準ルーフ、ミドルルーフ、ハイルーフ 車用)の装着・ご使用の説明書です。
≪ご注意≫
※アイズ-ストッパーは、トヨタ純正のダンパー(純正強化ダンパー含む)用です。
社外品の強化ダンパーやハイリフトダンパーなどには、適合しない可能性があります。
※バックドアの重さが10kg以上増えている状態で全開位置で固定しないで下さい。
バックドアに自転車を積載した場合など、重量が増えたドアを全開位置で固定すると、テコの原理でドアを支えるダンパーには、100kgf 以上のとても大きな荷重が加わります。ダンパーの取り付け部分の強度が耐えられず 破損する恐れがあり大変危険です。詳細は当説明書の一番最後の「ご使用方法・ご注意」をご覧下さい。
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≪商品内容≫
真鍮スペーサーの紛失にご注意ください!!
※上画像の本体Bの黄色テープの中に、ダンパーロッドを固定するための真鍮製スペーサー入っています。小さな部品ですので、紛失にご注意ください。
万一の紛失時には、補修部品としてのご用意はありますが、全ての部品をセットで弊社に返送いただき再調節する必要があります。
≪必要工具≫
使用工具は、商品に付属されている 4mm六角レンチの他に 「マイナスドライバー」が必要です。
≪各部の名称≫
≪装着動画≫
7分弱の装着動画です。 標準ルーフ車ですが、ミドルルーフ車、ハイルーフ車も装着方法は同じです。
下記の装着説明と併せて、一度ご覧いただければと存じます。YouTubeでご覧いただくと、説明用の字幕も見れます。
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【装着作業に先立ちまして】
本製品は、基本的には運転席側のバックドアダンパーに装着します。
●運転席側での操作状況は 下画像のようになります。
●助手席側への装着も可能ですが、操作状況が運転席側とは違ってきます。
助手席側での操作状況は 下画像のように 2通りの操作状況があります。一般的には運転席側での操作状況の方がお勧めです。
①固定時には、ハンドルが車内側になる操作状況にする場合
②固定時には、ハンドルが車外側になる操作状況にする場合。ホールド時には3/4回転させてから上側にホールドします。
下記説明書では、まず運転席側への装着をご説明しています。助手席側への装着説明は、この説明書の一番最後で、補足説明的にご案内しております。
助手席側への装着される場合には、まず 運転席側への装着説明をご一読いただいた後で、助手席側への装着の補足説明をご覧下さい。
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1.シリンダー位置の回転
運転席側バックドアダンパーのシリンダーをつかんで、反時計方向(上側から見て左回転)に止まるまで回しておきます。
2.保護テープと本体固定用クランプの取り付け
シリンダーの最下部に保護テープを貼ってから、(テープの下端と、シリンダーの下端を揃えます)
本体固定用クランプを仮固定しておきます。まず、クランプを ロッド部分の細いところで装着してから、(ボルトは、画像のように右側から入れます)
ボルトはナットに対して、真っすぐに入っている必要があります。ボルトを入れて まず手で回してみてください。スムーズに回っていけばOKです。斜めに入っている場合ですと 少し回しただけで 固着した状態になってしまいますので、入れ直してください。
シリンダー部の保護テープの上側付近に移動させて マイナスドライバーを使って仮固定します。 (ボルト頭は、画像のように車内側で締めます)
保護テープの上から爪でシリンダーの溝をなぞり、しっかりと溝を作ってください。
3.本体Aの仮固定
3-1
本体Aを、本体固定用クランプで仮固定します。
本体Aを上側(シリンダー側)へとシッカリと押し上げて、爪部(カギ状になった部分)がシリンダーの溝部分にしっかりとハメ入れてから(ココが重要です)、
爪の上を固定用クランプで仮固定してください。
※爪部(シリンダーの溝部分)が、 クランプ幅の中央付近になるように 固定してください。
ボルト頭を、画像のように車内側で締めます
3-2
本体Aを仮固定した際の向きは、ボルト穴が 車体の真後ろ~少し右側方向を向いている状態で仮固定してください。
4.本体Aに本体B固定
仮固定された本体Aに、本体Bを抱き合わせます。
※真鍮スペーサーを紛失しないよう注意しながら、紛失防止用テープは取り除いてください。
※本体Bの赤いポンチマークは必ず下側にします。
※真鍮スペーサーは ロッドに対して、面で当たっているようにしてください。
5mmボルト2本で六角レンチを使って、本体Aに本体Bをしっかりと固定します。
5.ハンドルの取り付け
本体Bのナット穴にハンドルを装着し、右回転させていって軽く止めます。
※軽く止めた際のハンドルの傾き具合は、下画像のように(ハンドルが車外側に出ている)なるハズです。
もし、上画像のような位置で止まらない場合は、 「※本体Bの赤いポンチマークは下側にします。」 を今一度確認して、赤いポンチマークが下側になるように付け直してください。
6.各部がボディやドアに当たらないことを確認してください
まずドアを全開にして、シリンダーを反時計方向(上側から見て左回転)に止まるまで回した時に(「1.シリンダー位置の回転 」で ご説明したように )
各ボルトの頭が車体の真後ろ~少し右側方向を向いている状態になっていることを 今一度確認願います。
6-1
ドアを半開状態に固定した際に、外側に突き出ているハンドルが ボデイ側に当たらないかを 確認してください。
支障があるようでしたら、「3.本体Aの仮固定」を緩めて、本体の方向を修正してください。
※ ドアをゆっくりと閉めていって、アイズ-ストッパーの各部がボディやドアに当たらないことを確認してください。
6-2
ハンドルの黒色キャップの中には、磁石が内臓されていて、ハンドルを真上方向にした際には 磁石の吸着力によりハンドルを真上方向位置で仮ホールドできます。ハンドルを真上方向位置で仮ホールドした状態にしてから ドアをゆっくりと閉めて行ってください。
6-3
ドアが閉まり切る直前で止めて、本体や上側ホルダーがバックドア側の当たりそうな位置に、付属のキズ付き防止のスポンジテープを貼ってから、ドアを最後まで閉めてみて、本体がバックドア側に当たっていないかを確認してください。(下画像は 標準ルーフの画像です)
下画像は、ドアが閉まり切る直前で止めて、 ドア内側に当たらないことを確認しています。
6-4
シリンダーは、ドアの開閉に伴って、わずかに回転するようになっていて、ドアの開閉とともに回転しますので、本体やホルダーの各部と、ボディやドアとの隙間に 余裕を持たせておいてください。
ほとんどの お車では、全開からドアを閉めていくに従い、シリンダーは時計回り(上から見て右回転)に回りますが、ハイエースの中には、閉めていくに従い、シリンダーが反時計回り(上から見て左回転)に回る お車もあります。本体やホルダーの各部がボディやドアに当たらない、車両個体差を考慮した最大公約数的な位置として、「ドア全開時に シリンダーを反時計まわりに回して止めた位置で、各ボルトの頭が車体の真後ろ~少し右側方向」と しておりますが、お車によっては、「車体の真後ろ~少し左側方向」が具合が良い場合もあります。 お車の状況に応じて本体の方向を 具合が良い位置に調節してください。
※お車によっては、ドア側に貼ったスポンジテープが凹んでしまう状況になります。特に、ミドルルーフ(ロング・ワイドボディ)車では、ハンドル部分がドアの内側に当たってしまうというご報告があります。アイズ-ストッパーを装着しても ドア側の塗装をキズ付けるなどの問題が出ないかどうかは ドアの内側に貼った キズ付き防止スポンジの凹み具合でご判断ください。本体を回転させて調整することで ドアに当たらないようにできる場合が多いですが、装着を断念される場合には、ご返品・ご返金を承りますので お申し出くださいますよう お願い申し上げます。
スポンジが凹んだ状態(本体がバックドア側に接触している)のまま走行をされますと、接触部分がスポンジを突き破ってドア側の塗装面をキズ付ける状態になる場合もあります。ご留意ください。なお、装着作業に起因する塗装面へのキズなどの支障につきましては、免責とさせていただいております。ご了承のほど お願い申し上げます。
7.本体固定用クランプの本固定 各部がボディやドアに当たらないことをご確認いただいた後に、マイナスドライバーで力いっぱいにシッカリと本固定します
※・シリンダーの溝部分に爪部(カギ状になった部分)が しっかりと入っていること(説明③参照ください)、・クランプの真ん中あたりで爪部を締め付けている状態になっていること、 の2点を 今一度確認してから 本固定してください。
【溝部分に爪部が入り込んでいないと、ドアを半開固定した際にズレ動いてしまします!! 】
ドアが開いていかないように アイズ-ストッパーで固定してもズレ動いてしまう場合には、溝部分に爪部が入っていないことが原因であったりします。
クランプを強力に締め付けることでは、ズレ止めはできません。必ず爪部が溝部分に入っている必要があります 爪部が溝部分に入っている状態(本体をしっかりと押し上げている状態)で しっかりと力いっぱい締め付けてください。なお、締め付けているボルトは4ミリ径のボルトです。マイナスドライバーで締めこむ限り、4mmボルトが破断することはありませんが、モンキーレンチなどを使って 必要以上にクランプを強力に締め付けすぎると、4mmボルトが破損してしまい、使えなくなりますので 締め込み過ぎに ご注意ください。
クランプが破損した場合、補修用クランプのご用意はありますが、ホームセンターなどでも「ホースバンド」として販売しています。直径24mmをクランプするための ステンレス製が適合します。手締めではなく 工具を使って締めこむ 強力なタイプをお選びください。
https://www.monotaro.com/p/4554/6444/
7-1 固定具合を 必ずご確認ください !!
ここで一度、ドアを少し開いたところで、アイズ-ストッパーのハンドルを 時計の針でいうところの 2時~3時くらいの位置まで締め込み、 ドアをしっかりと固定してみてください。
ドアを固定した状態で、ドアを開く方向に少し動かしてみたときに、本体がズレ動かないことを確認してください。
下画像のように 本体とシリンダーとの間に 隙間がないのが正常な(ズレ動いていない)状態です
※ 下画像のように 本体とシリンダーとの間に隙間が生じていると、本体がズレ動いてしまっている状況です!!!
もし、本体がズレ動いてしまうようですと、「 7.本体固定用クランプの本固定 」 をやり直して、十分にしっかりと固定し直してください!!(マイナスドライバーではなく、締め込み過ぎにご注意いただきながら モンキーレンチなどで締め付け直すのもよろしいかと存じます)
※ どうしても 締め付け具合が不十分になってしまっているようでしたら 「強力タイプのクランプ」 の用意があります。
https://aizurv2.hamazo.tv/e9706824.html
7-2 ※装着して1か月ほどしてから、本体固定用クランプのボルト を増し締めしてください※
気温の低い時期では、ドアを問題無く固定できていたとしても、気温が上昇して ダンパーの反力が強くなることで ドアを固定しきれなくなるケースもあります。
締め付け具合が不十分なことで、本体がズレ動いてしまって 爪部がシリンダーの溝部分から外れてしまいますと、爪部の形状が変形してしまいます。
下画像は、正常な状態の爪部の形状です。
下画像は、爪部が変形してしまっている画像です。
上画像のような状態に変形してしまいますと、 固定具合がさらに悪化してしまいますので、再度装着をし直しても ドアをしっかりと固定できなくなります。クランプのボルトの緩みに ご注意ください。
なお、爪部の変形具合がある程度まででしたら、前述の「強力タイプのクランプ」で締め付け直していただくことで、しっかりとした固定ができます。
8.上側ホルダー用磁石の貼付け
8-1
ハンドルの黒色キャップの中には、磁石が入っています。その磁石に対して、付属の「上側ホルダー用磁石」を吸着させます。
8-2
ハンドルを真上方向にした位置で、ハンドル側に吸着させている「上側ホルダー用磁石」を、シリンダー側へと吸着替えします。
「上側ホルダー用磁石」を ハンドルの黒色キャップ側から シリンダー側へと移し替えます(磁力でシリンダーに貼りつかせます)
8-3
ハンドルは左回転させて下側に垂らしておき、シリンダーに貼りつかせている磁石の上から、「上側ホルダー用テープ」を貼ります。
8-4
「黒色キャップの中の磁石」と、「上側ホルダー用磁石」とが引き合う磁力により、ハンドルを真上方向にホールドすることができます。
※2023.7.21以降に出荷したアイズ-ストッパーにつきましては、本体をよりコンパクトにした関係で、ハンドルとシリンダーの距離が近くなっております。調整が必要な際はコチラをご覧ください。
https://aizurv2.hamazo.tv/e9695149.html
≪装着動画≫
7分弱の動画です。YouTubeでご覧いただくと、説明用の字幕も見れます。
操作具合の動画
上側ホルダーは 従来の仕様のものですが、操作具合は 磁石式の最新仕様のものと 同じになります。
YouTubeでご覧いただくと、説明用の字幕も見れます。
9.運転席側への装着のご説明は以上です。続いて 助手席側への装着を ご案内申し上げます。
なお、この説明書の冒頭にある【装着作業に先立ちまして】 で ご説明したように、操作状況が運転席側とは違ってきます。【装着作業に先立ちまして】 の内容をご覧いただき、 助手席側への装着をご検討ください。
1.シリンダー位置の回転
運転席側バックドアダンパーのシリンダーをつかんで、時計方向(上側から見て右回転)に止まるまで回しておきます。
2.保護テープと本体固定用クランプの取り付け
シリンダーの最下部に保護テープを貼ってから、
保護テープの上付近に本体固定用クランプを仮固定しておきます。クランプは、ロッド部分で装着してから、シリンダー部分へ移動させてマイナスドライバーを使って仮固定しておきます。
ボルト頭は、画像のように車内側(シリンダーの右側)で締めます。
3.本体Aの仮固定
本体Aを、本体固定用クランプで仮固定します。詳細は 運転席装着の「3.本体Aの仮固定」 を参照ください。
本体Aの向きは、ボルト穴が 車体の真後ろ~少し左側方向を向いている状態で仮固定してください。
4.本体Aに本体B固定
以下のように、2種類の操作状況のいずれかを選んで 抱き合わせ固定をしてください。
①本体Bの赤いポンチマークを下側にして抱き合わせると、ドアを固定時には ハンドルが車内側になります
②赤いポンチマークを、上側にして抱き合わせると、ドア固定時には ハンドルが車外側になります
①、②、 いずれにありましても、ハンドル固定を解除した際のホールドは、運転席側と同様に 上方向にホールドします。
(②の場合では、3/4回転ほど左回しをしてから 上方向にホールドすることになります)
5.ハンドルの取り付け
6.各部がボディやドアに当たらないことを確認
7.本体固定用クランプの本固定
8.上側ホルダー用磁石の貼付け
の、 5、~ 8、 につきましては、運転席側装着の説明内容を参考にしてください。
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ご使用方法・ご注意
【 ご使用方法 】
バックドアの開き位置を決めて押さえておき、アイズストッパーのハンドルを締め込んで固定します。
ハンドルの締め込み具合は、ドアを固定できる必要最低限の締め込み具合を心がけてくださいドアは動かないけど、押せば動く状態(がっちりと固定され過ぎていていない状態)が望ましい状態です。
ハンドルを強力に締め込むことで、ドアが強固に固定されていますと、下記に説明している危険が生じます!
【 ハンドルは軽めに固定してご使用ください 】
下画像では、全開位置のドア先端部に12kgほどを 吊り下げた状態で固定しています。バックドアにリヤキャリアや、はしごなどの重量物が取り付けられていたりして、バックドアの重さが10kg以上重くなっていると、アイズ-ストッパーでがっちりと固定することは危険を伴います。
もし、10kg以上重くなっているバックドアを(例えばリアキャリアに自転車を積載している場合など)、全開位置で固定したとすると、純正ダンパーの付け根部分が破壊してしまう可能性があり、とても危険です。
ダンパーの付け根部分には、テコの原理と同じ作用により、ドア先端部に加えた荷重の10倍以上の力が働きます。バックドアが10kg以上重くなっている場合では、ダンパー付け根部分には 300kg近い 大きな力が掛かることになります。トヨタ純正のダンパー付け根部分の強度は、300kg以上の力に耐える強度はありません。
試しに、 ドアを全開位置に ガチッと固定した状態にして、少し力を加えて(あまり大きな力は加えないで) ドアを押し下げようとしてみてください。ダンパーの付け根部分 や バックドアのルーフ側にあるヒンジ を注視していただくと、ボディの鉄板部分が歪んできて、とても大きな力が加わっている様子を 実感していただけると思います。
自転車を積載しているなど 10kg以上重くなっている場合では、半開位置での固定にとどめてください。その場合にありましても、ドアを押せば、動いてしまう程度の必要最低限の固定具合にしてお使いください。押せば動く状態(がっちりと固定されていない状態)が望ましい状態です。ドアを押しても動かないほどに ガッチリと固定し過ぎることは危険です!!
アイズ-ストッパーでドアを軽く固定されている限りでは、ドアに大きな力が加わった際でも、ドアがズレ動いてくれることで、ダンパーの付け根部分が破壊されることはありませんが、ドアを強力に固定して、大きな力が加わった際にも、ドアがガッチリと動かないほどに固定されていると、ダンパーの付け根部分が破壊してしまう可能性があります。十分にご注意ください。
そのような危険性を回避するためにも、必要最低限の軽めの固定でお使い下さい。 ユーザー様以外の方がドアを固定される場合でも、ご注意してもらってください。
ガチッと固定されているドアを、 他のどなたか や お子さんだとか が 強く押したり、引いたり、ぶら下がったり されることの無いように、十分にご注意いただけますよう お願い申し上げます。
【 ドア全閉から30センチほどまでの半開状態につきまして】
バックドア全閉から30センチほどまでの、わずかな開き位置ではグラグラした固定状況になります。どれほど強く固定をしたとしても、ダンパー付け根部分の遊びがあるため、かっちりとした固定具合にはなりませんことを ご了承ください。
【 定期的に、本体がズレ動いていないかを 確認ください】
バックドアを全開位置に保持しておく際(降りてこないようにする)には たいした固定力を必要としません。バックドアを半開位置から開いていかないように保持する際に 強力な固定力が必要になります。また半開位置に固定しているバックドアを、どなたかが無理矢理 開こうとした場合には、とても大きな力が働きますので、本体がズレ動いてしまう可能性があります。爪部が溝部分から出てしまうようなことがありますと、爪部分の形状が外側に曲がってしまいます。 爪部分の形状が外側に曲がってしまいますと、シリンダーの溝部分から外れやすい状態になりますことから、再装着をし直しても しっかりと固定ができなくなります。
定期的に 本体がズレ動いていないかを 確認されること(シリンダーと本体との隙間の具合で確認できます)を お勧めいたします。
なお、 爪部分の形状が外側に曲がってしまった場合の対策として、「強力タイプのクランプ」を用意しております。
https://aizurv2.hamazo.tv/e9706824.html
【固定しづらい場合につきまして】
5型以降の寒冷地仕様車では、寒冷時でも強い反力を持つ強化されたダンパーが付いています。特に夏場にはガスダンパーの反力は とても強くなります。
ドア全開時には ハンドルを軽く締め込んで固定ができても、開き具合が中間位置では 強めに締め込まないとしっかりと固定できない場合もあります。
また、ロッド部分に潤滑剤などの油分やワックス成分などが残っていると、しっかりと固定できない場合があります。ロッド部分ならびに真鍮スペーサー部分を脱脂してみてください。
【 ハンドルの位置にご注意ください 】
ドアを固定している際には、ハンドルは車外側に飛び出ている状態になります。
適度に固定をした状態では、強めの力でドアを閉めていくこともできてしまいますが、バックドアが閉まりきるより前に、ハンドルがドアの内側面に当たってしまうことになります。
特にユーザー様以外の方が バックドアを開閉される場合などには、半固定状態に気付かない場合もありますのでご注意ください。
【 ハンドルの外し方について 】
ハンドルは左回転させていくと、外すことができます。ハンドルを外した状態でも、中にある部品(真鍮スペーサー)が出てくることはありません。
ユーザー様以外の方がバックドアを開閉される機会が多いような場合などでは平素はハンドルを外しておくといった使い方もありますが、ハンドルの紛失にはご注意ください。
ハンドルのボルト部分の長さは、個別に調整して組んでいます。もしハンドルを紛失された場合、補修部品としてのご用意はありますが、調整は必要ですので弊社までご連絡ください。
【 ドア半開状態の際の、排気ガス流入の危険性について 】
バックドアを半開状態にしている際に、エンジンがかかっておりますと、排気ガスが車内に流入しやすい状況となり、排気ガス中毒の危険性があります。十分にご注意ください。
フロントエアコンを外気導入にして稼働させると、室内側から常にバックドア側へと空気が流れることで、室内側への排気ガスの流入を避けることが出来ます。なお、リヤエアコンやリヤヒーターを稼働させても、車内循環空気ですので排気ガスの流入を防ぐ効果がありません。
【 ボルトのゆるみについて 】
装着して1か月ほどしてから、「爪の上を固定しているクランプのボルト」(7.本体固定用クランプの本固定 を参照) と 「本体AとBを抱き合わせ固定している ボルト」 を増し締めしてください。特に、「爪の上を固定しているクランプのボルト」の増し締めを 必ず行ってください。
使用していると、固定した際のハンドル位置が、装着当初よりも固定位置が変化していたり、固定力が弱くなったように感じられた場合には、
本体AとBを抱き合わせ固定しているボルトが緩んでしまっている可能性があります。付属の4mm六角レンチを使って、しつかりと固定し直してください。
また、頻繁にそのボルトが緩んでしまうようでしたら、いったん外して、ボルトの先に「ボルト緩み防止剤」を塗付してから 固定されることをお勧めします。
「ボルト緩み防止剤」の代わりに瞬間接着剤でも代用できますが、強く固定されすぎますので、ボルトを外す際には 本体を小型バーナーなどで熱しながら外すことになります。
最後になりますが、ご使用上で気になることがあれば、ご報告いただけると 今後の改良などへとつなげることができて、ありがたく存じます。
弊社レビュー投稿ページは下記URLからアクセスできます。どうぞよろしくお願いいたします。
https://www.aizu-rv.co.jp/aizufr/reviewlist
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本 取扱説明書の内容は、製品の仕様変更などで予告なく変更される場合があります。ご了承ください。
なお、この説明書につきましては、個人様の非営利目的以外の使用は ご遠慮くださいますよう お願い申し上げます。
また、アイズ-ストッパー は、特許出願中です(特願2021-142319) ご留意の程 お願い申し上げます。