アイズ-ブロッカー,ハイエース200系 ハイルーフ用取付説明書(2021年10月以降 )

カテゴリー │▶アイズ-ブロッカーハイエース200系【ハイルーフ】

ハイエース200系 ハイルーフ用  
アイズ-ブロッカー(特許第6862023) 
取付説明書
2021年10月以降の装着方法となります。

アイズ-ブロッカー,ハイエース200系 ハイルーフ用取付説明書(2021年10月以降 )


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■必要工具類
・パーツクリーナーの類、テッシュ
・ハンマーの類(フツーのトンカチでokです)
・ハサミ 
・メジャー か 物差し
・寒い日や雨の日の作業では、ドライヤーの類

・カーテンなどがビス止装着されているような場合は
 ビスを外すためのドライバーなど。
 

★あると便利なもの
  ・踏み台や椅子
  ・プライヤーやペンチの類

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【商品内容】を ご確認ください。

・アイズ-ブロッカー本体タープ布:左右2枚
・バックドア側アンカー(プラスチック棒付きテープ):2本
※タープ布のショックコードに装着済みです。

【付属部品】
 ・バックドア側ホールドテープ:2本
  脱脂確認用 ためし貼りテープ:2枚

 ・ボディー側ホールドテープ
  短いテープ:2本
  長いテープ:2本

 ・ボディ側アンカー   
  隙間が狭いタイプ(ワイヤー付き):2個  
  隙間が広いタイプ(ワイヤーなし):6個

  アンカー用両面テープ:2枚
  アルミクリップ:2個

 ・粘着テープ用プライマー :1袋(含侵布)  、  
         プライマー液 :1瓶

 ・パネルはずし(オレンジ色)
 ・ロープ:1本(バックドアを半開にする際に使用します)
 

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【装着作業の流れ】
1. バックドアの上部パネルを外す。
     ↓
2. バックドア側ホールドテープの貼り付け面を
   しっかりと脱脂する
     ↓
3. 貼り付け面にプライマーを塗る
     ↓
4. バックドア側ホールドテープを貼り付ける
     ↓
5. ボディー側アンカーを取り付ける
     ↓ 
6. ボディー側ホールドテープを装着する
     ↓

最低1日、できれば3日間ほど放置してください。
その間にテープの粘着材の接着力が増します。

     ↓
7. バックドア側アンカーを取り付ける 
     ↓
8. タープ布を取り付ける
     ↓
9. 装着具合の調整
     ↓
10..上部パネルを元通りにはめる


各部の名称です。

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★下記の取り付け説明書(長くて申し訳ありません)をご熟読、ご理解いただいたうえでの作業を お願い申し上げます。
ご不明点、ご不安点がございましたら、お気軽に お申しつけいただけますよう お願い申し上げます。

※ 下記ご案内の バックドア側ホールドテープの貼り付け作業は、
気温が20℃以上あり、乾燥した状況下が望ましいです。
寒冷時や多湿時等は、必要に応じてドライヤー(家庭用のヘアードライヤーでOKです)を使用してください。

貼り付ける所とテープの粘着面を、ドライヤーで温めながら(40℃程度)取り付けることで、強力に貼り付けることができます。
雨天時はどうしても、貼り付け面が湿ってしまいます。ドライヤーで粘着面を乾燥させながら貼り付け作業をしてください。
ドライヤーを使用できない場合は、晴れた日に作業を行ってください。寒冷時にドライヤーをお使いになれない環境の場合には、バックドアを閉めた状態で車のヒーターを稼働させて、バックドアの表面温度が、できれば20℃以上になっている状態にしてから 作業されることをお勧めします。

また、テープには高性能な粘着材を使っていますが、適切な作業が行われないと、十分な性能が発揮できません。
その性能を発揮させるには
シッカリとした脱脂
・十分な加圧(5Kgf/㎠)
・十分な養生時間(経過時間)→(24時間~72時間)
 

が必要です。
そのため、アイズ-ブロッカーの装着作業自体は1時間ほどですが、終了までには 最低24時間(できれば72時間)ほど 時間がかかってしまいますことを ご承知ください。
 

1. バックドアの上部パネルを外す。パネルはずしを使って、隙間を作ってから
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隙間に指を入れて、パネルを手前側に引くと、はずせます。
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下画像の部品をなくさないように 気を付けてください。
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なお、上部パネルが下画像のようなお車の場合には パネルを外す必要はありません。
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2. バックドア側ホールドテープの貼り付け面をしっかりと脱脂する

2-1ホールドテープを貼りつける位置をご説明します。
テープは、ウェザーストリップ(ゴムモール)が バックドアに当たる部分には 貼りません。
バックドア側のどの部分に ウェザーストリップ(ゴムモール)が当たるのかを しっかりと ご確認いただき、その内側になる部分の周辺を脱脂してください。

ホールドテープを貼り付ける始点は、ドア下端部の下画像部分からです。貼り付け開始位置は、曲線部分の真ん中あたりから貼りはじめることになります。
 
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画像内の黒色テープ部分が貼り付ける位置となります。ウェザーストリップが当たる部分の内側を 上に向かって貼り付けていきます。
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上側の貼り付け部分は、先に外した上部パネルの 内側に隠れる位置に 貼り付けることになります。
※下の画像は 運転席側です。
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※下画像は 助手席側です。赤斜線部分は、ウェザーストリップ(ゴムモール)で挟まってしまう部分ですので、ホールドテープは貼りません。
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最終的には、L字形状(二つ折り形状)になっているホールドテープの粘着材側半分が、パネル内に隠れて貼り付けることとなり、もう半分側(L字形状の下側部分)にタープ布が接合することになります。
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(画像はミドルルーフ車です)

 
お車によっては上部パネルが下画像のような場合があり、貼り付け方が少し違います。
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まっすぐに貼り進めて行った場合、下図の青線で囲った部分は、ウェザーストリップが当たってしまします。

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なので、ウェザーストリップが 当たるよりも内側を、黄色で示した方向へ向かって 貼ることになります。

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なお、下画像は、テープを貼り付け終えたところの画像です。下部の内張りパネル側寄りに 貼っています。
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上部パネル部分では、パネルの内側に隠れる部分に貼ることになります。
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外側からの画像です。テープは、ウェザーストリップ(ゴムモール)が バックドアに当たる部分(ウェザーストリップは凸形状になっている部分に当たります)には貼りません。
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上部パネルの部分では、テープは 1-1で外した上部パネルの内側に貼ることになります。
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2-2
ホールドテープを貼り付ける場所を ご理解いただきましたら、パーツクリーナーなどを使って 貼り付け面周辺を 広めにしっかりと脱脂処理してください。

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貼り付ける部分に、油分やカーワックスの成分などが残っていると、粘着材はしっかりと貼りつきません。粘着材を貼り付ける際の脱脂処理は とても重要な作業となります。
脱脂作業のコツとしては
※ 拭き取る紙や布は汚れの無い物を使用し、常に新しい面で拭う。(汚れた面で拭くと、汚れをただのばしているだけになってしまします。)
※ 拭き取り方は一方向とし、往復や丸く拭かない。
※ 溶剤で濡らしてから乾かないうちに乾いた布で拭くことが基本です。(1枚の布で前端だけ溶剤を含ませ、後半分は乾いた状態で、一方向に拭くのは良い方法です。)

右側 と 左側 の両側を 脱脂処理してください。

ご注意下さい
ボディコーティングがされている場合
ボディコーティングされていると、通常の脱脂処理をしただけでは 粘着材がしっかりと貼り付きません。コーティング被膜をコンパウンドで磨き落とすなどの作業が必要となります。 また、最近の洗車用シャンプーの中には、ワックス成分やコーティング成分が配合されていて、汚れを落とすのと同時にボディに艶を出してくれる製品があります。ワックス成分やコーティング成分が残っておりますと、しっかりとテープが貼り付きません。コーティング被膜を磨き落とす方法は、1200~1500番くらいの耐水ペーパーや 研磨スポンジで磨き落とします。貼り付け面だけを磨き落とせるように、貼り付け面以外の箇所をマスキング処理をしてから磨き作業をされることをお勧めします。

各種のクリーナーを使って作業する場合 
ガラスクリーナーやプラスチッククリーナーなどには、汚れを落とす成分の他に、汚れが再度付着することを防止する成分が含まれている場合が多いです。この汚れ付着防止成分(シリコンやワックス等)が表面に残っていると粘着材がしっかりと貼り付いてくれません。また 汚れ付着防止成分(シリコンやワックスなど)が残っている部分に一度貼り付けてしまった粘着材には、貼り付けることで 汚れ付着防止成分が粘着材側にも移行してしまいますので、再使用することができません。各種のクリーナーなどを使って作業をされた場合には 汚れ付着防止成分が表面に残らないよう、クリーナーを使用後に入念な脱脂処理してください。


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2-3
脱脂作業が終りましたら、ホールドテープを貼る前に 脱脂が 十分にできているかの 確認をしてください。
脱脂処理がシッカリとなされているかを簡単な方法で確認するのは、難しいのですが、下記の方法を参考にしてみてください。

脱脂作業を終わらせている箇所に、同梱しております 試し貼り用のテープ(2枚あります)を、1枚 貼ってみてください。
貼った上から 強く指圧をするくらいの力で 数秒間 加圧してください。 
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5分ほど経過させたのち 剥がそうとしてみてください。下画像のように、ガムテープを貼ったときのように 剥がすのに抵抗感があるようでしたらOKです。 
 
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下画像のように 引っ張れば抵抗感なく 簡単に剥がれてくる程度ですと、脱脂が 十分にできていませんので、再度 入念に脱脂作業をし直してください。

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バックドア側ホールドテープの粘着材の材質は、とても高性能な粘着テープですが、その性能を発揮させるには
シッカリとした脱脂
・十分な加圧(5Kgf/㎠)
・十分な養生時間(経過時間)→(24時間~72時間)
 

が必要です。

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3. 貼り付け面にプライマーを塗る
運転席側と、助手席側の脱脂処理が済みましたら、2-1でで確認をしていただいた貼り付け部分に、付属のプライマー液を必ず塗ってください。 プライマー処理がされていないと テープが剥がれてくる可能性が高くなります。
青色の袋の中に入っている布きれに、プライマー液を染み込ませて、貼り付け面(塗装面)に塗っていただければOKです。
テープの貼り付け幅は15mmですが、広めに塗ってください。付属のプライマー液は、左右に塗るだけの充分な量があります。 
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続けて 助手席側の貼り付け面にもプライマーを塗ってください。
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4.バックドア側ホールドテープを貼り付ける

テープの貼り直しはできません、一発勝負ですので貼り付け作業の前準備として、テープを貼り付ける位置を 今一度 ご確認ください。
ボディー側のウェザーストリップ(ゴムモール)が 当たる部分には ホールドテープは貼りません。 ウェザーストリップ(ゴムモール)が 当たる部分の、すぐ内側部分に テープを貼り付けることになります。

運転席側の バックドアの一番下側付近です。(テープのギザギザ状の面が車内側になります )
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 下部の内張りパネル側寄りに 貼っています。
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上部パネル部分では、パネルの内側位置に貼ります。
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寒い日や、雨の日には ドライヤーを使いながらの作業をお勧めします。貼り付け面と粘着材の両方を温めながら(40~50℃)貼り付けていきます。
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外側からのタープ布装着後の画像です。
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4-1
テープの端部に切り切り込みを入れます。 ドア下部の曲線部を回りやすくするため、テープの端部から6~7cmほどまでの部分に ハサミを使って、粘着材の面に 切り込みを 3~4か所入れておきます。(テープのギザギザ状の面が内側になります ) 

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テープのギザギザ状の面が内側になります(下画像では親指で触っている面)。ツルツルしている面が外側になります。
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下画像はタープ布を接合したところです。ギザギザ状の面に接合されることになります。
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4-2 
プライマーを塗ってから 10分ほど乾燥させたのちに、バックドア側ホールドテープを 貼ってください。貼り付け開始位置は、画像のように 曲線部分の真ん中あたりから貼ります。

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上部パネル部分では、パネルの内側になる位置(貼り付けた粘着面はパネルで隠れることになります)にテープを貼ります。
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上部パネル部分は、最終的には下画像のようになります。
※ミドルルーフの画像です。ハイルーフだとパネルが大きいため、ホールドテープとタープ布の接合部分の  挟み込み具合が画像よりも長くなります。
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 貼り直しができません!
テープの貼り付け位置を しっかりと確認していただいて 一発勝負で貼りつけて.ください。(貼り付け直後だと 剥がして再貼り付けできますが、数十秒経過すると まともには剥がせませんので ご注意ください)

もし、貼り直しをせざるを得ない場合には、元の粘着材は、使えない状態になっているかと思います。その場合は、いったん使えない状態部分の粘着材をはがし取っていただき(石油系溶剤を用いると剥がしやすいです)
市販の両面テープ(高耐熱仕様のテープが少量で販売されています)を貼り直してから 再貼り付けしてください。
 
4-3
 テープの長さ分 全部を貼ってください。

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4-4
テープを貼り終えましたら 十分に加圧してください。
L字形状になっているテープを 半分に重ねた状態にした上から しっかりとテープを押し付けてください。
  
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「貼り付けたテープが剥がれてきてしまった・・・」 の原因には、この加圧が 不十分だった ことによる場合が 少なくありません。
業者さんでも、「貼り付けて おしまい」 にしてしまう場合もあります・・・
粘着テープは「感圧接着剤」とも呼ばれていて、圧力を加えないと 十分な接着力(粘着力)を発揮しません。
高性能なテープほど しっかりと圧力を加える必要があります。テープの上から 1㎝ごとに 指圧をするつもりで加圧していってください。
特に 一番下側のアンカー付近(曲線の部分)と、一番上側の端部付近は 入念に押し付けてください。
繰り返しになりますが、「テープを単に貼っただけでは、剥がれてきてしまいます。しっかりと押し付けてください」

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5. ボディー側アンカーを取り付ける 
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※現在のアンカーは 上記画像のタイプから、下画像のように 抜け防止用の爪(かえし)が付いているステンレス製に変更しています。
取り付け方法の詳細は、 「新しいボディ側アンカー」 のブログ    https://aizurv2.hamazo.tv/e9410992.html   をご覧下さい。
 
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以下の画像では、SGL車の画像を多用していますが、ボディー側アンカーの位置や装着方法は同じです。
また、キャンピングカなどで、床を架装されているお車の場合などでは 下記の説明以外の方法(ビス止めなど)で、ボディー側アンカーを設ける必要がある場合もあります。お車の状態に合わせて、適宜 ご判断ください。

5-1
まず、運転席側のボディから ウェザーストリップを引き出すようにして、外します。ウェザーストリップとボディの間には、シール材が付着しています。手に付きやすいのでご注意ください。(パーツクリーナーや石油系溶剤で落とせます。手元にティッシュを備えておくと便利 )

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アンカー取り付けの 次の作業に向けて、上部は、下画像のあたりまで外しておきます。
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なお、助手席側のウェザーストリップは、 運転席側のアンカーやホールドテープの取り付け作業を ひとまず終了させてから、外します。(両側を同時に外すと 作業がやりづらいです)


5-2
ボディー側アンカーを取り付ける位置は、ちょうど鉄板の重なり枚数が、3枚から2枚になっている境目部分の、(2枚側)にアンカーを取り付けることになります。その付近の脱脂処理をします。(鉄板の裏側も処理してください)
3枚から2枚になる「境目の位置」は、車体中央からの寸法が約67cmです。(下画像は ワイドボディのSGL車です)
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下画像はDX車です。
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ボディー側アンカー取り付け付近の脱脂処理をします。
 

 
5-3
脱脂処理後、付属の両面テープを貼り付けます。(鉄板の裏側にも回り込ませて貼ってください)
 


5-4
ボディー側アンカーを両面テープの上から、ワイヤーが上側になるようにして、かぶせるように装着します。  
 


5-5
ボディー側アンカーの上から、アルミクリップを差し込み、

 

ハンマーを使って奥までしっかりと打ち込みます。下画像は、キャンピング架装車です。
 


既述しておりますが、床を架装されているお車の場合などでは上記以外の方法(ビス止めなど)で、ボディー側アンカーを設けるのが望ましい場合もあります。お車の状態に合わせて、適宜 ご判断ください。
その場合のアンカー位置にありましても、車体中央からおおむね67cmあたりがベターです。

6. ボディー側ホールドテープを装着する

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ボディー側ホールドテープを、ウェザーストリップモールの溝の中に 差し込みながら装着していきます。
※動画を見ると 分かりやすいです (下の動画は、ハイエース ロールーフですが作業は同じです)


確認する
※動画は1本の長いボディー側ホールドテープを使用していますが 装着方法は同じです。(付属品では 装着しやすいように長短2本に分けています)

CHECK!
ウェザーストリップの鉄芯が開いている(溝に隙間ができている状態)場合は(布地を内張りしているキャンピングカーや、バックドアに網戸を付けている車などに 多く見受けられます)
手で鉄芯を閉じて、溝に隙間がない状態にしてから、ボディ側ホールドテープを差し込んでください。鉄芯(溝)が開いたままだと、ウェザーストリップモールが外れやすいです。
特に、ボディー側アンカー付近は、ウェザーストリップモールが外れる方向に力が、他の部位よりも加わりますので、しっかりと鉄芯が閉じている状態(溝の隙間がない状態)で 元通りに戻し入れてください。

◎ 鉄芯が閉じている(溝の隙間がない状態)
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✖ 鉄芯が開いている(溝に隙間ができている状態)
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鉄芯を手で閉じて、溝に隙間がない状態にしてから 装着してください。
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なお、布地を内張りしているキャンピングカーなどでは、鉄芯(溝)を閉じた状態で、戻し入れるのが困難だったりします。その場合には、鉄芯(溝)を開いた状態で ホールドテープを差し入れながら ウェザーストリップモールをボディ側に元通りに戻し入れ、戻し入れた後から、プライヤーなどを使って しっかりと鉄芯を締めて、ウェザーストリップモールが抜けてこないようにします。



6-1
ボディー側ホールドテープは、長いテープと 十数センチほどの長さの 短いテープとの2種類があります。
短いテープは、ボディー側アンカー近くの曲線部用です。短いテープに、曲線部に沿って曲げながら装着しやすくするために ハサミで、4~5か所に切り込みを入れておきます(テープは二つ折り形状で、幅の広い側と狭い側があります。幅の広い側に切り込みを入れます)

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6-2
まず 切り込みを入れた短いテープを、ボディ側アンカーにかぶせるようにして 上側に向かって装着します。 幅の狭い側を 溝に差し込みます。ギザギザ面が外側になり、タープ布と接合されることになります。

基本的な流れはコチラ↓

①ウェザーストリップモールを引き出して外します。
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②テープの幅の狭いほうを差し込みます。
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③元に戻します。
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このとき、テープの折筋を指で広げて、平らな状態にしながら 差し込んでいくと、やりやすいです。


※動画を見ると 分かりやすいです(車種が違いますが作業は同じです)
確認する

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6-3
十数センチの短いテープにつなげて、長いテープを装着していきます。(5ミリほど重ねてつなげてください)

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ウェザーストリップの溝にホールドテープを差し込みながら、ウェザーストリップを、 元通りに ボディ側に 戻し入れて、手のひらで押し込んでいきます。 
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テープが終わるところまで装着してください。
打ち込み作業後は、下画像のようになります。

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6-4
ウェザーストリップの上からハンマーでたたいて 奥まで打ちこみます。この作業が大事です。
軽い力で奥まで打ち込めるのですが、一部でも打ち込みが甘いと、ウェザーストリップが浮き上がっていることで、バックドアの閉まりが悪くなってしまいます。打ち込み具合の判断は目視では難しいので、打ち込んでいるときに出る、音や感覚で判断します。★鈍い音・柔らかな感触 → 高い音・硬い感触になっていればOKです

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もし、アイズ-ブロッカーを装着後に 「バックドアの閉まりが固くなった」感じがする場合には、上記のウェザーストリップの浮き上がりを 再度 確認してみてください。
ハンマーでウェザーストリップをたたいてみて、硬質感のある感触や音になっていればOKです。特に上部はわずかな浮きでも閉まり具合に影響します。下部での浮きあがりは さほどの影響はありません。上側付近は入念にチェックしてください。

~~~~~~
運転席側のボディ側アンカーとホールドテープの装着が終わりましたら、続けて 助手席側も同様の装着作業を行ってください。


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養生時間を経過させてください。

そのままの状態で 24時間以上、できれば3日間ほど放置してください。その間に接着力が増し、本来の性能の90%ほどの接着力になります

夏場の晴れた日の作業でしたら、テープを貼って シッカリと加圧ができていれば 1時間後には大丈夫な接着強度になっていたりしますが、できるだけ上記の養生時間を経てから タープ布を装着してください。特に寒冷時や雨の日の作業では 十分な養生時間を経過させてください。


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バックドア側ホールドテープを貼り付け後、翌日以降にタープ布を装着する作業に進んでください。

前準備として、 付属のロープを使って、バックドアを半開状態にして固定します。
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室内側ハンドルにかける方法もあります。
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バックドアを引き下げながら、ボディ側のストライカーにも通します。
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片側端のループの中を通してから
アイズ-ブロッカー,ハイエース200系 ハイルーフ用取付説明書(2021年10月以降 )

解け結び で 固定します。
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バックドアが 半開状態になりました。
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※バックドアを半開にしておきたいシーンでは、こういったロープを使う方法もありますが、どの位置にでもバックドアを半開状態に固定できたり、バックドアに用具類を吊り下げても、ドアが下がってこないようにも支えることができる「アイズ-ストッパー」 を近々発売予定です。

7. バックドア側アンカーを取り付ける  7-1 まず、バックドアの水抜き穴(下画像の約20ミリの細長い穴)に付いている 黒色プラスチック部品を外します。
 画像のように ツメ部分を内側に押し込んで外します。左右2か所、両方の部品を外します。
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7-2 タープ布を用意します。タープ布には、運転席側・助手席側の区別があります。
  運転席側のタープ布だけに付いている 緑色の「Aizuのタグ」を見つけてください。(助手席側のタープ布に タグはありません)
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(上画像は、ハイエース用ではありませんが、Aizuのタグは 同じです)

7-3  まず、運転席側のタープ布から出ている バックドア側アンカー(黒色テープの先端にプラスチック棒が付いています)を 水抜き穴に差し入れます。
  
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   プラスチック棒の方が水抜き穴よりも長いですから、棒の全てを、いったん抜き穴の中に押し入れてから  戻すようにして、棒の両端が穴に引っかかっている状態にします。  
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7-4  6-1で外した黒色プラスチック部品を 黒テープの下側から  水抜き穴に戻します。上から押しつけるようにすれば、 はまります。
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※プラスチック棒を抜く場合は、プラスチック棒を横に押し込んでから、斜めに抜きます。

続けて、助手席側タープ布のバックドア側アンカーも 同様に装着してください。

7-5バックドアを半開状態にしていたロープを解いて、バックドアを全開状態にします。タープ布がバックドアから垂れ下がった状態になります。

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8. タープ布を取り付ける

8-1 垂れ下がった状態になっている運転席側タープ布の、「足元(下側)」から出ている ショックコードの端部に付いているフック( 【右】運転席側ボディアンカーへ 小片紙が付いています) を、ボディ側アンカーに ワイヤーに接合します。(納品時、フックは開いてあります。)
このとき、ショックコード端部についている 小片紙のタグは付けたたままで作業し、連結した後で 取り除いてください。 作業中に、タープ布の中にショックコードが 入りこんでしまうのを防止する役割があります。
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連結後、フックをを閉じます。※必ずフックを閉じてください。開いたままだと、十分な強度が得られません。※
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接合後は、下画像のような状態になります。
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なお、内側上部の(首元側の端)に装着する部分には位置関係を分かりやすくするために  薄茶色の面ファスナーを付けてあります。装着終了後は取り外してください。
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8-2 まず、バックドア側の袖口部分から タープ布をホールドテープに接合していきます。
L字に曲がっているホールドテープの下半分だけの部分に接合していきます。ひとまず 端部から10cmほどだけを 接合します。
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8-3 次に、タープ布の首元側( 薄茶色の面ファスナー部分)に向かって タープ布を1.2倍ほどに 引き伸ばしながら(しっかりと引き伸ばさないと テープの端まで届きません)ホールドテープの首元側の端あたりに、タープ布の端(薄茶色の面ファスナー部分)を仮接合し、端部から10cmほどだけを 仮接合します。
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8-4  下図のABCDEの 順番で タープ布を仮接合します。
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接合部分にシワがあってもかまいません。後ほど張り具合を調節するので、 ここでは仮固定です。

8-5  続いて、タープ布をボディ側にも装着していきます。ボディ側アンカー部分から ホールドテープに仮接合していきます。足元端部から10cmほどだけを 接合します。 

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次に首元端部の10cmほどだけを 接合します。 

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下図の順番で進めると、スムーズです。伸縮性の高い生地ですから、強めに引っ張っても大丈夫です。

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8-6 運転席側 に続いて、助手席側も 同様に装着します。

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9. 装着具合の調整
9-1 シワが少なく、張り感がある状態になるように調整します。
(画像はNV350 標準ルーフ車です)
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ボディ側の装着を 下側から上側に向かって
①→⑤→③→④→② の順に 接合を剥がしながら、タープ布を伸ばてシワが出ないようにしながら 接合し直していきます。(接合を剥がすには、両手を使って、内外の両側から剥がすと、やりやすいです)
バックドア側の装着も、 下側から上側に向かって A→E→C→D→B の順に 接合を剥がしながら、タープ布を伸ばてシワが出ないようにしながら 接合し直していきます。

ご注意
首元あたり(B↔②あたり)の張り具合が重要です。 バックドアの上がり具合に影響します。
アイズ-ブロッカー装着後には、装着前に比べて、ドア全開時の位置が下がってしまう場合には、この部分の張りが張りが強過ぎていることが原因の場合もあります。首元あたりの貼り具合は、シワにもならず張り過ぎずの状態にしてください。張り過ぎの場合には、タープ布をもっと上側の位置(B↔②の距離が より短くなる位置)へと移動させて接合し直すと、タープ布に余裕が出て張りが緩みます。また、その際には、タープ布を上側へと しっかり伸ばしながら接合し直してください。伸縮性の高い生地ですから、強めに引っ張っても大丈夫です。
逆に、首元あたりにシワ・弛みが出る場合にはボディ側の接合終端位置や、バックドア側の接合終端位置を 、もっと下側の位置へと(②→④やB→D)変えてみてください。
なお、張り具合を優先していただき ホールドテープの終端部とタープ布の終端部が一致しなくても構いません。余ったテープ終端部が見苦しいようでしたら、最終確認後に切り取ってください。
(画像はハイエースです)
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(テープの粘着材は、石油系溶剤ではがし取ることができます)
 
9-2 具合よく張っている状態が確認できたら、バックドア側・ボディー側の、タープ布とホールドテープとの接合部を しっかりと圧着させて、接合を強くします
 
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10. 取り外していた上部パネルを元通りに戻します

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↓バックドアに対して、まっすぐ はめ込む
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↓上部パネルの中に少し、タープ布が入った状態になります(画像はミドルルーフ車です) 
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11.  今一度 装着具合を確認して完了です
 
バックドアを勢いよく閉めようとすると、
車内の空気が車外側へと流される際にタープ布も外側に出されてしまい、タープ布がドアに挟まれやすくなります。特に、バックドアに網戸を装着していたり、キャンピング架装車などで 後端部に収納棚等が装備されていたりすると、風の流れの作用が出やすいです。バックドアをゆっくり閉めるようにしてみてください。あるいは ご面倒ですが、スライドドアや小窓等を開けた状態でバックドアを閉めると、空気の逃げ道ができることでタープ布が挟まれにくいだけでなく、バックドアの閉まり具合が軽くなります。
また、お車がキャンピング車や同様の架装がなされている車の場合では、車内空気を排出する為のダクトの通気量が少なくなっていることで タープ布の挟み込みが起きやすくもあります。少し面倒ですがスライドドアを開けた状態にしてから、バックドアを閉めるとタープ布が挟み込まれにくいですし、閉まり具合が軽くなります。 ぜひ お試しください。

これもチェック!→バックドアが元通りの全開状態になるかどうか
バックドアダンパーを、「強化ダンパー」などに交換されていると、ドアの開口具合が純正状態よりも より開く仕様になっている場合もあります。バックドアを開けた状態での後端の高さが、純正状態よりも10cmほど高くなるくらいまでは タープ布は追随できるようになっていますが、張りが強すぎる部分があると、バックドアが元通りの全開状態にならなかったり、ウェザーストリップモールが引き出されてきたりする場合があります。張りすぎ感があるようでしたら、タープ布を上側方向に移動させてみて下さい。


■バックドア側のホールドテープが剥がれてきてしまう場合について
最下部の曲線部が一番 剥がれようとする力が働きます。 「この部分だけが剥がれてしまった・・・」場合には、剥がれた部分だけを貼り直すことで補修ができます。
20cm+20cm(合計40cm)の長さのホールドテープ と、 下地処理用のプライマー1袋を、補修用品として用意しています。
郵便にてお送りする費用も含めて 440円(送料・税込み) です。



■カーテンが装着されている場合

下画像は、カーテンの横を止めているホックをはずしたところの画像です。
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ホールドテープは ホックをかわして貼り付けています。
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上の画像の車では 装着方法はホックになっていますので、比較的簡単にアイズ-ブロッカーを装着できて、カーテンの再取り付けも 簡単です。しかし、カーテン生地が ビス止めされている場合などでは、装着したアイズ-ブロッカーの生地の カーテン生地と同じ位置に ビス穴を空けてから、カーテンを再取り付けする必要が あるかもしれません。その場合の穴あけ作業では、熱した はんだゴテなどで、4mmほどの穴を タープ布にあける方法がよろしいかと思います。

■アイズ-ブロッカーご使用上の注意はこちらですを 必ずご確認ください。
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最後になりますが、ご使用上で 気になることが ございましたらご報告いただけますと今後の改良などへと つなげることができて、ありがたく存じます。
弊社レビュー投稿ページはコチラにあります。https://www.aizu-rv.co.jp/aizufr/reviewlist
どうぞ よろしくお願いいたします。


株式会社 アイズ
 アイズ-ブロッカー 開発・製作担当者 一同
TEL 053-422-7608
FAX 053-422-7178
info@aizu-rv.co.jp

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アイズ-ブロッカーは、 特許取得済です(特許第6862023)また、上記説明書の営利目的利用はご遠慮下さい。(©aizu2021)
よろしくお願いいたします。 


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