2022年10月21日17:03
アトレー・ハイゼット カーゴ 他(S700系) アイズ-ブロッカー取付説明書 ≫
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アトレーワゴン, ハイゼット カーゴ (S700系)
アイズ-ブロッカー取付説明書
(特許第6862023)
※2023年5月の一部仕様変更に伴い、記載内容が追加されている箇所があります。


===============================
■必要工具

・パーツクリーナーの類とテッシュ
・ハンマー(普通のトンカチでokです)
・ハサミ
・メジャー
・ドライヤー
※他、あると便利なもの
・踏み台や椅子
・ドライバー (カーテンなどがビス止されている場合)
・プライヤーやペンチなど
■商品内容
・アイズ-ブロッカー本体タープ布:左右2枚
運転席側のタープ布には、緑色の「Aizuのタグ」が縫い付けています。助手席側にはタグは ありません。
【付属部品】
・ボディー側アンカー:
2023年5月以前:2個(ワイヤー付きのもの)
2023年5月以降:2セット(紐付きの短いテープ状のもの:2個 + 爪付きクリップ 小2個付き)
・ボディー側ホールドテープ固定用 爪付きクリップ:10個(2023年5月以前のものには6個付属)
・ボディー側ホールドテープ
長いもの:2本(上側)
短いもの:2本(下側)
・バックドア側ホールドテープ
テープ:2本
小 片:2枚(脱脂確認用)
粘着テープ用プライマー:シート・液 各1個
・バックドア側アンカー(磁石):2個
※画像は2023年5月以前のものです

========================
■各部の名称

※2023年5月23日の出荷分から、ボディー側アンカーがこのタイプに変更されています。↓

≪装着作業の流れ≫
作業時間
約1時間ほどですが、粘着材貼付け後に最低1日(できれば2日間)養生時間をおいてください。
作業環境について
気温が20℃以上、乾燥した状況下が望ましいです。
寒冷時や雨天等の多湿時等は、ドライヤー(家庭用のものでOKです)を使用してください。
■バックドアの脱脂とプライマー塗布を行う
バックドア側アンカーやホールドテープの貼り付け面を脱脂し、プライマーを塗ります。
(詳細は手順1、手順2)

↓↓
■バックドアにアンカー(磁石)とホールドテープを貼り付ける
(詳細は手順3)
テープ接着の際はしっかり圧着して下さい。

↓↓
■ボディーにアンカーとホールドテープを装着する。
(詳細は手順4、手順5)

↓↓
タープ布を取り付ける前に、最低1日(できれば2日間)養生時間をおいてください。
養生中に粘着材の接着力が増します。
↓↓
■タープ布を取り付ける。
(詳細は手順6)

↓↓
■貼り具合を調整して、ドアの閉まり具合を確認する。
(詳細は手順7、手順8)
・タープ布のシワを取ったり、ドアを閉める際に挟み込みがないか、ご確認下さい。
↓↓
終了です。
以下、取り付けの詳細手順です。
==========================
1.バックドア側の、アンカーやホールドテープを貼り付ける面付近をしっかりと脱脂する
1-1.取り付け位置を確認する
下画像のように、ウェザーストリップ(ゴムモール)がドアに当たる部分の内側にテープとアンカーを貼り付けますので、
まず、バックドアのどの部分にウェザーストリップ(ゴムモール)が当たるのかを確認していただき、その内側部分を脱脂してください。
S700系の場合ウェザーストリップ内部に収まる部分が凸になっていますので、比較的わかりやすいかと存じます。
▼ホールドテープとアンカーの貼付け位置

※ダンパー部はダンパーの外側部分に貼り付けます。
1-2.脱脂作業を行う<重要です!>
パーツクリーナーなどを使って、アンカーやホールドテープの貼り付け面付近をしっかりと脱脂処理してください。
▼下画像の車は17エブリイですが、作業内容は同じです。



1-3.脱脂状態を確認する
脱脂作業が終りましたら、ホールドテープを貼る前に脱脂が十分にできているかの確認をしてください。
脱脂作業をした箇所に、テストピース(小さな試し貼りテープ)を貼ってみてください。
▼貼った上から強く指圧をするくらいの力で数秒間加圧してください。

5分ほど経過させたのち剥がそうとしてみてください。
▼ガムテープを貼ったときのように、剥がすのに抵抗感があるようでしたらOKです。

▼抵抗感なく剥がれてくる程度ですと、脱脂が十分にできていませんので、再度脱脂作業を行ってください。

2. 貼り付け面にプライマーを塗る
脱脂処理が済みましたら、粘着剤を貼り付け予定の箇所に付属のプライマーを必ず塗ってください。
▼ホールドテープとアンカーの貼付け位置

塗装面を拭くようにしていただければOKです。
付属のプライマーは、一見、乾いているようにも見受けられますが、ちゃんと左右に塗るだけの量があります。
ただ、少量ですし、開封後少し時間が経つと揮発してしまいますので、左右の貼り付け面を、続けて作業してください。
▼下画像の車は17エブリイですが、作業内容は同じです。



揮発してしまう前に、続けて反対側もプライマーを塗ってください。

▼プライマー含侵布の油性分が揮発してしまった場合は
乾いたプライマー含侵布に、少量のパーツクリーナーを湿らせてから貼り付け面を拭くようにしてプライマーを塗ってください。
※乾燥状態が数十分経過してしまうと、この方法でもプライマー処理の有効性が出ませんのでご注意ください。
3.バックドア側アンカー(磁石)とバックドア側ホールドテープを貼り付ける
3-1.バックドア側アンカー(磁石)を貼り付ける
プライマーを塗ってから10分ほど乾燥させたのちに、画像の位置を参考にバックドア側アンカー(磁石)を貼ってください。
▼ホールドテープとアンカーの貼付け位置

▼アンカーの貼り付け位置(運転席側)


位置は厳密でなくとも、おおむね画像と同じような位置でかまいません。
助手席側も同様に貼ってください。
3-2.バックドア側ホールドテープを貼り付ける
タープ布を挟み込まない様に、ウェザーストリップ(ゴムモール)が当たる部分の内側にテープを貼り付けます。
▼ホールドテープとアンカーの貼付け位置
※作業の前に今一度、貼り付け位置をご確認ください。

▼テープを貼る向きにもご注意ください

▼ホールドテープは、バックドア側アンカー(磁石)のすぐそばから貼り始めます。




基本的には貼り直しができません。
テープの貼り付け位置をしっかりと確認していただいて一発勝負で貼りつけてください。
(貼り付け直後、数十秒経過すると まともには剥がせませんのでご注意ください)
3-3.テープを貼り終えたら十分に加圧する
▼L字形状になっているテープを半分に重ねた状態にした上から、しっかりとテープを押し付けてください。
(画像の車はエブリィです)

4.ボディー側アンカーを取り付ける
※2023年5月以降の製品は項目の一番下をご覧ください

▼ボディー側ウェザーストリップ(黒色のゴムモール)を後方に引き出して外します。

▼車体中央を基準にボディー側アンカーを取り付けます。

ドアロック金具(中央位置)から、57~58cmあたりにアンカーを取り付けます。
▼下画像のように、ワイヤーを上面に引っ張りながら、
ハンマーを使って奥までしっかりと打ち込みます。

5.ボディー側ホールドテープを装着する
※2023年5月以降の製品は5-1、5-2が変更になっています。5-2の一番下をご覧ください

ウェザーストリップモールの溝の中にボディー側ホールドテープを差し込みながら装着していきます。
※取り付けイメージ※
①ウェザーストリップモールを手前に引き出して外します。

②ウェザーストリップモールの溝に、ボディー側ホールドテープを差し込みます。
テープはV字に折ってあり、折り幅が少ない方を溝に差し込みます。

③元通りにボディーへ、はめ込みます。

▼動画にて作業概要を確認下さい
(車両はVOXYですが作業内容は同じです)
5-1.短いボディ側ホールドテープを取り付ける
ボディ側ホールドテープは長さが異なる2種類のテープが付属されており、短いテープ(ボディ側アンカー付近の曲線部用)から装着を行います。
以下、エブリイで撮影した写真ですが、作業内容は同じです。
▼曲線部に装着しやすくするために、ハサミで3~4か所に切り込みを入れておきます。

下画像は、テープを装着したところです。
手前側(親指部分)は、布地になります(ギザギザ面ではありません)

▼(参考)最終的にタープ布を接合した画像です。

テープの手前側は布地です、テープの向こう側にあたるギザギザ面にタープ布が接合されます。
このとき、テープの折筋を指で広げて平らな状態にしながら差し込んでいくと、やりやすいです。
▼ギザギザ面(ひとさし指で押さえている面)が、上側になります。


5-2.長いボディ側ホールドテープを取り付ける
▼続いて長いテープを装着していきます。

▼短いテープに5ミリほど重ねてつなげてください。

▼ウェザーストリップの溝にホールドテープを差し込み、手のひらでボディ側に押し込んでいきます。

▼テープが終わるところまで装着してください。

5-3.ウェザーストリップを打ちこむ<重要です!>
ウェザーストリップが浮き上がっているとバックドアの閉まりが悪くなりますので、ハンマーで奥まで打ち込みます。

打ち込み具合の判断は目視では難しいので、打ち込んでいるときに出る、音や感覚で判断します。
★鈍い音・柔らかな感触 → 高い音・硬い感触になっていればOKです
ホールドテープを装着後、24時間以上(できれば2日間ほど)養生してください。
その間に接着力が増し、本来の性能の90%ほどの接着力になります。
夏場の晴れた日の作業でしたら、テープを貼って1時間後には大丈夫な接着強度になっていたりしますが、できるだけ上記の養生時間を経てから タープ布を装着してください。
特に寒冷時や雨の日の作業では十分な養生時間を経過させてください。
6.タープ布を取り付ける
▼各部の名称(タープ布)

6-1.タープ布の上下左右を判別する
タープ布には撥水加工処理を行っていますので、処理面を車外側に装着いただく必要がありますので、上下左右をご確認ください。
▼タープ布の左右判別方法

運転席側のタープ布だけに付いている緑色の「Aizuのタグ」を見つけてください。
▼タープ布の上下判別方法
バックドア内側上部(首元側の端)に装着する部分には目印に薄茶色の面ファスナーを付けてあります。
(装着終了後は取り外してください。)

6-2.ショックコード端部のフックをアンカーに接続する
タープ布の、「袖口(上側)」と「足元(下側)」から出ているショックコードの端部に付いているフックを、バックドア側アンカーとボディ側アンカーのそれぞれに接合します。
▼接合後は下画像のような状態になります。

▼フックをボディ側アンカーにつなげます。

▼その反対側から出ているフックを、バックドア側アンカーのリップの穴につなげます。

アンカーのリップは回転させることができます。リップは薄くて柔らかいので、折れてしまわないように注意しながら、リップの方向を画像のようにショックコードに向けてください。
6-3.タープ布をホールドテープに接合します
▼各部の名称(タープ布)

<バックドア側から接合します>
バックドア側ホールドテープの垂直部分(図の赤の面)にタープ布を取り付けます。

▼アンカー側端部(袖口)から接合します。

L字に曲がっているテープの下半分だけの部分に接合していきます。
▼端部を10cmほど接合します。

▼反対側の端部(首元)を10cmほど接合します。

タープ布は伸縮性の高い生地ですので、1.2倍ほどに伸びます。
強く引き伸ばしていただいても大丈夫です。
▼次に真ん中あたりを5cmほど接合します。

この時点では仮装着ですので、軽く付いている程度でOKです。
<ボディ側を接合します>
▼下側端部(足元)を10cmほど接合します。


▼ボディ側の端部(首元)を10cmほど接合します。

バックドア側と同様に、生地を引き伸ばして接合します。
その際に、タープ布に張り感が出るように接合してください。
ホールドテープの終端部とタープ布の終端部が一致しなくても構いません。
(もし、余ったテープは 最後に切り取れます)
▼次に真ん中あたりを接合します。

7.貼り具合を調整する
7-1.タープ布のシワをとる
コツは、生地の一部にたるみが出ないように、タープ布の接合部全体にわたって均一な引っ張り加減にすることです。
▼シワっ気が残るようでしたら、「剥がしては接合」を繰り返して貼り直してみてください。

▼テープ接合を剥がすには、タープ布の内側と外側の両方から行うとやりやすいです。


▼おおむねシワがとれた状態です。

7-2.タープ布とホールドテープをしっかり接合する
具合よく張っている状態が確認できたら、各ホールドテープとの接合部をしっかりと押さえて、接合を強くします。







もし、端部のホールドテープが余っているようでしたらハサミで切り取ってしまっても構いませんが、
力を分散させるために残しておいても構いません。


8.バックドアの閉まり具合を確認する
8-1.バックドアを閉めてみる
閉まり具合が、装着前よりも固く感じるようでしたら、5-3 の「ウェザーストリップの浮き上がり」を、再度確認してください。
パッと見では浮き上がりがないように見えても、ハンマーでたたいてみると 鈍い音がする場合もあります。
特に上部は、わずかな浮きでも閉まり具合に影響します。

8-2.タープ布が、はさまれないかを確認する


取り付けのご案内は、以上となります。
■補修部品のご案内
バックドア側のホールドテープは 最下部の曲線部が一番 剥がれようとする力が働きます。 「この部分だけが剥がれてしまった・・・」場合には、剥がれた部分だけを貼り直すことで補修ができます。20cm+20cm(合計40cm)の長さのホールドテープ と、下地処理用のプライマーを、補修用品として用意しています。
他にも、各種補修部品を下記ページにて ご購入いただけます。
https://www.aizu-rv.co.jp/aizufr/abdetail/654
==============
■アイズ-ブロッカーご使用上のご注意につきましては
こちらをご確認ください。
最後になりますが、
ご使用上で気になることがございましたらお申し付けください。
今後の改良などへとつなげることができて、ありがたく存じます。
弊社レビュー投稿ページです。
↓↓
https://www.aizu-rv.co.jp/aizufr/reviewlist
どうぞよろしくお願いいたします。
株式会社 アイズ
アイズ-ブロッカー 開発・製作担当者 一同
TEL 053-422-7608
FAX 053-422-7178
info@aizu-rv.co.jp
===================
アイズ-ブロッカーは、 特許取得済です(特許第6862023)
また、上記説明書の営利目的利用はご遠慮下さい。(©aizu2021)
よろしくお願いいたします。
アイズ-ブロッカー取付説明書
(特許第6862023)
※2023年5月の一部仕様変更に伴い、記載内容が追加されている箇所があります。
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■必要工具
・パーツクリーナーの類とテッシュ
・ハンマー(普通のトンカチでokです)
・ハサミ
・メジャー
・ドライヤー
※他、あると便利なもの
・踏み台や椅子
・ドライバー (カーテンなどがビス止されている場合)
・プライヤーやペンチなど
■商品内容
・アイズ-ブロッカー本体タープ布:左右2枚
運転席側のタープ布には、緑色の「Aizuのタグ」が縫い付けています。助手席側にはタグは ありません。
【付属部品】
・ボディー側アンカー:
2023年5月以前:2個(ワイヤー付きのもの)
2023年5月以降:2セット(紐付きの短いテープ状のもの:2個 + 爪付きクリップ 小2個付き)
・ボディー側ホールドテープ固定用 爪付きクリップ:10個(2023年5月以前のものには6個付属)
・ボディー側ホールドテープ
長いもの:2本(上側)
短いもの:2本(下側)
・バックドア側ホールドテープ
テープ:2本
小 片:2枚(脱脂確認用)
粘着テープ用プライマー:シート・液 各1個
・バックドア側アンカー(磁石):2個
※画像は2023年5月以前のものです

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■各部の名称

※2023年5月23日の出荷分から、ボディー側アンカーがこのタイプに変更されています。↓

≪装着作業の流れ≫
作業時間
約1時間ほどですが、粘着材貼付け後に最低1日(できれば2日間)養生時間をおいてください。
作業環境について
気温が20℃以上、乾燥した状況下が望ましいです。
寒冷時や雨天等の多湿時等は、ドライヤー(家庭用のものでOKです)を使用してください。
■バックドアの脱脂とプライマー塗布を行う
バックドア側アンカーやホールドテープの貼り付け面を脱脂し、プライマーを塗ります。
(詳細は手順1、手順2)

↓↓
■バックドアにアンカー(磁石)とホールドテープを貼り付ける
(詳細は手順3)
テープ接着の際はしっかり圧着して下さい。

↓↓
■ボディーにアンカーとホールドテープを装着する。
(詳細は手順4、手順5)

↓↓
タープ布を取り付ける前に、最低1日(できれば2日間)養生時間をおいてください。
養生中に粘着材の接着力が増します。
↓↓
■タープ布を取り付ける。
(詳細は手順6)

↓↓
■貼り具合を調整して、ドアの閉まり具合を確認する。
(詳細は手順7、手順8)
・タープ布のシワを取ったり、ドアを閉める際に挟み込みがないか、ご確認下さい。
↓↓
終了です。
以下、取り付けの詳細手順です。
==========================
重要!!
▼作業時の温度・湿度について
気温が20℃以上あり、乾燥した状況下での作業が望ましいです。
寒冷時や多湿時等は、ドライヤー(家庭用のものでOKです)を使用してください。
↓↓
ドライヤーを使い、貼り付ける箇所とテープの粘着面を温めながら(50℃程度)取り付けることで、強力に貼り付けることができます。
雨天時はどうしても、貼り付け面が湿ってしまいます。ドライヤーを使用できない場合は、晴れた日に作業を行ってください。
寒冷時にドライヤーをお使いになれない環境の場合には、バックドアを閉めた状態で車のヒーターを稼働させて、バックドアの表面温度が、できれば20℃以上になっている状態にしてから 作業されることをお勧めします。
▼使用している粘着テープについて
バックドア側アンカー(磁石)とホールドテープの粘着材の材質は、高性能な粘着テープですが、その性能を発揮させるには、
・接着面の十分な脱脂
・十分な加圧(5kgf/㎠)
→ 強い指圧をするくらいの押し付け力が必要です。
・十分な養生時間(24~72時間)
が必要です。
スリーエムジャパン株式会社様が公開している
「3M VHB 接着マニュアル」
をできればご一読ください。
気温が20℃以上あり、乾燥した状況下での作業が望ましいです。
寒冷時や多湿時等は、ドライヤー(家庭用のものでOKです)を使用してください。
↓↓
ドライヤーを使い、貼り付ける箇所とテープの粘着面を温めながら(50℃程度)取り付けることで、強力に貼り付けることができます。
雨天時はどうしても、貼り付け面が湿ってしまいます。ドライヤーを使用できない場合は、晴れた日に作業を行ってください。
寒冷時にドライヤーをお使いになれない環境の場合には、バックドアを閉めた状態で車のヒーターを稼働させて、バックドアの表面温度が、できれば20℃以上になっている状態にしてから 作業されることをお勧めします。
▼使用している粘着テープについて
バックドア側アンカー(磁石)とホールドテープの粘着材の材質は、高性能な粘着テープですが、その性能を発揮させるには、
・接着面の十分な脱脂
・十分な加圧(5kgf/㎠)
→ 強い指圧をするくらいの押し付け力が必要です。
・十分な養生時間(24~72時間)
が必要です。
スリーエムジャパン株式会社様が公開している
「3M VHB 接着マニュアル」
をできればご一読ください。
1.バックドア側の、アンカーやホールドテープを貼り付ける面付近をしっかりと脱脂する
1-1.取り付け位置を確認する
下画像のように、ウェザーストリップ(ゴムモール)がドアに当たる部分の内側にテープとアンカーを貼り付けますので、
まず、バックドアのどの部分にウェザーストリップ(ゴムモール)が当たるのかを確認していただき、その内側部分を脱脂してください。
S700系の場合ウェザーストリップ内部に収まる部分が凸になっていますので、比較的わかりやすいかと存じます。
▼ホールドテープとアンカーの貼付け位置

※ダンパー部はダンパーの外側部分に貼り付けます。
1-2.脱脂作業を行う<重要です!>
パーツクリーナーなどを使って、アンカーやホールドテープの貼り付け面付近をしっかりと脱脂処理してください。
脱脂作業のコツ
※ 拭き取る紙や布は汚れの無い物を使用し、常に新しい面で拭う拭う。(汚れた面で拭くと、汚れをただのばしているだけになってしまします。)
※ 拭き取り方は一方向とし、往復や丸く拭かない。
※ 溶剤で濡らしてから乾かないうちに乾いた布で拭くことが基本です。
(1枚の布で前端だけ溶剤を含ませ、後半分は乾いた状態で、一方向に拭くのは良い方法です。)
※ 拭き取り方は一方向とし、往復や丸く拭かない。
※ 溶剤で濡らしてから乾かないうちに乾いた布で拭くことが基本です。
(1枚の布で前端だけ溶剤を含ませ、後半分は乾いた状態で、一方向に拭くのは良い方法です。)
▼下画像の車は17エブリイですが、作業内容は同じです。
ご注意下さい
ボディコーティングがされている場合
ボディコーティングされていると、通常の脱脂処理をしただけでは 粘着材がしっかりと貼り付きません。コーティング被膜をコンパウンドで磨き落とすなどの作業が必要となります。 また、最近の洗車用シャンプーの中には、ワックス成分やコーティング成分が配合されていて、汚れを落とすのと同時にボディに艶を出してくれる製品があります。ワックス成分やコーティング成分が残っておりますと、しっかりとテープが貼り付きません。コーティング被膜を磨き落とす方法は、1200~1500番くらいの耐水ペーパーや 研磨スポンジで磨き落とします。貼り付け面だけを磨き落とせるように、貼り付け面以外の箇所をマスキング処理をしてから磨き作業をされることをお勧めします。
各種のクリーナーを使って作業する場合
ガラスクリーナーやプラスチッククリーナーなどには、汚れを落とす成分の他に、汚れが再度付着することを防止する成分が含まれている場合が多いです。この汚れ付着防止成分(シリコンやワックス等)が表面に残っていると粘着材がしっかりと貼り付いてくれません。また 汚れ付着防止成分(シリコンやワックスなど)が残っている部分に一度貼り付けてしまった粘着材には、貼り付けることで 汚れ付着防止成分が粘着材側にも移行してしまいますので、再使用することができません。各種のクリーナーなどを使って作業をされた場合には 汚れ付着防止成分が表面に残らないよう、クリーナーを使用後に入念な脱脂処理してください。
ボディコーティングされていると、通常の脱脂処理をしただけでは 粘着材がしっかりと貼り付きません。コーティング被膜をコンパウンドで磨き落とすなどの作業が必要となります。 また、最近の洗車用シャンプーの中には、ワックス成分やコーティング成分が配合されていて、汚れを落とすのと同時にボディに艶を出してくれる製品があります。ワックス成分やコーティング成分が残っておりますと、しっかりとテープが貼り付きません。コーティング被膜を磨き落とす方法は、1200~1500番くらいの耐水ペーパーや 研磨スポンジで磨き落とします。貼り付け面だけを磨き落とせるように、貼り付け面以外の箇所をマスキング処理をしてから磨き作業をされることをお勧めします。
各種のクリーナーを使って作業する場合
ガラスクリーナーやプラスチッククリーナーなどには、汚れを落とす成分の他に、汚れが再度付着することを防止する成分が含まれている場合が多いです。この汚れ付着防止成分(シリコンやワックス等)が表面に残っていると粘着材がしっかりと貼り付いてくれません。また 汚れ付着防止成分(シリコンやワックスなど)が残っている部分に一度貼り付けてしまった粘着材には、貼り付けることで 汚れ付着防止成分が粘着材側にも移行してしまいますので、再使用することができません。各種のクリーナーなどを使って作業をされた場合には 汚れ付着防止成分が表面に残らないよう、クリーナーを使用後に入念な脱脂処理してください。
1-3.脱脂状態を確認する
脱脂作業が終りましたら、ホールドテープを貼る前に脱脂が十分にできているかの確認をしてください。
脱脂作業をした箇所に、テストピース(小さな試し貼りテープ)を貼ってみてください。
▼貼った上から強く指圧をするくらいの力で数秒間加圧してください。
5分ほど経過させたのち剥がそうとしてみてください。
▼ガムテープを貼ったときのように、剥がすのに抵抗感があるようでしたらOKです。
▼抵抗感なく剥がれてくる程度ですと、脱脂が十分にできていませんので、再度脱脂作業を行ってください。
2. 貼り付け面にプライマーを塗る
脱脂処理が済みましたら、粘着剤を貼り付け予定の箇所に付属のプライマーを必ず塗ってください。
▼ホールドテープとアンカーの貼付け位置

塗装面を拭くようにしていただければOKです。
付属のプライマーは、一見、乾いているようにも見受けられますが、ちゃんと左右に塗るだけの量があります。
ただ、少量ですし、開封後少し時間が経つと揮発してしまいますので、左右の貼り付け面を、続けて作業してください。
▼下画像の車は17エブリイですが、作業内容は同じです。
揮発してしまう前に、続けて反対側もプライマーを塗ってください。
▼プライマー含侵布の油性分が揮発してしまった場合は
乾いたプライマー含侵布に、少量のパーツクリーナーを湿らせてから貼り付け面を拭くようにしてプライマーを塗ってください。
※乾燥状態が数十分経過してしまうと、この方法でもプライマー処理の有効性が出ませんのでご注意ください。
3.バックドア側アンカー(磁石)とバックドア側ホールドテープを貼り付ける
重要!!
▼作業時の温度・湿度について
気温15℃以上、乾燥した状況下での作業が望ましいです。
▼寒冷時や多湿時等は
ドライヤーで貼り付ける箇所とテープの粘着面を50℃程度に温めながら取り付けることで、強力に貼り付けることができます。
気温15℃以上、乾燥した状況下での作業が望ましいです。
▼寒冷時や多湿時等は
ドライヤーで貼り付ける箇所とテープの粘着面を50℃程度に温めながら取り付けることで、強力に貼り付けることができます。
3-1.バックドア側アンカー(磁石)を貼り付ける
プライマーを塗ってから10分ほど乾燥させたのちに、画像の位置を参考にバックドア側アンカー(磁石)を貼ってください。
▼ホールドテープとアンカーの貼付け位置

▼アンカーの貼り付け位置(運転席側)
位置は厳密でなくとも、おおむね画像と同じような位置でかまいません。
助手席側も同様に貼ってください。
【注意】貼り直しができません!
アンカー貼り付け直後だと剥がして再貼り付けできますが、数十秒経過すると まともには剥がせませんのでご注意ください。
もし、貼り直しをする場合には、当初の粘着材は、使えない状態になっているかと思います。
その場合は、いったん粘着材をはがし取っていただき(石油系溶剤を用いると剥がしやすいです)
磁石の裏に市販の両面テープ(高耐熱性のものが◎)を貼り直して再貼り付けしてください。
※蛇足ながら…
鉄板にアンカーをビス止めする方法もあります。
磁石真ん中の黒色部品を外すとクリップ金具が外せますので、ビス止めができます。

もし、貼り直しをする場合には、当初の粘着材は、使えない状態になっているかと思います。
その場合は、いったん粘着材をはがし取っていただき(石油系溶剤を用いると剥がしやすいです)
磁石の裏に市販の両面テープ(高耐熱性のものが◎)を貼り直して再貼り付けしてください。
※蛇足ながら…
鉄板にアンカーをビス止めする方法もあります。
磁石真ん中の黒色部品を外すとクリップ金具が外せますので、ビス止めができます。

3-2.バックドア側ホールドテープを貼り付ける
タープ布を挟み込まない様に、ウェザーストリップ(ゴムモール)が当たる部分の内側にテープを貼り付けます。
▼ホールドテープとアンカーの貼付け位置
※作業の前に今一度、貼り付け位置をご確認ください。

▼テープを貼る向きにもご注意ください

▼ホールドテープは、バックドア側アンカー(磁石)のすぐそばから貼り始めます。


基本的には貼り直しができません。
テープの貼り付け位置をしっかりと確認していただいて一発勝負で貼りつけてください。
(貼り付け直後、数十秒経過すると まともには剥がせませんのでご注意ください)
ポイント
アンカー(磁石)のすぐそばの曲線部は、テープを加工せずに貼ると少しシワになります。
シワが入らないようにするため、テープの端部から6~7cmほどまでの部分に、ハサミを使って、切り込みを3~4か所入れてから貼る方法もあります。
▼画像の車はエブリイです

シワが入らないようにするため、テープの端部から6~7cmほどまでの部分に、ハサミを使って、切り込みを3~4か所入れてから貼る方法もあります。
▼画像の車はエブリイです
3-3.テープを貼り終えたら十分に加圧する
▼L字形状になっているテープを半分に重ねた状態にした上から、しっかりとテープを押し付けてください。
(画像の車はエブリィです)
重要!
「貼り付けたテープが剥がれてきてしまった・・・」 の原因は、この加圧が不十分だった場合が少なくありません。
業者さんでも「貼り付けておしまい」の失敗をします・・・お気を付けください。
粘着テープは「感圧接着剤」とも呼ばれていて、圧力を加えないと十分な接着力(粘着力)を発揮しません。
高性能なテープほどしっかりと圧力を加える必要があります。
テープの上から 1㎝ごとに 指圧をするつもりで加圧していってください。
特に以下のテープ端部は入念に加圧してください。

▼ドア下側のアンカー付近(曲線の部分)

▼ドア上側の終端部付近

繰り返しになりますが、「テープを単に貼っただけでは、剥がれてきてしまいます。しっかりと押し付けてください」
業者さんでも「貼り付けておしまい」の失敗をします・・・お気を付けください。
粘着テープは「感圧接着剤」とも呼ばれていて、圧力を加えないと十分な接着力(粘着力)を発揮しません。
高性能なテープほどしっかりと圧力を加える必要があります。
テープの上から 1㎝ごとに 指圧をするつもりで加圧していってください。
特に以下のテープ端部は入念に加圧してください。

▼ドア下側のアンカー付近(曲線の部分)
▼ドア上側の終端部付近
繰り返しになりますが、「テープを単に貼っただけでは、剥がれてきてしまいます。しっかりと押し付けてください」
4.ボディー側アンカーを取り付ける
※2023年5月以降の製品は項目の一番下をご覧ください
▼ボディー側ウェザーストリップ(黒色のゴムモール)を後方に引き出して外します。
▼車体中央を基準にボディー側アンカーを取り付けます。
ドアロック金具(中央位置)から、57~58cmあたりにアンカーを取り付けます。
▼下画像のように、ワイヤーを上面に引っ張りながら、
ハンマーを使って奥までしっかりと打ち込みます。
2023年5月以降の製品について
※画像は他車種のものになりますが作業内容は同じです。
車体中央から58~59cmあたりのところに ボディー側アンカーを取り付けます。
ループ紐の付いた短いテープを、爪付きクリップを使って鉄板に固定します。テープの端と鉄板の端を合わせるようにします。

先に、テープを爪付きクリップに差し込んでから

ハンマーを使って奥までしっかりと打ち込みます。引っ張っても抜けてこなければOKです。
この時アンカーの端を、車外側へ5ミリほどはみ出させて固定してください↓


車体中央から58~59cmあたりのところに ボディー側アンカーを取り付けます。
ループ紐の付いた短いテープを、爪付きクリップを使って鉄板に固定します。テープの端と鉄板の端を合わせるようにします。

先に、テープを爪付きクリップに差し込んでから

ハンマーを使って奥までしっかりと打ち込みます。引っ張っても抜けてこなければOKです。
この時アンカーの端を、車外側へ5ミリほどはみ出させて固定してください↓


5.ボディー側ホールドテープを装着する
※2023年5月以降の製品は5-1、5-2が変更になっています。5-2の一番下をご覧ください
ウェザーストリップモールの溝の中にボディー側ホールドテープを差し込みながら装着していきます。
※取り付けイメージ※
①ウェザーストリップモールを手前に引き出して外します。

②ウェザーストリップモールの溝に、ボディー側ホールドテープを差し込みます。
テープはV字に折ってあり、折り幅が少ない方を溝に差し込みます。

③元通りにボディーへ、はめ込みます。

▼動画にて作業概要を確認下さい
(車両はVOXYですが作業内容は同じです)
CHECK!
ウェザーストリップの鉄芯が開いていないか確認してください。
▼鉄芯が閉じている◎ (溝の隙間がない状態)

▼鉄芯が開いている××(溝に隙間ができている状態)

布地を内張りしているキャンピングカーや、バックドアに網戸を付けている車などで見受けられます。
▼鉄芯が開いている場合は手で閉じてください。

鉄芯(溝)が開いたままだと、ウェザーストリップモールが外れやすいです。
特にボディー側アンカー付近は、ウェザーストリップモールが外れる方向に力が加わりますので、しっかりと鉄芯が閉じている状態(溝の隙間がない状態)で元通りに戻し入れてください。
なお、布地を内張りしているキャンピングカーなどでは、鉄芯(溝)を閉じた状態で、戻し入れるのが困難だったりします。
その場合には、ウェザーストリップモールをボディ側に戻した後から、プライヤーなどを使ってしっかりと鉄芯を締めて、ウェザーストリップモールが抜けてこないようにします。
▼鉄芯が閉じている◎ (溝の隙間がない状態)
▼鉄芯が開いている××(溝に隙間ができている状態)
布地を内張りしているキャンピングカーや、バックドアに網戸を付けている車などで見受けられます。
▼鉄芯が開いている場合は手で閉じてください。
鉄芯(溝)が開いたままだと、ウェザーストリップモールが外れやすいです。
特にボディー側アンカー付近は、ウェザーストリップモールが外れる方向に力が加わりますので、しっかりと鉄芯が閉じている状態(溝の隙間がない状態)で元通りに戻し入れてください。
なお、布地を内張りしているキャンピングカーなどでは、鉄芯(溝)を閉じた状態で、戻し入れるのが困難だったりします。
その場合には、ウェザーストリップモールをボディ側に戻した後から、プライヤーなどを使ってしっかりと鉄芯を締めて、ウェザーストリップモールが抜けてこないようにします。
5-1.短いボディ側ホールドテープを取り付ける
ボディ側ホールドテープは長さが異なる2種類のテープが付属されており、短いテープ(ボディ側アンカー付近の曲線部用)から装着を行います。
以下、エブリイで撮影した写真ですが、作業内容は同じです。
▼曲線部に装着しやすくするために、ハサミで3~4か所に切り込みを入れておきます。
下画像は、テープを装着したところです。
手前側(親指部分)は、布地になります(ギザギザ面ではありません)
▼(参考)最終的にタープ布を接合した画像です。
テープの手前側は布地です、テープの向こう側にあたるギザギザ面にタープ布が接合されます。
このとき、テープの折筋を指で広げて平らな状態にしながら差し込んでいくと、やりやすいです。
▼ギザギザ面(ひとさし指で押さえている面)が、上側になります。
5-2.長いボディ側ホールドテープを取り付ける
▼続いて長いテープを装着していきます。
▼短いテープに5ミリほど重ねてつなげてください。
▼ウェザーストリップの溝にホールドテープを差し込み、手のひらでボディ側に押し込んでいきます。
▼テープが終わるところまで装着してください。
2023年5月以降の製品について
※以下の画像は違う車種のものですが、行う作業内容と手順は同じです。
長いホールドテープを取り付ける起点を決める
まず長いテープから装着を行います。装着は装着は、上側曲線部の中央付近から装着し始めます。厳密でなくても、おおよそで大丈夫です。

テープがズレるのを防いで装着をしやすくするため、付属の爪付きクリップで止めておきます。爪付きクリップの上からウェザーストリップモールを被せてしまってOKです。

次に、長いホールドテープを取り付けていきます
基本の手順に沿い、下へ向かってテープ全てを装着していってください。
差し込んだら…

しっかりと手のひらで叩き込む

ウェザーストリップモールの車外側のベロをめくって見てみると、シッカリ奥まで入っているかの判断がつきます。

↓ 隙間があるのでダメ

次に、短いホールドテープを取り付けます
画像の手順で装着したら、長いテープの時と同様に、最後にウェザーストリップモールをはめ込んで、手のひらで しっかりと叩き込んで下さい。
まず、長いテープの下端と短いテープの端を5ミリほど重ね、重ねた部分を爪付きクリップで固定します。




短いテープの中間あたりも爪付きクリップで固定します

ボディー側アンカーに5ミリほど重なるようにカットし…

重ねた付近を爪付きクリップで固定します


「爪付きアンカー」は、製品に10個 付属させています。追加でお求めいただくこともできます。
https://www.aizu-rv.co.jp/aizufr/mssupport
↑
アイズ-ブロッカーのタブをクリックし、表示されたメーカー一覧から車種をご選択ください
長いホールドテープを取り付ける起点を決める
まず長いテープから装着を行います。装着は装着は、上側曲線部の中央付近から装着し始めます。厳密でなくても、おおよそで大丈夫です。

テープがズレるのを防いで装着をしやすくするため、付属の爪付きクリップで止めておきます。爪付きクリップの上からウェザーストリップモールを被せてしまってOKです。

次に、長いホールドテープを取り付けていきます
基本の手順に沿い、下へ向かってテープ全てを装着していってください。
差し込んだら…

しっかりと手のひらで叩き込む

ウェザーストリップモールの車外側のベロをめくって見てみると、シッカリ奥まで入っているかの判断がつきます。

↓ 隙間があるのでダメ

次に、短いホールドテープを取り付けます
画像の手順で装着したら、長いテープの時と同様に、最後にウェザーストリップモールをはめ込んで、手のひらで しっかりと叩き込んで下さい。
まず、長いテープの下端と短いテープの端を5ミリほど重ね、重ねた部分を爪付きクリップで固定します。




短いテープの中間あたりも爪付きクリップで固定します

ボディー側アンカーに5ミリほど重なるようにカットし…

重ねた付近を爪付きクリップで固定します


「爪付きアンカー」は、製品に10個 付属させています。追加でお求めいただくこともできます。
https://www.aizu-rv.co.jp/aizufr/mssupport
↑
アイズ-ブロッカーのタブをクリックし、表示されたメーカー一覧から車種をご選択ください
5-3.ウェザーストリップを打ちこむ<重要です!>
ウェザーストリップが浮き上がっているとバックドアの閉まりが悪くなりますので、ハンマーで奥まで打ち込みます。
打ち込み具合の判断は目視では難しいので、打ち込んでいるときに出る、音や感覚で判断します。
★鈍い音・柔らかな感触 → 高い音・硬い感触になっていればOKです
CHECK!
アイズ-ブロッカーを装着後「バックドアの閉まりが固くなった」感じがする場合には、上記のウェザーストリップの浮き上がりを再度確認してください。
※特に上側付近に浮き上がりがあると影響が大きいですので、上側付近は入念にチェックしてください。
※特に上側付近に浮き上がりがあると影響が大きいですので、上側付近は入念にチェックしてください。
ホールドテープを装着後、24時間以上(できれば2日間ほど)養生してください。
その間に接着力が増し、本来の性能の90%ほどの接着力になります。
夏場の晴れた日の作業でしたら、テープを貼って1時間後には大丈夫な接着強度になっていたりしますが、できるだけ上記の養生時間を経てから タープ布を装着してください。
特に寒冷時や雨の日の作業では十分な養生時間を経過させてください。
6.タープ布を取り付ける
▼各部の名称(タープ布)

6-1.タープ布の上下左右を判別する
タープ布には撥水加工処理を行っていますので、処理面を車外側に装着いただく必要がありますので、上下左右をご確認ください。
▼タープ布の左右判別方法

運転席側のタープ布だけに付いている緑色の「Aizuのタグ」を見つけてください。
▼タープ布の上下判別方法
バックドア内側上部(首元側の端)に装着する部分には目印に薄茶色の面ファスナーを付けてあります。
(装着終了後は取り外してください。)

6-2.ショックコード端部のフックをアンカーに接続する
タープ布の、「袖口(上側)」と「足元(下側)」から出ているショックコードの端部に付いているフックを、バックドア側アンカーとボディ側アンカーのそれぞれに接合します。
▼接合後は下画像のような状態になります。
▼フックをボディ側アンカーにつなげます。

▼その反対側から出ているフックを、バックドア側アンカーのリップの穴につなげます。
アンカーのリップは回転させることができます。リップは薄くて柔らかいので、折れてしまわないように注意しながら、リップの方向を画像のようにショックコードに向けてください。
6-3.タープ布をホールドテープに接合します
▼各部の名称(タープ布)

<バックドア側から接合します>
バックドア側ホールドテープの垂直部分(図の赤の面)にタープ布を取り付けます。

▼アンカー側端部(袖口)から接合します。
L字に曲がっているテープの下半分だけの部分に接合していきます。
▼端部を10cmほど接合します。
▼反対側の端部(首元)を10cmほど接合します。
タープ布は伸縮性の高い生地ですので、1.2倍ほどに伸びます。
強く引き伸ばしていただいても大丈夫です。
▼次に真ん中あたりを5cmほど接合します。
この時点では仮装着ですので、軽く付いている程度でOKです。
<ボディ側を接合します>
▼下側端部(足元)を10cmほど接合します。
▼ボディ側の端部(首元)を10cmほど接合します。
バックドア側と同様に、生地を引き伸ばして接合します。
その際に、タープ布に張り感が出るように接合してください。
ホールドテープの終端部とタープ布の終端部が一致しなくても構いません。
(もし、余ったテープは 最後に切り取れます)
▼次に真ん中あたりを接合します。
7.貼り具合を調整する
7-1.タープ布のシワをとる
コツは、生地の一部にたるみが出ないように、タープ布の接合部全体にわたって均一な引っ張り加減にすることです。
▼シワっ気が残るようでしたら、「剥がしては接合」を繰り返して貼り直してみてください。
▼テープ接合を剥がすには、タープ布の内側と外側の両方から行うとやりやすいです。
▼おおむねシワがとれた状態です。
7-2.タープ布とホールドテープをしっかり接合する
具合よく張っている状態が確認できたら、各ホールドテープとの接合部をしっかりと押さえて、接合を強くします。
もし、端部のホールドテープが余っているようでしたらハサミで切り取ってしまっても構いませんが、
力を分散させるために残しておいても構いません。
8.バックドアの閉まり具合を確認する
8-1.バックドアを閉めてみる
閉まり具合が、装着前よりも固く感じるようでしたら、5-3 の「ウェザーストリップの浮き上がり」を、再度確認してください。
パッと見では浮き上がりがないように見えても、ハンマーでたたいてみると 鈍い音がする場合もあります。
特に上部は、わずかな浮きでも閉まり具合に影響します。
8-2.タープ布が、はさまれないかを確認する
取り付けのご案内は、以上となります。
■補修部品のご案内
バックドア側のホールドテープは 最下部の曲線部が一番 剥がれようとする力が働きます。 「この部分だけが剥がれてしまった・・・」場合には、剥がれた部分だけを貼り直すことで補修ができます。20cm+20cm(合計40cm)の長さのホールドテープ と、下地処理用のプライマーを、補修用品として用意しています。
他にも、各種補修部品を下記ページにて ご購入いただけます。
https://www.aizu-rv.co.jp/aizufr/abdetail/654
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■アイズ-ブロッカーご使用上のご注意につきましては
こちらをご確認ください。
最後になりますが、
ご使用上で気になることがございましたらお申し付けください。
今後の改良などへとつなげることができて、ありがたく存じます。
弊社レビュー投稿ページです。
↓↓
https://www.aizu-rv.co.jp/aizufr/reviewlist
どうぞよろしくお願いいたします。
株式会社 アイズ
アイズ-ブロッカー 開発・製作担当者 一同
TEL 053-422-7608
FAX 053-422-7178
info@aizu-rv.co.jp
===================
アイズ-ブロッカーは、 特許取得済です(特許第6862023)
また、上記説明書の営利目的利用はご遠慮下さい。(©aizu2021)
よろしくお願いいたします。