2021年08月24日19:57
蝶番の取り付け穴、レザー生地のビス穴 の補修方法です。≫
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◎蝶番の取り付け穴が バカ穴になってしまった場合の補修方法です。
急いで 撮影したものですから
蝶番の装着穴は、3か所あるのですが、
撮影画像では 2か所になってしまっています。
ご了承ください。
先般 ご案内いたしました「蝶番部分の修理方法」のメールでは
モケット生地での修理方法を ご案内しました。
レザーの場合も 基本的には 同じなのですが、
下記の説明にありますように
ビス穴の周辺を 少しだけ切り取っていただいて
穴の状態㋾確認してから 作業に入れれた方が よろしいかと存じます。
1)ビス穴の周辺部のレザーをカッターで切り取って
穴の状態が見えるようにしておきます。
10mm角穴程度の切り取りでしたら、後から装着する蝶番のプレートで
隠れてしまいます。
2)6mmほどの太さの 割りばしの先端を4mm程の太さに削り
木栓を作ります。
3)一度 穴の中に入れて 細すぎないことを確認してください。
ぎちぎちの大きさで カナヅチで叩かないと 入らない大きさがベターです。
手で押し入れられる太さですと 細すぎます。
カナヅチで叩き入れてみていただき、 15mmくらい打ち込んだ状態で
止まってくれるのが ベストな状態です。(合板の厚みは15mmですので・・・)
4)太さを 確認後、一度 引き抜いてから、
瞬間接着剤(できれば粘度のある木工用がベターです)を
穴の中に流し入れて、木栓の表面にも塗ります。
もし、瞬間接着剤ではなく 木工ボンドを使う場合には
竹の割りばしではなく、硬めの木の割りばしの方が宜しいかと思います。
5)頭が3~5mmほど出っ張っている状態の長さに 切り取ります。
画像のような のこぎりで処理するのが宜しいのですが、
カッターーナイフでも 加工できます。
6)3~5mmほど出っ張っている頭を、カナヅチで ツライチになるまで
打ち込みます。
瞬間接着剤が 固まる前に 打ち込んでしまいたいので、
5)の処理を カッターーナイフで行うようでしたら
切り取る処理に時間がかかってしまうので、
作業手順を 3)→ 5) → 4) → 6)に
する方が よろしいかと思います。
もし、瞬間接着剤ではなく 木工ボンドを使う場合には
作業手順は、 3) → 4) → 5)→ 6)で
よろしいかと思います。
7)瞬間接着剤 あるいは 木工ボンド が 十分に固まってから
蝶番を ビスで固定します。
上記の処理が 適正になされますと
ビスの固定強度は、元の合板への通常固定よりも
強固な固定になります。
木栓の太さは 5mm~6mmくらいかと思います。
(画像では6mmほどの太さの 竹製の割りばしを使いました)
バカ穴になってしまっている穴の状態によっては
7~8mmの太さが必要かも知れません。その場合には
割りばしの周りに、つまようじを打ち込めるだけ打ち込んで
固めてしまう方法もよろしいかと思います。
※ ベッドマットは、15mm厚の合板の上に
20mm厚の チップウレタン(硬めのウレタンフォームです)
さらにその上に 5mm厚のロールウレタン(柔らかいウレタンフォームです)
を重ねて貼ってから、
表面をビニールレザーで くるんでいます。
打ち込む木栓の長さが20mm以上ありますと、
合板の厚みは15mmを 5mm以上突き抜けている状態になり
チップウレタン側に 出っ張ってしまうことになります。
木栓のチップウレタン側への 出っ張りは、5mm以下であれば
ほとんど影響がありません。
木栓の長さは、おおむね20mm以下になるように してください。
===============================
レザー生地の場合の ビス穴を隠す方法につきまして。
1)ポンチを使って、ビス穴より一回り大きく
レザー生地を切り取ります。
画像のポンチの直径は10mmの物です。
100均でも売っています。
ポンチの使い方は、カナヅチでたたくのではなく、
手で押し付けながら 回すと、レザーを切り取れます。
(カナヅチでたたくと、木部まで凹ましてしまって よろしくありません)
できれば ポンチは、充電ドライバーの先に装着して使うタイプがベターです。
なお 後述の 4)ポンチを使って ・・・ でご案内しているように
よく切れるカッターナイフで 四角に切り取る方法もあります。
2)同じ ポンチを使って、別途用意した両面テープ付きレザーを切り取ります。
このレザーで 1)で切り取った穴に埋めることになります。
・ レザーの裏側に両面テープを貼っておいたもの を切り抜いて
1)で切り取った穴に埋める 方法(両面テープで貼り付けることになります)
と
・ レザーだけのものを を切り抜いて、瞬間接着剤などを使って
1)で切り取った穴に埋める 方法
があります。
3)両面テープ付きレザーを 穴に置き入れてみます。
穴の周辺部と 高さが揃うようにするのがコツです。
必要に応じて 両面テープを重ね貼りをして
穴の周辺部と 高さを揃えます。
高さが揃った状態で、両面テープの粘着材で固定します。
3’) 両面テープの重ね貼りなどで 高さを揃えた状態で
瞬間接着剤を使って固定する方法もあります。
なお、瞬間接着剤でなくても
スーパーXなどの接着剤の方が、高さ揃えや 位置決めがやりやすいです。
(はみ出た接着剤も パーツクリーナーなどで 拭き取れますし・・・)
https://www.amazon.co.jp/%E3%82%BB%E3%83%A1%E3%83%80%E3%82%A4%E3%83%B3-%E8%B6%85%E5%A4%9A%E7%94%A8%E9%80%94-%E3%82%B9%E3%83%BC%E3%83%91%E3%83%BCX-P20ml-AX-038/dp/B000TGLKPE/ref=sr_1_1?dchild=1&keywords=%E3%82%B9%E3%83%BC%E3%83%91%E3%83%BC%EF%BC%B8&qid=1629798262&sr=8-1
なお、
4)ポンチを使って 丸く切り取るのではなく、
よく切れるカッターナイフで 四角に切り取る方法もあります。
5)ビス穴より一回り大きく レザー生地を
四角に 切り取ります。
6) 5)で 四角に切り取ったピースを型にして
埋め込むための レザー生地ピースを切り出します。
7)両面テープや、瞬間接着剤や、スーパーXなどの接着剤を使って
切り取り穴に レザー生地ピースを埋め戻します。
その際には 穴の周辺を マスキングテープで養生しておくと
はみ出た接着剤を 拭き取りやすいです。
下記も、 ご参考にしていただけるかと・・・
バカ穴 修理
http://yasudaya-kagu.com/archives/category/%E5%AE%B6%E5%85%B7%E3%83%AA%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%83%BB%E4%BF%AE%E7%90%86/sonota/page/21
https://tukuru-hito.com/2018/06/17/post-855/
https://esse-online.jp/housework/51879
動画
https://www.youtube.com/watch?v=q6aXOdDciCo
https://www.youtube.com/watch?v=OgImMpqwF9Q
穴あけポンチ 10mm
https://www.amazon.co.jp/s?k=%E7%A9%B4%E3%81%82%E3%81%91%E3%83%9D%E3%83%B3%E3%83%81+10mm&i=diy&__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&ref=nb_sb_noss
https://www.amazon.co.jp/%E6%96%B0%E6%BD%9F%E7%B2%BE%E6%A9%9F-Niigataseiki-HMP-12-%E5%85%AD%E8%A7%92%E8%BB%B8%E7%9A%AE%E6%8A%9C%E3%81%8D%E3%83%9D%E3%83%B3%E3%83%81-12mm/dp/B0042W8ICY/ref=sr_1_6?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&dchild=1&keywords=%E3%83%9D%E3%83%B3%E3%83%81+%E7%A9%B4%E3%81%82%E3%81%91+%E5%85%85%E9%9B%BB&qid=1629799816&sr=8-6
急いで 撮影したものですから
蝶番の装着穴は、3か所あるのですが、
撮影画像では 2か所になってしまっています。
ご了承ください。
先般 ご案内いたしました「蝶番部分の修理方法」のメールでは
モケット生地での修理方法を ご案内しました。
レザーの場合も 基本的には 同じなのですが、
下記の説明にありますように
ビス穴の周辺を 少しだけ切り取っていただいて
穴の状態㋾確認してから 作業に入れれた方が よろしいかと存じます。
1)ビス穴の周辺部のレザーをカッターで切り取って
穴の状態が見えるようにしておきます。
10mm角穴程度の切り取りでしたら、後から装着する蝶番のプレートで
隠れてしまいます。
2)6mmほどの太さの 割りばしの先端を4mm程の太さに削り
木栓を作ります。
3)一度 穴の中に入れて 細すぎないことを確認してください。
ぎちぎちの大きさで カナヅチで叩かないと 入らない大きさがベターです。
手で押し入れられる太さですと 細すぎます。
カナヅチで叩き入れてみていただき、 15mmくらい打ち込んだ状態で
止まってくれるのが ベストな状態です。(合板の厚みは15mmですので・・・)
4)太さを 確認後、一度 引き抜いてから、
瞬間接着剤(できれば粘度のある木工用がベターです)を
穴の中に流し入れて、木栓の表面にも塗ります。
もし、瞬間接着剤ではなく 木工ボンドを使う場合には
竹の割りばしではなく、硬めの木の割りばしの方が宜しいかと思います。
5)頭が3~5mmほど出っ張っている状態の長さに 切り取ります。
画像のような のこぎりで処理するのが宜しいのですが、
カッターーナイフでも 加工できます。
6)3~5mmほど出っ張っている頭を、カナヅチで ツライチになるまで
打ち込みます。
瞬間接着剤が 固まる前に 打ち込んでしまいたいので、
5)の処理を カッターーナイフで行うようでしたら
切り取る処理に時間がかかってしまうので、
作業手順を 3)→ 5) → 4) → 6)に
する方が よろしいかと思います。
もし、瞬間接着剤ではなく 木工ボンドを使う場合には
作業手順は、 3) → 4) → 5)→ 6)で
よろしいかと思います。
7)瞬間接着剤 あるいは 木工ボンド が 十分に固まってから
蝶番を ビスで固定します。
上記の処理が 適正になされますと
ビスの固定強度は、元の合板への通常固定よりも
強固な固定になります。
木栓の太さは 5mm~6mmくらいかと思います。
(画像では6mmほどの太さの 竹製の割りばしを使いました)
バカ穴になってしまっている穴の状態によっては
7~8mmの太さが必要かも知れません。その場合には
割りばしの周りに、つまようじを打ち込めるだけ打ち込んで
固めてしまう方法もよろしいかと思います。
※ ベッドマットは、15mm厚の合板の上に
20mm厚の チップウレタン(硬めのウレタンフォームです)
さらにその上に 5mm厚のロールウレタン(柔らかいウレタンフォームです)
を重ねて貼ってから、
表面をビニールレザーで くるんでいます。
打ち込む木栓の長さが20mm以上ありますと、
合板の厚みは15mmを 5mm以上突き抜けている状態になり
チップウレタン側に 出っ張ってしまうことになります。
木栓のチップウレタン側への 出っ張りは、5mm以下であれば
ほとんど影響がありません。
木栓の長さは、おおむね20mm以下になるように してください。
===============================
レザー生地の場合の ビス穴を隠す方法につきまして。
1)ポンチを使って、ビス穴より一回り大きく
レザー生地を切り取ります。
画像のポンチの直径は10mmの物です。
100均でも売っています。
ポンチの使い方は、カナヅチでたたくのではなく、
手で押し付けながら 回すと、レザーを切り取れます。
(カナヅチでたたくと、木部まで凹ましてしまって よろしくありません)
できれば ポンチは、充電ドライバーの先に装着して使うタイプがベターです。
なお 後述の 4)ポンチを使って ・・・ でご案内しているように
よく切れるカッターナイフで 四角に切り取る方法もあります。
2)同じ ポンチを使って、別途用意した両面テープ付きレザーを切り取ります。
このレザーで 1)で切り取った穴に埋めることになります。
・ レザーの裏側に両面テープを貼っておいたもの を切り抜いて
1)で切り取った穴に埋める 方法(両面テープで貼り付けることになります)
と
・ レザーだけのものを を切り抜いて、瞬間接着剤などを使って
1)で切り取った穴に埋める 方法
があります。
3)両面テープ付きレザーを 穴に置き入れてみます。
穴の周辺部と 高さが揃うようにするのがコツです。
必要に応じて 両面テープを重ね貼りをして
穴の周辺部と 高さを揃えます。
高さが揃った状態で、両面テープの粘着材で固定します。
3’) 両面テープの重ね貼りなどで 高さを揃えた状態で
瞬間接着剤を使って固定する方法もあります。
なお、瞬間接着剤でなくても
スーパーXなどの接着剤の方が、高さ揃えや 位置決めがやりやすいです。
(はみ出た接着剤も パーツクリーナーなどで 拭き取れますし・・・)
https://www.amazon.co.jp/%E3%82%BB%E3%83%A1%E3%83%80%E3%82%A4%E3%83%B3-%E8%B6%85%E5%A4%9A%E7%94%A8%E9%80%94-%E3%82%B9%E3%83%BC%E3%83%91%E3%83%BCX-P20ml-AX-038/dp/B000TGLKPE/ref=sr_1_1?dchild=1&keywords=%E3%82%B9%E3%83%BC%E3%83%91%E3%83%BC%EF%BC%B8&qid=1629798262&sr=8-1
なお、
4)ポンチを使って 丸く切り取るのではなく、
よく切れるカッターナイフで 四角に切り取る方法もあります。
5)ビス穴より一回り大きく レザー生地を
四角に 切り取ります。
6) 5)で 四角に切り取ったピースを型にして
埋め込むための レザー生地ピースを切り出します。
7)両面テープや、瞬間接着剤や、スーパーXなどの接着剤を使って
切り取り穴に レザー生地ピースを埋め戻します。
その際には 穴の周辺を マスキングテープで養生しておくと
はみ出た接着剤を 拭き取りやすいです。
下記も、 ご参考にしていただけるかと・・・
バカ穴 修理
http://yasudaya-kagu.com/archives/category/%E5%AE%B6%E5%85%B7%E3%83%AA%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%83%BB%E4%BF%AE%E7%90%86/sonota/page/21
https://tukuru-hito.com/2018/06/17/post-855/
https://esse-online.jp/housework/51879
動画
https://www.youtube.com/watch?v=q6aXOdDciCo
https://www.youtube.com/watch?v=OgImMpqwF9Q
穴あけポンチ 10mm
https://www.amazon.co.jp/s?k=%E7%A9%B4%E3%81%82%E3%81%91%E3%83%9D%E3%83%B3%E3%83%81+10mm&i=diy&__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&ref=nb_sb_noss
https://www.amazon.co.jp/%E6%96%B0%E6%BD%9F%E7%B2%BE%E6%A9%9F-Niigataseiki-HMP-12-%E5%85%AD%E8%A7%92%E8%BB%B8%E7%9A%AE%E6%8A%9C%E3%81%8D%E3%83%9D%E3%83%B3%E3%83%81-12mm/dp/B0042W8ICY/ref=sr_1_6?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&dchild=1&keywords=%E3%83%9D%E3%83%B3%E3%83%81+%E7%A9%B4%E3%81%82%E3%81%91+%E5%85%85%E9%9B%BB&qid=1629799816&sr=8-6