2024年03月02日10:30
磁石式アンカーの補修方法です。≫
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磁石式バックドア側アンカーのタブが折れてしまった場合の補修方法を ご案内申し上げます。
正常な状態
タブが折れてしまった状態
↓
折れてしまったタブに代えて、穴の中に 強めの糸を固定することで補修ができます。
==============
補修の手順を ご案内します。
1)磁石タイプのバックドア側アンカーは、磁石の真ん中の穴に タブが樹脂リベットで固定されていて、
裏面に貼ってある粘着材で 鉄板部分に貼り付けられた状態にあります。
樹脂リベットは センターピンが押し込まれることで固定されています。
磁石アンカーの分解図
2)まず、磁石から樹脂リベットを外します。
樹脂リベットは、上イラスト図のように 2つの部品で構成されています。2つの部品のあいだにカッターナイフの刃などを挿入して、センターピンを浮かすことで 2つの部品を分離できて 樹脂リベットを磁石から抜き出すことができます。
カッターナイフの刃をこじるようにして、少しづつセンターピンを浮かしていきます。
ニッパーなどを使いますと より外しやすいです。
樹脂リベットを抜き出すことができました。
3)強めの糸(釣り糸のPEラインなどが良いです。100均ショップにもあります)を輪っかにしてから、端をコブ玉状にしたものを用意しておきます。輪っかの大きさは まっすぐにした状態で1~2cm程度の大きさにしておきます。
4)コブ玉状にした部分を 磁石の穴の中に入れてから、小さくしたしたティッシュを つまようじなどで 押し入れていくと、 輪っかにした糸を仮固定状態にできます。
5)詰めたティッシュやコブ玉部分に瞬間接着剤を染み込ませます。
磁石の裏側から見た画像です。磁石の穴は内側で広がっています。
実際には 磁石の裏面全体に粘着材が貼られていますので、瞬間接着剤が裏側から漏れ出てしまうことはありません。
6)さらに 穴の中に テッシュを押し入れて 瞬間接着剤を染み込ませていきます。
7)染み込ませた瞬間接着剤が 完全に固まってから、輪っかにした糸を強く引っ張ってみて 抜け出てこないことを確認してください。
=====================
別の補修方法も ご案内いたします。
磁石の穴に フック部分をビス止めしてしまう方法もあります。
ドリルビス(ピアスビス、テックスビス)を使って 充電ドライバーで固定してしまうのが 簡単です。
ドリルビスは、先端がドリル状になっていて、鉄板に下穴を開けながらビスをねじ込むことができます。
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補修したアンカーに ショックコード(ゴム紐)を つなぎ直す手順や、
ショックコード(ゴム紐) 切れてしまっている場合の ご案内です。
こちらのブログを参考にしてください。
https://aizurv2.hamazo.tv/e9790842.html
https://aizurv2.hamazo.tv/e9265016.html
==============================================
既設の磁石アンカーを剥がす方法をご案内します。
ショックコード(ゴム紐)の 磁石側フックを外してから、袋状の中に入ってしまわないようにフック部分に 2重リングや紐などをつなげておくか、ガムテープなどを巻いておきます。
1)石油系溶剤をご用意ください(ベンジン、キャンプなどで使うホワイトガソリン、灯油、ガソリン、軽油、シリコンオフ など・・・)
磁石の粘着材のところに カッターナイフの刃を少しづつ入れていきます。その際 ナイフの刃に石油系溶剤で湿らせながら刃を入れていくと 切り進めやすいです。
(細い糸を使って 粘着材部分を切って取り除く方法もありますが、その場合でも 糸を石油系溶剤で湿らせながら行うと 切り進めやすいです )
なお、ラッカーシンナーなどの溶剤は塗装を痛めてしまいますので 使わない方がベターです。
カッター刃を入れている画像
2)磁石を剥がし取った後の まだ残ってしまっている粘着材は、石油系溶剤を使って 溶解させることで 簡単・キレイに取り除けます。
(ヘヤードライヤーなどで 適度に温めながら剥がしていく方法もあります)
なお、ラッカーシンナーなどの溶剤は塗装を痛めてしまいますので 使わない方がベターです。
まず、残ている粘着材の上にテッシュペーパーを数枚重ね置きます。次にテッシュペーパーに石油系溶剤を湿らせて テープで1時間ほど密閉しておきますと、粘着材が溶解されて キレイにはがれてくれます。
溶剤を湿らす前に テッシュペーパーの周辺にテープを貼っておいて、 溶剤を湿らしたあとで しっかりと密閉状態を作ることがコツです。
覆っている画像
石油系溶剤を使って 粘着材を 簡単・キレイに取り除く方法は、こちらのブログでもご案内しております。参考にしていただければと存じます。
https://aizurv2.hamazo.tv/e9665705.html
なお、ブログ内でもご案内しておりますが、「粘着材剥がし」などを使われる方法は、剥がし取った後で 再び粘着材を貼り付ける際に不具合の元になる可能性がありますのでご注意ください。
正常な状態
タブが折れてしまった状態
↓
折れてしまったタブに代えて、穴の中に 強めの糸を固定することで補修ができます。
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補修の手順を ご案内します。
1)磁石タイプのバックドア側アンカーは、磁石の真ん中の穴に タブが樹脂リベットで固定されていて、
裏面に貼ってある粘着材で 鉄板部分に貼り付けられた状態にあります。
樹脂リベットは センターピンが押し込まれることで固定されています。
磁石アンカーの分解図
2)まず、磁石から樹脂リベットを外します。
樹脂リベットは、上イラスト図のように 2つの部品で構成されています。2つの部品のあいだにカッターナイフの刃などを挿入して、センターピンを浮かすことで 2つの部品を分離できて 樹脂リベットを磁石から抜き出すことができます。
カッターナイフの刃をこじるようにして、少しづつセンターピンを浮かしていきます。
ニッパーなどを使いますと より外しやすいです。
樹脂リベットを抜き出すことができました。
3)強めの糸(釣り糸のPEラインなどが良いです。100均ショップにもあります)を輪っかにしてから、端をコブ玉状にしたものを用意しておきます。輪っかの大きさは まっすぐにした状態で1~2cm程度の大きさにしておきます。
4)コブ玉状にした部分を 磁石の穴の中に入れてから、小さくしたしたティッシュを つまようじなどで 押し入れていくと、 輪っかにした糸を仮固定状態にできます。
5)詰めたティッシュやコブ玉部分に瞬間接着剤を染み込ませます。
磁石の裏側から見た画像です。磁石の穴は内側で広がっています。
実際には 磁石の裏面全体に粘着材が貼られていますので、瞬間接着剤が裏側から漏れ出てしまうことはありません。
6)さらに 穴の中に テッシュを押し入れて 瞬間接着剤を染み込ませていきます。
7)染み込ませた瞬間接着剤が 完全に固まってから、輪っかにした糸を強く引っ張ってみて 抜け出てこないことを確認してください。
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別の補修方法も ご案内いたします。
磁石の穴に フック部分をビス止めしてしまう方法もあります。
ドリルビス(ピアスビス、テックスビス)を使って 充電ドライバーで固定してしまうのが 簡単です。
ドリルビスは、先端がドリル状になっていて、鉄板に下穴を開けながらビスをねじ込むことができます。
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補修したアンカーに ショックコード(ゴム紐)を つなぎ直す手順や、
ショックコード(ゴム紐) 切れてしまっている場合の ご案内です。
こちらのブログを参考にしてください。
https://aizurv2.hamazo.tv/e9790842.html
https://aizurv2.hamazo.tv/e9265016.html
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既設の磁石アンカーを剥がす方法をご案内します。
ショックコード(ゴム紐)の 磁石側フックを外してから、袋状の中に入ってしまわないようにフック部分に 2重リングや紐などをつなげておくか、ガムテープなどを巻いておきます。
1)石油系溶剤をご用意ください(ベンジン、キャンプなどで使うホワイトガソリン、灯油、ガソリン、軽油、シリコンオフ など・・・)
磁石の粘着材のところに カッターナイフの刃を少しづつ入れていきます。その際 ナイフの刃に石油系溶剤で湿らせながら刃を入れていくと 切り進めやすいです。
(細い糸を使って 粘着材部分を切って取り除く方法もありますが、その場合でも 糸を石油系溶剤で湿らせながら行うと 切り進めやすいです )
なお、ラッカーシンナーなどの溶剤は塗装を痛めてしまいますので 使わない方がベターです。
カッター刃を入れている画像
2)磁石を剥がし取った後の まだ残ってしまっている粘着材は、石油系溶剤を使って 溶解させることで 簡単・キレイに取り除けます。
(ヘヤードライヤーなどで 適度に温めながら剥がしていく方法もあります)
なお、ラッカーシンナーなどの溶剤は塗装を痛めてしまいますので 使わない方がベターです。
まず、残ている粘着材の上にテッシュペーパーを数枚重ね置きます。次にテッシュペーパーに石油系溶剤を湿らせて テープで1時間ほど密閉しておきますと、粘着材が溶解されて キレイにはがれてくれます。
溶剤を湿らす前に テッシュペーパーの周辺にテープを貼っておいて、 溶剤を湿らしたあとで しっかりと密閉状態を作ることがコツです。
覆っている画像
石油系溶剤を使って 粘着材を 簡単・キレイに取り除く方法は、こちらのブログでもご案内しております。参考にしていただければと存じます。
https://aizurv2.hamazo.tv/e9665705.html
なお、ブログ内でもご案内しておりますが、「粘着材剥がし」などを使われる方法は、剥がし取った後で 再び粘着材を貼り付ける際に不具合の元になる可能性がありますのでご注意ください。